平成26年1月10日更新

3EM3クラス
第13回:平成26年1月10日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

高度技術社会における技術者の新しい役割
・科学技術とリスク
・リスク評価の難しさ
・リスクと公共性
・社会的合意形成
・トランス・サイエンス
・科学技術社会論 
・科学技術コミュニケーション
・科学技術の研究開発と倫理
・Grand Challengesに関する解説

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材を視聴することもある

学習課題 予習・復習

・提出:課題6(電子的提出)
・復習:教科書第15章の精読(60分)
・予習:課題7(事例分析)(120分)
・予習:課題8(Grand Challenge for Engineering)(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

1.飛行機

12名(20.0%)

2.自動車

38名(63.3%)

3.無回答

10名(16.7%)

1.飛行機

・エネルギーが大きすぎて、人では制御できないイメージがあるから。
・パイロットの操縦技術が信用できない。墜落したら絶対死ぬ。
・運転したことがないから。事故が起きた場合、死ぬ可能性が高いため。
・事故がおきる[起きる]と命にかかわるから。
・事故が起きた時の危険性が高い。
・事故が起きた場合、自動車よりも生命を失う危険が高いから
・事故が起こったとき[時]には、助かる確率が低いから。
・事故になった時のリスクは高い。
・車は地面についているが、飛行機は宙に浮いていて、逃げ場がない感覚があるから。
・乗り慣れていないから。
・飛行機の着陸の映像を見た時に、ものすごくゆれて[揺れて]て恐怖を感じた。
・毎日専門家がメンテナンスしているから。 [こちらはたぶん、「2」でしょうね]
・陸上を走る。 [こちらも]

