平成22年5月17日更新

3IP1クラス
第11・12回:平成22年5月17日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

第11回
※第11〜14回では、事例「ソーラーブラインド」に関するグループ討議を経て、第13・14回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・「ソーラーブラインド」の概説
・「ソーラーブランド」ビデオ視聴
・グループ討議

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・討議結果の発表など

学習課題 予習・復習

・提出:課題3前半(プリントアウトして持参。第12回講義終了時提出)
・予習・復習:討議内容についてのさらなる検討(必要に応じて、課外でのグループ討議)(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.今日はビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。主人公はどんな問題に直面していて、どう対処すべきだったのでしょう。
A.(個人での最初の印象です。次回考察しますので、原則としてコメントは控えます)

・1人ではなく社員ともっと協力してやればよかった。
・CSEコーポレーションに直接問題点を伝えるべきだった。
・なんでハイブリッド方式なのかわからない。発熱の原因はあれだと思う。真田は会議で自分の意見を言うべき。「問題解決のため発表を延期にしてください。」
・まずは消費者(使用者)のこと考えて行動すべき。
・もっと他の人にも意見を求めるべきだと思う。
・異常が起きる前にしりょうを集めておくべきだった。
・異常部分を解決してから開発すべきだった。 [お気持ちは分かるのですが、完全な機械は存在しませんよ]
・延期を求めるのが遅かった。解決に時間がかかると分かった時点で延期を求めるべきだった。
・解決していない問題があったのならやり通すべきであった。
・開発の中でもっとテストをするべきだった。また、会社の経営がかかっている開発なのに、開発に携わる人間が少なすぎる。
・原因を探索中にプログラムの不備を正確に聞く。原因を正確にはあくするため。
・原因究明の協力者が少なすぎた。他の多くの協力者をあおぐべきだった。
・最後の会議で、問題を言うべき。
・最後の三社会議のときにすべてを話すべきであった。
・試作品に問題があるが、会社は問題なしと判断したことに悩んでいる。安全を一番に考えて言う。CSE社の人にも。
・主人公は製品が発熱することに欠かんがあるのではと気にして、かつオシロスコープの乱れのメカニズムを知れば解決の糸口になるのではと思い悩んでいる。問題点は、会社を辞めても良いいきおいで問題点を提示すべきだったこと。高温多湿の場合に事故が起きるかもしれない電化製品は他にもあるため、注意書きにそえるなどすれば良かった。
・上司にしたがう。 [ただ従うだけ、ということでしょうか?]
・上司に対して、問題が行った自点[正しくは「時点」]で、真田自身が現地に飛びそのときの状能を再現できる様にデータを取っていれば、さらに選択できる対象法があったと思える。
・真田→原因不明の発熱原因究明
・真田さんは、報告書に、わからないということは正直にわからないと書くべきだったと思う。
・真田は異常発熱の原因がよく分からないまま(事故が起こる可能性に何も対処しないまま)製品発表に向かうことに懸念している。共同開発してる他社の者にも、延期の提案をしてみた方が良さそう。
・真田は事故が発生した製品をそのまま製品化しなければいけないことにくるしんでいる。真田は、安全を第一に考え製品発表をえんきするために行動する。問題がわからないことをCSEの人や重役に言う。
・真田は社内会議の前日までに石川より立場の強い人に相談する。
・真田は製品の問題を上司に相談し発表を延期して、もう一度再設計したいと要求したが、受け入れられなかったことに困っている。その場合、最後のミーティングの時に真田自身の口から問題があることを他社に説明すべきだったと思う。
・製品に問題があることを発表するかどうかを悩んでいる。発表で自らの口で言うべきである。
・製品に問題があるとわかっていても、会社の方針(もしくは、石川が社内会議で伝えていない)で、発表までの期間がのびなかった。そして、問題が解決しないまま製品発表になってしまったこと。
・製品の質を求めれば、納期にまに合わず、納期までに[原因を解明し、問題点を改修できずに作業を]終わらせたら、事故を放置することになる。
・製品の問題について、なやんでいて、問題をかい決するために東南アジアに行って、かくにんすべき。
・石川や細谷だけでなく、もっと違う関係している人にも聞く。
・石川よりも上の役員に期日の延期を、社内会議のときに訴えればよいのではないだろうか。
・先輩にもっと下手に出て頼みこむべきだったと思う。
・他の企業に相談する。 [守秘義務はどうなりますか?]
・東南アジアの工場で発熱が起きた状況を詳しく調べ、再現できるようにしてから問題点を調べる。
・東南アジアの事故に関して詳しく調べるべきだった。それで、もっと調べておくべきだった。
・東南アジアへ行って確かめるべきだった。
・発表の前にCSEに問題があったことを話し、発表を止めさせる。
・別の人に相談。
・報告書に制御ユニットに不備があり、原因が明確でないことを書くべきであった。
・問題が解決できずに困り、問題を解決するために製品発表を遅らせるべきだった。
・問題のある製品を、世間に発表してもよいのか。技術者としての心得えはどうなってしまうのか。どんなに何を言われても、みんなを説得しつづけて問題解決をするべきだった。
・問題を明確化して製品を改善する。 [前述しましたが、完全無欠の工業製品は存在しませんよ]


