平成17年12月7日更新

第5回:平成17年12月7日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

科学技術と国家1
・科学技術と国家に関わる事例の解説1

授業の運営方法

・OHPなどを用いた講義
・ビデオを使った解説

学習課題 予習・復習

・科学技術が国家の政策によって影響を受けた事例を考える。(提出) (60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は本田の補足ないしはコメントです)

Q.次の中で,軍事科学技術と関係するものがあれば,選んで下さい:

A.〔肥料が一番難しかったようですね。肥料生産技術と火薬生産技術の多くの行程が同じものなのです。〕

1)潜水艦        37人
2)レーダー       37人
3)肥料         11人
4)飛行機        34人
5)コンピュータ     32人
6)抗生物質       30人
7)インターネット    22人
8)原子力        35人
9)カーナビ       17人
10)衛星放送       24人


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は本田の補足ないしはコメントです)

・ 第一次世界大戦と第二次世界大戦の裏側が見れた気がした。
・ 無関係だと思っていた戦争が意外と近い場所にあったのが驚いた。〔←そうなんですよね。初めて知ったときは驚きますよね。〕
・ 戦争には大量の科学技術が使われているのが分かった。
・ 肥料も戦争に使えるとは思わなかった。
・ 爆弾はとても恐い。
・ 科学技術と戦争の関係がよく分かった。
・ 科学の危険性を知った。
・ 科学技術が戦争と結びついたのは驚いたけど、どうやってそんな発見したのか。
・ 国家・国力=科学技術の関係が強くなるにつれ、良くも悪くも科学が発展していってると思った。〔←戦争は国家間の競争が暴力の形になって現れたものです。そして、兵器開発は戦争の勝敗に直接影響するので、開発競争が過激になっていくのが必然です。結果として、皮肉にも科学研究が進むのですね。〕
・ 戦争と科学技術が深く関わっていることに興味を持った。
・ 原子爆弾がなぜできたかというのを初めて知った。それは日本をつぶすものではなかった。〔←そうです。最初の狙いはナチス・ドイツを制圧することでした。〕
・ 科学技術は軍事技術と密接な関係があるんだなと思った。
・ 科学技術と国家の関わりがよく分かった。
・ 科学の発展に軍事関係の話は必ず出てくるが、やはり良い気分ではない。
・ 原子爆弾への投資の額に驚いた。〔←そうですよね。現在でもアメリカ軍の予算は目が飛び出るほどの金額を計上していますよ。〕
・ 世界大戦と科学技術の関係について興味があるので、次回が楽しみだ。
・ 今日は寝てしまった。すみません。〔←教室が暖かすぎたかもしれませんね。〕
・ 科学技術は良い方、悪い方どちらにも役立つものだと思った。
・ ナチスドイツを始めとした第二次世界大戦に生きた科学者・指導者はアニメ「鋼の錬金術師」にも出てきており、とても興味がわく。〔そのアニメは知りません。面白いのですか?〕
・ 戦争と科学は切り離せない関係だと思った。
・ 科学技術は軍事力に大きく関わっている。
・ 兵器を使った戦争はそれまでと比べられないほどの人を殺した。化学兵器を持ってはいけないと思った。
・ 戦争をおこす気がなくても使われる可能性があるなら考慮していかなければならない。〔←とてもいいセンスですね。私も同感します。〕
・ 眠かった。〔←つまらなかったのでしょうか?話し方を工夫しないといけませんね。〕
・ なんか、この授業の話は面白い。為になります。〔←ありがとうございます!〕
・ 久しぶりに太陽が見えて清々しかった。でも、風が強くて寒い。〔←本当にそうでしたね!〕
・ 戦争時の科学者の役割が分かった。しかし本来の科学者の目的とは外れていると思う。
・ 第一次と第二次の世界大戦は科学技術的に全然ちがう内容だと分かった。〔←いい点に目を付けていますね。そうなんです。だから第一次大戦が化学者の戦争で、第二次世界大戦が物理学者の戦争というわけです。〕
・ 世界大戦では科学者が悪い方向に活躍していたということで少し悲しくなった。
・ 理研とつながりのある会社の存在を知り、驚いた。〔←理研のヒット商品は、わかめスープ、ノンオイルドレッシング、圧力鍋などがあります。〕
・ 戦争について少し分かった。
・ 悪知識を働かすのは人間の得意分野?〔←ですね。〕
・ 科学技術自体は良くも悪くもなく、使い方が肝心だと思った。
・ 科学技術の多くは兵器として使えるものばかりだということが分かった。
・ 科学技術が戦争に絡むと恐い。
・ 肥料の軍事技術に関係があるとは思わなかった。〔←肥料と毒ガス、どちらもハーバーの知恵が生み出したものです。〕


授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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