2020年5月7日更新

3EP3クラス
第3回:2020年5月7日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※現実に起きた事例をベースに倫理的考察や意思決定に必要な概念や用語などの解説を行う

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材の視聴
・演習
など

学習課題 予習・復習

・予習:教科書の精読(120分)
・復習:課題2(Agora上で事例分析)(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.スペースシャトル「チャレンジャー号」事故に関するビデオを視聴した感想を...
A.(カード回答後にご説明しましたので、原則としてコメントは控えます。なお、「誰が悪かったのか」という点については、これからの講義の中で一緒に考えましょう)

・NASAのチャレンジャー号爆発事故の要因について動画を通して理解することが出来た。一重に作業不備から成る事故と言い切れず、政治的要因や気温といった環境が事故につながったことが伺えた。予期できたにも関わらず事故が起きたことをしっかりと振り返らなければならないと感じた。
・NASAはアメリカの機関であり、大統領に反対することは可能な立場であったのにも関わらず、下請け会社に圧力をかけたのが原因だと思った。
・いくら個人が強く反論したとしても、会社という組織に属している以上栄えられない部分があるんだととても感じられました。
・このチャレンジャー号に期待をしてたからこそ、もっと慎重になるべきだったとビデオを通して思った。しかし、NASAが操り人形になっていたからどうにもならなかったと思う。
・この時代は、結局技術者も上層部や組織の下で働いているため、思うような意見が通らないことが分かった。技術者や現場の意見など多人数の意見が尊重しあえることが大切である。
・スペースシャトルの事故が起こるまでに,色々な要因があったことが分かった。会社の経営のことも考えると,打ち上げの判断を下した人のことも責められないと思った。
・スペースシャトル計画にいろいろな思惑が重なり、計画の失敗に繋がってしまったということが分かった。確かに、このようなケースは上からの圧力もあるだろうが、技術者として安全を大切にしなければ、誰も望まない結果になるということが分かったと思う。
・チャレンジャー号の事故では集団心理が働き正しい判断ができなくなったのだと感じた。この開発計画の問題点は政府の強い要望により、打ち上げを延期することができないような環境を作ったことであると考える。
・チャレンジャー号事件では危険だとわかっていたことでも政治家や上からつまり経営陣からの圧力のせいで事件が起きてしまった。この事件は技術者が悪いのではなく、政治家やNASAの経営陣が自分たちの利益のみを考慮して行動した結果なのだろう。つまりトップに立つ人たちは利益を考えなければならないのはわかるが事故が起きる危険性やパイロットや観客などの命のことを考えて決断をする必要があるのだと感じた。
・チャレンジャー号爆発事故では、ブースターが危険ということが事前に分かっていたにもかかわらず、打ち上げが実行され事故が起こってしまったので、周りからどれだけやって欲しいと言われても冷静に考えて判断しないといけないと思った。
・とても悲惨な事故だと感じた。1番偉い責任者たちがいくら面子があるとはいえ、いかに身勝手な打ち上げか知ることができた。ボジョレーさんは責任者たちだけにプレゼンをするのではなくメディアたちにも向けていかに今回の打ち上げが危険かをプレゼンすれば世論で少しは変わったかもしれない。
・とにかく、いろいろなパターンを複数人と話し合う必要があると思われる。
・ビデオを見ている内に、スペースシャトルを打ち上げるまでに関係者がどのようにして追い詰められ、正常な判断力を失ってしまったのかを知ることができた。当事者でない私達が端から見ている限りでは、明らかにスペースシャトルの打ち上げは危険な状況であり、普通であれば打ち上げを中止するべきであると分かるが、当事者達にとってはもう引くこともできない状況であるかのようにおもってしまったために、ロシアンルーレットのような賭に出るしかないという気持ちになってしまったということが分かった。