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

[ビデオ教材「ソーラーブラインド」]について

・あたまがこんがらがる。 [予習してきたのかなぁ?]
・あんなビデオ作る工大の夢考房がすごい。 [確かにそうですよね。ご説明したように、現場で直接制作したのはプロの方々ですが]
・こういったじたい[事態]になりたくない。 [もちろん、そうです。でもそうならないためには、あるいは万一そういう事態に出くわしたら......を考えるのがこの講義です]
・チャレンジャー号よりも理解しやすかった。 [ありがとうございます。なお、この点に関しては次回ご説明します。]
・ビデオのクオリティーが高かった。みていて、様々な人間関係がわかりやすかった。
・ビデオのクオリティーが高くてびっくりした。
・ビデオの方がわかりやすかった(資料よりも)。グループ討議がスムーズだった。 [以上、ありがとうございます。今日の会議でも皆さんが喜んでくださったことを報告しておきました]
・ビデオの役者さんが大根でした・・・。 [そうかなぁー。まぁ教材用のビデオですから]
・ビデオ教ざいを使っていて文章よりわかりやすかった。
・わかりやすかったです。 [以上、ありがとうございます]
・[エンディングに出てきた]企画の夏目けんいち[賢一]とはもしかしてあの夏目先生でしょうか。 [そうです。先生がこの企画の中心を担われました]
・今回のビデオで、3社合同なのに開発期間が1年半しかないのは、例としてもあまりに非現実的。 [期間の長短はともかく、この点については、次回]
・女優の演技が良かった。 [なるほど。春にこの方の記事が朝日新聞全国版で紹介されていました]
・上下関係のむずかしさが分った。 [社会に出ると、程度の差こそあれ、こういう上下関係があります]
・真田さんにはがんばってほしいと思う。 [気持ちはよくわかる。でも「がんばって」だけではなく、実際にどうにかしなくては......。続きは次回]
・真田は知識が少なそう。 [なるほど。この点については次回一緒に考えましょう]
・[こういう会社では]働きたくないでござる。 [そういう設定にしてあります。この点についても次回考えましょう]
・働くことは大変だと思った。 [大変です(キッパリ)。でも、一般的にはやり甲斐の方が大きいです。人間は給料のためだけに働いているんじゃないんですよ]
・本格的なドラマのようだった。 [ありがとうございます]
・予習の時点で金城さんが女の人だとは思っていなかった。
・予習の段階で、金城さんは何故か男だと思い込んで読んでいました・・・。 [以上、そういうことってありますよね。でもお二人はきちんと予習したわけですから、偉いです]

[今日の一言]

・あつかった。 [そうでしたね。雨だったのでムシムシしますし。できるだけ窓は開けたのですが...]
・がんばった。 [こちらは恐らく「議論を頑張った」という意味でしょうね。次回の発表が楽しみです]
・ねむい。
・ねむたいです。 [以上、こちらはお疲れのご様子。課題かテストがあったのでしょうか...]
・もう少し、授業時間が欲しい。 [こちらはきっと、「もっと議論していたかった」ということでしょうね。そう感じたのはたぶん、議論という機会を通じて、自分から積極的に勉強したからなんだと思いますよ]
・課題を一回忘れた。成績が心配だ。 [今日は予習の課題です。できるだけ早く提出してください]
・湿度が高い。 [そうでしたね。ムシムシしました。窓を閉めると暑いし、開けると寒いような感じだし...]
・静かだったです。 [おそらく「議論が」ということでしょうね。確かにセンセイもそう感じました。でも内容的にはかなりレベルが高いようでしたが......]
・討議が難しかった。[複数] [さて、その結果はどうなったのでしょう。次回の発表が楽しみです]
・特になし。 [はい]
・難しかった。 [これはビデオの内容が、ということでしょうか?]
・発表したくないです。 [わかりました。一般的な口頭発表ではなく、みんなが発表し合って何かを作り上げるような形に挑戦してみようと思います]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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