平成25年11月29日更新

3EM3クラス
第9回:平成25年11月29日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

Reflections 1
(専門分野特有の問題に関する志向倫理的検討)

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材の聴講
・学外講師による特別講義
・専門学科教員による講義
など

学習課題 予習・復習

・予習・復習:課題5(90分)
・予習:課題6(Agora上での「ギルベイン・ゴールド」の倫理的問題構造、事実関係、ステークホルダーなどの把握)(100分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.今日は長短2本のビデオをご覧頂きました。どうお感じなったでしょうか
A.「今日の一言」に書かれたものも、関係するものはこちらに回しました。講義の中でご説明しましたので、原則としてコメントは控えます。

[ホンダのCVCCエンジンの開発について]

・CVCCエンジンの仕組みについて知れた。
・Hondaの技術者は技術者として素晴らしいことをしたと思った。
・[本田宗一郎のように]技術者は自分の間違いをしっかりと認めることも大事だとわかった。
・[後半のビデオは]飛行機ということでピンとこなかったが[、]ホンダの社長の交代について非常に同意できた。

[ボーイング社製787型機(B-787)が搭載する日本製バッテリーのトラブルと対処について]

・「ものづくり」を行う上でコミュニケーションは重要である。
・787は最初から欠点がなかったのか? 強行売り出しをしてしまったのでは?
・Going 787[正しくは“Boeing 787”]の安全性の追求が必要、原因が気になります。実際の技術者はコミュニケーションの能力が重要であることを再認識した。
・アメリカ人がたくさんでて[出て]いてややこしかった。 [次回ご覧いただく「ギルベインゴールド」はさらにややこしいです。十分に予習してきてください]
・アメリカ人はいい!
・コミニケーションの重要さがわかった。
・コミュニケーションの大切さがわかった。
・コミュニケーションは重要。1人[だけ]で考えつづけて[続けて]はダメだと思った。
・コミュニケーションをとり[取り]、技術者は責任をとることが必要となる。
・トラブルがあったのに、改善して使えるようにしたボーイング社はすごい。
・どれだけ技術者が頑張ってすごい技術があっても、客にとっては機内で接するCA(現場の人)こそがその企業の全て。クローズアップ現代とかNHKスペシャルとかって授業とかでよく使われるけど、とてもためになるし面白い。いつもは作業者だけど慣れないスーツ着て名刺交換って場面は少し面白い。もっと技術者が客の前に出てもいいと思う。
・バッテリーの原因が何だったのか、現在は解決されたのか気になった。
・バッテリーの問題があんなに大きな門題[誤字。正しくは「問題」]になっていると思わなかった。
・バッテリーを外人とコミュニケーションをとり[取り]ながら作業することで間違えるということが少なくなることがよくわかった。
・バッテリがショートしないようにしてから運用してほしい。
・ひこうき[飛行機]めっちゃこわい[怖い]。
・安全と経営の問題は、解決が難しい。
・安全基準がどのようなものなのかきに[気に]なった。
・技術者がむくわれない[報われない]と感じた。 [う〜ん、むしろ逆の描き方だと思うのですが]
・技術者って責任が重い。 [確かにその通りなのですが、その反面、「(他の人はできないけれど)技術者ならできること」や技術者としての働きがいも大きいんですね]
・技術者というのはすごい職業だと思った。 [まったくその通りですね]
・技術者として、問題についてどう立ち向かっていくかということを考えされた。 [こちらも]
・技術者に求められるものが多い。
・技術者の責任と仕事のやりがい[やり甲斐/遣り甲斐]などは本当に大きなーと感じた。
・技術者は一筋縄で仕事ができないなと思った。
・技術者は問題が出た場合、問題を解決するために様々な技術者と協力してものづくりをしなければいけないと感じた。
・技術者達のバッテリー発火に対する対策がすばらしいと感じた。
・技術的な課題の克服に関係者のコミュニケーションは欠かせない。
・経済性の中に安全性をいれなければ[入れなければ]ならない。 [後者がまず基本ですので、念のため]
・経済的に安全な製品を作ることはとても重要であると感じた。
