平成18年11月22日更新

第1回:平成18年11月21日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

この科目で取組むこと
・科目の目的、内容、課題、評価方法などに関する解説
・本学の教育目的・目標との関係に関する解説
・科学技術と社会の界面に生じる問題群に関する解説(具体的な事例数件)
・リサーチ・ペーパーに関する説明

授業の運営方法

・OHPなどを用いた講義
・学生各自が認識した問題に関する口頭発表
・ビデオを使った解説

学習課題 予習・復習

・復習:科学技術と社会の間に生じる問題を五つあげる。(次回提出) (60分)
・文献調査を含め、リサーチ・ペーパーのテーマを考える。 (120分)


課題の解答

Q.これまで、科学技術と社会の関係についてじっくりと考えてみたことがありますか?

A.

1.考えたことがある(29名)
2.考えたことはない(32名)
3.未回答(1名)
4.未提出(0名)

1.考えたことがある ⇒ どんなことを考えた?

科学技術一般

・科学技術によって、どのように社会に貢献したのか。近年、様々な発明がテレビ、新聞で報道されているが、それがまたどのように社会に貢献するのか考えたことがある。
・科学技術のメリットとデメリットについて、社会にどんな影響があるのか?という内容について。
・科学技術が発展し豊かになってきているが、人はそれにつれて悪くなってきていること。
・科学技術が進歩することによって、社会が大きく変わると思うから。
・科学技術が発達しても人は幸せになれるのかということを考えた。
・科学技術の発展によって社会は物質的に豊かになってきた。

最先端技術

・最先端科学が社会にどのような影響を持つのか興味があったから。科学技術が将来の生活をどのように考えていくのか知りたいと思ったから。
・アニメや漫画で未来が輝かしく描かれていたが、本当にそういった未来になるのか?

生命・医療

・昔、義手や義足などについて考えていたとき、この技術が発展すれば筋ジストロフィーのような身体に異常のある人が救われるのかと思いましたが、体のほとんどを機械にしてしまえば、ある程度の不死が実現できる可能性がある。SF的な考えだが、ありえなくもないと思う。そうなった時に社会はどうなるのか、ということを考えていた。
・朝顔のコルヒチン処理の実験をしたとき、こんなにも簡単に人為的に自然界の物を変化させることができるとわかり、技術は使い方によっては大きな影響を与えてしまうということがわかった。
・医療や創薬等の進歩で人間の寿命は延びるということ。
環境問題(公害問題)
・例えば、最近地球温暖化という問題が発生しています。それに対し、何をすれば解決できる?石油のエネルギーを無汚染エネルギーに変えたいときに、科学技術が必要だ。
・科学技術は社会にどのような影響を与えるのかなど。特に四大公害について考えました。それと、科学技術と社会の進歩の関連性など。
・ゴミ問題を学校で学んだとき、科学技術は本当に人にとって良い方向に進歩してきたかということについて考えた。
・ゴミ問題などの環境問題や原子力発電所の放射性物質の流出するなどの事件など。
・化学[科学?]技術の発達によって、地球がどんな影響を受けているのか。
・科学技術が進むことによっての地球環境などの問題。
・小中学校で環境のことを考えることがあったから。
・自動車と地球温暖化との関係について考えた。
・環境に対しての対策

エネルギー問題

・北陸は数多くの原子力発電所を海岸沿いに持っている。そのことをテーマにした研究を高校時代に体験した。他にも、水力発電所やゴミ処理のクリーンセンターへの訪問など。
・原子力発電は本当に安全なのだろうかということ。

情報技術

・高校が工業高校だったので情報のことやコンピュータなどについて考えた。これからのコンピュータについてなどを考えた。
・ネットワーク社会と人間との係わり合い。AI、サイボーグなどの新しい技術が確立したときに起こる社会問題。
・情報のやりとりの様式と伝達速度の変化や、それによる意識の変化など。

車社会

・科学技術は社会の特に経済的に重要だと思う。あれば便利。たとえば現代社会にとっては自動車は一家に一台以上といえるほど車社会と言われ、時間、距離面でいう移動は非常に楽になった。しかしそれだけ人間の体の弱体化といったマイナス面もある。便利にしてくれた科学技術、また生物的な肉体の弱体化といった悪影響も様々にある。科学技術が社会に与える影響も技術者は考えるべきだと思う。

国家と科学技術

・どういう技術を使えば世界を征服したり人類を滅ぼしたりできるだろうかとまじめに考えた。
・日本が今どのくらいの科学技術を持ち、社会に生かしていけるのか。

ノーベル賞

・ノーベル化学賞を受賞した白川英樹さんが地元の人だったので、その白川さんの研究の電気を通すプラスチックについて少し考えたことがある。

2.考えたことはない ⇒ なぜ考えなかったの?

