平成29年5月25日更新
3EP1クラス
第6回:平成29年5月25日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
・グループ討議(続き)
・討議結果の発表
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・討議結果の発表
など
・予習:教科書の精読(120分)
・復習:課題3(Agora上でのケースメソッド事例に関するより深い検討)(140分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.グループ討議や全体での発表、討議、当方からのコメントの結果、前回の個人的な感想は変化しましたか? あるいは見落としていた点に気づきましたか?
A.(原則としてコメントは控えます)
1.(ある程度)変化した 40名(75.5%)
2.(あまり)変化しない 13名(24.5%)
1.(ある程度)変化した。あるいは見落としている点があった
・グループでの討議を通じて「細谷さんはプログラムを変えたのか」という点に気づいた。であれば[、]プログラムで対応することで価格[上昇]をおさえ[抑え]られるということに気がつくことができた。 [素晴らしい]
・スマートシステムとCSEとの会社関係を見落としていた。
・その企業の財政状態まで考えていなかった。
・そもそも職場のグループ(チーム)が出来ていない。
・そもそも設定に無理があることに気づけなかった。 [以上、そうなんですよね]
・ユーザーの身になって考えると延期が妥当。
・ユーザー側の立場になって物事を考えるのも大切だと思った。 [以上、まったくその通りで、発想を変えることが大切なんですよね]
・意見がひろがった[広がった]。
・何か尺然[正しくは「釈然」]としない気持ちでビデオをみていなかったが、状況設定にこれだけ無理があるのだなと後の解説でスッキリした。
・課長が想像していたよりも働いていないことが印象的だった。
・課長が報告していたかどうかを考えていなかった。
・会議を聞いて話し合うというのは見おとし[落とし]ていた。
・会社でのコミュニケーションをしていなかったことを見落としていた。
・会社内での役割。
・開発グループがしっかりとした。グループし課長と役割りや細谷の役割りとなっていなかった。 [少し読み取れませんでした]
・確かな事実だと思っていたものが不確かな事実だったりした。 [その通り。それって、思い込みなんですよね]
・結局はユーザー第一で考えないといけないことを知った。 [確かに。ただし程度問題ですが]
・見えていない視点が見えてきた。
・見落としていた点がいくつかあった。
・公衆の安全を守れなかった際のリコールにかかる費用を甘く見ていた。上司について不透明な情報が多すぎると感じた。
・考えるほどおかしなところが見つかった。
・細谷の立場からプロジェクトを考えるということを見落[と]していた。
・三社での不具合に対する体制[不備]。
・思った以上に状況は複雑だと思った。
・自分は、自分の立場を優先させる考えが強かったが、グループ活動をおえ[終え]て、やはりユーザの安全をほしょう[保障]することが大事であると思った。 [その通り]
・自分は安全とコストの片方だけを重視していたが、他の人はうまく両方を重視した考えだったので、グループ活動をして良かったと思った。 [それは良かった]
・主人公がいろんなことを背負いすぎだと思った。 [でしょ? 仕事を投げるのも才能ですよ]
・上司視点で、その行動は正しかったのか?というスライドを見て、なるほどな、と思った。
・石川さんが最後の会議で本当に報告していないことを気づいた。 [報告していないかもしれない、ですので、念のため]
・注意書きなどは思いつかなかった。
・注意書きを付けるという発想がなかった。
・諦め系な意見からポジティブに考えられるようになった。 [素晴らしい]
・同じ意見でも見落としていた事実がたくさんあり[、]気づくことができる。
・反対意見や全く思いもよらなかった案も出てきて視野が広がった。
・不在モードに不具合があることから不在モードのない商品として売るという考え方に納得した。 [その点は評価できますが、「不在モードだから」というのは確実ですか? 制作側は不確かな事実としています]
・法令的な事が分からず、PL法いはん[違反]が分からなかった。 [PL法については、後日ご説明します]
・利益を求めすぎる安全をおろそかにすると損をすることが分かった。 [「長い目で見たら...」つまり功利主義的な発想ですよね]
・労働時間がおかしいところに気付かなかった。技術者であれば当たり前だと思っていた。 [皆さん自身を守るためもありますよ]2.(あまり)変化しない。あるいは見落としている点はあまりなかった
・意見は変わらなかったが、上司が本当に会議で提案したのかを見落としていた。
・皆、自分と同じような意見だった。
・結局は上司の指示に従うしかない。 [う〜ん、これはどうだろう]
・公衆の安全・健康・福利が大事だと思った。 [まったくその通り。その上で、他の大切なものとどうやってバランスを取るかが大切なんですね]
・最初はただ危ないから販売しないと考えていたが、倫理的観点から見てより考えが深まった。 [素晴らしい。もの凄い成長ですよ]
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
[今日のグループ・全体討議について]
・グループで意見をまとめるのは、なかなか難しい。 [そりゃ、そうです。だからこそ、こうやって勉強しているんですよ]
・グループ討議でいろんな考え方が分かった。
・グループ討議で多くの意見を聞けたのでよかった[良かった]。 [以上、それは良かった]
・たった1つのバグ、されど会社の存続を決める程重大なものだという事が分かった。 [でしょ?]