・もし、自分もいろんな人の同じような立場であったとして、上からの圧力や考えかたに自分も耐えられないかもしれないと思った。
・わかりやすい動画だった。
・安全に配慮してロケットを発射させたいが、経営上難しい。技術面と資金面での対立がうまれてしまった。もし自分が同じ立場なら資金面のことを考え、ロケットを発射するだろう。
・何かしらから圧力をかけられたり、せかされたりした場合、人は思考を正常にすることはできなくなってしまうということがビデオを見て分かった。そして、私が日々過ごす中では、そのような状況に陥らないようにするため、万全な準備をしたうえで行動するようにしたい。
・会社の今後の存続と人の命後に関わる技術的な欠陥のどちらを取るかで、結果的に大惨事になってしまったのはとても残念だと思った。
・関わってくる人が多くなればそれだけ情報が多くなっていい方向に向かうものかと思っていたが、実際はそう簡単にはいかないのだと思った。
・危険がある中でスペースシャトルの打ち上げを行ったことで宇宙飛行士たちが命を落とし、多くの人が悲しみに包まれたと思うし、このような事故はあってはならないことだと感じた。
・技術者たちは、ロケットが飛ばせる状況ではないと分かっていたが、NASAなどの上からの圧力により、飛ばさざるを得ない状況になってしまった。しかし、こういった事故が起きた際の責任は上の組織の責任であるべきであると思う。
・技術者たるもの安全性を第一に考えなければならないはずではあるが、この下請け企業の副社長は会社の利益と従業員の生活、そして上からの圧が掛かっていたことを思うと、強く否定できず難しい問題だと感じた。
・技術者としての立場と経営者としての立場で判断を変えなければならなくなるのは今後の自分でも起きる可能性があると思った。上からの圧力によって視野が狭くなっていった[これを「視野狭窄
(しやきょうさく)」と言います]ように感じた。
・技術者として打ち上げが失敗することが分かっていて、組織の上の意思に反する姿勢をとっていたのは素晴らしいと思った。しかし、事故後の技術の行動を見るとなぜ、当時は最後の最後で打ち上げを妥協して上層部の意見に乗ったのか、より知りたいと思った。
・技術者の意見を取り入れるべき。重要なプロジェクトほど慎重に進めるべき。佳境に入るほど焦ってはいけない。 [その通り。「百里の道は九十里...」ですね]
・技術者の視点から見れば安全性が最重要だが、経営者の視点から見ると会社の存続にも関わる出来事であり、一概に誰かに責任があるとは言えないと感じた。
・技術者の判断と上層部の判断の基準の違いが起こした事故だったように感じた。
・技術者は正しい判断を冷静に行うことが大切だと感じた。
・技術的な欠陥によるヤバさは意外と経営層に伝わらないんだと感じた.案件全体が技術によって実現しているのに,その根幹の欠陥よりも目先の上層の利益を優先してしまっているのは理解し難い.ただ,初動から互いの声を適切に聞けていればこう言うことは起きにくいと思った. [その通り]
・技術的な不慮を認識しつつも事件が起こる背景には、さまざまな責任問題と精神的な圧迫状態による判断力の低下が原因だと分かった。
・契約が切れてしまうとその影響で社員が死んでしまうかもしれないが、打ち上げると確実に人が死ぬ可能性があるというところを考え、打ち上げに反対するべきだったと思った。
・経営者の意見を鵜呑みにしてはいけないということを学ばされた。
・結果的に見ると打ち上げないというのが正解だったが、あの時は打ち上げる派が多数だったため打ち上げが実行されたのだと思ったので、打ち上げを防ぐことは難しかったと考える。
・現場の人間にはどうしようもないことであると思いました。ただ、最後まで主張し続けることはが重要だと思いました。何故ならそれによって上層部の意見が転換されればよいし、されなくても自分が反対していたという事実は自分を助けることになると思うから。
・個人の倫理観がどれだけ良くても状況によっては判断に歯止めが利かなくなるのが恐ろしく感じた。ある程度組織が大きくなるとそれにかかる重圧もとんでもないものになるということが分かった。今後同じような場面にもし直面したときは覚悟を決めて反対しなければいけないなと思った。