2.自動車

・あらゆるところに危険がひそんで[潜んで]いるのです。
・ありふれたものであるからこそ、事故の確率は飛行機の比ではない。
・たべられ[食べられ]る。 [「車にぶつけられる」という意味でしょうか]
・ひこうき[飛行機]の事故率が低い。
・よく使う乗り物で飛行機よりも事故が多いから。
・よく乗る割りには毎日の運転での注意事項が多い上に、K沢近く(特にN々市工大周辺)[以上、原文のママ]での、相手の運転手の運転が荒い事が多く、もらい事故を受けやすそうで不安である。 [大学近辺がどうかはともかく、センセイも基本的にはそう思っています]
・危険との距離が近い気がした。
・危険な因子が大小を考えずに多い。
・事故が起きやすく、利用する機会が多いので事故に出会う可能性が高い。
・事故が起こる確率は自動車の方が高いため。
・事故のニュースをよく聞くから。
・事故の確率が高いため危険。
・事故率が多いから。
・自故[原文のママ。正しくは「事故」]にあったことがあり、死ぬ直前だったから。 [リアルさが伝わってきますよね]
・自動車のほうが事故がおこりやすく、歩行者などに危害がでるかもしれない。
・自動車のほうが事故が多い。
・自動車の方が事故の発生頻度が高いため。
・自動車の方が初心者運転の人が多いので、そういった人たちの事故にまきこまれる[巻き込まれる]可能性が高いから。
・自動車は事故にあう[遇う]可能性が高く、また歩行者や自動車をこちらがひいてしまう可能性があるため、身近なものすぎて油断してしまうため。
・自分が加害者になる可能性があるから。
・身近なものだから。
・人をハネる確率が高いので。
・走行している量が多いので、事故を起こさないようにしても後ろなどから、ぶつけられる可能性があるから。
・多くの人が軽い気持ちで寝ることができるから。
・日常生活でよく使うから。
・非常に身近、乗る人のマナーによって凶器になる。
・飛行機が死亡事故を起こすことはほとんどない。特に日本の航空会社は安全。 [決して日本の航空会社を貶めるつもりはないのですが、かつてはしばしば墜落事故を起こしたんですよ]
・飛行機の場合、その専門の人間に整備から操縦まで任されているから。車は個人での点検、運転により不安要素が多くなる。
・飛行機の方が事故率が低い。
・飛行機は、毎日のように機体のメンテナンスとしているので、安心性が異なる。
・飛行機はトップクラスに安全な乗り物であるから。しかしリスクは高い。
・飛行機は安全。
・飛行機は事故が起こる確率が低いと聞いたことがあるから、また、飛行機の事故を身近に聞いたことがないから。
・飛行機は世界で一番安全な乗り者、よって怖いのは自動車。
・飛行機より圧倒的に事故りやすいから。
・毎日乗るからよって、自故[正しくは「事故」]率が高い。
・免許を持っていればだれもが運転できいつ自己が[こちらも「事故」]起きても不思議でない。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・いびきがうるさい。ドアの音がうるさい。 [前者については下記ご参照。後者については、当事者は気をつけてください]
・いびきをかいてねている人は起こしてほしい。 [気持ちは良くわかります。ただし彼らは悪気が会ってやっているわけではありません。下記にあるように、徹夜明け+食事後となれば、相当厳しい状況にあり、非常に難しい状況です。なお、「寝るのはオッケー」と言っているわけではないので、念のため]
・ギルベインの様々な行動を知れて勉強になった。 [ありがとうございます。お話ししたように、奥の深いビデオですよね]
・つかれ[疲れ]ました。 [勉強したい、という気持ちは伝わってくるのですが、実験があるようで相当疲れているみたいですね]
・ねてました。
・ネムイ。
・ねむたいです。 [以上、こちらも]
・むずかしかった。 [確かに、今回は、ね。細かいことはともかく、「全体として何を伝えたいのか」に注目してください]
・もし明日提出のレポートを発見したときに、よくねてから短時間でレポートを仕上げるのとねむくても長時間かけてレポートを仕上げるのと、どちらがリスクが高いのだろうか?但し、前もってやっておくという選択はないものとする。 [もちろん具体的な条件によりますが、一般的には「ちょっと寝てリフレッシュしてから、集中的に取り組む」だと思います。二者択一なら前者でしょうね]
・安心は重要な概念なのだと思った。 [そうなんです。キーワードです]
・課題が多い・・・・ [その通りですが、メリハリをつけましょう]
・楽しかった。 [このクラス、相当疲れているはずなのにちゃんと頭を上げて食い入って聴いてくれている人が多いんです。貴方もきっとそのお一人なのでしょう]
・寒いですね。 [そうですね。今が一番寒い時期です]
・危険は近くに多くあるのでまた人命に関する社会的責任は重い。 [まったくその通りです。とても重要な点をご理解いただけていると思います。そして付け加えるなら、それだけやり甲斐のある仕事だということです]
・社会ではきれいごとだけでは生きていけないことがわかった。 [残念ながらその通りです。でもそれに負けてしまってはブラックになってしまいます。自分の中のダークサイドに気づくことが重要なんですね]
・就職活動がうまくいくか不安。 [この点については次回ご説明します]
・成人式が近くなると雪が降るのはなぜなのか。 [そりゃだって、小寒〜節分、つまり今の時期が一番寒いからです]
・昔雪印だと意味もなく笑っていた自分が少し嫌になった。 [あの事件の裏に、自分は何も悪いことはしていないのに職を失ってしまった人がたくさんいたんですね]
・雪めっちゃふってる。
・雪やばい。 [以上、午後、センセイは金沢を離れました。その後はどうだったのでしょう]
・徹夜しました。
・徹夜はしんどい。 [以上、見ていると相当大変なようですね。「勉強したい」という気持ちがあることは良くわかっています]
・内部告発について知れた。 [やはり、自分のやっていることと現実の社会との繋がりを考えることが重要なんですね。人生、勉強です]
・日本の安全性に対する意識が高いということを再認識した
・品質第一でえらび[選び]ます。 [以上、そうなんです。ただしご説明したように、オーバースペックだという面もあります]
・明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 [こちらこそ。残された回数は少ないですが、しっかり頑張りましょう]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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