平成23年1月18日更新
3EM1クラス
第25・26回:平成23年1月18日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
高度技術社会における技術者の新しい役割
・科学技術とリスク
・リスク評価の難しさ
・リスクと公共性
・社会的合意形成
・トランス・サイエンス
・科学技術社会論
・科学技術コミュニケーション
・科学技術の研究開発と倫理
・Grand Challengesに関する解説
・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材を視聴することもある
[第25回]
・提出:課題6後半(電子的提出)
[第26回]
・復習:テキスト『技術者倫理』の第15章の精読(60分)
・予習:課題7(事例分析)(120分)
・予習:課題8(Grand Challenge for Engineering)(60分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)
1.飛行機 25名(51.0%)
2.自動車 23名(46.9%)
3.その他 1名( 2.0 %)
1.飛行機
・1度の事故での被害を考えると・・・。
・ついらく[墜落]。
・空を飛ぶから。
・事故が起きるとしたら、大きな事故に発展する可能性が高いから。
・事故が起こったら空中にいる分けだから何もできない。また、車の方が事故の発生率が高いが飛行機で事故が起きたら死ぬ可能性が高いと思うから。
・事故が起こった場合の生存率が極めて低い。自動車の場合、事故が仮に起こったとしても軽い場合が多く技術も進歩している為飛行機ほどこわくない。
・事故が死に直結しやすいから。
・事故になる確率は低いが、万が一事故が起きた場合死亡率は高いため。また、状況が把握しにくいし、上空という人間にとってはなれない環境であるため恐怖感がある。
・自動車は事故が起こっても生き残れるかもしれないが飛行機だったら全体に[≒ほぼ全員が]死ぬから。
・自動車は自分で運転できるから。
・自動車事故の頻度は飛行機事故と比べるまでもなく多いが、今は事故時の安全対策も良くなってきていて、無茶な運転をしなければ死ににくい。そして鉄の塊が飛ぶのが今でも不思議。 [ご説明した通り、鉄ではなくアルミです]
・自分でどうしようもないから。
・自分で運転することができないから。
・自分自身では、どうしようもないから。
・助かる可能性が低い。
・乗ってる側としては「自分の安全が他人に委ねられている」=「自分では何もできない」のが不安の理由。・乗った回数が少ない→安全に終わった回数が少ないというのもあるかも。・もし操縦するなら、障害物が無い分飛行機の方が安心できると思う。
・大事故の確率が高い。
・地に足がついていないから。
・地に着いていないから。
・地面についていないから。
・墜落するかもしれないから。
・飛行機が故障がした場合、着陸して、飛行機を止めることが難しいからだ。
・普段は乗らないから。
・落ちたら確実に死ぬからニュースでよく聞くから。国内のは安全だと聞くから大丈夫。 [後半、海外の航空会社は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)です。少し高くても安心できる会社を利用しましょう]
・理由は、ついらくすると助かる可能性は極めて低いため。2.自動車
・こっちの方が身近だから。
・ほとんど毎日乗るもので、身近にあるから。
・最近運転していないので。
・死亡事故件数は飛行機よりもはるかに高いから。(飛行機事故は生死に直けつするが[事故の]ひんど[頻度]は少ない)
・事故が起きる可能性が飛行機より高いから。
・事故の可能性が高い。
・事故の起こる確率で考えると日本の場合では、飛行機の方が安全であると思う。
・事故の発生率が高いから。
・事故を起こす確率が高いため。
・事故率が高い。
・自動車の方が衝撃が大きそう。 [この点に関しては航空機の方がはるかに大きいのでは?]