・原因が分からないのに対策をして、どこまでその対策が信用できるのかが説明できない気がした。不安をかかえたまま市場に製品が出回った状態が続いているのが意外だった。
・最新の技術を使う場合はリスクが伴うので、試験などの見直しなどの意識が必要なのだと思った。
・失敗をそのまま失敗とするのかどう見るかを感じた。
・実際の技術者のことがわかった。専門的な知識もだが、人間関係も大事にしたい。
・実際の技術者はソーラーブラインドの技術者よりも技術者としてやるべきことをしていると感じた。
・周囲の人と意思そつう[疎通]をはかる[図る]ことは大事だと思った。
・将来的に自分がこのような場面に対したとき、しっかり対応できるか不安になった。
・製造期間を短くしても安全性が[保証]なければいけないと思う。
・製品が全て安全なわけではない。 [絶対安全はありません]
・多くの技術者が集まって、真実を話し、コミュニケーションがしっかり行われていることを知ることができた。
・部屋にこもる[籠る]技術屋のほか、飛びまわる[回る]技術屋も必要な時代なのかと思った。
・本質的な問題の解決に至っていない。そもそもなぜバックアップのバッテリーが発火したのか安全性と経済性の双方をとった[取った]形になっていた。
・問題がはっきりするまで調査を重ねることが大切だと感じた。
・問題が起きたとき[時]、原因を探すまえ[前]に、使用できるように対策をする、という方法を選択しなければならないとき[時]もあることを知った。
・問題が起きる前に対処する。
・問題が発生したときは、何故それが起きたかを解明する事も大切だが、まず使える様にしてからという問題解決の視点が存在する事を知った。
・問題が発生した場合、問題だけを解決するのではなく、問題が起きた場合の対策もしっかり考えられていた。
・問題が分からないという事は、顧客に不安を与える。
・様々な会社から部品を発柱[誤字。正しくは「発注」]しているとなると原因の追求は難しそう。技術者が問題に対して全力で取り組んでいたところに技術者としてあるべき姿が見えた。
・様々な失敗を経験して技術は進歩していくんだなと思いました。しかし、今回の件ではやはり原因の追求が終わってから対策をするべきなのではないかと思いました。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・787はANAの塗装が良い。 [個人的にもそう思いますが、会社のイメージカラーが決まっているので、しかたないのでは?]
・しっかりした技術者になりたい。 [まったくその通りですね。ぜひ頑張ってください]
・ちょっとむずかし[難し]かった。 [う〜ん、ビデオの内容でしょうか]
・とても良い。 [おそらくビデオのないようだと思いますが、確かにどちらもそうでしたよね]
・ビデオおもしろかった。 [こちらも]
・[日産]プリンス、スカイラインとか乗ってみたいわぁ。最近の車は燃費競争ばっかりで面白くない。でも東京モーターショーの様子を見てたら、少し流れが変わりそうな予感がする。 [そうなんです。センセイも新しい車にはあまり魅力を感じないので、現在の車を乗り続けることにしました。9年目に入るので、最低でも11年、もしかすると13年乗るかもしれません]
・むずかしかった[難しかった]。 [う〜ん、こちらもビデオでしょうか]
・もっとニョースのビデオが見たいです。 [良いものがあったら、今後もぜひご紹介したいと思います]
・ものを作るということは責任をもつと言うこと。 [まったくその通りですね。それができる人、つまり技術者の使命だとおもいます]
・[今回のビデオは]考えさせられた。 [でしょ?]
・今回のビデオは将来のやく[役]に立つと思った。 [そうなんです。B787の方は、実際の技術者の働きぶりがよく描かれていましたようね]
・全体の空気に流されてしまった。 [う〜ん、これはどういう意味なんだろう。疲れてしまって、少なからぬ人が眠ってしまったということでしょうか]
・[教室の]窓めっちゃくもって[曇って]る。 [そうなんですよ。気温が急激に低下しているんですね]
・灯台下暗し、視野は広く。 [......ということを、視聴したビデオからお感じになったんでしょうね。たぶん]
・特になし。 [はい]
・雷うるさい。 [近くに落ちたみたいですよ]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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