──候補実車拝見(3)── パサート(フォルクスワーゲン)
※写真はメーカーのWebより
ドイツ車はいいなぁーと思うようになった西村センセイ、フォルクスワーゲンのボーラ・ゴルフが狭いのなら、その一つ上のクラスを、と考えました。
具体的には上の写真の「パサート」という車になります。
外形は大胆な曲線を多用した日本車にはない感覚で、好みが分かれると思います。
センセイは、基本的にはまぁいいかなぁーと思うのですが、見る角度によってはちょっと曲線が強調されすぎて重苦しく感じることがあります。ドイツ車はきっちり7年ごとにモデルチェンジをするのだそうです――初めて知った――のですが、現行機種はその末期だそうです。デザインにちょっと古さを感じるのはそのせいもあるのかもしれません。
反面、シリーズ末期ということは、品質はかなり安定しているのが普通です(出たばかりの車はトラブルが多い)。
ワゴンには2,000ccもあるのですが、セダンは2,300cc、5気筒からになります。トランスミッションはオートマだけで、ギアのマニュアル操作が可能です。
大ぶりの外形と同じように、車内も大味。
ボーラ・ゴルフよりずっと広く感じますが、センセイとしてはもうちょっと小さくてもいいかなぁーと思います。後部座席は問題のない広さです。
フォルクスワーゲンの車内は基本的にアッサリしていて、余分なものはついていません。必要なものが必要なだけ、という感じです。ゴルフより上、という位置づけなのでトリムが木になっています。ボーラも同じですが、カタログで見るよりは渋く、嫌味ではありません。
トランクルームも広く、スキーをトランクから車内へ出すことが可能なのでセンセイにとっては便利です。
さて試乗。
ボーラ・ゴルフと比べると、見た通り、重量感があります。重心は低く、安定しています。座席も堅めですが、これは当初から了解済み。
エンジンが大きいので、押し出しのようなトルク感があります。
車体が重いので、燃費は公称でもリッター当たり10Km弱。実際にはずっと悪くなります。センセイのように長距離を走る場合、燃費の差は大きいので、これはマイナス要因。
なお、ボーラのところで言い忘れましたが、欧州車は必ずハイオクです。ガソリンスタンドにそれしか売っていないのです(有鉛/無鉛の区別はある)。普通のガソリンを入れると走らないそうです。
で、これでもいいかなぁーと思うのですが、問題は値段。完全に予算オーバーです(禁じ手のへそくりを使えば買えるけど)。BMWに近い値段です。
それだけ出して買うだけの価値があるかというと......正直なところ、微妙。ぐっと惹かれるものがない、とは言わないけれど、ちょっと弱いのです。
さて、西村センセイのパサートの最終評価は......
正直なところ......微妙。他に良い車がなかったら買うかもしれない。
※これらの車の評価はあくまで、西村センセイが自分の車として購入する場合の個人的な評価です。念のため。
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