──BMW 318i 四方山話──
欧州車の照明スイッチは国産車とは違う場所についています。
具体的には、ハンドルの右奥に右のようなコントロール・パネルがあります。
パネルがかなり奥にあるので、意識しないと点灯/消灯ができず、また状態が一目瞭然でわかりますが、国産車になれているとやはりちょっと使いづらいですね。
左の回転スイッチが前照灯で、消灯(現在)、スモール・ライト、点灯となります。
ロー・ビーム/ハイ・ビームの切り替えやパッシング・スイッチは国産車と同じです。問題なのはその右側のスイッチ群で、左上の時計マークのものは速度計などのバックライトの明るさを調節します。
ここにある必然性はあまりないような気がしますが......。初めて知ったのが右上隅のスイッチ。
これはロー・ビームの上下照射角度を調節するもので、トランクに重い荷物を入れてライトが上を向いた時などに、ライトを下に向けるもので、0(デフォルト)から2まであります。
右下のスイッチはフォグ・ランプで、左側がフロント(右の写真)です。
国産車にないのが、後ろのフォグ・ランプで、右の写真の中で、右側のみが明るく点灯しているのがお分かりいただけるでしょうか。
これは霧の中で、後続車にその存在を知らせるためのものだそうですが、後続車の邪魔にもなるので、ドイツでは視界が30m以下の時にのみ点灯が許されているのだそうです(違反車には罰金もあるそうです)。
ドイツでは左右とも点灯するそうですが、国内で販売する場合は右側のみの設定になっているそうです。 [戻る]
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