・講義中に見た動画からは、成功の有無以外にもメンツを保つ行動が含まれていると感じた。
・国の国力を示すために行われるプロジェクトであるため、技術部門への圧力はほかの仕事と比べてとても大きいものだったと考えられる。失敗する可能性が高いとしても、計画に反対の声を挙げることは難しいことだと感じた。
・今回のように、組織が下請けを含めて大きく3つに別れていると、中間や下請けの企業は首が回らなくなる状況になりやすいと感じた。絶対に事故が起こると言われていても、会議や議論の結果に打ち上げが決行されたことから、話し合いの結果は絶対的に信用できるものではないと感じた。
・今現在の私は, "上からの圧[力]何て[なんて]、関係ない。懸買って[原文のママ][=「最も大切なのは」の意]いるのは人の命だ"と感じる。しかし、現実に起きたことから、技術者代表の立場にいたものが折れてしまっていた。今後規模が違えど、同じような経験をすることが考えられる。その時に自分の立場と天秤にかける何かのどちらが、道徳的に選択するべきかが重要になってくる。本講義や大学生活において、自身が選択する立場になった時に後悔が少なくなるよう、判断力を養っていきたいと感じた。
・私は、今回のチャレンジャー号の事故動画を見て、技術者どうこうという話ではなく、人としての心理が大きく関わっていると感じました。
・社長には社長の立場があるが、安全が確かめられていないにも関わらず、強引に発射を決めたのは問題だ。NASAはボジョレーさんの話を詳しく聞き、打ち上げを検討するべきだった。
・集団心理によって正しく状況判断ができおらず恐ろしいと感じた。自分の立場や会社の契約などによって中止ができない状態になっていた。
・少しの設計ミスでも、その少しが大きな失敗や事故に繋がってしまうということが分かった。会社として上司として技術者として、それぞれの立場や考えがあるとは思うが、その会社が技術を商売にしているのであれば、技術者としてあるべき姿があるのではないかと感じた。
・上からの圧力や組織の運営を考えるとNOといえることが難しい場面が多くないと思い立場によって様々な考え方があると思うのでこれを教訓にして今後ないようにしてほしいと思った。
・上の人間が他の者の意見を耳にしないようになると途中で必ず大きなミスを犯すことになる。優秀な指導者ほど側近には自分に意見のできる者を就けるということは昔から言われている。今の日本の政治家も身聞こえの良い側近ばかりを置いていると批判されることがあるが、上に立つ者は他者の意見に耳を傾けることを重視しなくてはいけないと思う。 [「優秀な指導者...」の件は、まったくその通りです。そうでない人がいかに多いことか]
・組織体制によって、事故が引き起こされることがあると知った。様々な立場の人によって、いろいろな見方があることも知った。悲しい事故だと感じた。
・多くの要因がつみ重なった結果、物事の本質を見抜くことができなくなり正常な判断ができなくなるという状況がよく分かった。
・打ち上げに期待されていて中止したくないという気持ちはわかるが、中止するべきだと思った
・大きな企業ほど上からのプレッシャーはより大きく、人数が少ないほど意見が通りづらいことが良くわかる動画だった。
・墜落する可能性が高い中で、打ち上げの判断をしたのは間違っていると思う。前に成功したからといって、成功するとは限らないと思う。
・当初打ち上げるはずだった週に延期されてしまったことで、こんどは延期することはゆるされ[許され]ないという声があったのかもしれませんが、これだけ技術者から発車すると確実に事故が起こるといわれていたにもかかわらず、発車を強行したのは信じられないと感じました。
・動画を見てみて、そのときの状況などについてどんなものだったかなどをしっかり考えることができ、もう少し意見を述べたり出来たと思う。
・動画を見て思ったことは上からとんでもない圧力がかかっていたと感じた。技術部の人たちは反対していたが経営者からの立場だと打ち上げないといけない状況だった。
