平成21年1月27日更新
3EC3クラス
第13回:平成21年1月27日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
・企業で働く科学技術者の責任と権利
・企業倫理と科学技術者倫理の整合性が求められている理由
・国際的な企業において技術者が経験する倫理問題
・企業倫理プログラム
・「ギルベイン・ゴールド」に関する解説
・PCを用いた講義
・ビデオ視聴
・「ギルベイン・ゴールド」のシナリオを精読し、各人がレスポンスシートを作成する(60分)
・参考資料を精読(30分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.飛行機と自動車、どっちが「怖い」?
A.(講義の中でご説明しましたので、原則としてコメントは控えます)
1.飛行機 28名(53.8%)
2.自動車 23名(44.2%)
3.その他 1名( 1.9 %)
1.飛行機
・あまり乗ったことがなく、慣れていないから怖いと思う。
・スピードが速いし、空の上を飛んでいるから。
・スピードが速くて空に飛んでいるから。
・トラブルがあった場合、上空にいるので、どうしようもできないから。
・危なそう。
・空に上がる時の感覚 [その感覚、わかります]
・空に浮くから
・空の方が危険が多いと思ったから。
・空を飛ぶことは普段できないことだから、不安がある。
・高い所が苦手だから
・高所恐怖症だから
・事故が起きた時に死にそうだから(車の方が[事故数は]多い気がするが)。
・事故が起こると死ぬ確率が高い。
・事故が起こると死亡する可能性が高い。
・事故が発生した場合、ほぼたすからないから。
・自動車のほうが事故が起こる可能性が高いけれど致死率が低いから。
・想定される危険性が高く、事故の発生確率が高い
・地に足がついてないので不安。1発の事故の被害が大きい。
・地上と空では何か起きた時に全ったく違う状況だから。空の方が何もできない。
・墜落した際に、生きられる可能性が低く、落ちている時の恐怖が長すぎる。
・飛行機の自己の方が死にすぐにつながるため。
・飛行機の方が、非常事態が起こった時のパニックが大きいと思うから。
・飛行機は普段あまり乗らないので、恐怖心が強い。
・落ちたらほぼまちがいなく死ぬから
・落ちたら死ぬから。
・落ちたら助からない気がするから2.自動車
・こちらが安全運転していても、例えば追突されるような可能性が飛行機より高い [センセイも何回かぶつけられました......ぶつけたこともありますけど]
・すべての運転手がプロでない。
・どちらかといえば自動車。飛行機は、プロが操縦しているから。車は、自分の他にも、たくさんの人が運転している。
・より身近な分[、]事故も多いと考えるから。
・[事故が起こる]確率[が高い]
・[事故が]起こりやすい。
・事故が日常的に行きているから
・事故の確率が高いから。
・事故の確率が高いので
・事故の頻度から見ると“飛行機<自動車”だから。
・自動車の事故はひんぱんにニュースで見るから
・自動車の事故は多いから。飛行機よりも自動車の事故件数が多いから怖い。
・自動車の方が事故が起きる可能性が高いから。
・自分が運転できる分、自分の運転と違うタイミングで運転されるとこわい
・自分が注意しなくても事故がおこるから
・常に周りに人か車がいるので、何が起こるわからない
・相手に危害を加えるため。
・他の車、自動車、人など様々な障害物があるから
・統計取ったら、自動車の方が事故を起こす率が高い
・比較すると自動車の方が事故が多い3.その他
・自分で運転できないならどちらも怖い。事故に対する死亡率的に飛行機は怖い。事故の起こる量的に自動車も怖い。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・[首都圏にも]すでに原子力研究所があります(茨城県東海村)。事故も経験済。死者数名。 [1999年の東海村での臨界事故ですね。なお犠牲者は2名です]
・スライドを切り替えるスピードが速い。 [すみません。ちょっと急いでいたもので。飛ばしたスライドは細かい部分まで読まなくてよいものです]
・ハライタイ [大丈夫ですか。トイレへ行きたい時は、目で合図してどうぞご自由に]
・リスクについてよく理解した。
・リスクについて学ぶことができた。 [以上、ありがとうございます。重要なんですが、なかなか扱いにくい問題ですね]
・リスクのバランスをとるのは難しい。広い視野で見なくてはいけないと感じた。 [まったくその通りなんですね]
・リスクを考えているつもりでも、日常生活では、考えなしに行動することが多いです。 [気持ちはよくわかる。センセイも第一印象に振り回されることが多いです]
・温せんにいきたいです [お疲れのご様子。でも、確かにのんびりできたらいいでしょうね]
・確実もらえる金額80万→期待値80万、85%で100万→期待値85万以上(←こちらのほうが合理的説明を入れたほうが良い)。 [表現を変えた方がわかりやすい、というご提案ですね]
・楽しかった。 [ありがとうございます。なお、心理クイズの部分は若手の先生が制作されたものです]
・自分が将来技術者になったときにリスクをどう考えるか考えさせられた。 [まったくその通りですね。お客さんに「これなら...」と納得(≒安心)してもらえることが重要なんですね]
・就職できない気がしてきた・・・地元帰りたいのに [いよいよ就職活動が始まって、その最初の実感なのでしょうか。頑張ってください。応援していますよ(あまり力にはなりませんが)]
・色々と勉強になった。 [ありがとうございます]
・[講義がが]早かった[正しくは「速かった」]。 [すみません。ちょっと急いでいました]
・太陽発電を考える。 [原子力エネルギーの代替、ということでしょうか]
・東芝のHDDVDですよね。 [たぶん、お客さんの視点に立って、という例ですね。次世代DVDではソニーが勝ちました。(有名な話ですが)でもソニーは以前、VHSに負けています。やはりユーザーの視点が分かれ目だったんですね]
・特になし [はい]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。