平成25年10月31日更新

3EA1クラス
第5回:平成25年10月31日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※第5〜6回では、事例「ソーラーブラインド」に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・「ソーラーブラインド」の概説
・「ソーラーブランド」ビデオ視聴
・グループ討議

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議

学習課題 予習・復習

・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・予習・復習:討議内容についてのさらなる検討(必要に応じて、課外でのグループ討議)(120分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら...」あるいは感想を手短に
A.

[もし自分が主人公だったら]

[次回の講義で一緒に考えますので、原則としてコメントを控えます]

・CSEに不安要素を伝えた方がいいと思った。回路が悪いのか、プログラムが悪いのか、それともCSEの製品が悪いのか分からない状況なので、CSEにも異常がないか調べてもらうべきだと思った。
・もし自分が真田の立場でも、結果は変わらなかったと思う。
・リーダーはすごく責任のある役だと改めて感じた。自分が主人公の立場だったら、上司の命令に従うしかないと思う。
・会社の決定に従うと思った。[このビデオが]夢考房のプロジェクトで製作されていたことに驚いた。
・会社の判断にしたがうのが、判断な選択だとおもう[思う]。
・会社の方針に従い発表するのが、問題の原因の究明はつづける[続ける]。
・技術者は必ず真田のような事態と経験するのではないか。自分が真田の立場なら、会議の後にどうするか。後にまた上司を説得しに行くと思う。
・後悔しない選択をすべきである。わかる問題点を放置しておくことは、危険である。ジレンマ問題で、判断がとても難しい。主人公となった場合も上からの圧力で難しいと思います。発売のための、環境試験。
・最後の場面で事実を伝える。
・自分が主人公だったら、そのままなに[何]もしないと思う。一個人のわがままで会社の決定に口出すわけにはいかない。期限までに問題を見つけることができなかった主人公が悪い。
・自分が主人公だったら、会議に参加して[元請]会社にはつばい[発売]延期をたのむ[頼む]。
・自分が主人公であれば、おそらく問題をそのままの状態にして発表し、発表後に解決策を考えたと思う。
・自分が主人公であれば、発表の延期を提案を行うと思う。やはり、商品の安全性が確立されていないものを市場に出すべきではない。
・自分が真田さんの立場だったら、自分の仕事を失ってまで技術者としての倫理を貫く事はできないと思う。
・自分が真田だったら、あまりなにもいわず[言わず]に石川にしたがって[従って]いたと思う。ただし、したがって[従って]も[、万一の]問題発覚時に[は]危い橋をわたる[渡る]ことになると思う。
・自分の場合、技術的に解決する。
・社内での活動環境が悪い。会社を辞めるべきである。
・主人公が本当に市場に製品を出したくないならば、他にいろいろと手があったと思う。決定を上司にまかせた時点でどちらでもいいと思っていたに違いない。
・上からの重さに耐えることが出来ないということがよく分かった。自分でも同じ事になると思う。
・上司が自分の積任[正しくは「責任」]のがれ[逃れ]にせいーぱい[精一杯]でてんけい[典型]的な日本人上司のように見えた。原因が見つからないのなら東南アジアでの発売するのを中止することをていあん[提案]すればよかった。 [一部誤認があります。東南アジアの件は、現地工場で量産に向けて試作品を使っている時に起きたものです。先進諸国向けにも、BRICS向けにもまだ発売はされていません]
・真田の思いを打ち明けるかどうか、しかし責任をとれない[取れない]こともありえるが、自分は[懸念を]つたえ[伝え]ようと思う。
・説得し続けながら原因を探す。
・発火ではなく火傷程度の事故の場合、ユーザー対応をする前提で製品発表を行ってしまうと思う。
・本請[正しくは「元請」]会社の方を説得する。
・問題が起きたなら初期不良として対応する。独自に改良を目指す。性能向上型、改良型として新たなものを作る。
・問題が起きてからの方が責任やお金がかかるので、調査を続行する。決して売らない。

[ビデオの感想]

[こちらも次回の講義内容に影響しますので、できるだけコメントは控えます]

