平成17年10月20日更新

第17回:平成17年10月20日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

生命・医療倫理
・遺伝子操作、クローン技術、生殖技術など生命倫理を必要とする事例について考察する。
・生命・医療倫理の概説

授業の運営方法

・OHPなどを用いた講義
・クラス討議

学習課題 予習・復習

・予習:各自、生命・医療倫理に関する事例を2例探し、発表できるように準備をする。(120分)
・リサーチ・ペーパーを提出する。 (360分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は、栃内の補足ないしはコメントです)

Q.あなたは,脳死は人の死だと思いますか?

A.[個別のコメントは控えますので,各自,考えてみて下さい.なお,次回の講義で簡単に説明するつもりですが,脳死と植物状態は違います.]

1.脳死は人の死だと思う  56名(68.3%)
2.脳死が人の死だとは思わない  26名(31.7%)

1.脳死は人の死だと思う

・いしきがなく、機械を使わないと生命を維持できないのであれば、死んでいるのと同じだと思うから。
・そこまでいったら死と同じ
・なんとなく
・意識があるからこそ、人として生きていけると思うから。
・意識がないから
・意識がなく自分がなにをしているのかわからない人としての感性がなくなるから。
・確かに体は死んでいないと思う。しかし、そんなのは生きた人形だ。生きた人形なんて、死んでいるも同然だ。
・死とつくから
・死には、かわりない
・死んでいるのと同じ、金かかるし。
・自分が自分でなくなるから
・自分の意思を伝えることができないのは死んでいるのと同じ。
・自力では生きてゆけないから
・人が生きているということは労働など生活の基本となるようなことをすることだと思うから。
・人が動くことができないならば死んでいるのと同じ
・人のすべてをつかさどる脳が死んでしまっては、どうしようもないと思うから。
・人の死だと思うが、温かい家族を死んだとは思えないと思
・人の病気であるから。
・人間として文化的な生活がおこなえなくなった時点で死んだも同じ。
・人間の体内で起こるものなので人間の死であるのだろう。
・生きるということは悲しみや楽しさ、愛やにくしみを感じることだから。脳死は何も感じないので人の死
・他人とのコミュニケーションがとれなくなった時てんで死亡
・体が生きていても、考えることも呼吸することもなにもできない。そのような人は生きているといえないと思う。感情などがあることが人の生だと思う。
・動けないし、何も考えていないので、死と同じ。
・動けなくて感かくもないので死んでもしかたない
・肉体が生きているだけでは生きていることにならないと思う。
・脳は人にとって大変重要であるから
・脳細胞は一度死んでしまうと二度と生き返らないから

2.脳死が人の死だとは思わない

・いしきがないだけ
・ぞうきはまだ生きているから
・脳が死んだ時点でも、体の細胞はまだ生きているから。それでも、死ぬまでの時間は長いものではないが
・まだ呼吸をしているから。
・もし自分だったりかぞくだったりしたら死だとみとめたくないから
・今年の春、尼崎で電車脱線事件が起こり、一人の女性がいしき不明になったが数ヵ月後いしきがもどったのでいずれ、生きかえるかもしれないので脳死は人の死でない。
・死に近いだけだから
・人の死=心臓停止
・人の死とはその人間が忘れさられた時である、と考えるから。
・人は体をふくめたすべてのものだから脳死は意志の死でしかないと思う
・人間は脳だけで生きているんじゃない。全て止まったときが本当の死だと思う。
・生きているから
・体が正常であるのならば死んでいないと思う。
・動物は脳死しないのか? 質問がよくわかりませんでした。
・脳が死んでも心臓が生きていればそれはまだ真の意味での死ではないから
・脳死によって人格が損なわれると考えるが、機能している体としての物体があることからまだ完全な死ではないと考える。
・脳死はその人を思う人の気ちでそれぞれちがうと思う。脳死の人が死ぬことをねがっているなら脳死は死だと思う
・脳死中も意識があったという例が最近あったので


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は、栃内の補足ないしはコメントです)

[リサーチペーパーについて]

