平成22年7月7日更新

3IP1クラス
第25・26回:平成22年7月7日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

高度技術社会における技術者の新しい役割
・科学技術とリスク
・リスク評価の難しさ
・リスクと公共性
・社会的合意形成
・トランス・サイエンス
・科学技術社会論
・科学技術コミュニケーション
・科学技術の研究開発と倫理
・Grand Challengesに関する解説

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材を視聴することもある

学習課題 予習・復習

[第25回]

・提出:課題6後半(電子的提出)

[第26回]

・復習:テキスト『技術者倫理』の第15章の精読(60分)
・予習:課題7(事例分析)(120分)
・予習:課題8(Grand Challenge for Engineering)(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

1.飛行機

21名(52.5%)

2.自動車

18名(45.0%)

3.両方怖くない

1名( 2.5 %)

1.飛行機

・にげられないから。
・慣れがないから。(乗る機会が少ない)
・高い所が苦手。
・事故がおきたら車の事故よりも助からない気がするから。
・事故が起きたとき、死亡率が高くなりそう。
・乗ったことないし・・・というかジェットコースター乗る前の「楽しみ」てきな不安、「未知との」みたいな。
・乗り慣れてない。しくみが分からない。
・他人が操作するので、信頼できない。 [パイロットやCAはものすごい訓練を受けているんですよ]
・地に足がついてないから。
・飛行機で墜落したことを想像すると...悲惨です。車だと日常利用しているものなので、「恐い」という印象はない。 [でも実際は、車の事故発生率ってとても高いんですよね]
・飛行機に乗ることに慣れていないので自動車よりもこわいです。

2.自動車

・「2」[自動車]の方が危検[正しくは「危険」]で、「1」[飛行機]の方が安全性が高い。 [確率的にはまったくその通りです]
・リスク的にみると[飛行機の方が]事故が少ない。 [こちらも]
・移動時間が長い分、リスクがかかってる時間が長い。混んでいる。
・何となく。
・居眠り運転しそう。(自分で運転する場合) [一度だけですが、西村センセイ、高速道路上で完全に眠ってしまったことがあります。一瞬でしたが]
・時間がかかる分事故率が高そう。もらい事故もあるし。 [確かに]
・自動車の運転中に何度か事故もしくはそれになりかけたから。 [わかります。お互い、気をつけましょう]
・自動車の方が交通量が多いため事故が起こりやすい。そして自動車の方が時間がかかるため疲れがたまりやすいから。 [こちらもその通り]
・自動車の方が事故を起こす確率が高いと考えるため。 [事故発生率はその通りです]
・乗っている時間が長いから。
・人の体だけの移動ではなく「自動車」が荷物として有るからプランが限られ予定がくずれるのが怖い。 [なるほど]
・長距離移動はそれだけ事故の危険性の回数が多い[=事故が発生する危険性が高い]。
・飛行機でこわい体験をしたことがないから。でも飛行機に乗った回数と車に乗った回数が明らかに違うため難しい。 [その通りですね]
・物理的なものが多く、いつ事故が起きるのかがわからないため。

3.無回答

・どんなに気をつけても事故るときはどっちも事故るから。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・あつすぎてだるすぎオワタ。 [ご説明した通りで、8号館の冷暖房はセンセイらにはコントロールできないのです]
・いろはすは飲みやすい・・・と先生は感じませんか? [エコロジーとエコノミーのため、センセイは毎日、氷の入った水道水を水筒で持参します。そのため「いろはす」をほとんど飲んだことなないのです]
・お父さんの車がフォードなので心配になった。 [ご説明したのは過去の話です。現在はどの会社もきちんとした製品を造っています]
・かだいがんばります。 [ぜひぜひ]
・スライド使わない時の講義が魅力的ですが、次回が最後です。Mac book proあした届きます。 [前半は、ホントに嬉しいです。後半はおめでとうございます。羨ましい限り]
・できるだけ寝ないで先生の話を聞くことも、先生の気分を害しないようにする意識。 [私語はちょっと別ですが、皆さんの態度で気分を害することはほとんどありません。ちょっと誤解させたかもしれません]
・テストがどんな感じか気になる。 [次回、資料を用いてご説明します]
・ねむい。ものすごくねむい。
・ねむいです。 [以上、相当お疲れのようですね。「爆睡」という感じでした]
・メープルめろんぱんが買えてうれしかった。 [それは良かった。どこのお店でしょうか。かつてある女子学生は工大前のお店で嬉しそうに購入していましたが]
・今日は七夕だし、天気もいいので天の川を見ようと思います。 [そうですね。センセイも今日のネタは七夕にしました]
・今日は七夕ですね!先生は何をお願いしましたか? [「ゆっくり休みたい!!」というのが、真っ先に頭に浮かびました。でも家族持ちとしては「家族や広くは皆さんの健康を」お祈りすることにします]
・今日は涼しかった。 [それは教室内のことでしょうか?]
・[北陸電力の]志賀原発を見学したときは、技術者さんに好感をもてたけど、自分の町(50m付近)に出来るとうーん。 [再度確認しますが、原発に賛成/反対そのものを問うているわけではありません。立場によって貴方/貴女のように、考え方が大きく変わる可能性がある、ということに気づいてもらいたかったのです]
・就職留年が7人に1人いるらしい。 [読売新聞の報道ですね。センセイもたまたま目にしました。受け身ではなく、今日お話しした要領で、相手の立場を考えて活動してください]
・精神年齢の衰退がはげしくて困っています。先生の七夕のお願いが気になる処。 [前半は心理学用語の「退行」でしょうか。後半については、上記ご参照]
・大人になりたいです。 [実は、そう気づいた時に、大人への第一歩を踏み出しているんです]
・疲れた。 [かなり疲れた様子の方がいらっしゃいましたね]
・飛行機に乗りたくなった。 [お好きなんでしょうか。センセイはやはり、ちょっと苦手です]
・勉強になった。 [大人への一歩を踏み出した、ということかな。自信を持ちましょう]
・眠気にはなかなか勝てません・・・。 [こちらも相当お疲れのご様子]
・立場によって考えが変わった。 [でしょ。それに気づくってことが、「相手の立場で考える」ってことに繋がるのです]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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