平成25年11月5日更新
3VA3クラス
第5回:平成25年11月5日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※第5〜6回では、事例「ソーラーブラインド」に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・「ソーラーブラインド」の概説
・「ソーラーブランド」ビデオ視聴
・グループ討議
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・予習・復習:討議内容についてのさらなる検討(必要に応じて、課外でのグループ討議)(120分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら...」あるいは感想を手短に
A.
[もし自分が主人公だったら]
[次回の講義で一緒に考えますので、原則としてコメントを控えます]
・[元請けの]CSE[社]に対して、ソーラーブラインドの不備を製品の発表前に、どのような原因で発熱が起きるかということを、消費者のために、発言すべきである。 [文章が長すぎるので意味が不明瞭になっています。文章をもっと短く切り、前後の関係をはっきりさせると分かりやすくなります]
・そのまま製品を発表してしまうと思う。
・プロジェクトメンバーに対して早くから、残業を求めれば良かった。→早期発見。
・もし自分が真田さんなら[、]ながされ[流され]そのまま何もいわないと思う。1年半もの長い時間の責任をとれる勇気がない。
・もんだい[問題]が出た時点で、もう少し人を増やして対策する[正しくは「対策を講ずる」など]べき。
・一度[会社の]上[層]部や社長が決めた納期はなかなか変更することが出来ず、経営者としては決定した期日で行いたい[=納入したい]。技術者としては発生した問題を解決して、安全な状態にしてから発表したいという2つの問題がジレンマとなってしまい、VTRのようなことが生じたのではないかと感じた。
・会社で話が通らなかったが、自分の保身を考えず合同の会議の場で話すべきだと感じた。しかし、自分が主人公の立場だと発言できないと思った。
・回路の確認をもう一回するべきだった。回路確認をし、それをと平行して別の原因、他の会社側の問題は無いかを探す。
・開発延期を強く訴え、そのかわり、このプロジェクトが成功したら、この職場を辞める。技術者となるには、このような場面におちいる[陥る]可能性が高いと感じた。
・技術者として、製品の安全性を優先すべきであると考える。
・欠点を残したままにするのも良くはない、期限を守らないのもよく[良く]はない。2の次[二の次]の問題は難かしい。この場合は、欠点のケアがな。 [最後の部分、具体的には?]
・最後の会議で問題点を正直に話す。
・私が主人公だったら、人の命の安全を重視するので試作品を再開発する[=このままでは発表、販売しない]。しかし、そうしたら取り引き先との関係が悪くなり、自分の会社の人に迷惑をかけてしまうので決めずらい[原文のママ。正しくは「辛い」/「づらい」]。
・私が主人公なら真田さんの意見はすごい[正しくは「すごく」]わかるのだが、会社の判断にしたがって[従って]しまうと思う。
・私なら、問題点を明るみにし、発表させない。100%良い物がせけん[世間]に出まわる[出回る]べきで[、もしそうでなかったら]後の事の対応ができない。
・自身も真田さんと同じく発表の延期をして問題を明らかにすべきだったと思う。
・自分がビデオの主人公だった場合、少しの危険の可能性のある[=「少しでも危険性のある」の意]ものであるのなら、発売はしないと思う。技術者として[発表、販売しては]いけないと思う。
・自分がビデオの主人公なら、告発はできないと思う。
・自分が主人公だったら、技術者としての行動をとり[取り][、製品の]欠点を[三社会議で関係者に]言っていたと思う。
・自分が真田さんの立場だったら、石川に従っていたと思う。上からの圧力にさからう[逆らう]ことはできないと思った。夢考房が作って、このクオリティーは素晴らしかった。
・主人公と同じ立場だったら、問題の生じる製品だったので主人公と同じように延期するように上司に言う。
・主人公の考え方も一理あるし、会社の考え方にも一理ある。難しい問題だった。どちらを支持するかとても苦労するだろう。
・上司の言う通りにしたがう[従う]。どっちが正解かどっちが結果的にマシな結果になるか難しい。
・上司の石川さんに相談しても話を聞いてくれなかったので、三社での最終会議で直接報告する。(理由ははっきりとしていないが問題があるということを)
・上司を、説得する。
・真田さんは、グループリーダーとしてよくやっていた。自分なら、もっと強く課長に[正しくは「課長を」]説得する。
・精神的に強くないと生きていけないと思った。もし自分が主人公だったら、黙っていると思います。
・製品を出した後、新しく開発していくべきだと思う。
・絶対に延期してもらう。これで問題が起きれば、会社は傾く。
・納期の方を重視する。発熱では死なない。[しかし]建築だったら安全重視だと思う。 [発熱して大怪我や死亡事故に至る可能性はあります。また火災の原因となる可能性もあります]
・発熱し、触れると火傷するならば、注意書きにて対応する。設置場所の指示書きをする。触れる必要性があるならば[高温部に直接触らないように]取手をつける。
・発表しない。(問題が発覚したら、更に損失が多きく[原文のママ。正しくは「大きく」]なってしまうため)
・発表する。経営的な面から見るとそうしなくてはいけないと思った。
・販売を延期しない上司の意向に従う。
・問題を伝え、発売を延期を提案する。どれくらい延期すればいいのかよくわからなかったが、延期するとどの問題があるのかわからない。安全より重要な問題なのか?
