平成23年6月10日更新
第1・2回:平成23年6月10日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
・講師の自己紹介と本科目の進め方、学習の方法
・技術者になるということ(1)(pp.1〜22)
・技術者になるということと社会に出る意味
・大学生活の位置付け
・企業や社会が求める技術者像
・小論文作成の要領
・「技術者入門」プログレスシート(A)
・学習支援計画書の内容及び授業運営について説明
・講義
・小論文の提示
・プログレスシート(A)の実施。
・復習:本科目の授業運営方法を理解する。技術者になるということの意味について復習する(pp.1〜22)(30分)
・予習:自分の考えを持つことの必要性について予習する(pp.22〜38)(30分)
・課題:技術者の仕事をまとめる(30分)
・課題:課題本を読み、技術者を目指す自分の考えをレポートにまとめる(第7回授業で提出)(360分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.「僕は/私は、ロボットの勉強をしたくて/ロボコンに挑戦したくて金沢工大へ入ったんだ。何で、字ばっかりのこの教科書の内容を勉強しないといけないの?」
A.(次回、少し解説します。原則として今日のコメントは控えます)
・「新、技術者になるということ ver7」[原文のママ。正しくは『新 技術者に・・・』]を読んで、少し面倒そうと思っただけ。
・[金沢工大では]いつからロボットを作れるようになるのか。
・いるもんはいる。 [原文のママ。「要るものは要る」/「必要だから学ばなければならない」の意ですね]
・グラフが多く、他のさし絵[挿絵]は地図くらいしかない印象を受けた。はっきり言って、面白くなさそう。
・この教科書は字が小さいので目が悪くなりそうだ。
・この本を使っての授業は大事だと思う。ただロボットを作ればいいというわけではない。社会との結びつきというものを考えなければならない。
・これからのロボット造りにやくだつ[役立つ]と思う。
・これだけの内容のつまった[詰まった]物を学ぶと良い技術者になられる[正しくは「なることができる」]だろう。
・していかなければならないと思う。だが[教科書を]読まなくてもできるのであれば[、]読みたくはない。
・そうは思わない[=本科目が必要ないとは思わない]。ロボットを造るとき[時]には字の多い勉強も必要になると思うから。そもそも高校までの学習のなか[中]で慣れた。
・どんなに高い技術を持っていても、それを社会に売り出し、役に立てなければ、そこに金銭[=利益のこと]は発生せず、生活することはできない(悲しいけれどこれ、現実なのよね[原文、図入り])。社会に売り出せるようにするために、文章能力を上げ、社会の動きを知り、社会に役立てるために倫理等を学ぶのだと思います。
・なにも[何も]知らないゼロからのスタートなので、基礎知識をつくる[=「身につける」の意]は必要なことなので、どのようなものでも読まなくてはいけない。 [接続詞「なので・・・」を繰り返しているので、意味が不明瞭になっています]
・ロボットをつくるまでにこんなにも必要か分からない情報のたくさん書かれた本を読まなければならないかが分からない。 [文を短く切り、前後の関係を明瞭にしましょう]
・ロボットを作った後[、]理論的に説明できない[と困る?]から。
・ロボットを作りたくても、知識や技術がなければちゃんと作れないから。
・ロボットを作るための知識や能力を養うため。
・ロボットを作るということは色々な知識、基礎が必要[だ]と自覚しているので[、]前向きに勉強している。
・ロボットを作るには、一人ではなくグループ単位の力が必要となる。その中で、みんなが最低限同じ知識を身につける必要があるので、本が文字ばかりでも読む必要がある。