・1年半後[に]就職して[、]自分が同じ立場になったらと考えると不安になった。
・あのような状況になったらせっぱつまって[切羽詰まって]しまうので判断を誤るのは仕方ないのではないかと感じた。
・ギスギスした職場に行きたくない。
・ギスギスしている職場の中で、意図的にリーダーにストレスをかけようとしている細谷が嫌だった。
・ジレンマ問題が見られた。安全を重視した製品を作りたいが企業間の関係上とても難しいと考えられる。上司がしっかりして欲しいと思う。
・チーム全体で問題点を解決する必要があると思うのに、リーダーだけの責任だと言えない。 [後半は、「責任がリーダー(真田)一人に背負わせられている」という意味でしょうね]
・データ・報告書の隠ぺいにより、不祥事が起こってしまえば、会社自体にも重く責任がくる[来る]ことは目に見えているのに、見て見ぬふりをすることは、経営者のまえに技術者のまえ[前に]に技術者としてやってはいけない。
・ドラマで見ると文より、状況がわかりやすく、理解しやすかった。
・ビデオを見て事例の内容が良く分かった。この後にアゴラができれば、また違った意見を書いていたと思う。 [確かに]
・プロジェクトリーダーの板ばさみ状態は辛いと思った。
・よくできた話だなぁと思った。知らない所で、こういう事が多く行ってるんだろうなと思う。
・よくできていた。
・下請け会社は大きな会社に対して無力であると感じた。また、何か問題があった場合[、]下請け会社に責任がいくのは理不尽な気がした。
・会社では、何でも話せるようにと決めているのに、石川が[真田の話を]聞かないのは倫理に反していると思う。また、上司には逆らえないので、延期するのは難しかったと思う。 [前後の接続詞は、「また」ではなく「しかし」でしょうね。逆接か、条件付きなので]
・会社の方針と自分の思い通りにならないことがわかるビデオ。
・開発期間は余裕を持って決めるべきだった。
・[自分たちが将来]企業に就職して、このような状態になることは十分あると思った。そうなった時に、自分ではなかなか決めるのは難しいと思った。
・期間内に、仕事を終わらせることの重要性に気づいた。
・技術者として安全性が優れた商品開発をしたいのに元請け会社との関係が崩れたくないために不安をうやむやにするのは良くない。
・技術者として会社や社会の一員として、答えを出すのは非常に難しい問題であった。
・経営陣と技術者陣では考え方が違ううえ[上]に、責任の内容が違うと思った。 [重要な指摘ですね]
・今回のようなケースは色々な場面で出てくる状況だと思う。しっかりと考えたい。
・事例を読んだよりも、状況がよく分かった。真田さんはどんどんおいつめ[追い詰め]られている中で、あの精神力はすごいと思った。自分は真田さんのように行動できないと思う。
・実際に、このような問題が社会の中で起きていると思うと、会社選びは大切であると思います。
・実際にドラマとして見てみると臨場感があり、問題解決に向けてどのように考えるか文面よりも伝わるものがあった。
・実際の開発現場でもあのようなことは当然起こると思うと、対応できるか、不安になる。
・実際の企業でも同じことが良くありそうで恐い。
・社会と会社の板ばさみは、世の中ではよくあること。
・主人公が置かれている状況は、将来自分が働く際に起こり得ることだと思うのでとても怖いです。
・主人公の立場だとどうすることもできないので、意見を発言しても思いどおりにならない。
・真田さんは自分の意見を上司に伝えていてかっこよかった。
・真田さんもがんばったけど石川さんも大変だろうと思った。
・真田さんもですが、石川さんの立場も辛いと思いました。石川さんが技術者出身だとすれば尚さら[通常は「尚更」ないしは「なおさら」]です。 [後半はまったくその通りですね]
・世の中は、理不尽だと思った。
・製品発表日と発熱トラブルの板ばさみで、非常に厳しい状況(追いつめられている)が良く伝わってきた。
・物作りは予想もしなかった事が起こるというのは良くある事だと思う。
・文章で読むよりもドラマで見た方が状況や問題などをは握しやすかった。
・問題が確実にあると分かっているのに、製品化することは、問題であると思う。
・良く出来ていておどろいた[驚いた]。話の後の事も答えではないが欲しかった。 [後半部分、お気持ちはわかりますが、「唯一絶対の答」はありません]