・問題点があったことを正直に発表の場[=最後の三社会議の場]で言う。[ビデオの感想]
・ビデオを見たことで不確かな事実が確かな事実になった点がある。 [なるほど。ただし映像はシナリオを忠実に再現しています]
・会社員としての各々の立場を考えると[、]安全性を求めきることは難しいと思った。 [もちろん。だからこそ皆が困っているんですね]
・技術者と会社の経営を考える人では、考え方や基準が違うと思った。 [この件に関しては、次回の講義で]
・技術者は、安全性[を優先]なのか会社[への忠誠義務を優先]なのかの2択[二者択一]を選択しないといけないのかと感じた。 [こちらも、次回]
・真田さんのようなジレンマ問題は社会に出たらなくはないと思う。しっかり考えていきたい。 [まったくその通り。積極的な姿勢は高く評価できます]
・真田さんは、安全をとる[取る]か、上司の言うことを聞くか。ジレンマ問題の状況にあり大変そうだった。 [こちらも、次回の講義で考えましょう]
・真田さんはリーダーとして、技術者として責任を負っていて難しい判断だと思った。 [確かに]
・長期に渡って製品を開発してきた努力が無駄になることはあってはならないという上司の気持ちも分かると思った。 [こちらも、別な意味で次回考察しましょう]
・様々な人間関係や、会社事情によって、思うように開発作業ができないのでが大変そうだった。 [でも現実社会では常に各種の制約が存在しますよ]
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・11月に入って忙しくなってきたなぁ。 [そうなんですよね。まだ師走じゃないのに]
・4限目はきついです。 [今日は受講数が多いのでしょうか]
・おもしろかった。 [ありがとうございます。おそらくビデオに関してでしょうね]
・つかれた[疲れた]。 [どうしたのかな?]
・ビデオが分かりやすかった。
・ビデオの内容がなかなか深刻で考えさせられた。
・ビデオの内容の落とし穴が気になる。 [以上、内容に関しては次回、一緒に考察しましょう]
・ビデオよかった[良かった]。 [ビデオは若手の先生の制作です]
・ブラックでない会社はないと感じた。 [この件に関しては、次回]
・リーダーをこなすことは、難しいと感じた。 [その通りですが、誰でもリーダーになる時が来ますよ。センセイも得意ではありませんが]
・会社の判断はしかたがないことだと思う。 [この件に関しては、次回]
・今回の件は、さなだ[真田]さんの立場から物事を考えるのだが、技術者としてソーラーブラインドを売ることは、こばまれる[拒まれる(=「拒むべき」の意)]のだが、会社や関わってきた企業のことを考えると、とても難しい問題だと思う。 [文章が長すぎるので意味がわかりにくくなっています。短く切り、前後の関係を考えると良くなります]
・自分の発言をしたいが[、発言]できないと感じた。
・心苦しいビデオ内容だった。
・真田さんのことを助けられない、頼りない部長[設定上は課長]に少し腹が立ちました。 [以上、当事者意識を持って視聴していただいたことには感謝します。ただし内容については次回の講義に関係しますので、コメントは控えます]
・晴れて良かった。 [そうでしたね。寒くなってくると、雨の日は辛いですよね]
・問題のある商品を発表した方が不利益になると思う。 [この件に関しても、次回]
・夕方5時でもう暗い。 [そうなんです。これから12月上旬まで、夜になるのがどんどん早くなります]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。