・乗る頻度の多さと車の数の多さから。
・乗る率が高い。
・身近な乗り物であり、運転してて事故が起きそうになったことがあるから。飛行機は余り乗らないから怖さがわからない。
・他の車が多いため事故の危険性が高くなる。 [確かに。「もらい事故」ってありますよね]
・体感的に死が身近にあるから。
・飛行機の場合、空の使用区域を管理しているため安全だが、地上波人や他の乗り物があるため危険。
・飛行機の方が事故の確率が少ないから。
・飛行機よりも台数が多く、動く範囲も狭いため、事故が多い。自動車事故による年間死亡数は飛行機のときよりもはるかに多いため、この結果とした。
・普段身近にあるものだからいつ事故で自分が被害にあうかわからない。事故の確率も高い。
・利用している人も多く飛行機よりも事故の発生率が高いから。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・・・・。 [?]
・アゴラ終わった。 [ご苦労様でした]
・おくれてすいませんでした。 [数人遅れましたが、様子や表情からすると何か事情があったようですね]
・かおる[=蓮池薫]さんとは今でも交流がありますか? [いえ。同級生は315人。彼とは親しくありませんでした。彼が日本に戻ったある時、家人が当方のことを尋ねたそうですが「知らない」と答えたそうです。そりゃそうでしょう]
・カゼをひきました。山は越えましたが少しだるいです。 [今週後半は入学試験でお休みなので、その機会を利用してゆっくり休み、風邪を治してください]
・ひさびさに、朝日を見れた。 [ずいぶん早起きしたんですね。宿題か何かをしていて徹夜したとか...]
・よくわかるFFP講議でした。 [しっかりと、講義しましたからね]
・安全と安心について考えることができた。 [難しい問題ではありますが、最初と最後にご説明した通り、これからを考えるキーワードの一つでもあります]
・科学技術者倫理の授業は、きついです。 [う〜ん、どういう意味なんでしょう。改善できる部分があれば何とかしますよ]
・刈羽村は十日町市に比べたら裕福に見えますが・・・。 [確かに。貴方/貴女は十日町の方ですね。ちなみに、弟一家が住んでいるので、事情は良くわかります]
・教育って難しいと思う。それでいて、とても面倒だ。世の中って本当に面倒なことばかりだと思う。 [実はまったくその通りです]
・工大の就職活動が遅いと思う。今更、公欠の案内を出されても困まる・・・。(実際に、一社受ける事ができなかった) [う〜ん、これはどういう意味なんでしょう]
・自分は在日朝鮮人ですが拉致はいけないですよね! 日本は過去に非常に多くの朝鮮人を拉致して来たので複雑な心境になります。しかし自分の祖父が日本に来なかったら朝鮮で飢え死にしてるかもしれない。さらに複雑です。 [正直なところ、とても難しい問題です。もちろん拉致はいけません。それを北朝鮮人民共和国は国家としてそれを行っていたのですからね。でも日本も何十年か前に、(半)強制的に移住させたことも事実。もちろん自分の意志で移住した人もいたでしょうが。こういう過去を正視しつつ、これからを建設的に考えるしかないのではないでしょうか]
・就活どうしよう・・・。 [この件に関しては、講義全体を通じてご説明した通りです]
・就職活動を頑張る。 [こちらも、ぜひ]
・寝てしまいました・・・。すいません。 [課題か何かで大変だったのでしょうか]
・晴れてきてよかった。 [そうでしたね。でも不安定な天気は続きます]
・雪。 [こちらもしばらく続きそうです]
・早く終わってほしい。 [ご説明したような事情で、今日はずいぶん「早く」終わりましたよ]
・大雪疲れる。雪国は大変です。 [大変です。でもね、雪国ならではの暖かさもあるんですよ。この地を離れて初めて、それに気づいてもらえると思います]
・天気が良くなってきてよかった。が、寒い。 [今年は寒いですよね]
・天気安定しないなぁ・・・。 [そうなんです。今日も夜は雪になりました]
・入学当時の「就職率99.9%」なんて幻だった。 [確かに。でも、客観的に考えると、他大学と比較してとても良い状況なんですよ。先輩の学生諸君と大学が頑張っているからです]
・疲れた。 [複数。課題か何かでしょうか]
・毎日提出課題があって大変すぎる。 [こちらも。今週後半は入学試験でお休みなので、この機会を利用してリフレッシュしてください]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。