2020年5月7日更新

3EP2クラス
第3回:2020年5月7日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※現実に起きた事例をベースに倫理的考察や意思決定に必要な概念や用語などの解説を行う

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材の視聴
・演習
など

学習課題 予習・復習

・予習:教科書の精読(120分)
・復習:課題2(Agora上で事例分析)(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.スペースシャトル「チャレンジャー号」事故に関するビデオを視聴した感想を...
A.(カード回答後にご説明しましたので、原則としてコメントは控えます。なお、「誰が悪かったのか」という点については、これからの講義の中で一緒に考えましょう)

・チャレンジャー号の事件はNASAはもちろん搭乗員以外の関わった人全員に責任があると思う。集団心理に逆らうのは難しいことではあるが、集団心理にかかっているということを自覚できる人が必要だった。
・チャレンジャー号の事故はテレビで見たことがあったが、政治や戦争などの歴史を踏まえてみることは初めてだったのでどうして危険なのに打ち上げてしまったんだろうと思っていたがNASAのどうしようもない事情や部品を作っている会社の事情を知り、一方的に非難することはできないと感じた。
・チャレンジャー号の事故を受けて、目先のことだけでなくさらに先のことを深く考えることが大切であると思った。 [まったくその通り]
・チャレンジャー号を作成していた会社も経営的な面から見れば、利益の半分をNASAからもらっていた。NASAも経営不振に陥っていたためロケット発射を推し進めてしまい安全面よりお金の方を重要に考えて進めてしまったことに問題があるのではないかと考えた。
・チャレンジャー号事故にビデオを見てみて、設計ミスなども事故の要因に入ると思うが、技術者の意見を無視して起きた事故なので、技術者の立場の人間の考えは重要だと改めて感じた。
・チャレンジャー号事故に関して、NASA側がMT社に対して発した言葉がMT社に対して大きな重圧になるのを分かっていて行った行動と見られ、技術者・経営者の区別に限らず、現場の意思・過去の事故の軽視をしてはいけない。またそれぞれの立場で重視する点が違うことを理解して、各立場の意見を尊重するべきである。
・チャレンジャー号事故に関するビデオを視聴して、上からの圧力には対抗できないという組織の体制を強く感じた。政府からのプレッシャーをかけられたNASAも、そのNASAの下請けの企業も逆らうことができなかったのは理解できる。しかし、搭乗者の命を考えると圧力をはねのけて中止するべきだったと思う。実際に現場の技術者はもちろん、経営責任者の面々も公開していることがビデオの様子から見て取れた。
・チャレンジャー号事故に関わった様々な組織に様々な思惑や事情があり、それぞれの意思を決定する地位にいる人間が雁字搦
[がんじがら]めになっており、起きるべくして起こった事故だった。
・チャレンジャー号事故に携わっていた権力のNASAの人や経営者は技術者の意見を聞かず、リスク・リターンがあまり出来ていないと感じた。
・チャレンジャー号事故のビデオを見て、いつもと違う環境時[「環境と」?]なった場合、そのように無茶をするべきではないと感じた。失敗をすると汚名にもなるので、成功確率ができるだけ高く万全の準備で行うべきであった。事故が起こると、とても優秀な人材を失うことにもなってしまう。
・チャレンジャー号事故のビデオを視聴して技術者としての考え方が社会に通じるわけじゃないと感じた。しかし、事故が実際に起きていることもあるため技術者としては止めるべきだったと感じた。
・チャレンジャー号事故のみならず、冷戦期は宇宙開発は権威争いの道具になっていたため、開発に関わった人たちの自己保身のために、4月まで発射が待たれなかったと感じた。
・チャレンジャー号事故の動画を視聴し、宇宙から教育を配信するというお金の使い方についての世間からの見られ方も大切であったり、周りの意見から反対することができなかったそういった社長の考え方もわかるが、技術者は開発段階から先を考え設計をすることの大切さと大事な時に安全をとるという選択をすることができなければいけないということに気づいた。