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・[ボーイング]787の問題と非常に似ていると思った。 [その通りですね。この件に関しては次回(たぶん)]
・Agoraがむずかしい。 [そうかもしれませんが、論理的に考えるには良くできていると思います。頑張ってください]
・DVDが妙にこって[凝って]いると感じた。 [制作は若手の先生と夢考房プロジェクトの学生諸君、そしてプロの方々です]
・アゴラの印刷ムズイです。 [問題があるようでしたら具体的に教えてください。なお「ムズイ」等の表現はあまり使わない方が良いと思います]
・アゴラの問題は時間がかかる。 [そうかもしれませんが、順序立って考えるためにはある程度の時間は必要です]
・ドラマおもしろかった。
・ドラマが思ったより本格的でおもしろかった。
・ドラマが良かった。 [以上、ありがとうございます。前述したように、このビデオは若手の先生が制作されています]
・ビデオの途中のヘリの音が気になりました。まだ音だけだと判別できない・・・。 [ヘリコプターの音はまったくのアフレコ(アフターレコーディング)です。実際には飛行していません]
・ビデオの話は、講義ノートで予習していたので、分かりやすかった。 [おぉ、それは凄い]
・経営者という立場から考えると、非常に難しい問題だと感じた。 [非常に重要な点を指摘していると思います。この件に関しては次回ご説明します]
・今日の事例はむずかしい。 [でしょ?]
・最近変な夢ばかり見ます(後輩がひたすらオムライスを食べているなど。) [確かに、変だ。でもセンセイもこのところ変な夢ばかり見るのです]
・自分なら部下の女性と逃げます。 [ちゃかすつもりはないのですが、たぶん貴方/貴女はとても重要なことを(無意識に?)認識しているんじゃないかと思います]
・首が痛くて前が見にくかった。 [悲惨だ。どうしたのかな?]
・就活の進歩がダメです。 [この件に関しては、講義の後半でご説明します]
・初期のPS3も焼けど[正しくは「火傷」]するくらい暑かった[正しくは「熱かった」]がそれでも製品として出せた。 [この件に関しては、次回の講義で]
・小学のクラスのレイアウトは、どこでも同じなんですか? [現在はそうでもありませんが、かつてはかなり標準化されていました]
・先週より快適だった。 [そうですね。人数が半減したため、雰囲気が一変しましたね]
・前回の件について。小並感→小学生並みの感想。真夏の夜の淫夢という、野球選手が出演しているゲイビデオが元ネタである。グループで集まる授業はいっぱいあるのでなるべく授業中に終わるような時間を配分してほしい。 [前半についてはなるほど。了解しました。後半については二つのお返事を。第一には、この部分に関しては、基本的には時間外の活動を想定していません。他クラスの方も入っている場合があるからです。時間外の活動は任意です。第二に、ただし大学の講義は1時間の講義に対して1時間の予習と1時間の復習を求めています(大学設置基準)。その意味では時間外の予習復習は当然ということになります。まぁ、実際にはその間で折り合いをつけるしかないんですけどね]
・疲れました。 [どうしたのかな?]
・夢考房製作に驚いた。 [でしょ?]
・面白かった。 [ありがとうございます。前述しましたが、実際の制作は若手の先生です]
・問題が起きた時は冷静に判断することが重要。 [まったくその通りですね]
・問題が再現性のないものなので、考えるのが難しそうでした。 [その通り。でも再現性のないトラブルって、いくらでもありますよ。この件に関しても、続きは次回]
・夕日がきれいだった。 [別な意味で、まったくその通りでしたね。グループ討議に入った時にブラインドを上げたのですが、センセイもびっくりしました。これって、頑張った人たちへのご褒美かも]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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