平成17年8月26日更新
第2回:平成17年8月24日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
科学技術と社会の関係を探る
・リサーチ・ペーパーに関する解説
・科学技術と社会の関係を探る手法に関する解説
・諸理論(パラダイム論、モード論、社会構成主義など)に関する解説
・OHPなどを用いた講義
・ビデオを使った解説
・文献調査などを行い、リサーチ・ペーパー計画書の作成(120分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.科学とは自然についての客観的,普遍的な認識であって,その真理は唯一,絶対的であり,究極的には人類に善をもたらすものとして無条件に発達させて行くべきだ
A.
1. そう思う(4名 4.9%)
2. 概ねそう思う(7名 8.5%)
3. そう思わない(52名 63.4%)
4. 全くそう思わない(19名 23.2%) (回答83名 有効回答82名)本田より:授業の流れ上、皆さんの意見を誘導したところがあったかもしれませんね。しかし、「素朴な科学主義」はほんの10年前ならばむしろ常識的なものの見方でした。STSという分野はこの見方を様々な方向から切り崩すかたちで発展してきたと言えます。今後の授業を聞く中で、自分の考え方が強められるのか弱められるのか、時々皆さん自身に問いかけてみてください。
〔お休み〕
授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。