当たり前に存在するものだと思っていた

・今まで、この社会を当たり前のように生活していたので、科学技術と社会の関係を考えたことがありませんでした。
・当たり前のものが当たり前に存在する。それだけだったから。環境に関する問題などでも他人事になっていた。
・身のまわりにある物や事を見慣れてしまって当たり前のことだと考えていたから。

深く考えなかった

・科学技術と社会のそれぞれについてはなんとなく考えたことはあるが、それらを関連づけて考えたことはなかったから。
・テレビや本で、いろんな科学技術を知るが、すごいと思っても、社会にどのように関係があるかなどは考えなかった。
・「科学技術」という言葉は聞いたことがあったが難しいので深く考えないようにしていたから。
・今まで科学技術に興味を持っていたが、あまり深く考えたことがない。
・今までは科学技術の発展で便利になったなとしか感じてなかったから。

身近ではなかった

・身近で科学技術を実感していないから。科学技術を用いられていても、当たり前になっていて、気付かなかったから。
・科学技術と社会について興味はなく、日常生活において、身近に感じることがなかったため。
・自分には関係ないと思っていた。何も考えていなかった。
・身近にあることを自覚してなかったからだと思う。
・身近に科学技術という存在がなかったから。

機会がなかった

・生まれたときから親に社会というものを教えられて今日まで育ってきて、特に社会に疑問を持つことがなかったから。
・考える機会がなく、科学技術という言葉が難しそうだから。興味がなかったから。
・科学技術と社会の関連性について考えるきっかけがなかったため。
・特に身近で考える機会がなかったから。
・そのような話が出なかったから。
・きっかけがなかったから。
・考える機会がなかった。

興味がなかった

・私は昔から科学技術や社会に興味がなかったので、そこまで深く考えたことはない。たしかに、授業などをした覚えはあるけど、そこまで積極的に取り組まなかった。
・興味がいまいちわかなかったから、というのが大部分。科学技術といっても様々なものがあるし、それぞれについて何か考えるという機会がなかったから。
・科学技術と社会の関係というものに興味を持っていなかったからだと思う。
・興味がないから。普段、科学技術や社会についてあまり考えないから。
・考える時間があれば、自分の趣味に走ってしまっていたから。
・科学技術に対して興味を持てなかった。
・興味がなかった。

科学技術って何?

・まず、科学技術と社会が結びついていることがあまり想像できなかったから。また、いまいち「科学技術」という言葉の定義がよくわかっていないこともある。
・身近にあり、あるのが当然だと思っているので考えたことはない。もしかしたら考えたことがあるのかもしれないが科学技術の範囲がよくわからない。
・社会全体と科学技術のつながりがあると思っていなくて、科学技術とは何かといわれたら答えられないからである。
・科学技術という言葉がどういう分野を指しているのか、正確に理解していないから。


今日の一言

講義の内容

・一回目の講義を受けて、とても調べてみたいことが多々あるので、おもしろそうだと思った。レポートは少し多いが、がんばる。
・科学技術とは何かということを考えていく必要があると思った。その上で社会とのつながりを見つけるべきだと思う。
・今まであまり科学技術に興味はなかったが、これをきっかけに新聞などで調べてみようかと思った。
・科学技術は生活をより便利にしてくれるが、地球や人体などに多大な影響が生じる。
・物事を一方からだけでなく、多方面から見ることを心がけたいと思いました。
・技術の歴史は深いと思った。で、しっかいとその歴史を学びたいと思った。
・科学技術と社会は大きな環境、その中で私たちは勉強していきたい。
・今日の授業で科学技術と社会について考えた方がいいとわかった。
・話が難しかった。でもくわしく説明していて、少しは理解できた。
・どういう学習を行えばよいのか、よく理解できなかった。
・大変そうな授業なので、これからがんばっていきたい。
・講義に興味を持つことができたのでよかった。
・思ったよりおもしろそうだったのでよかった。
・予想していたよりも面白そうな授業だった。
・難しそうで大変そうなイメージを受けた。
・やるべきことの内容がよくわかった。
・なかなか難しい授業内容だった。
・おもしろそうな授業だと思った。
・科学技術は負の影響も大きい。
・考えることは大切だと思った。
・興味が持てる講義内容だった。
・科学技術って何ですか?
・内容が難しそうだった。
・興味深い内容だった。
・大変。
・良。

講義の形式

・字を書くのが苦手なので、この授業には苦戦しそうな気がする。
・ゆっくり説明しているのでわかりやすかった。

スライド

・PowerPointの内容でメモしたいところをメモできなかった。できれば教材配信等でその内容が確認できれば幸いに思う。
・スライド送りが早い。メモする時間が足りない。

課題

・Webでの仕事の信頼のあやふやはありますが、新聞の捏造と偏った思想記事はどうすればいいのでしょう。新聞もWebも大差ないと思うのですが・・・
・課題の説明を聞いて、全部しっかりとやらなければ単位がもらえないということがわかったので、油断せずに、課題を完成しなければならないと思った。
・テストや授業での主な活動が「文章を書く」ということらしく大変そうだが、半端なことはせずにがんばりたい。
・課題をこなすのが大変そうだと感じた。科学技術に関して少しでも興味がわいたらよいと思う。
・いきなり課題が出て、たいへん。授業は本田先生の声が聞き取りやすく、好印象です。
・課題が多い科目だと思うが、単位が取れるようにがんばりたいと思う。
・課題は役に立ちそうだけど、大変そうだと感じた。
・課題が多くて大変そうだった。
・課題が大切になってきそう
・課題の多さにおどろいた。
・課題前半多い大変そう。
・課題が多そう。
・課題多いです。

配布物

・配布物を取りに行く人の整理をした方がよかったと思う。(前が混雑しすぎ)
・プリントが多く配られた。科学技術の光と影を考えていきたい。

その他

・これからがんばって科学技術と社会の関係を勉強していきたい。
・二回目なので単位を落とさないようにしたい。
・特に要望は今のところないです。
・ファイト一発!!
・眠かった。


授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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