平成17年5月16日更新
第5回:平成17年5月16日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
中間試験
・これまでの学習内容に関する論述式試験を行う。
・これまでの学習内容を整理しておく。 (180分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。〔 〕内は金光の補足ないしはコメントです)
Q1.あなたが将来、ある会社「株式会社○○」にシムテムエンジニアとして就職したとします。何かの用で、社外の人と会う機会があったとして、「株式会社○○の山田です」と自己紹介しますか? それとも「システムエンジニアの山田で、現在は株式会社○○に勤務しています」と話しかけますか?
A1.(日本では、科学者・技術者集団という概念が希薄で、組織(会社)に属していると考える人の方が多いのが現状でしょう。)
1.「株式会社○○の山田です」 17名(70.8%)
2.「システムエンジニアの山田で、現在は株式会社○○に勤務しています」 7名(29.2%)
Q2.(前回と)今回の講義を聞いて、技術者の責任や倫理といった問題を自分自身の問題だと感じますか?
A2.将来の皆さん自身の問題なのですが、今のところ切実なものとは感じないというのが多いようですね。といって思考を停止してよいという問題でもありません。この講義を機会にぜひいろいろと考えてみてください。〔将来の自分のためにも〕)
1.感じる 9名(37.5%)
2.どちらとも言えない 14名(58.3%)
3.感じない 1名(4.2%)
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。〔 〕内は金光の補足ないしはコメントです)
今日の質問は当たり前だと思っていたことを考えさせられた。
〔Q1に関しては、たとえばアメリカなどでは回答が全く異なると思います。国や文化圏における違いを考えてみるとまた興味深いですよ。〕
きちんと授業を聞こうと思っているのですが、ただプリントを見て線を引き、話を聞いているだけだと眠くなって仕方ないです。
〔しかし、書く量が多すぎるとそれもまた大変という意見も。線を引いて話を聞くだけではなく、その問題を自身の問題として考えながら授業を受けるとまた違ってくると思います。〕
今回は、前回に比べて事例が少なくたいくつだった!!
〔抽象的な話が多かったのは事実だと思います。ただしQ2とも関係しますが、実は将来の皆さんの問題でもあります。〕
今日の内容はいまいち理解できなかった。
〔どんな些細なことでも構わないので、ぜひ質問に来てください。〕
技術者倫理について学ぶことができた。
技術者に課せられた責任について理解できた。
技術者倫理について、重要で自分に関係あることとして考えるようになったと思う。〔ありがとうございます。繰り返しになりますが、将来の皆さん自身の問題です。〕
技術者の立場の変化に興味を持てた。
〔今後もさらに変化を見せていくことでしょう。その意味でも「今日的問題についての知識」が必要なわけです。〕
倫理はやっぱり深いなぁと感じたカナ...
病人をいそいで病院へはこぶ時は多少スピードオーバーしても良いと思う。〔倫理学は「深い」というか不思議な学問で、同じ行為(=たとえば「病人を輸送するため速度違反をする」という行為)でも理論によってそれが正しい行為とされたり、悪い行為とされたりします。どんな理論があるのか、この場合にスピードオーバーが良いとするのはどんな理論なのか? 気になる人は遠慮なく聞きに来てください。〕
臨時試験がんばります。
〔ぜひ、がんばってください。〕
やっぱり休み明けはツラいです。
〔休みが明けた週のはじめはツライ。週も半ば位になると疲れもたまってきてやはりツライ。週の後半はもうバテバテでやはりツライ。。。なんてことはないですよね。〕
プレゼンメンバーが集まらなかった。次回も座席指定をお願いしたい。
次回も座席指定をお願いします!!メンバーが2人しか来てません(泣〔次回も座席指定をする予定です。〕
席指定する必要は無い気がしました。
〔上のような意見もあるので、ご了解ください。〕
毎週月曜の午前は松任の研究室のへやばん〔原文のママ〕なので少し大変です。
〔松任からの移動はたしかに大変でしょうね。〕
就職が決まったと思ったらすぐ教育実習で忙しいです。早く楽になりたい...。
〔ともかく就職が決まったとのこと、おめでとうございます。〕
ここでクイズにしちゃおうか、という発言について、もっと自信をもって授業を行ってください。私も人のことは言えませんが...
〔私は、自信のあるなしではなく、西村先生の授業のスタイルだと思いますよ。自分のスタイルを前面に出すというのは自信がないとできないことです。(この点は私(=金光)の苦手な点なのですが)〕
意外におもしろかった。
〔ありがとうございます。〕
HP、おもしろかったです
〔西村先生が長年用いられている手法です。ぜひいろいろな人の意見に触れてみてください。〕
授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。