平成25年11月1日更新

3EM3クラス
第5回:平成25年11月1日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※第5〜6回では、事例「ソーラーブラインド」に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・「ソーラーブラインド」の概説
・「ソーラーブランド」ビデオ視聴
・グループ討議

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議

学習課題 予習・復習

・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・予習・復習:討議内容についてのさらなる検討(必要に応じて、課外でのグループ討議)(120分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら...」あるいは感想を手短に
A.

[もし自分が主人公だったら]

[次回の講義で一緒に考えますので、原則としてコメントを控えます]

・CSE社から去ってしまう。 [仰ることはわかるのですが、元請けのCSE社ではなく、スマートシステム電気産業ですね]
・これ[=最後の会議(問題を指摘するチャンス)]をのがしたら[逃したら]製品化されて被害が拡大してしまう。1かい[回]けっさく[傑作]をだす[出す]時間をもらう[貰う]。
・ソーラーブラインドの発売の延期をうったえる[訴える]。
・なんとかして[=「いかなる手段を使って」]も[、]とめる[止める]。
・バッテリーがは発熱は分からず、また不安要素を事前に確認しているため[、]発表を延期するように進言する。
・まわりをまきこんで[巻き込んで]原因の解決を考える。まわりの人に頭をさげ[下げ]まくる。
・もし自分がビデオの主人公だったら、[上司あるいは他社の関係者に]本当のことをうちあけ[打ち明け]て、延期してもらう。
・[自分なら他社の人間や自社内の上司に]意見と[か]言えないと思う。
・[発表]延期をもちかける[誰に?]。所々はっきりとしない部分があるため要因を見つけるのは簡単であった。
・何らかの原因はわかったため [原文のママ。では、どうしましょう?]
・会議では言わず[、]個人的に他の人に意見をあおぐ[仰ぐ]。
・会社あるいは上司の決定にしたがい[従い]、万が一ユーザーのもとで事故が起きた場合対処する。
・会社の決定なので、おとなしく[大人しく]従う。
・会社の指示に従い、後日ユーザー対応していく。
・会社の指示に従い、製品を発表する。
・会社の判断に従って製品発表に臨む。
・会社の方向性に従う。
・各部署ともっと連絡をとる[取る]べきだったと思う。
・技術者として自分の意見を発表する。 [具体的には、いつ、どこで、どのようにして?]
・三社会議で問題がでた[出た]ことをいう[言う]。
・事故が起きる可能性があるのに[、それにもかかわらず]それ[=製品]を販売するような会社は辞める。
・事故原因が解明されるまで報告期間を延ばしてもらえるように課長に説得する。
・自暴自棄になると思う。あきらめる[諦める]。
・自分がもっと優秀なら、手のうちよう[打ちよう]もあったが、これではどうしようもない[。]プログラムの書きかえであきらめる[諦める]べきだった。
・自分の意見を通し延期するように頼む。 [誰に、何時、どうやって?]
・[そのまま]商品化する。
・少なくとも最後まで最善はつくす[尽くす]。
・上司に逆えず売ってしまう。
・上司に頼み、安全が確認できるまで延期してもらう。
・真田さんはできうることの全てをしたと思うし、その結果としてだめだったのだから責任を押しつけられる前に会社をやめる[辞める]。
・製品発表間近になって問題が発生するととてもやっかい[厄介]である。結果として何も起こらないことも考えられるので、私ならごまかして[誤魔化して]ほうこく[報告]して製品化するかもしれない。
・製品発表をする。
・[上司の]石川さんに、被害者が出た時に、どう対処するのか問う。
・全体に対して、不具合のことは、会議内で直接、安全性を得るために話す。
・悩みながらも、問題を発表しない[=会議等で問題点を指摘しない]と思う。
・発熱の原因を探る時間を確保するために、上司が、真田に相談する。原因の解決まで、あと少しだったと考える。
・発売を延期してもらう。
・発表しない。
・発表をおくらせ[遅らせ]る。
・発表を延期する。
・本当のことを話して調査を行う期間をもらい、全体の見直しを行う。
・問題が改善するまで製品の販売を延期する。
・問題が起こってからでは遅い[ので、販売を延期するか、上司や他社の関係者に問題点を指摘する]。
・問題の明白な解決方法がわからないまま、製品発表するのはまずいと思う。
・問題をほうこく[報告]する。
・問題を残したまま発表する。
・問題を報告して延期してもらうように説得する。
・問題を報告する。

[ビデオの感想]

[こちらも次回の講義内容に影響しますので、できるだけコメントは控えます]

