平成22年12月16日更新

3EA1クラス
第21・22回:平成22年12月16日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※第21〜24回では、事例「ギルベイン・ゴールド」に関するグループ討議を経て、第23・24回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・「ギルベイン・ゴールド」の概説
・「ギルベイン・ゴールド」ビデオ視聴
・グループ討議

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・討議結果の発表など

学習課題 予習・復習

[第21回]

・提出:課題6前半(プリントアウトして持参。第22回講義終了時提出)

[第22回]

・予習:テキスト『技術者倫理』の第12章の精読(60分)
・予習・復習:討議内容についてのさらなる検討(必要に応じて、課外でのグループ討議)(90分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.「ギルベイン・ゴールド」をご覧になって、個人的にはジャクソンのように内部告発すべきだと考えましたか? あるいはそうではないと考えましたか?
A.(グループで議論をする前の状況です。次回議論しますので、一部の補足を除き、コメントは一切控えます)

1.内部告発する

31名(47.0%)

2.内部告発はしない

35名(53.0%)

1.内部告発する

・PEとしての責任があるので。
・PEの資格がなければほっとくかもしれないが、資格があるということは、すべての責任を負う必要がある。市と話し合う必要があった。
・PEの資格を失ったり、懲役刑を負のはいやである。上から圧力がひどい会社で働き続けたくない。
・ジャクソンよくやった!
・どちらかというと@.もう少し状況をハアクして判断したい。
・どちらを選択しても失うものがあるならば内部告発をした方が市民のためになる。
・技術者として市や公衆に責任があるので、話す義務があると思う。
・告発はするがもっと上手に告発すべき。
・今回のようにブラックな会社で職を失うことになるが、世論としては内部公発者というレッテルをはられると恐れることはない。その行動を評価してくれる会社は必ずある。
・市民に悪影響を与える可能性があるので、それを防ぐことを重要に考えた。
・市民の健康を犯かし、自らもPEのしかくをとられるのはいかんです。
・私は弱い人間だから。将来的にでも、多くの人を敵にするのはたえられない。
・資格があれば別のところで仕事ができるから。
・自分の生活の安全を確保してから告発する。
・内部告発してもしなくても、職を失う危険があるので、自分の良心に従う。

2.内部告発はしない

・問題の信ぴょう性が薄く、自己の責任のリスクがあまりに大きすぎる。
・会社がつぶれクビになる。
・市の規定を変えさせる。
・肥料に重金属が含まれているか調べる。
・毒物の実際の影響は分からないし、市民の中には主人公や副社長、マスコミの全てが含まれている中で内部告発による恩恵を得る人と被害を被る人が同じ部分がある。この場合、内部告発をしてとしても、何かのメリットが発生することもない。環境の問題に対しては、会社ではなく、地域で解決できる方法を取るべき。
・やっぱり「技術者なんたら〜」[=「技術者協会」]に相談する。返事遅くても・・・。
・Zコープか市かどちらが悪いか不明確な以上、内部告発はできない。
・内部告発をしたら倫理感は守れるが、失うものが大きすぎて生きていけない。
・事実を公表するのは大切だか、まずすべきは本社に話を通すことだと思う。コリンズは自身のことで手一杯のように見えるので、いくら話してもムダだと思う。まずは本社に直接打診すべき。第一、Zコープは違法行為をしていない。市との面談に応じない場合の刑事責任追及は、何についてなのかよく分からない。
・Zコープは違法していない。
・Zコープは違法なことはしていない。
・結局のところ、ギルベイン・ゴールドの汚染と、工場の排水との因果関係がはっきりしていない。内部告発したことで、因果関係がはっきりする前に工場の信用や利益が落ちてしまう。なにか動く必要があるが、それは内部告発ではない。
・水質のデータ収集および水質検査の低コスト化を考えつつ、技術者委員会に報告する。
・まだその段階ではないと思う。
・クビになることをさけるために告発しない。
・市の規制をクリアしているから。
・なぜ、全体の問題なのに、会社の中でしか考えないのでしょうか。告発前に市のエンジニアと話さないのはおかしい。
・今の段階では。
・どっちにしろ会社をクビになるなら、内部告発せずに会社内で、やれることだけのことをする。
・内部告発は最終手段であるため、まだ粘れる。
・内部告発は最終手段である。現段階では、他の手を探すべきである。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・“How hard can it be?”by Jeremy Clarkson [Wikipediaによると、番組の中でそう叫ぶ司会者のようですね]
・“雪やこんこ[ん]、雷ピカピカ” [まったくそうでしたね]
・1人声ゆう[=声優]面白かった。カミナリすごかったですね。 [前半はどの方を指しているのでしょう]
・foster fortuna juvatだったかな・・・。運命は強者を助ける。私は「強きを挫き、弱きを助ける」という言葉の方が好きかな。ジャクソンは弱い立場で運命に駆逐されるのか。強い心で内部告発した事で、運命に助けられるのか・・・? [その続きは、来年。皆様、良いクリスマスと新年をお迎えください]
・P.E.という立場は大変だ。 [そうですね。でも、それだけやりがいのある仕事なんですね。皆さんの将来と同じですよ]
・ギルベイン・ゴールド。 [肥料の名前だったんですね]
・ソーラーブラインドの時より危機的状況であった。 [続きは、次回]
・ビデオをみるさいに一番うしろまで電気を消して下さい。 [わざとそうしたのですが......。わかりました。次はそうします。忘れていたら申し出てください]
・むずかしい。あのような状況に置かれたくない。 [こちらも、解説は次回]
・よいお年を!! [みなさんこそ]
・よく作られていた。 [次回解説しますが、いろいろな意味で良くできていると思います。アメリカ人向けなので、日本人にはちょっと大変ですが]
・課題6が多すぎて就職勉強ができない・・・。 [予習の宿題です。やらないととても内容は理解できないと思います。負担の重さについては改善を検討しています]
・会社のブラックな部分がよくわかりました。 [お気持ちはわかりますが、この件に関しても、次回]
・寒くなりましたね。雪道はマニュアル車がうらやましくなります。 [そうですね。でも冬道の渋滞は左足が痛くなるんですよ]
・十分意欲的に取り組めた。 [皆さん、お世辞抜きでよく頑張ったと思います。早く終わったグループを含めて、です]
・雪。
・雪が降ってる・・・。 [以上、そうでしたね。夜、車で金沢から新潟の自宅へ戻ったのですが、石川−富山県境は圧雪でとても危険でした。また新潟県上越市付近は積雪が20cm(!!)くらいありました]
・雪が降ると原付に乗るのが危なくなる。 [危険です。止めなさい。ま、センセイも普段は自分の力で動かす二輪車に乗っていますが]
・雪です。
・雪ですね。 [いじょう、そうでしたね。明日も降るようですよ]
・美しい日本語:しんしん(と雪が降っている)。 [確かに美しいですよね。考えてみれば音なんかしないのに、「しんしん」という言葉が心に染み入ります]
・問題が何なのかよく分からない。ふくざつなビデオだった。 [そうだろうと思います。この件に関しては、次回]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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