・板挟みで圧迫される環境での仕事だと、正常な判断ができなくなる典型的な例だと感じた。「下町ロケット」という作品に通ずるものがあると思った。
・部品の不備が分かっていて、打ち上げの中止を促す声も上がっていたのにも関わらず打ち上げを行ったことにより、チャレンジャー号の乗組員7人全員がなくなって[亡くなって]しまい、もっと安全性を重視した判断を行うべきだと思った。乗組員7人の死で、その家族や関わる人にも影響が出ることをもっと考えるべきだった。
・明らかに危険性があるものでも、会社や社会情勢の思惑がかかると実行せねばいけなくなる恐れが生じてしまうのだと感じた。
・様々な既得権益にがんじがらめになって正常な判断ができなくなってしまう場面は日常でも存在しうるがここまで大きな組織では命までも奪ってしまうことになると考えると恐ろしい
・力のあるものが支配する人間関係を見えた。大きな利益は、人を狂わせると感じた。
・冷静な判断力が技術者には必要であると思った。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・「ユダヤ式Why思考法」という本に教授が仰ったこと(NASAのこと)と全く同じことが書かれていた。 [ありがとうございます。ただし申し訳ありませんが、センセイはその本を読んだことがありません]
・NASAのチャレンジャー号爆発事故から、現場で働く技術者の視点とNASAを運営する上層の立場、両者の視点から物事を見極める姿勢を身につけなければならないと感じた。また、事故に関して責任転嫁する姿勢はあってはならないと私は感じる事が出来た。 [まさにその通り。そしてこれから社会に出る皆さんにとってとても重要なことなんですね]
・NASAのような企業でも、状況で簡単に判断ミスを犯すことが分かった。 [大企業ほど、脇が甘くなるという面があります]
・Slackの利用についてです。他科目利用方法を参考に簡易的に考えてみたものです。ワークスペースは開講時間ごとに解説し、簡易な授業連絡(zoomのURL, 配布資料 )などは#generalチャンネルで行っている科目が多いです。 以下は他科目などでのグループワークは今のところないので、個人的に考えたものです。 グルーブワークを行うとしたら、グループごとのチャンネルを作成し、活動をそのチャンネルで行えばいいと思います。Slackを使うメリットとして討議内容の再確認ができること、ファイル共有に優れていることだと考えられます。 簡易的なことしか提案できませんでしたが、私はSlack賛成です。ワークスペースの作成など、先生の負担になることは多いと思いますが、ご検討お願いします。 [ありがとうございます。参考にさせていただきます]
・オンライン授業は退屈だ。 [気持ちは、わかる。録画済の動画を見ているだけだと、集中力は10分位しか持ちません]
・ゴールデンウェーク明けでつらい[辛い]な [こちらも、わかる]
・このような立場に今後なっていく可能性があると考えられると、いつでも適切に考えられるようになりたいと思った。 [まったくその通り]
・この事故は技術力不足と人の判断ミスが原因で起きたということが分かった。
・スペースシャトル打ち上げ事故においては、様々な大人の事情が重なり、多くの人が自分の責任を追及されたくないがために責任逃れをしようとしていたということが分かり、自分の非を認めないのは誠実ではないと感じた。 [以上、複合要因があって、しかもそれが負の連鎖になることがあるんですね]
・チャレンジャー号事件はショックな出来事だと思った。
・チャレンジャー事件がいかに悲惨だったか、ロケット打ち上げに関わらず安全面という技術は第一優先で作り上げることが大切と思った。
・ビデオがあってわかりやすかった。 [以上、かなりショッキングだったんじゃないかと思います]
・ビデオを見て主体性がないと流されて大変なことになるということを感じさせられた [まったくその通り]
・プロジェクトがもし失敗した場合、発生する損害や状況を考えて行動するべきだと思った。 [前回もお伝えしましたが、広く、長い目で考えることが大切なんですね。今回はそれが見事なまでに失われていました]