・I'm tired.because "Reserch Paper" compleat. [compleatって? complete or complicated?]
・この時期にあの量はきつい
・つかれた
・とても頭を使った。つかれた…
・はじめててつやした。
・ひじょうにつらかった。
・大変つかれた。
・大変だった
・他の科目に比べるとこの科目だけリサーチペーパーが大変である。
・リサーチペーパー大変だった…
・リサーチペーパー疲れた。ものすごく眠い。
・リサーチペーパー疲れました。かなり時間がかかりました。
・リサーチペーパー本当っマヂやばかった!!徹夜の嵐だった。
・リサーチペーパーはしんどかった。
・リサーチペーパーが本当に疲れた
・リサーチ・ペーパーは、今までしてきた作業で一番つらいと思った。  [以上,ハードな筋トレの脳味噌版でしたね.つらかった分,力が付いたはずです.]
・リサーチペーパーおわったー!!うれしいな
・リサーチペーパーが終わってよかった。
・リサーチペーパーが終わって良かった
・リサーチペーパーを完成させることができ、期限を守ることができて本当に良かった。
・レサーチおわって、すっきりした
・リサーチペーパーが終わりとてもホッとしている。次の課題もがんばりたいと思う。 [以上,お疲れさまでした.最後の課題もお忘れなく...]
・めっちゃしんどかったが、やりとげた感はある。
・リサーチペーパーは大変だったが、達成感があって良かった
・大変だったが、自分が調べたテーマについては、かなり詳しくなった。
・リサーチペーパーによって様々なことを知ることができた。
・リサーチペーパーの資料をあつめて、自分が知らない物事を知る事ができたのでその点は楽しかったが、書いているうちに自分はなにが書きたかったのかわからなくなってきた。
・読みものが多く大変であったが楽しかった。
・リサーチペーパがとても大変だった。でも、様々な知識が身についたと思う。 [以上,知的達成感・満足感を得ることができたようで,とても良かったと思います.これからも,様々な局面で知的達成感・満足感を得られるよう願っています.]
・自分の文章能力が足りなかったために思ったように文を書けず、ページ数が満たなくなったのがくやしかった。 [こちらも,悔しさを裏返せば達成感・満足感ですから,リサーチペーパーを書く意義はあったと思います.次に書くときはより良いものを書けば良いのですから.]
・リサーチペーパーの調査に3次資料もつかわせて欲しかった。 [3次資料は「孫引き」なので,資料としての価値が低いのです.全体を把握するのに3次資料を使うのは有効ですが,必ず2次資料,1次資料に当たることが求められます.]
・リサーチペーパーの提出に遅れてしまいました…;
・リサーチペーパーは、もう少し時間があれば、良かった。全調べ切れなかった。 [以上,時間は十分にあったはずですが??]
・リサーチペーパーは5枚程度と言われたが、文字数の目安がわからなかった。
・最後のページの結語というのか分からなかった。 [色々な文献を読んでみて下さい.]

[その他の一言]

・スロットがうるさかった。 [?]
・マック or マクド [これも世代や関東関西で使われ方は違うのでしょうか.ミスド,イトヨ(イトーヨーカ堂)はどうなんでしょうね?]
・やっとレポートおわったし… [課題7もお忘れなく.]
・ヤフーニュースで「中国軍・沖縄へ進行」というニュースがあった。内容は見出しのとおり。はっきり言ってバカ。嘘ってバレバレ。んなことしたら国際的にマズイでしょ。オリンピックどうなるの。話は変わるけど、Googleで「信じられないが、本当だ」と検索すると、面白いサイトにヒットする [皆があなたのように考えているのなら良いのですが,残念ながら,そうではないのですね.Googleを検索してみました.確かに面白い.けど,あやしいなぁ...]
・リサーチペーパーが終わったのでテストの勉強をしようと思う [是非.]
・リサーチペーパーの中で私は、「同じ人間なのに治ゆの可能性に違いがある」という表現をしたが、今日の授業の中で「機会の違い」という用語が出てきて、より明確な表現ができることを学びました。 [それは良かった! 栃内のボキャブラリーも貧困ですが,幾らかでもお役に立てたのなら幸いです.]
・レポートはつかれる。もうひといきなのでがんばろう。 [「もうひといき」って,リサーチペーパーがまだできていない,ということではないですよね?]
・レポートをやってねむかった。 [他の科目と重なって大変なことは理解しますが,学期末ですから...]
・レポート多いぜぇ…がんばって単位をとらなきゃ… [がんばってください.もう少しです.]
・移植医療などに関しては素晴らしい技術だと思う。個人的意見としては死してもなお人の役に立てれば本望だと思うからだ。しかし、遺伝子操作に関しては関心できない。それは人の根源に関ってくることだからである。人間の踏み込んでいい領域ではない、と思う。 [移植医療についても,人間の踏み込んでいい領域かどうか,考えてみて下さい.]
・原子力の時も感じたが、情報も便利な分、危険性が高いのだと思いました。 [光と影です.]
・最近はじめて、この授業のホームページをみた。ちっと面白かった [本科目の担当教員の一人,西村先生のお陰です.これからも時々覗いて見て下さい.]
・最後のレポートがんばろうと思う。 [是非!]
・授業の内容が一本につながった [それは良かった!! そう聞いて我々も嬉しいです.]
・情報化社会の中で生きていかなければならないので、自分でも自分自身の情報を守るよう心がけたく思った。 [そうですね.なお,「自分自身の情報」には,自分に関する個人情報だけでなく,自分が持っている情報全般が含まれているということに留意して下さい.]
・情報技術の発達のメリットとデメリットがわかった。 [それは良かった! なお,一応念のために述べておくと,我々は科学技術の発達を否定している訳ではありません.]
・先生は携帯もったほうがいいと思う [良く言われるし,持ってたら便利だろうなあと思うこともありますが...でも,トイレに入っているときに呼び出されたくないしなぁ...そういうときは電源を切ればいい,という考えもあるけれど,固定電話の場合は「出ない=その場にいない(物理的に出られない)」と認識されるのに対し,携帯電話の場合は「出ない=敢えて出ない」と認識されるので,それもなぁ,と思うのです.]
・話がむずかしかった [内容面の難しさはあると思いますが,栃内の問題でもあります.反省...]


授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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