・チャレンジャー号事故を見て、前年に同じような事故[ただし大事故にはなっていません]が起きており、会社側も予測できたと感じた。また、反対した人が一人だけだったことに驚いた。この事件により温度がもたらす事故が減ったと感じた。 [現場の人間は皆、反対でした。念のため]
・チャレンジャー号事故後の会見において、最終的には反対しなかった理由を問い詰められていることから、やはり事故の後に事実を厳しく追及されるのだと理解し、保身するためには事実を管理すべきだと考えた。
・どちら側にも意見を変えない根拠が多少なりともあることが分かったが、危険がなくなったわけではなかったはずなので、それを変えてしまった集団心理は恐ろしい
・ビデオを見る前に話の概要だけ聞いたときには、打ち上げを決行する理由が一つも見つけられなかった。しかし、ビデオを見てそれぞれの考えていることや立場を知ると、打ち上げを決行する理由も分かってきた。それぞれがそれぞれの理由により打ち上げを行わざるを得なかったのだろうということが想像できる。
・ビデオを視聴し、経営や成果、即ち富や名声が関わってくると、正常な判断ができず、さらにそれが切羽詰まっていると、人命や技術など、本来重視すべき部分を考えることができなくなり(おざなりになり)、その結果事故が発生するのではないかと感じた。これを防ぐためには、経営陣が現場の意見にも耳を傾け、経営者と技術者が互いに確証を得たうえで意見を固める必要があると考える。チャレンジャー号事件では、NASAの経営状況の悪化、大統領の支持率向上など、様々な人間の様々な目的が渦巻き、それによってお互いに思考が複雑になってしまったことで、本来考慮すべきものが考慮されない(切羽詰まって考慮できない)状況になってしまったため、人としてどんな状況でも様々な意見を客観的に評価し、何を優先し、実施した場合(しなかった場合)を考えたうえで意見を固められるようになるべきなのだろうと考えた。
・ロケットにゴムが採用されているとは思っていなかったので、そのことに一番驚いた。また、事故を起こす理由に、政治や財政といった面からの圧力があると思うと、やりきれなくなる。似たようなことは社会に出た時に起こると思われる。その時、乗り切るためにも、専門知識や技術だけでなく、社会での立ち位置を客観的に把握できる能力、および自身の立場での乗り越え方を考える能力が必要になると思った。 [ゴムの件、確かに意外ですよね。後半については、まったくその通り]
・ロケットの発射には反対している人はいたが、それでも強行してしまった要因について知れた。
・安全は大切だが、経営事状況も考えると簡単に中止するという判断をすることも難しいと感じた。 [その通りで、だからこそ、持ち打ち上げに反対するなら、説得力のある説明を考える必要があるんですね。それをこの講義で考えましょう、というわけです]
・安全性を考慮知ったことは十分に理解できたのだが、これは下請け会社の上司の問題なのではないかと感じた。確かに経営のことなどで追い込まれているという気持ちも理解できるが、リスクとリターンの差が大きすぎであり、そこに気づけていなかったのが悪かったのではないのかなと感じた。例えば、一度試運転で人を乗せずに同条件で飛ばしてみたりすればよかったのではないかと思った。
・宇宙で授業する予定だった先生の乗ったスペースシャトルが,ご両親の目の前で爆発する様子を見るのは苦しかった. [そうですよね]
・会社の経営と人命を天秤にかけると人命の方が大切だと子供でも分かることだが,実際自分が決断を下す立場になるととても難しいと思った.
・外部から見れば問題があるのになぜ打ち上げを強行したのかと当たり前の疑問を感じるが当事者になると視野と選択肢が狭まり,正常な判断ができなくなることがわかった.
・危険性があると分かっている状況でも、周りの雰囲気に流されて、そのまま実行してしまうことがあるのだと実感できた。しっかりと計算されたものでなければ実行するべきではないと思った。 [特に日本人は雰囲気に流されやすいです。個人主義のアメリカですらこうなのですから、もし日本だったら...]
