平成28年12月1日更新

3BB1クラス
第9回:平成28年12月1日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

Reflections 1
(専門分野特有の問題に関する志向倫理的検討)

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材の聴講
・学外講師による特別講義
・専門学科教員による講義
など

学習課題 予習・復習

・予習・復習:課題5(90分)
・予習:課題6(Agora上での「ギルベイン・ゴールド」の倫理的問題構造、事実関係、ステークホルダーなどの把握)(100分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.お弁当屋さんを例に出して、アダム・スミスの「神の見えざる手」のご説明をしました。このケースで「神の手」がうまく機能しなくなるのはどんな場合?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

・“幻の弁当”というなどのキャッチフレーズをつける。
・2つ買ったら1つ無料。
・500円の弁当を買い占めて、1000円で売る。 [なるほど]
・KIT弁当が売り切れた場合。 [ご名答]
・イケメンが売る。芸能人が売る。
・オマケがついている。ポイントがつく。
・おまけつける。(内身をかえたい)。美人がうる[売る]。宣伝する。ポイントカードをつくる[作る]。
・おまけをつける。 [複数]
・おまけをつける。ポイントカード。
・おまけをつける。芸能人の手作り。単位がもらえる。100人に1人無料。ポイントをためてオリジナルグッズプレゼント!
・キレイな店員を置く。限定品を作る。ポイントカードを作る。
・ターゲット層の違い。(高くて良いもの VS 安さ重視のもの等。)
・タイムセールもどきをする。
・となり[隣]や近くの弁当屋の弁当を買い占めて高額で販売する。
・パッケージで勝負、プレミア感を演出する。
・ブランド化で付加価値をつける。
・ポイントカードをつくる[作る]。
・ポイントやおまけがついてくる。パッケージをかわいくする。 → キャラクター、芸能人。
・よい人材をそろえる。[店員を]イケメンの男性、カワイイ女性[にする]。
・ライバル店の悪いウワサ(虚偽)を流す。
・営業できないように食中毒騒動を起こす。店員を美男美女にする。
・外観や商品をキレイに見えるようにしたり、目を引くようにする。
・競争相手を潰す。(営業妨害)
・見た目をキレイにする。
・次回の割引券。
・次回以降使える割引券を付ける。タイムサービスを行う。
・商品の価格を下げる。(600円ぐらい)。店員さんをかわいくする。
・場所を変える。(学内コンビニは混雑して時間がかかる)→ すいて[空いて]いる場所で、早く買えるようにする。
・相手が弁当を売れないようにする。例えば、数人を使って食中毒を装わせる。例えば、うわさ[噂]を流す。
・相手の店の悪い評判を流す。
・抽選でディズニーランドペアチケットがもらえる。芸能人が売っている。アニメとコラボする。
・売っている人がかっこいい。
・売り文句や[悪い]うわさ[噂]で変わる。A社はまずいとか流せば競争しない。
・売る場所を変える。
・美男、美女が販売する。
・普通の方が売っていない時間に売り出す。
・片方の店の悪評を流す。
・弁当を買ったら30分間弁当食べ放題の特典をつける。
・弁当以外の価値(おまけなど)をつける。市場を独占する。 [独占、寡占についてはその通り]
・有名な会社の製品である。(周りの自慢できるような有名なもの)。おまけを付ける。付加価値がある。
・良い所を宣伝する。おまけをつける。KIT弁当の悪い所を広める。
・隣の弁当屋を買い占めて、自分達の弁当だけしか買えない状況にする。
・例えばA店とB店のねだん[値段]だったり、おまけだったり、きかんげんてい[期間限定]だったり、うる[売る]人の口ぐるま[「口車」。ただし「口車」は悪い意味でしか用いませんので「口上」などの方が適切]がよかったり[良かった]。ほかには、次回割り引きしたり、ライバル店のうわさ[噂]を流したりする。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

[e-ラーニングシステム「アゴラ」で発生した不具合について]

・Agoraが提出できていなかったことが悲しい。
・Agoraは便利だったので中断は残念。未だにインチやヤードを使うアメリカは超大国の自覚が足りないのでは?
・Agora自分は×で残念でした。悲しいです。辛いです。
・Agora面倒です。
・アゴラが正常に答えを送信できていてよかった。 [右図2枚入り。確かに今日から12月。もうすぐクリスマスなんですね]
・アゴラできていて良かった。できていない人かわいそう。
・アゴラできてた。
・アゴラの提出頑張りたい。
・アゴラ直してほしいです。
・アゴラ難かしい。
・今後は、アゴラよりもe-シラバス上に提出するほうがやりやすい。グローバル化の裏面を知ったが、何もできないと思う。