・ロボットを作成[正しくは「製作」(「制作」は不可)]するためには技術的なもの以外にも様々なことを学ばなければならないのだろうと思った。社会の問題とどう関わっていくのか不思疑[正しくは「不思議」]だ。
・ロボットを造るために大切な知識や心構えが載っているものが教科書であり、且つ、教科書の内容のほとんどが基本事項であると思うので、[教科書は]ロボットを造るためには身につけておかなければならないことを学ぶ材料だから。 [文が長過ぎます。短く切って前後の関係を明確にしましょう]
・一人前の技術者になるためには[、]周りとのコミュニケーションや公式の書類の書き方など[、]一人の人間としての人間力が必要不可欠であるため。
・英語とかならまだしも、工業系の科目の教科書ならば素直に使っていきたい。ただ解説や理論に必要な絵はほしい。
・確かに実技もやりたいが[、]とてもやりたいが[、]こういうことも知っておくべきだと思う。 [原文のママ]
・技術だけでは技術者とはいえない。基礎知識なども必要だから。
・技術だけでは自分をアピールすることができないから。
・技術を学ぶためにはその基礎を[勉強]しないといけないから。
・技術を持っているだけでは技術者とは言えないと思うので[、]別におかしいとは感じない。
・技術者になるためには、私は実際に何かを作ったりして経験を積むことの方が大事だと思っていたので、字ばかりの教科書があってがっかりした。
・技術者になるために必要な知識について理解しなければならないと思うから。
・現代社会について勉強するのは必要だと思う。
・今はまだ、字ばっかりの勉強でいいけど、後々、ロボットなどの物創りをしたい。
・座学はしょうがないと思っている。
・私の家族には工学系の人間がおらず、この分野がどういうものか全くわからない。だから「きっとこういう事が必要なんだろう」と思った。工学系における空気を知る、常識を知るということで[、]私はどんな話もありがたいと思って聴いている。
・字が多い。図が多い。
・字ばかりで面白くなさそう。
・字ばっかりだと、読む気がなくなる。
・自分は基本から学べるならばいいと思っているが、正直、字だけの勉強はつらい。
・自分も、何故、[教科書が]字ばかりなのか分からない。1年の時から[専門的な]技術面[講義や内容]を強化していくべきだ。
・自分もそう思う[=勉強する必要はない]ところがあるが[、]それが[自分のやりたいことや将来に]つながっていくと思うので[、]それでいい。
・芝浦工大は、[1年の]前期のうちにセンサをつかったロボットを作るのに[、]金沢工大はなぜ作らないのか?
・社会に出てからの情報処理能力を身に付けるため。また世界と日本のつながりを知るため。
・社会に出てちゃんと生活できるようになるために必要だと思う。でも、[内容や項目が]多いので少しめんどうくさい[面倒くさい/面倒臭い]とも思う。
・将来のことを考えたら文字ばっかりの[教科書を使った勉強でも]覚えなきゃいけないことがたくさんあるのでしかたないと思う。
・小論文を書くのはめんどうくさい[面倒くさい/面倒臭い]が授業じたい[自体]は必要だと思う。
・正直、字を読んでばかりいる授業はつまらない。
・早くロボットを作りたい。
・当然ロボットを作るためには基礎が必要になり、その基礎ができたうえ[上]で、ロボット制作[正しくは「製作」]となるため、技術者入門が大切になってくると思うが、教科書を見てみると、字が多すぎて読む気にならない。
・特に、何も思わなかった。
・特に不満はない。何であれ[、]やらなければならない・やるべきことをやるだけである。
・読み物、参考書っぽい。パラパラ・・・と見るような本かな・・・。
・内容が細かく書いてあって、理解はしやすいが、読みづらいなと思った。もう少し、太い線と細い線のメリハリがついていれば読みやすいと思いました。
