平成20年5月19日更新

第10回:平成20年5月19日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

科学技術と環境1
・環境思想の高まり(公害問題、『沈黙の春』、『成長の限界』などに関する解説)

授業の運営方法

・パワーポイントやOHPを用いた講義
・ビデオを使った解説
・科学技術と価値に関するクラス・ディスカッション

学習課題 予習・復習

・予習:レイチェル・カーソン:『沈黙の春』の冒頭部分を読んでおく。(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は、西村の補足ないしはコメントです)

Q.仮の話ですが、1956年頃、水俣病の存在が明らかになりつつある時代に、水俣市で漁師をしていたとします。どうも最近フラフラするので医者へ行くと、「栄養不足ではないか」と診断されました。栄養をつけるためにあなたは何を食べますか?

A.(もちろん唯一の正解はありませんが、お金がないので彼らに選択肢が限られていたことは確実です。次回、改めてご説明しますので、原則としてコメントは控えます。ちなみに、認定患者や家族の苦しみが終わったわけではないことに加えて、実はまだ3,000人以上の「未認定患者」が認定を求めるなど、問題の根本的な解決にはほど遠いのが現状です。)

・たまご
・ほうれん草、レバー
・魚
・魚、野菜
・魚、野菜、大豆、ゴマ 今の時代めぐまれ過ぎ
・魚しかない。時々野菜。
・魚や貝
・魚を食べる
・魚を食べる、他に食べるもの(栄養あるもの)が少ないから
・手にはいる食材を何でもいいから食べる
・肉を食べる。
・野菜や魚
・野菜料理中心、又は郷土料理


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は、西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

[水俣病に関するビデオをご覧になった感想:次回ご説明しますので、原則としてコメントは控えます。悪しからず]

・しってはいたが水俣病のえいぞうはひさんだった。
・会社の対応が悪い。
・企業側の対応のずさんさが見てとれた。
・原因の究明があんなに遅れたことを知らなかった。
・原因を追究しなかった国と、国からの判断が下されなかったことを理由に、企業内で原因追及、自しゅく[「(生産)自粛」?]をしなかった点が批難[正しくは「非難」]されるべきところだと思った。
・公害のひどさを知れた[正しくは「知ることができた」など]。
・公害の恐ろしさを改めて実感した。
・公害は授業で習うたびに切なくなります。 [そうですね。話している方も辛くなります]
・小学五[年]のときに水俣病展を見に行ったことがあるので、改めて思い知らされた。 [それは貴重な経験だと思います]
・衝撃的な映像だった。人は、自分の事以外を中々考えてあげられないと思った。見ていて、悔しかった。
・水俣病こわいよ。びんぼーゆすり止まらんとかたえられない。
・水俣病はとても恐いと思った。
・水俣病患者を初めて見たが、恐ろしい病気というのはよくわかった
・先生がビデオに出てた。
・前半のテレビに映っていたのは先生ですか? [以上、顔──ちょっと若いけど──も声も、同じでしょ?]

[今日の一言]

・寝かった[正しくは「眠かった」] [お疲れのご様子。テストや課題でしょうか]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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