・もう一度音声ありでビデオを見ようと思う。 [今日は失礼しました。ラインレベルで送り出していると思い込んでいたのですが、実はスピーカーの音をマイクで拾っていたということがわかりました。次回からはより聞きやすくなります]
・やはりNASAも保険をかけており、損失は少ないと前回の授業を通して分かった。しかしやはりこのことに躍起となってしまい、起きてしまった人為的な事故で防げたかもしれないと考えると船員の遺族のことがかわいそうだと感じる。 [その通り。しかもご両親の目の前で...ですよ]
・わかりやすい授業だった。 [ありがとうございます]
・以前、帝王学の教科書とも言われる「貞観政要」という本を読んだことがあるがそこには権力者ほど耳聞こえの良いことばかり言う人が集まってきやすいがあえて身近には自信を批判してくれる人を置くべきだと書いてあった。帝王学といえば難しく聞こえるが良い上司になるためにはどうすべきかと聞けばすんなりと理解できる。自身も社会に出て部下を持つ際には自分に意見のできる部下を育て、自身も他者の意見に耳を傾けることのできる人になりたい。 [まったくその通りです。でも実際は難しい。「そうでない人」をたくさん知っています(本人は気づいていないところが恐ろしい)]
・下請け会社は大変だと思った [そうなのですが、実は開き直ると意外と強い立場だったりするんですね。この会社以外、ロケットを造れいないんだし]
・会社で仕事を行うとき、様々な立場の人間がいる。技術面や資金面など様々な意見を汲み取り指揮しなければいけない。 [その通り。でも最もそれを考えて行動すべきは社長ですよね]
・皆が経営者の視点で物事を見るならば会議の必要性はなく、偏った価値観で物事を判断する要因になり最適解の模索をやめてしまう危険があると感じた。 [その通りで、違う立場に立ちながらもできるだけお互いの考えを知ることが大切なんですね。今回は政府以下、皆が思考停止状態になっています]
・確立[正しくは「確率」]だからもしかしたら問題なく打ち上げに成功してたかもしれないので中止にするかしないか迷うのはわかると思った。 [その通り。ただしこのような打ち上げを繰り返していたら、いつかは...なんですね]
・楽しかった.slackの運用について,slackにはworkspaceとその中のchannelと言う場所があります.この授業で扱う場合,授業用のworkspaceを作ってその中に全体用のchannelと,各グループ用のchannelを作る形になるかと思います.workspaceやそれぞれのchannelには特定の人のみを招待したり任意で参加したりできるので,講義を受けてる人のメールアドレスでworkspaceに招待して,その中でグループごとにchannelに入ってもらうのが妥当だと思います.新しいツールの導入には必ず障壁があるので,頑張ってください.僕は日常的に使っているので,何か不明な点があればいつでも聞いてください. [ありがとうございます。お世話になるかもしれませんが、その際はよろしく]
・技術者の意見が会社の判断に反映されないのは、とても安全性にかかわるなと感じた。 [まったくその通り]
・個人より集団のときの方が判断力が劣るというのは聞いたことがあった。やはり、役割や責任の所在は最初にはっきりしておく必要があると思った。 [こちらも、そうですね]
・口では安全第一といっているものの、人間なので、余裕のない状態で判断力が低下していると倫理観がマヒしてしまう恐ろしさを知った。 [だからこそ、この科目で頭を冷やす必要があるんですね]
・今回も考えさせれる内容だった。
・今日の授業が今後似たような判断をすることがあったときに役に立つと思いました。 [以上、ありがとうございます]
・今日も天気が良い [明日までは天気が良いようですよ。ちょっと寒いですけど]
・指示が聞き取れないところがあったので、できれば大事なことや作業・課題については何度か発言もしくはスライドにして一定時間見れるようにするなどしてほしいと思いました。 [その通りですね。ただし今日は作業中、指示のスライドを提示していたはずです]
・私は、チャレンジャー号のような悲劇は二度と起こしてはいけないと感じた。 [もちろん]
