平成19年9月11日更新
3EI1クラス
第5回：平成19年9月11日 学習内容／授業の運営方法／学習課題（予習、復習）／課題の解答／今日の一言
・技術者が共有すべき価値と倫理綱領
・倫理綱領の歴史、構造、機能に関する解説
・スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故に関する解説
・PCおよびOHPを用いた講義
・チャレンジャーに関するビデオの視聴
・配布されている参考資料を精読して、「倫理綱領に関する課題」を作成し、提出する。（60分）
・テキスト『技術倫理１』の第3章および第４章を精読する（60分）
課題の解答（表現はできるだけ原文のママです。［ ］内は西村の補足ないしはコメントです）
Ｑ．科学者・技術者の責任に関する3モデルの中で、最も説得力があると貴方／貴女が感じたのは?
Ａ．（コメントは控えます）
１．社会契約モデル 7名（15.9％）
２．社会実験モデル 20名（45.5％）
３．相互依存性モデル 13名（29.5％）
４．無回答 4名（ 9.1 ％）
１．社会契約モデル
・技術者も医者とか弁護士とかと同じ専門職だから。
・社会における技術者のポジションが明確にされているように思うから
・全体的に説得力がある
・長い時間を費し技術を得た者が社会に対するそのサービスを独占できる点２．社会実験モデル
・将来技術者になり世の中に新しい製品を造り出していくかもしれないため、その安全性は１番気を付けなければならない事であるから
・安全に対しての責任の重み
・技術者に責任がある事を一番訴えているように感じた
・技術者の責任が強い
・実験のように失敗の上に成功があるから
・社会を相手にしているという認識をしなければいけないというのがとても大きいと思ったから
・新しい技術の結果は慎重に考えなくてはいけないと思う
・新技術というものは成功、失敗によって社会に多大な影響を与えるものであり実験のようなものだと私自身も感じたから
・責任という面では１、２、３、どれもけっきょく自分以外に向けられているような気がしてあまりピンとこなかった。とくに３はもとから他によると言っているし、１では独占のようになり、さらに倫理が低下しそうだ。２も結果をかぶるのは社会だが自分も所属している分考えるのではないかと思った。３．相互依存性モデル
・どちらかといえば３
・互いに助け合って生きていくことに共感したから
・公衆とプロフェッショナルとの間に信頼関係が崩れれば社会そのものが崩壊するという考えに共感したから。
・自分の専門外のことに発展した場合協力することが必要
・社会が支えあって成り立っていると思ったから
・特に理由は無い。直感
今日の一言（表現はできるだけ原文のママです。［ ］内は西村の補足ないしはコメントです） ※本日全数掲載
・9月13日の講義は内定先の研修合宿のため休みます ［了解しました。長いつきあいですが、内定、おめでとうございます!!］
・アレは何なんだ ［????］
・いつもよりつかれた ［どうしたのかな?］
・おなかがいたい ［大丈夫ですか? トイレに行きたい時は目で合図してからご自由に］
・すごくねむかった ［こちらもお疲れのご様子］
・スライドが早い ［飛ばしたスライドはあまり気にせずに］
・つかれた。授業はたのしかった ［こちらもお疲れのご様子。後半は、ありがとうございます］
・とくにないです。 ［はい］
・なぜ倫理を教えようと思ったんですか？ ［う〜ん......。自分から教えようと思ったわけではありません。この時代を考えるのに必要だからおはなししているのです、と言ったらどう思います?（ホントなのですが）］
・ねむかった
・まじねみい ［こちらも、お疲れのご様子］
・価値は難しいと思いました ［そうかもしれません。でもみんな、実は──気づかないうちに──それを考えているんじゃないかなぁー］
・課題が難しくなってきて大変です ［この科目の、でしょうか］
・技術業において尊重すべき価値が少し分かった
・技術者の責任はいろいろあると思った ［以上、ありがとうございます］
・月200万稼いだ人がいるらしいです（このクラス） ［へぇー］
・公衆の安全、健康、福祉が最優先だということが分かった。 ［少なくとも今の時代は最優先、ですね］
・今日は○○［原文人名］の絶好の顔面自打球日和です。 ［????］
・今日はまた暑い（外が） ［日差しは厳しいですよね。でも日陰は寒いくらい......。秋なんですね］
・今日友達と遊びに行くのでウキウキです。本田先生の方がおもしろかった･･･ ［前半はおめでとう。後半は、良く言われます。］
・難しい
・難しかった ［以上、ここが頑張り時では?］
・複雑だった ［こちらも同様］
・勉強になりました。
・毎回考えさせられる ［以上、ありがとうございます］
・倫理は難しいと思う ［センセイも、実はそう思っています］
・話がむずかしかった ［でも、外国の事情は十分考慮しましょう］
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。