平成20年9月29日更新
3ER1クラス
第10回:平成20年9月29日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
・中間試験についての解説
・技術者倫理の制度化
・国際社会における科学技術者倫理
・技術者が共有すべき価値と倫理綱領
・倫理綱領の歴史、構造、機能
・技術者が知らなければならない法律(知的財産法、独禁法、PL法)
・PCを用いた講義
・事例の事実関係を調査する課題の提出(180分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.エンジニアへの道や技術者の社会的地位は、国によって異なると思いますか?
A.(講義中にご説明したように、現状と今後ではずいぶん状況が異なることになると思います。原則としてコメントは控えます)
1.世界のどこでも同じ 6名(10.0%)
2.国や地域によってかなり異なる 49名(81.7%)
3.わからない 4名( 6.7 %)
4.無回答 1名( 1.7 %)
1.世界のどこでも同じ
・どこでも同じであっても欲しい。良い意味で。
2.国や地域によってかなり異なる
・違うと思う
・国や地域によって、かなり、異なる。
・日本でも会社によっては違う。中小・零細(前川製作所など)と大企業では全く異なる。後進国や先進国でも違うだろう。 [(株)前川製作所というのは産業用冷凍機や冷却プラントを中心とした総合機械メーカーを指すようです]3.わからない
・日本のように仕事のない技術者(町工場)もいれば中東といった発展途中の国で重宝されている人もいる。でもすべての日本の技術者がそうでないように中東の場合もそう考えれば、同じとも違うとも言いがたい。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
[Agoraについて]
・アゴラの設問が分かりにくかったです。 [わかりました。改善の方向で検討します]
・アゴラは前回までにだすんですか?当日でいいんですか?アゴラで全て書いているのにきにゅうもれがあるってエラーがでたんですけど・・・ [システム上、当日でも間に合うはずです。ただし、サーバーがオランダにあるため時差があるはずです。エラーが発生した場合は、個別にご相談ください][今日の一言]
・60年、成田、70年代闘争があったのに、その下の世代が政治に関心を持たなくなったのは?70年代闘士が赤軍派にかわったから?それともバブルを体験したから? [いろいろな要因があると思います。例えば赤軍派、革マル派等の運動が過激化し、普通の人達から離れていったこともあるでしょう。ただしベースにあるのは、お話ししたようにその後経済中心の社会に移っていったためだと思います]
・さむくなりましたね [そうなんですよ。センセイのアパートは安普請なので、毛布だけでなく、ついに布団も用意しました。ただし今度は暑かったですけど]
・スライドを長めにうつしてくれるのはありがたかったが、毎日、どのページのスライドかを言ってもらえるともっとありがたい [基本的には見出しでわかるようになっています。ただし、できるだけ場所を告げるようにします]
・テストの結果が気になる [すみませんが少しお待ちください。普通の科目だけで260枚くらいの答案を抱えているので]
・ねむい [中間テストや課題等が重なったんでしょうね]
・ヘッジファンド(通しょう[通称]、ハゲタカ)、アジア経済機危などで有名になったですね。 [国家を越えて資金が流動し、実体経済と必ずしも結び付かなくなってしまったんですね]
・管直人さんが国家元首になることを願って....(東工大出身なので) [個別案件についてはコメントは控えさせていただきます]
・空らん進むのがすこし早い [書き写すのが間に合わない時は申し出てください。一応様子を確認してから切り替えるようにはしていますが]
・私は麻生総理に少し期待しているんですが、麻生総理では日本を変えることはできないんですかね。先生はどう思います? [こちらも個別案件についてはコメントを控えます]
・中間テスト・・・。 [ご苦労様でした]
・日本では技術者の地位は高いと思う [ぜひそうなって欲しいものですね]
・日本の教育委員会を改善すべきです! [大分県などで教育委員会が問題なっていることは事実です。しかし、なぜ教育委員会が行政とは独立した組織として存在するようになったのかなど、歴史的な問題を調べると、ずいぶん見方が変わると思います。ぜひ調べてみてください]
・風邪ひきました。 [中間試験などで疲れが溜まっていたんでしょうね。ゆっくり休んでください]
・僕は中国があまり好きではないです [講義の中では個別案件について好き/嫌いは述べておりません。コメントは控えさせていただきます]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。