・基本的には安全性を重視するべきであり、それを無視して無理矢理ロケットの打ち上げを強行したNASAやその下請け会社は褒められたものではない。ただし、公聴会の際に事情も知らずに鬼の首を取ったように責め立てている者たちも、彼らには彼らなりの事情はあるのかもしれないが、あまり褒められたものではないと思った。
・既得権益者の利権とエゴが絡むとめんどくさいことになるんだなぁと感じました。
・技術者が全員反対してる状態で押し切られて賛成にし責任をも押し付けられている感じに見えた。 [だからこそ、この科目で「そうならないようにするためには..」を考えようというわけです]
・技術者として、やはり安全を最優先すべきであると考えた。
・技術者として、人命を最優先にしないといけないはずだが、上からの圧力は判断力を鈍らせるんだと思った。
・技術者として最善の判断を下さなければならないのに、名誉などを気にして大事故を引き起こしてしまった。大事故により7人もの人の命が奪われたことは本当に残念なことである。また、そのうちの日本人は親の前で爆発により亡くなった。親からしてみると耐えられない苦痛だろう。私が将来もし技術者として職に就くならば、何が最も良い判断なのかをきちんと下していきたいと思う。 [映像に出たご両親は、マコーリフ先生のご両親です。オニヅカさんのご両親がいらっしゃったかどうかはわかりません]
・技術者の意見をしっかりと聴き、人の安全をしっかりと考えて行動することが大切だと感じた。技術者は難しい立場であったが、専門知識があるのでより説得力のある抗議ができればよかったと感じた。 [まったくその通り。だからこそこの科目があるんです(キッパリ)]
・技術者の立場としては事故が起こる可能性を考慮しなければならない。今回の場合では、結果的に自己になってしまったが、経営面を考えるとこうなってしまったことは致し方ない。経営者の立場としてはどうにかして飛ばさなければならない。国の顔を立てるためにも飛ばさなければならなかったが、飛ばすリスクを考えるべきだった。
・欠陥部分や警告を無視したことで飛行士が亡くなってしまうということは、たまたま起こることではなく適切に対処を行えば発生しない事故であると思うためこれからの教訓になるといえる。
・事故が起こる前は事故が起こったときのことなど考えていないのかと利権が絡むと大変だと思った。
・事故の原因となった関係者には、それぞれの立場や思惑があり、それが合わさって誤った判断に繋がったことが分かった。このようなことは、誰にでもありうることなので、今後注意していきたい。 [ぜひぜひ]
・事故は、偶発的な要因によっておこる。しかし、チャレンジャー号爆発事故に関しては、NASA、アメリカ合衆国という二つの組織の思惑にやよって起こった人災である。この事故を避けるための提案もあったが自らの利益立場を優先した結果起こったのである。
・失敗する確率が高い中での打ち上げはするべきではなかったと思う。いくら経営のことを考えても、死人を出すのはあり得ない。
・実験を行う際で少しでも危険な可能性がある場合はもう少し慎重に行動を起こさないといけないと感じた。
・実際に事故が起こることで、同じような事故が起こりにくくなるが、人命がかかっているため予め事故が起こりそうだと予測し中止をするという行動を勇気を持ちすべきだと思った。
・社長の立場で、会社の経営と安全性に板挟みにされていた中、適切な判断を下すのは難しいと感じた
・焦るような事態になった場合にどう対処を行えばよいのかを考えておかねばならないことと、そういった立場になった場合にどのような心理に陥るのかを理解する必要があると感じた。 [その通りです。ただし最も大切かつ有効なのは「そのような状況に陥らないようにするためにはどうするか」です。それをこの科目の中で考えます]
・上の決定に準備を行っていた技術者は危ないからストライキなどを起こして中止するような形にしようとは思わなかったのかと思った。また、技術者と経営者というのは考え方が違いすぎるのかなと思った。
・上司からの圧力には、なかなか逆らえない。反対が1人いた場合も、多数決で打ち上げたのだろうか [確証はありませんが、アメリカなので打ち上げないだろうと思います]
・人命を最優先するというきれいごとだけではうまくいかないことが分かったが、最終的にあのような事態になる恐れがあるのならばやはりやめるべきだと思う。
・打ち上げについての最終決定の場には経営者のみではなく技術者が居合わせるべきだったのではないか。
・墜落の危険性が高かったのも関わらず、飛ばすことが完全に間違った選択だった。たとえ危険性が低くとも、人命がかかっているのならば慎重にすべき。止めることで時間や費用がさらにかかることも分かるけれど、延期するべきだったと思う。個人の本当に起こるかも分からない考えと会社の利益などを考えた時、ほぼそのまま進めることになることは、無くすべきものだと思う。
・当時の状況から,なるようにしてなった感じが強い.