・1つの問題を見つけるために長い時間をかけてたいへん[大変]だと思った。
・[実際の社会や企業では]うまくいかないことばかりだと思った。
・やはり今の企業の在り方、線引きは難しいと思った。期日を守りつつ、安全というのはマージン[余裕/冗長さ]が必要と思った。
・安全でない製品を世に出すのは嫌だと思う。後ろめたい気持ちになる。
・会社としての意向を一人の技術者がくつがえす[覆す]ことは難しいものであると思った。
・会社のために製品の欠陥の報告を偽装するか、技術者として欠陥を見つけだすために、発売を遅らせるか、ジレンマ問題であると考える。
・現在でも発売された製品で問題がある製品はあるので[、]自分の意見をおさえる[抑える(=ここでは「意見の表明を控える」の意?)]のも大事だと思う。
・真田の技術者として志だけでは通せないものがあることを改めて知った。
・真田の立場にあったのなら、自分も深く悩むことだろうと感じた。
・製品を発表すれば事故が起こるかもしれないが、発表しなければ、会社が傾くかもしれないというジレンマ問題が生じていた。
・理由をもっとはっきりさせて石川さんと相談するべきだと思った。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・がんばりました。 [ご苦労様でした]
・ご利用は計画的に。タイムローン(株)(課題、初期的意味で) [う〜ん、どういう意味なんだろう]
・ためになった。 [こちらも、別な意味で、どのように、貴方のためになったのでしょう]
・ドラマの続きが気になります。 [言うまでもないことですが、続きはありません。教育用のビデオなので]
・ビデオおもしろかったです。
・ビデオのクオリティーがすごかった。 [以上、ありがとうございます。制作は若手の先生です]
・ビデオのような技術者は大変そうだった。 [この件に関しては、次回]
・ビデオを見て、上の人があんな風に言ったら押しまけ[負け]そうだと少し思った。 [こちらも]
・ビデオ出演したいです。 [最初はそう思うかもしれませんが、そのうちに「出たくないなぁー」と考えるようになりました。少なくともセンセイの場合は]
・リーダーの立場はつらい[辛い]と思った。 [この件に関しても、次回。コメントは控えます]
・[このビデオのように]工大は、いろいろとやってますな。 [はい。やってます。夢考房制作です]
・幸田は発売の延期を上司に言ったが、延期にはならなかった。その場合もうどうしようもないのか。 [この件に関しては、次回一緒に考えますので、コメントは控えます]
・細谷氏が知ってる人に激似だった。 [ありますよね、そういうことって。ちなみに主人公は長島茂雄選手の息子さん、長島一茂さんに似ていると思うのですが、どうでしょう?]
・思う所が有った。 [う〜ん、具体的には?]
・自動車では、何年もたった[経った]あと[後]にリコールが出たりするから。ある程度はよい[良い]かも[しれない]とも思った。 [この件に関しては次回考察しますので、コメントを控えます]
・自分が将来そのような立場になったとき[時]どうなるかなやむ[悩む]。
・社会人は大変だなぁと思った。
・社訓は添えるだけ。
・職場環境は大事ですね。
・真田さんはよくがんばった。
・製品開発って大変そう。
・製品発表すべきでないと思う。 [以上、こちらも次回の講義で一緒に考察しますので、コメントは控えます]
・西村先生はiPad Airに興味ありますか? [はい。いいなぁーと思うのですが、センセイ(≒貴方のお父さん)くらいの年齢になると体力が落ちているので、いかに荷物を運ぶのかが重要になります。個人的にはiPhone 5を使っているので、iPad Airは買えないかなぁ...]
・先生の小話がおもしろいのでもっと色々なことを話してほしい。 [ありがとうございます。でも受講者の中には快く思っていない方もいらっしゃるかもしれませんので、バランスは考えさせてください]
・全ての企業がしていることのように思えた。 [この件に関しては、次回]
・当事者、上司、チームのメンバーそれぞれの気持ちがわかるので当事者であるチームリーダーが不便[正しくは「不憫」]でならなかった。 [気持ちはわかるのですが、こちらも次回、一緒に考えましょう]
・働くことは大変だと思った。 [そうです。大変です。でも、やり甲斐があります。だからこそ働いているんです]
・難しかった。 [う〜ん、どういう意味でなんだろう]
・判断することは難しいものであると、あらためて[改めて]思った。 [それはその通りなのですが...]
・明らかになっていない[=「顕在化していない」]だけで[このようなことは]日常の中にも潜んでいそうな問題な気がする。 [まったくその通り。だからこそ、この科目があるのです]
・友人が新潟大学に存学中ですが先生の後輩として何か一言お願いします。ちなみに教育学部ではないです。 [「かねこの二重のかつ丼食べました?」と尋ねてください。実際に食したか否かは別として、ちゃんとそれなりの回答が届いたら、次の質問をします]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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