・ほか[他]の人の意見を聞くのは楽しい。 [へぇー。その通りだとすれば、貴方/貴女はとても聞き上手だということですよ。それって、もの凄い才能なんですよ]
・やっぱり下請け会社は色々とたいへん[大変]だと思った。 [そうかもしれませんが、とてもやり甲斐のある仕事なんですよ]
・やはり落とし穴に落ちていた。 [ありがとうございます。次回はぜひ、落ちないように]
・リコールについて知る事ができた。 [ありがとうございます。会社の存否に関わる大問題なんですね]
・基本的に安全を重視をした方が会社には良いことが理解できた。 [その通りなのですが、大切なのはバランスです。忘れていなかったら、次回補足します]
・議論が難しかった。 [気持ちは、わかる。センセイも議論は苦手です。でも、だからこそ練習するのですよ]
・嫌な雰囲気が社内コミュニケーションによるものだとは気づけなかった。 [確かにそうかもしれません。でも、「嫌な雰囲気」にちゃんと気づいていたのですから、それは高く評価できます。慢心はいけませんが、自信は持ちましょう。その上で、貴方/貴女の優れた部分をどうやって伸ばすかを考えましょう]
・今後は職場の環境について考えようと思った。 [その通り]
・罪をなすりつけられないように対策はきちんとしておかなければならないと思った。 [でしょ? この科目は、将来の皆さんを守るための科目でもあるんですね]
・視野が広がった。 [ありがとうございます〜]
・手段に公益通報を加えるのを忘れていたので、しっかりと覚えておきたい。「ブラック会社に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない」がオススメです。 [まったくその通り]
・真田さんは熱心だと思った。 [熱心過ぎ...ですよね]
・石川さんが無能でした。 [確かに。でも、ワークライフバランスを考えていることは評価しましょう]
・他の人の意見は興味深かった。 [素晴らしい。貴方/貴女は他の方の意見をちゃんと聞くことができるんですね。それは恵まれた才能ですよ]
・短い討議の時間ではあったが、5人で意見を出し合えば自身では気づかない点に気づき結果としていいアイデアを出せた。 [素晴らしい!!]
・討議の時間がもっとほしい。 [気持ちは、わかる。でも、現実の倫理的な問題は、時間を含めた各種制約の中で判断するしかありません]
・難しかった。 [複数。ご苦労様でした]
・判断能力は大切だと思った。 [でしょ?]
・落とし穴に気づけなかった。 [別な意味で、こちらも]
・良い議論ができた。 [素晴らしい]
・話し合いの時間が足りず大変だった。 [気持ちはわかるのですが、前述(↑)したように、倫理的な問題はいろいろな制約下で判断、行動するしかありません][今日の一言]
・2限で早めに終わってくれるとありがたい。 [だって、食い物の恨みは恐ろしいですからね。皆さんが恨む、と思っているわけではないので、念のため]
・Appleの話を聞いてすごい[凄い]と思った。
・Appleはipodの時代からすごい[凄い]会社だったんだなと思った。 [その通りだと思いますが、皆さんのご両親の世代(≒センセイ)の時の日本の企業、例えばソニーは、現在のAppleの何倍も凄かったんですよ]
・あつかった[暑かった]。 [この時期、教室内の気温調整はとても難しいです。場所によっても室温がかなり異なるのです、衣類や座席等で対応してください]
・おなか[お腹]すいた[空いた]。 [若いなぁ。それは若さの証拠です。もう数年すると、空腹で「お腹と背中がくっつく」という感覚はなくなりますよ]
・さりげなく西川先生が夏目先生のこととけなして[貶(けな)して]て(笑)。 [う〜ん。「ここは高く評価できるけど、ここは改善の余地がありますよね」という発言をしました。訓練を受けた学者としては当然の発言です。でもそれは、「貶す」ではありません。言葉遣いには注意しましょう]
・たのぴいー。 [議論とその後の解説を知的に楽しんでいただけたようですね。ありがとうございます]
・つか[疲]れた[右図入り]
・つか[疲]れた。 [複数] [以上、課題等でかなり疲れが溜まっているようです。週末などを利用して、意識して休息を取るようにしてください]
・課題がめんどくさかった[面倒臭かった]。 [う〜ん、今回は復習の課題だし、他の受講生から苦情は出ていないのですが...]
・課題のstep5がよく分からなかった。 [なるほど。グループによっては質問が寄せられ、個別には回答しました。忘れていなかったら、次回補足します]
・[教室内が]寒めだった。 [講義の冒頭で説明したように、そのような場合は遠慮せずに申し出てください。ただし上記(↑)の感想を読むとわかりますが、冷房の吹き出し口などの関係で、暑い/寒いという感覚には相当な個人差があります。非常に難しいところです]
・今週もつかれ[疲れ]た。 [なるほど。ただしそれは、真剣な議論による知的な疲れでしょうか。それとも肉体的な問題でしょうか]
・初代のApple製品で問題が起きていたことに驚いた。 [メーカーにとっては、会社の存否を左右しかねないほどのもの凄い負担を強いる事件だったんですね]
・[教室内が]暑いと言いづらい。 [前述(↑)したように、難しい状況です。だからこそ、自由に申し出てください]
・中間試験のための勉強や課題が多く大変。 [なるほど。そうだったんですね]
・徹夜つらい[辛い]。 [そりゃ、誰だってそうです。しかも20歳代後半になると徹夜はもっと辛くなるし、30歳代に入ると徹夜できなくなります。物理的/生物的には可能なのですが、翌日が仕事にならないのです。だからこれからは、仕事の案分が大切になります]
・日程が難しいので注意する。 [ぜひぜひ]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。