・二重構造により安全面が確保されていると確信したnasa側と現場の人間側で打ち上げに対する意識に違いがあり、興味深かった。
・飛行機の打ち上げは大変だと思った。技術者が反対をすべきだと思う。
・百万石レースの際にレースを開催せざるを得ないと考えていた自分にとって今回のビデオは衝撃であった。組織の決定の中で打ち上げをしなくてはならない状況であっても技術者だけはリスクを提唱しなければならない。 [ちなみに、「レース開催は誤り」ではありません。ご説明しましたが、どのようにしてその結論に至ったか、が大切です]
・物事の決定には非常に様々な要因が絡み合い、本来一番大切であるはずの安全すらも軽視されてしまう事がある。これはとても悲しいことだと感じた。
・分かりやすすぎる危険性があっても、追い詰められている人は正しい判断ができなくなるということが分かった。
・防げる事故が実際に起こってしまったことにより7人の命が失われたことは悲しいことだと思う.またビデオを見る限り見物客やテレビでの視聴ができる状態だったことから見る人にとっても衝撃的なものだったとビデオを見て思った. [当時は都内の大学の大学院生だったのですが、ホントに世界中が悲しみました]
・目の前の利益を優先し、最終的にはチャレンジャー号の事故に繋がってしまったため失敗した場合を十分に考慮する必要があると思った。
・様々な思惑があるなかでチャレンジャー号の事故を防げなかったのは仕方なかったのだと思う。発射決行の判断を責めきることはできない。
・様々な立場によって判断は変わり、事故が起きたとき誰がその責任を負うのか追及されることになる。厳しい状況下でも適切な判断が下せるような人間になれたらいいが、常にそういうわけではないため、厳しいと思った。
・立場が違うと、最優先にすることが各々違うということを実感した。 オンラインゲームでサーバー障害が発生した時、運営や開発した会社に苦情を言う利用者をよく見かけるが、その言葉が開発者や運営を追い込み,中途半端で解決してしまうことがあった。自分の立場でしか考えることができない技術者・人間にはなりたくないと感じた。様々な立場で考えることが大切だと考えた。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・3週かけて、レースの開催について考えてきたが、やはりどのような状況であっても、「命を大切にするために」という考えは大切である。 [その通りなのですが。大切なのは、例えばレース開催派をどうやって説得力のある方法で働きかけるかです。総論賛成/反対は誰でもできるのですが、具体的な行動に落とし込むのが難しい。それをこの講義の中で考えましょう、というわけです]
・eシラバスがうまく動いてくれてよかった [その通りで、毎回、ハラハラドキドキしています]
・GWなのにどこにも行けなかった。 [気持ちは、わかる。センセイも実家その他以外は出かけませんでした]
・NASAくらいは知っていたけれど、ロケットについて調べたことが無かったので、あんなにバラバラに部品を作って繋げていることを初めて知り、驚いた。 [情報系を含めて、これが現実の社会なんですね]
・SLACKについて。科学者技術倫理全体でslackワークスペースを作成する チャンネルを複数作成することができるのでそれで授業日程でクラス分ける *例「木曜3限クラス」など 教材配布や全体での通知をチャンネルで分ける *例「木曜3限クラス教材配布」 質問用のチャンネルを作成する これによりシラパスを経由しなくても配信や通知を行えるので未確認が減る 提出のみシラパス、または提出用チャンネルを分割する グループ討議の際は番号分けをし、チャンネルを作成する。チャンネル内でzoomの会議チャンネルを作成し討議を行う。 [ありがとうございます。参考にさせていただきます]
・Slackの使い方に関して,基本的に質問箱としての活用をお勧めします.また意見の出し合いをするときにも便利だと思います. [こちらも]
・おなか減った. [まだ3時だよ...]
・ずっと家で退屈です [巣ごもり生活、かな? そうだとしたら、この講義、あまり真面目な意味じゃなくても面白かったのでは?]
