平成21年12月25日更新

3EE2クラス
第21・22回:平成21年12月25日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容【都合により、第19・20回の内容を講義してます】

[第19回]

・科学技術とリスク
・リスクの概念
・事例解説(原子力、遺伝子組み替え作物、ナノテクノロジーなど)

[第20回]

・リスクと公共性
・市民社会と公共性
・社会的合意形成の方法(コンセンサス会議など)

授業の運営方法

・PCを用いた講義

学習課題 予習・復習

[第19回]

・配布されている参考資料を精読し、倫理綱領に関する課題の提出(120分)
・復習:事例について各人がレスポンスシートを作成する(30分)

[第20回]

・復習:必要事項を講義ノートに記入(30分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.1. 自分が乗るとして、飛行機と自動車、より安心して乗れるのはどちらですか?
A.1. (今日は金光先生に代講をお願いしたこともあり、原則としてコメントは控えます)

1.飛行機

32名(55.2%)

2.自動車

26名(44.8%)

1.飛行機

・テレビでよく車の事故を見るが飛行機はあまり見ないから。
・プロが運転するため。
・めったに事故が起きないから。
・移動の距離が長ければ、飛行機のほうがよい。また、事故の確率は低い。
・運転手への安心感や技術のレベルが違うから。
・起きる確率が低いから。
・事故がおこる確率が低いから。
・事故が少ない。
・事故などがあまり起こったことがないから。
・事故の可能性がどちらかというと低いから。
・事故の確率が交通事故より低い。
・事故の確率が少ないと思う。
・事故の確立[正しくは「確率」]を考えると自動車のほうが高い。
・事故の起こる可能性が少ないから。
・事故発生率が低いから。自分が運転しないから。
・事故率が車より少ない。
・自動車に比べて[いったん]事故[が起きた時の]は大きいが、[事故が]起る確率は小さいから。
・自動車は自分以外の他人の不注意による事故の可能性があるため。
・自動操縦となっており、システムが故障しない限り、墜落の確率は低いから。自動車は自分が安全な運転していても相手に衝突される可能性がある。
・自分で運転しない。地球温暖化防止に貢献。
・自分で運転するよりプロの運転に任せた方が安心。
・車は自分の感じる不安要素が多いと感じる。
・常に整備がされ、パイロットも厳しい試験に合格しているため。
・専門家が操作しているから。
・定期的に適格[=「点検」?]されているから。また、自動車は不格定[正しくは「不確定」]の用素[正しくは「要素」]が多いから。
・点検などもしっかり行われており、事故発生率も低いため。
・飛行機の運転手はプロだから。
・飛行機の方が事故が少ないから。
・飛行機は運転する前に点検するが車を普段から点検する人はいない。それに車を見かけることやニュースは多いが飛行機の事故のニュースはあまり聞かないから。
・飛行機は落ちる可能性が低いから。

2.自動車

・運転するのは自分なので自動車の方が安心。
・技術者とし[て]、適切な判断をすることができる。 [いざ、という時、大丈夫?]
・空を飛んでいるという点で飛行機の方がリスクが高い。
・事故が起きたとしてもきぼが小さいため。
・事故が起きた時死ぬことが多いと思うから。
・事故を起こされる可能性は高くても自分が注意すれば事故を起こす可能性を抑えられるから。
・事故を起こしたときのリスクが低い。
・字面どおり、地に足がついているから。
・自分が一番乗りなれているから。
・自分が運転するから。
・自分が運転する方が安全だと思うから。
・自分で運転するから。
・自分で運転するので。
・自分で運転できるから。
・自分で運転できるから事故を回避できるかも。
・自分で運転できるし、地上にいるから。
・自分で運転できるし、天候にあまり左右されない。 [雨や雪の日、あるいは暗い夜道で車は便利ですが、視界が悪いのでとても危険ですよ]
・自分で運転できるので、安全な運転をすることができる。
・自分の意思で操作できるから。
・乗りなれているものだから。
・地面を走るから。
・飛行機が落ちるかもしれないから。
・飛行機の事故だとほぼ助からないと思うから。
・飛行機の方が事故が起きたとき死んでしまう可能性が高いから。
・飛行機はついらくすると大きな事故になる。


Q.2. トランスサイエンス領域で技術者はどのような貢献ができるでしょうか?
A.2. (こちらもコメントは控えます。前回の講義内容がかなり反映されているようですね)

・トランス・サイエンス領域では自分の知識をつたえていくことで社会に貢献できると思う。
・ユーザーとの対話の機会を設ける(製品等・・・)。
・リスクをともなう技術を社会に導入するときに、専門家が素人にもわかりやすく説明する。
・わからない。
・わかりやすい言葉にしてみる。
・一般市民に対し、分かりやすい言話で科学技術を説明する。
・科学・技術知識を用いた政治展開。
・科学技術を進歩させて、環境破壊などを防ぐ。
・科学的・政治的なメリットのある技術を開発すること。
・科学的問題に対して被術者[正しくは「技術者」]が十分に説明する。
・科学的問題点の説明を行うこと。
・科学領域と政治領域の橋渡し。政治領域へ科学領域の学えを伝える。
・環境にいいものを作る。
・環境のための政策において何か役立つ発明する。
・環境問題。
・環境問題について。
・技術者が可能なのは、安心などという事に対して、市民からの声よくきくということ。
・事故などがあまり起こったことがないから。
・自分が知っている事柄を消費者に分かりやすく説明する。
・自分の知識・経験を活かし、他の人の役に立つ事をする。
・新たな科学技術を開発して問題を解決する。
・世界的な基準をつくる。
・政治的に有益な技術を行う。(例)国際的に重要な技術発展
・政治的問題となっている内容を科学的に評価する。
・専門家と一般の人々との議論。
・専門知識の説明。
・専門知識の提供説明。
・専門的な知識を説明する。
・双方のバランスを取ること。
・想定外の可能性を低くするうな働きをする。一般市民に問題に関する知識・技術について説明する。
・答えを出す。
・利益を上げる。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・プロ市民ほどやっかいだとわかった。 [ちょっと意味を分かりかねるので、次回教えてください......あ、次回も代講だった。その次の回に、ぜひ]
・リスクとはなくすことができないが可能な限り、小さくすることが必要だ。 [「なくすことができない」と覚悟を決めて、初めて「減らす」ことができるという面があります]
・リスクについての理解が深まった。
・リスクについてよく分かった。
・リスクもいろいろな方向から考えられると思った。 [以上、金光先生の論理的な講義でよくご理解いただけたようですね]
・わかりやすい説明で良かった。
・わかりやすかった。 [以上、どちらかというと感覚重視のセンセイの講義とは対照的に、とても論理的でスマートな金光講義だったということをご理解いただけたのではないかと思います]
・安全と安心は同じではないことを知った。リスクを軽視しないで仕事をする必要があると感じた。 [とても大切な点ですね。これからもずっとどこかで記憶しておいてください]
・集中して授業を受けられた。 [これは金光先生ならでは、でしょうね]
・先生が違うので新鮮な授業だったと思う。 [その通りだと思います。ちなみに、申し訳ありませんが、次回も別な先生による代講です]
・内容を理解することができた。 [金光先生のおかげですね]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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