・難しい言葉や文字ばかりで覚えるのが大変そうだが[、この科目で学ぶ内容は]必要なことだと思う。
・物を作るだけではなく、先生の考えや経験を聞けたりするし、文章の書き方や、基礎的な知識は必要だと思うから。
・文字ばかりだと読む気をなくす。
・法則や理論を理解しないとロボットを作ることができないから。
・本の題名からして心がまえ[心構え]を学ぶものと思う。夢考房活動や他の実習授業で学ぶだろうし、別に授業にする必要は感じない。
・本を見る前から、「ロボットを作ることに関しては、どんな文献、教科書もいとわない[厭わない]」と思っていたので、[教科書が]逆に厚くてよかったと思う。
・本音を言えば、実技的な授業がしたいです。
・理論をしらなければ[知らなければ]実践もできないのはわかるけど[、自分は]早くロボットを作りたい。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・AO入試[正しくは「AO入学」]の時[、]どんな風に思われたか気になった。 [もちろん、時間をかけて丁寧に話し合い、良い学生だと判断したから入学できたのです]
・いい印象の先生で、やる気がでた[出た]。 [ありがとうございます。これからも頑張ります]
・エアコン寒かった
・クーラーが少し はださむかった[肌寒かった]。 [以上、冷房が入ったばかりで、場所によっては寒かったかもしれません。寒い場合は申し出てください。窓やドアを開ける等の対処をします(今日も窓を開けていました)]
・この授業は面白そうだ。 [ありがとうございます。ご期待を裏切らないように頑張ります]
・この授業をやって不安を感じる部分がある。 [実社会に関してだと思います。だからこそここで勉強するのです。いわば予防注射みたいなものです]
・これからよろしくお願いします。 [こちらこそ]
・これから頑張る!! [明日と言わず、ぜひ今日から]
・そのまま会社で必要となる能力を得ることができそう。 [ありがとうございます。そういう講義を目指します]
・[メモを取るのが?]たいへん[大変]だった。 [そうかもしれませんが、社会では当然求められる能力ですよ]
・のど[喉]が痛い。 [どうしたのかな]
・[冒頭で少しだけ視聴した]ビデオ棒読み(笑) どっち[の先生]も(笑)(笑) [著者でもある飯野先生と、当方です]
・また今日も腹いたがー [原文のママ。「お腹が痛い」という意味でしょうね。感染症か、神経性のものかもしれません。学内診療所か病院で診てもらってください]
・メモが大変でした。 [気持ちはわかります。でも社会人なら当然備えている能力ですよ]
・よろしくおねがい[お願い]します。 [こちらこそ]
・ら致[拉致]怖い。 [まったく]
・レポートはPCですか筆記ですか。項目名、表題とは[何ですか]、もう少しくわしく[詳しく]記述してほしいです。 [ご本人には講義の後で説明しました。次回、改めて全員にご説明します]
・奥の深い授業だと思った。 [深いです(キッパリ)]
・課題が多い。
・課題の多い授業だと思った。 [そうかもしれません。でも課題に挑戦することによって皆さんの力が伸びるので。ぼんやりと話を聞いているだけでは決して伸びませんよ]
・外が暑いですね。 [急に暑くなりましたね]
・技術者は大変だ。 [大変です(キッパリ)。でもやりがいのある仕事です(こちらも、キッパリ)]
・教科書を勉強することがいかに大切かが分かった。 [こちらがお伝えしたいことを良く分かってくださったんですね]
・教科書を忘れてしま[い、持参しなか]ったので、次からは気をつけます。 [困ったでしょ。懲りたでしょうから、次回は絶対忘れずに]
・教室がカビ嗅い[正しくは「臭い」]...。 [湿度が高いからしれません]
・教室の開放感がすごい[凄い]。 [う〜ん、これはどういう意味なんでしょう?]