・それぞれの立場になって考えることが必要だと思った。 [まったくその通り]
・ためになる授業だった。 [ありがとうございます〜]
・チャレンジャー号のような事故が発生しないようにそれぞれの立場からしっかりと向き合って行動しなければいけないと感じた。
・チャレンジャー号の事件について考えることで、プロジェクトでの決定の難しさを感じた。
・チャレンジャー号事故という実例を用いての講義であったため、理解しやすかった。
・チャレンジャー号事故に限らず、あるゆる決定をする上において各々の立場で論点・観点が違う事がコミュニケーションにとても大きな壁・影響を作ることが理解できた。 [以上、最悪の場合このような事態も発生することがあるということを踏まえて、これからの講義に臨みましょう]
・ねむい[眠い]です。 [まぁ、食後ですからねぇ。少し仮眠する──ただし15分程度──と、ずっと楽になりますよ]
・ビデオを見てみると、設計の重要性も改めて分かったが判断ミスも要因だと思ったので少しでも危険性がある場合は命の安全性が保証できる方の選択をすべきだと感じた。 [まったくその通り]
・ビデオ教材は声が楽に聞き取りやすく、興味深い内容だった。 [ありがとうございます。ただしセンセイは動画の音声がラインで流れていると思い込んでいたのですが、実はスピーカーの音をマイクで拾っていたことが判明しました。次回からはさらに良く聴き取れるようになります]
・みじかかった[短かった] [ビデオでしょうか、講義でしょうか...。後者だったら嬉しいけれど]
・やはり人間関係や組織の体質というものが正常な判断をすることをできなくしていると感じた。また、自分の意思を伝えるための能力がやはり重要になってくるのだな、と感じた。 [まったくその通り。コミュニケーションですよね]
・よかった[良かった] [ありがとうございます]
・リモートvpnのタイムアウトが面倒だった。 [eシラバスについては、使用する少し前にアナウンスします。繋ぎっぱなしだとタイムアウトするかもしれないので]
・わかりやすい授業でよかった。 [こちらもありがとうございます]
・安全を大切に考える意見は、金銭を大切に考える人たちによって抑制されてしまうことがある。金銭を大切にしている人ほど役職的に上の人である可能性が高いため、安全性を軽視されてしまうことがある。 [確かに。じゃぁ、どうしよう]
・映像が乱れることなく見ることができた。 [ありがとうございます。次回からは音声がさらにクリアになります]
・技術者についてよく考えさせられる講義だった。 [こちらもありがとうございます]
・技術者になったらハゲそうだという事がわかりました。
・技術者になることに不安を感じた。 [以上、それが目的ではありません。やり甲斐のある仕事ですから、前向きに臨んでください]
・技術者の考え方と経営者の考え方の違いが分かった。危険ならやめればいいのにと思ってしまうが、そんな簡単な話ではないんだろうなと思った。 [その通り。(前述しましたが)じゃぁ、具体的にどうこうどうしようか。それをこの講義で考えるわけです]
・協調性も度が過ぎると良くないなと思った。 [日本人は特にそうです。今回のコロナウイルス騒動で、その弱みが露骨に出ています]
・経営者でも技術者でも改めて客観的に物事を見ることが重要だと思った。 [その通り、どちらも、ね]
・現場の声を無視し,チャレンジャー打ち上げを自分の演説に取り入れた大統領および政府が最低だと思った.宇宙に先生を送るということを演説するのではなく,最初から教育と福祉に力を入れた政策を地道に行うべきだった. [気落ちは、わかる]
・今まで起きた事故ももしかしたら裏では同じようなことが起きていたのかもしれないと感じた。 [1年前の打ち上げではぎりぎりの状態でした。これを繰り返していれば、いつか...だったんですね]
・今後の講義で、マイクやカメラを使うことになる可能性はあるでしょうか?通常、カメラ・マイクのないデスクトップPCでzoomを視聴しているので、事前にわかると嬉しいです。 [しばらくは使いません。ただしグループ活動でZoomを使うなら必要になります(マイクがないと、チャットですべてこなすことになります)。Slackは良く知らないのですが、テキストだけでやれるのなら必要ないです。ただし当然、マイクとカメラがない方もいらっしゃるので、可能な限りの配慮はします]
・今日は気温18度で機能[正しくは「昨日」]よりも過ごしやすかった。 [気持ちよかったですよね。朝晩は寒いくらいでした]
・今日も社会に出るうえ[↑]で必要なことが学べる良い授業だった。 [ありがとうございます〜(涙)]
・最終的な判断をギリギリで迫られると、冷静的な判断ができないということがわかった。安全が確保できるように判断基準を明確にすべきだと考えた。 [追い詰められるとまともな判断ができなくなるんですよね]
