平成17年4月19日更新

第2回:平成17年4月18日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

1.コンピュータおよびインターネットの歴史
2.情報技術と知的財産権

授業の運営方法

1.PCやOHPを使った講義
2.事例に関するディスカッション

学習課題 予習・復習

1.「情報化社会」の問題点に関するテーマを提出する(30分)
2.情報倫理に関連する事例案を提出する(30分)
3. 知的財産権を侵害した事例を報告できるように準備をする(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。〔 〕内は金光の補足ないしはコメントです)

Q.情報(技術)の特殊性とは何だと思いますか?

A.

たちのないものを扱う。かたちがないのに価値がある それ自体を区別できない
実体が無いもの。アナログではなくデジタルで、数字で現わせられるもの。
目に見えないもの。物体では考えられない形。
目に見えないけれど、〔原文のママ〕
モノの型はないが科学技術を支えている。
形がない。(サービス的) 共有性が高い。
形の無いモノ
目にみえないものソフトウェア
形を持たない。物と同じ扱いが出来る。
形のないものなので自由に形成できることだと思います。
『知識,実体がないもの』
具体的なものではない
情報だけ実体がないなどの他と形体が違う

〔以上、確かに情報は「モノ」とは異なり「無体」であるという点は大きな特徴ですね。私たちはこの「形のないもの」をどのように扱えばいいのでしょうか。現状、どのような規範が存在しているのでしょうか。情報(技術)の特殊性を顧慮しながら、こうした点も考えてみてください。〕

誰でも知識的な情報を得る事が出来る。情報に関するとても利用する上での便利性が高くそのため情報に関する保護が必要である。
情報の発信、収集が容易。
誰でも手にする事が出来る。
手軽に手に入れれる

〔以上、この点はまさに現在の情報化社会において言えることですね。課題1ともかかわりますが、ここには光の部分と影の部分の両面が存在すると考えられます。情報を容易に手に入れられることの光の部分は?影の部分は?考えてみましょう。〕

共通性が高い。
共有性が高い 伝達速度が速い
個人もしくは、個別の団体の情報(個人・機密)が公共の場を通ってやりとりされている。(現状ではメールなど暗号化されていないものがたくさんある)まったく同じコピーを作ることができる。

〔以上、ここにも光と影の部分があると考えられます。普段何気なくやりとりをして、恩恵に授かっている「情報」ですが、そこには光だけでなく、影の部分もあるのです。こちらも考えてみましょう。〕

作るものではなく扱うもの。

〔なかなか、思索をかきたてますね。情報を「作る」ことはできないのか?情報を「扱う」とはどのようなことか?よくよく考えると難しい問いです。〕

場所、時間にとらわれない
・いつでも、どこでも必要な情報を取れる。・ユビキタスの実現

〔確かにそうですね。「図書館に行かなくとも、図書検索などができる」というのが、今日の栃内先生の例でしたね。ところで、少し難しい問いですが考えてみてください。「真のユビキタス」とはどのようなものでしょうか。〕

次々に新しいものが生まれる

〔昨今の情報技術の進歩は、確かに目を見張るものがあります。〕

透明性があり、ある物質とちがい目の前にあっても確実性はないが利用価値が高い。
情報は特別に何かできるという事
情報=価値のあるデータ

〔情報は現在の社会を支える柱の一つです。しかも今日の授業で見たとおり、その技術発展のスピードはすさまじいものがあります。しかしここで考える必要があると思われるのは、すべての情報が価値をもつわけではないという点です。たとえば、匿名で書き込みされる掲示板などを例に考えてみてください。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。〔 〕内は金光の補足ないしはコメントです)

パワーポイントを見るのが楽しかった。

〔ありがとうございます。美しいスライドを作成してくださっているのは栃内先生です。〕

スライドのスピードが少し早かった。
スライドが早かった
少し、スライドの進め方や話す速さが速かった。
スライドを送るのが少し早くて大変だったが、講義自体は分かりやすくおもしろかった。

〔以上、講義でもお話しましたが、すべてを書き写してもらうことを意図してスライドを作成しているわけではありません。もちろん、スライドの記述でもう一度見たい箇所は講義中でも講義後でも遠慮なくおっしゃってください。〕

授業の進行がはやくて、ついていくのが大変だった。
前回の分もあって、大変だった。
前回は休んでいた人がいて、前回の復習はわかるが前回と同じことを、くわしく説明する必要はないと思う。それが授業が遅れているなら、なおさら
先生の声が少し速くて、聞き取りにくかったです。声の調子が優しいので、寝てしまいました。

〔以上、講義の初めのうちはどうしてもある箇所を重点的に扱ったりして、講義のペースが一定しないのはおっしゃるとおりです。ただ、これも皆さんにこの講義で扱う内容を少しでも理解してもらうためのことなのです。進行がはやく感じて理解が不安なところはオフィスアワーなども活用してみてください。〕

情報の利用性を学んだ
情報技術の発達の速さはすごい
PCの発達はすごいと感じた
コンピュータの歴史がおもしろかった!!
情報の発達の速さという所にとても興味をもてた。
情報について考えることができてよかった。
知っていることがほとんどだったが、知らなかったこともあり勉強になった。
知らない事ばかりでちょっとかしこくなった。

〔以上、今日の授業から学んだことや興味をもったことがあったようで、ありがとうございます。皆さんに提出してもらっている課題も講義と関連したものばかりです。ただ課題をこなすというのではなく、講義の内容を考慮しながら課題にも取り組んでみてください。〕

インターネットは便利だけど、情報が多すぎて実は不便だったりもする。情報量が多いからユーザーが情報の整理できないと情報をつかいきれない。

〔おっしゃるとおり、かえって不便だと感じるときもありますね。まさに影の部分もあるわけです。ではもっと具体的にいうと、どのような点が不便なのでしょうか。このように考えを進めていくと、さらに問題を考えるときの視野が広がると思います。〕

情報の伝達速度を光の速さで例えるのは適当ではないアナログ媒体(新聞など)の伝達速度と比べる(速さを強調するために)べきだと思う
・素人が使えるパソコン→GUIグラフィカル・ユーザ・インターフェイス

〔おっしゃるとおりです。今回は現在の情報伝達がいかに高速かということを強調するために光の速さと比較をしました。たとえば、レポートのときなどに機会があれば、ぜひアナログ媒体とも比べてみてください。〕

前回質問した教育実習についてですが約15人ほどがほぼ同じ期間授業に来れないのは問題無いのでしょうか。

〔次回、この件についてはお話して、ご相談することになると思います。〕

1週間ってあっという間ですね(笑)

〔最近では、私(=金光)には1年間もあっという間です。〕

今からGDです。

〔Group Discussionでしょうか。ちがったらすみません。〕

人に物事(1つ)を教えるには、10.20.もの知識能力を身に付けておかなければならないと感じた。

〔おっしゃるとおりです。しかしこれがなかなか難しい。〕

思っていたよりも、情報を考える必要がありそうだ…。

〔普段当たり前に思っているものほど、改めて考えてみると難しいものです。〕

1T=1兆 1P=1000兆 だと思うのですが…

〔おっしゃるとおりです。訂正ありがとうございます。〕


授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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