・経済も学ばなければならないのだと思った。 [そうです。加えて、政治も、文化も語学も勉強しなくてはなりません]
・後ろの○○[原文、人名]と△△[同左]の独り言と話し声がうるさい。 [すみません。次回は気をつけます(ボソボソと喋る独り言まで対処できるかどうかはわかりませんが)]
・今後のびれる[伸びることができる]ように頑張りたし! [ぜひ。その気概が重要です]
・今日は睡眠時間が少なく大変ねむかった[眠かった]ので[、]今後は気を付けたい。 [そうですね。1限の科目なので、前日は、遅くとも12時頃までには就寝するようにしましょう]
・思っていたよりもよい経験になりそうな講議[正しくは「講義」]だったので[、]次回もがんばりたい。 [ありがとうございます。ぜひお互い、頑張りましょう]
・社会の仕組みがいろいろ分かった。[現在のところは評価などが?]あまりシビアではなかったけど、怠けるといけないと思った。 [その通り。怠けると大変ですよ。必修科目ですから絶対に単位を取得してください]
・授業がんばります。 [ぜひ。こちらも頑張ります]
・授業のスライド[を切り替えるのが]はやい[早い]。 [すみません。最後の部分は少し急いでいました。ただし重要な部分には時間をかけています。早く切り替えた部分は自習してもらえば大丈夫です]
・授業の流れは理解できた。 [今日のところはそれで大丈夫です]
・週間レポートは、ネットの新聞を読んで書いてもいいですか。 [ダメです。次回ご説明します]
・宿題が多いぞー!! [そうかもしれません。でも課題に取り組むことが自分を伸ばします。ぼんやりと話を聞いているだけの講義では力をつけることはできません]
・進めるのが少し速い。 [最後の部分は少しそうだったと思います。ゴメンなさい。ただし重要なところはきちんと時間をかけています。飛ばしたところは教科書を読み直せば大丈夫だと思います]
・正直[、]学ぶ必要があるのは分かるが、学びたくはない。 [原文絵入り]
・西村先生、はじめまして。○○[原文、人名]です。今度 お話に[研究室へ]行きます。 [原文、ニコちゃんマーク入り。わかりました]
・西村先生は自分[が出会った先生]の中で[は]新しい[タイプの]先生だと思った。 [お褒めの言葉ですよね。ありがとうございます。でも他の先生も凄いですよ。この科目のII、IIIでそれが分かると思います]
・先生 ポーカーフェイス! [そうかなぁー]
・先生は料理[が]できますか? [できます。大学(学部)に8年間通学していた──留年したわけではない──のですが、後半の約4年間は中華料理店でコックとして働き、生活費を捻出していました]
・洗濯物を外に干してて[=戸外に干したままアパートを出てきて]もよっかったかな。 [原文のママ(「っ」が余計)。そうですね、部屋干しは独特の臭いがありますからね。天気の良い日は外で干しましょう]
・前にいた学校が女の子ばっかりなのがうらやましい[羨ましい]。 [正確には女子大ではありません。男女半々だったのですが、男子学生は授業に出てこないので、教室内は女子が多くなるのです]
・想像[していた内容]と違っていた。 [さて、吉と出たのでしょうか?]
・大変そうだけど、がんばろうと思った。 [ぜひぜひ]
・知らないことを知れて[「知ることができて」の方が適切]よかったと思う。 [「知らないことがある」ということに気づいただでも進歩です。この調子で頑張りましょう]
・朝活[動を]始めた。 [こちらは夢考房かつどうでしょうか?]
・朝早く起きすぎて、とても眼かった[正しくは「眠かった」] [最近は4時前に明るくなりますからね。朝早く起きたのならその時間を有効に活用しては?]
・日本の技術を上げていきたい。 [その気持ちを大切にしてください]
・入試面せつ[面接]の話がおもしろかった[面白かった]。 [ありがとうございます]
・本 早めに借りよう。 [ぜひ]
・眠い。 [お疲れのご様子]
・面白くない [正直な反応だと思います。でも、講義や担当者が「面白くない」──それは、あり得る──として、何も得るものがない、ということはあるでしょうか?]
・理解が難しそうな印象を受けた。 [難しい言葉が並んでいるので、講義をちょっと聞いただけでは理解できないと思います。予習復習をきちんとすれば、徐々に分かってくるようになります。頑張ってください]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。