・事故の映像は衝撃的でした [でしょうねぇ]
・自分が技術者だったらと考えると、より最善の判断を下すためにも、今のうちからもっと技術者としての常識というものを勉強していかなければならないと感じた。また、周りに合わせることなく自分自身で考え何が最善なのかを判断し、それを簡単に的確に説明できるようにもなっていかなければならないと感じた。 [まったくその通り。すでにこの講義のツボを理解してしまったようですね]
・自分の技術が社会でどのように扱われるか理解することが重要だと感じた [こちらも]
・自分の立場だけでなく様々な立場の視点に立ってみることがより良い判断につながる[繋がる]と思う. [そして、こちらも]
・自分の立場ならレースを開催するかを考えさせてから、もしそのレースを開催したらというのをチャレンジャー号のビデオで見してくれた。とても考えを改めさせられた。 [ありがとうございます。ただしレース開催賛成/反対だから...を問題にしているわけではありません。どんな根拠からどのような論理でその結論に至ったかが重要なのです]
・実験などを行うとき[時、]結果がどうであれ誰が悪いということは無く、その場全員の責任となることがわかった。 [それが社会なんですね]
・実際の事例を用いての講義だったので、興味を持って話が聞けた。 [F1グランプリの時はそんなでもなかったでしょうが、現実の話はもっとヘビーなんですね]
・社会に出たとすると自分の立場が発言に大きく影響する。 [まったくその通り。だからこそやり甲斐のある仕事なんです]
・弱者に責任をなすり付けようとする意志がはたらいていて恐怖を感じた。ああいう場で負けないようにプレゼン力や発言力を鍛えていきたい。 [まったくその通り]
・上からの圧力に負けない社会人になりたいと思った。 [こちらも]
・色々な問題を考えさせられる深い授業であった。 [ありがとうございます。液晶画面の向こうに、(見えないけど)皆さんの表情を感じながら講義していました(一部の方は眠そうでした)]
・人命を最優先というところは変わらないが、それをわかったうえ[上]でもそれだけで通すことは難しいことが分かった。 [その通り。どうやって具体的に説得するかがポイントなんですね]
・世の中のすべての物事を善悪に区別することはできず、今回のビデオの事件からも、様々な理由や目的が渦巻いた結果事故を招いてしまったのだと改めて感じた。 [その通りです。これが現実の社会です]
・責任逃れなどに対応するためには知識をしっかり身につけることが重要だと分かった。 [まったくその通り。その力をこの講義で学びましょう]
・洗濯するのを忘れた [せっかくの天気だったのに...]
・他の授業では、同じZOOMを用いて、動画を視聴した際にクリアに聞くことが出来た。コンピュータのオーディオをZOOMに配信する方法を試してみてはどうでしょうか? [ありがとうございます。前述(↑)しましたが、スピーカーの音をマイクで拾っているとは知りませんでした。方法がわかりましたので、次回からはクリアな音声になります]
・大きな組織は必然的に腐敗するものということが分かった。 [一面の真実です]
・大統領の原稿にすでに入っており、かもしれないだけで中止することが出来なかったことが分かった。またソ連との宇宙競争があったため、延期をすると発言でが出来たことがすごいと感じた。しかし、ボジョレーさんも死ぬ気で留めることはできたと感じた。 [その通りで、でも起きてしまったことを考えると、非常に胸が痛みます]
・動画で事故の詳細について理解できた。 [ありがとうございます]
・動画を見ているときにzoomやVPNが落ちてしまい見れなかった部分が出てしまっていた。度々このようなことが起きると授業をしっかり聞けるか怪しいと思った。たまにニュースとかで委員会が設立してるときは一つの考えとして責任逃れをしてると思うべきなのだと思った。 [前者については、必要に応じて講義の動画記録を見直してください。後者についてはまったくその通り]
・動画を見るのはわかりやすくて良かった。[動画の]内容もかくつきが気にならないものだったため良かった。 [こちらでもモニタしていましたが、まぁ実用になりますよね。なお、動画の音声については次回からよりクリアになります]
・特に問題なく抗議[正しくは「講義」]を受けることができた [ありがとうございます。センセイだって「抗議」はあまり受けたくない]
・悲しい話だったけど過去の事件として知ることができてよかった. [学ぶべきことがたくさんありましたよね]
・役にたつ[立つ]授業でした。
・良い経験談を聞いたと思った [以上、ありがとうございます。次回からも頑張りましょう]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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