[以上、アゴラの不具合については申し訳ないことをしました。ただし入力したデータは生きているはずですので、ぜひそれを活用してください]

[今日の一言]

・JABEEがABETのマネであることを初めて知った。 [そうなんです。背後にはグローバル化によって国家のシステムが変わりつつあるという事実があるんですね]
・WTOやNAFTAなど、時事用語の不足を感じた。 [自覚しただけでも、偉い。就職活動までには勉強しましょう]
・いろんな考え方がある。 [「社会」や「倫理」についてですね]
・カネが全てであることが分かった。 [グローバル化の進展に関してですが、「である」と断言したわけではありません。「なりやすい」と事実を述べただけです。繰り返しになりますが、この流れに対してどのような立ち位置を選択するから、皆さん一人ひとりの将来を決することになります]
・グローバル化とかいい[言い]ながら、だれも世界のためを考えてないような。JABEE消したい。 [グローバル化の進展は残念ながら、個人よりも企業、企業よりも国家を超えた巨大企業や資金源のために都合が良いのですね]
・グローバル化には良い面だけでなく悪い面もあるとわかった。
・グローバル化の闇を知ってためになった。 [以上、仰る通りで、誰でも理解できる正負の面だけではなく、奥が深いんですね]
・トランプ大統領が設定した仮想敵は「グローバリゼーション」だったのではと思う。 [仰る通り。単純にグローバル化 vs 反グローバル化という訳ではないのですが、ご指摘のような背景を持っています]
・ふくざつ[複雑]な話だった。 [工科系大学ではあまり考えないような内容でしたからね。でもご自身の将来と直結しているということは何となく感じ取っていただけたんじゃないかと思います。焦らずに進みましょう]
・一ぱん[般]論は誰のためにあるのか? [誰のためでもあります。でもそれは個別の事情によっては上手く当てはまらない場合もたくさんあるんです。そしてそういう場所にこそ、皆さんの将来の活躍の場があるのかもしれませんよ]
・一般論が正しいようには思えない。 [仰る通り。でも逆説的ですが、それを理解するためにはまず一般論を理解しなければならない]
・漢字多すぎでした。 [気持ちは、わかる。でもこれからのことを考えると、オトナの文章も必要ですよ]
・教職課程で学習した内容だった気がします。 [それは素晴らしい]
・午前は八束穂キャンパスで研究、午後は扇ヶ丘でこうぎ[講義]〜 つかれ[疲れ]る〜 [なるほど、皆さんそういう行動パターなんですか。疲れ気味に見えるその理由がわかりました]
・国家の力が落ちていると知って驚いた。 [だから国家は、いろいろな方法を使って統合力を強調しようとするんですね]
・今回さまざまな考え方があり、自分が思いつかない考え方をしる[知る]ことができた。 [それは良かった。「知らないもの/ことが存在することを知る」ってとても大切なことですよ。もちろんすぐに理解できるようなものではありませんが]
・今日は暖かかった。倫理は歴史にも関係していると思った。 [前者は、昨日と全く違いますよね。後者についてはご指摘の通り。この社会は常に歴史的な存在でもあるんですね]
・自分の[この場合は「に」]ふさわしい場所を見つけたい。 [ぜひぜひ]
・社会って恐いです。
・社会は難しいと思った。 [以上、気持ちはわかりますが、必要以上に怖がる必要はありません。歴史に拘る必要はありませんが、まず社会について知り、考える必要があるんですね]
・上の問題を理解するのに時間がかかった。 [すみません。出題側の問題のようです]
・戦争とか、倫理に大きくかかわってるんだなぁと思った。アダム・スミスとか小中の社会の内容って大事だなと...。 [でしょ? 実は中学や高校で勉強したことって、奥が深いんですよ。それに気づいただけでも大きな成長ですよ]
・想像することは楽しいと感じた。 [ありがとうございます]
・中国は4千年も歴史ない? [中国人に尋ねると「ギリシアは2,000年ちょっとだが、自分達は4,000年だ」と言います]
・特になし。 [はい]
・難しかった。 [ふだん考えないような内容ですから当然だと思います。ただしこれから何らかの形で現実の社会に出ていく時には、今日取り扱ったような内容を考える必要があります]
・眠かった。 [お疲れのご様子]
・優しくなりたい。 [その通りですが......何かあったのかな? それとも講義内容から考えたのかな?]
・倫理において様々な考え方があると知った。 [そうなんです。要するに全体の枠組みをどうやって立てるか、ということなんですね。質問の立て方を考えた瞬間、答はある程度限定されてくるんですね]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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