平成21年1月21日更新

3VB1クラス
第13回:平成21年1月21日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

・企業で働く科学技術者の責任と権利
・企業倫理と科学技術者倫理の整合性が求められている理由
・国際的な企業において技術者が経験する倫理問題
・企業倫理プログラム
・「ギルベイン・ゴールド」に関する解説

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・ビデオ視聴

学習課題 予習・復習

・「ギルベイン・ゴールド」のシナリオを精読し、各人がレスポンスシートを作成する(60分)
・参考資料を精読(30分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.上司から会社のためにはなるが、自分の良心に反する手段で仕事を進めるように指示されました。このときあなたは?(社会経済生産性本部:「新入社員の意識変化調査」より)
A.(講義の中でご説明しましたので、コメントは控えます)

1.指示のとおり行動する

18名(37.5%)

2.指示に従わない

5名(10.4%)

3.わからない

17名(35.4%)

4.無回答

8名(16.7%)

3.わからない

・その状況になってみないとわからない。
・その状況にならないと判断できない


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・PDCA[という改善方法]は、食品にも使えますか? [使える部分と使いにくい部分があると思います。品質の基準が安定していて、そのためのチェックやシステムの改善のためには有効でしょう。でも食品などはそもそもいろんなレベル、品質のものが混ざっているので、それをどう活用するかなど、柔軟な発想についてはPDCAサイクルは苦手なんじゃないかと思います。どうでしょう?]
・アメリカの考え方は自分にはあわないと思った。 [講義の中でお話ししましたが、センセイも違和感を抱えています。ただし、講義で扱っている部分に関しては、まずアメリカ的な発想を正確に知ることが大切だと思います。「じゃぁ、どうするの?」は次の段階でしょう]
・お疲れ様です。 [お疲れッス。皆さんも大変なようですね]
・テストの点が思いのほかよかった。 [とても甘く採点しました......からかも。達成度確認試験ではこの経験を生かしましょう]
・テストの問はきちんと読む [でしょ? 言われてみると、わかるでしょ?]
・ねむい
・ねむかった。
・ねむかったノ [以上、お疲れのご様子。実際、そういう方が見受けられました。他科目の課題等で大変なのでしょうか......]
・レポートがたまってきました・・・。 [こちらはどうも、そのよう(↑)ですね]
・希望する会社に、倫理的教育をしているのか聞くのもいいかも。 [それは微妙です。とても大切なことですが、面と向かって「どうですか?」というのは失礼かもしれません。この件に関しては、忘れていなかったら次回ご説明します(万一忘れていたら指摘してください)]
・個人の倫理感も大切だが組織の倫理感がしっかりしていることが大切だと思った。 [まったくその通りです]
・最近倫理的に考える人が多くなっているのは他大学でも科学技術者倫理を行っているからですか。 [ご指摘はごもっともなのですが、実は、他大学では金沢工大ほどには倫理教育をしていないのが普通です。金沢工大はこの点に関して、世界の最先端の取り組みをしています(冗談抜き)。だからデータはご説明した通りですが、その理由は、となるとちょっとわからない部分があります]
・晴れだった [そうでしたね。夕方から雨──大寒だというのに──になりましたが、明日は再び晴れるようです]
・知らなくてはいけないことが多すぎる。 [気持ちはわかる。でもそれが求められているわけですし、皆さんの若さならそれは十分可能です]
・倫理は大切だと思った。 [そうなんですよね。「倫理」という言葉はともかく]
・臨時テストが、平均以上で良かった。 [この要領で、達成度試験も乗り切ってください!!]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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