・私は今回の講義を通じて、技術者がチャレンジャー号のような事故を起こさないためにも何かを開発する際は前提条件を探る必要があると感じた。 [その通りで、見落としがちな前提(ステイクホルダーを含む)をいかに考えるかが重要なんですね]
・事故の映像を見てショックを受けた [そうだろうと思いますよ]
・自らの倫理観にいい影響を与えることができた。 [なるほど。ありがとうございます]
・自分が判断[を]下す立場だったら、圧力に耐えられず同じ判断しを下してしまうと思う。 [気持ちはわかる。でもそこで踏ん張ることができるかどうかが分かれ目です]
・自分が倫理的問題に立ち会ったとき、圧力に負けず正しい選択をできるように知識をつけたいと感じた。
・将来、集団で開発をする機会があると思うのでなるべく未然にミスを防ぎたいと思った。 [以上、まったくその通りですね]
・上の企業は下請け会社に責任転嫁するのは今の社会でも同じことだと改めて感じることができた。 [こちらも別な意味で、その通り]
・色々考えさせられる講義だった。 [ありがとうございます〜]
・人は追いつめられると適切な判断をすることができないと思った。 [その通り。だから最も大切なのは「このような状況に陥らないようにするためには」なんですね。それをこの講義で考えましょう]
・世界大戦の裏事情みたいなことを聞けて良かった。 [意外と話が繋がっていたでしょ?]
・正常な判断ができなくなり、明らかな判断ミスでの事故の事例から現在、私達は教訓として学ぶことができる。しかし、実際の事故の当事者であったときは冷静にはいられない。研究して全く新しいものを作るということは、それ相応のリスクが生じるものであり、責任感を持つことが必要であると感じた。 [その通りですね]
・責任逃れしか考えていないとわかった [人間のブラックな一面ですね]
・組織のトップ・下請け会社・技術者 全てでその人の立場になると間違ったことは言っていないので、何が正解かは分からなかった。もし自分が企業のトップでそれぞれの人の状況を理解した上で判断を下すとなると、とても難しいことだと思った。 [その通り。だからこそこの科目でいろいろ考えようというわけです]
・誰が悪いのかではなく何が原因だったのかを見定めて考える必要があると感じた。
・追い詰められてしまうと正常な判断が困難であるので追い詰められない状況作りが大切であると感じる [以上、まったくその通りで、ステイクホルダーを含む前提を見極めることが大切なんですね]
・動画のURL授業前に教えてもらえないんですか? [もちろん可能です。でも「長い」と思われるかもしれませんが、事前の説明を受けてからの方が良いと考えているので、現在はこのやり方にしています]
・動画の音がはいらない部分もあったりしたが、資料などを見ながら説明を聞けるので理解しやすかった。 [音声の件はゴメンなさい。でも、説明を聞かないとわからないことも多かったでしょ? 早く普通の講義に戻らないかなぁ]
・動画を見て実行したのが科学者[この場合は技術者]でも最終判断や指示を出した経営陣が悪いこともあるのだとわかった。ビデオの音をもっと聞きたかった。 [音声の件はゴメンなさい]
・特になし [はい]
・特に問題はなかった。 [こちらも]
・特定の人物に損をさせないために、一部の人間が外れくじを引かされることもあるのだと重々感じた。 [もしかしたら、貴方/貴女が...ということもあるわけです。それに関係者を危険に晒したくはない]
・配布資料を復習のためにあったほうがいいです。 [配布は簡単なのですが、写真とかすべて抜きですよ]
・物事は、様々な立場の人がいることとそれぞれの視点から考えることが大切であると思った。 [まったくその通りですね]
・毎週、課題の提出状況をお知らせしてくれてありがとうございます。自分がきちんと提出しているか確認することができるので非常に助かっています。オンラインでグループ討議をする際、僕はZOOMの使用のみで良いと思います。ZOOMにはブレイクアウトルームという機能がついているので、その機能を使うことでグループ討議ができると考えています。Slackを使うと、ZOOMとSlackを行き来しなければならないので、非常に面倒ですし、管理も大変だと思っています。 [ありがとうございます。寄せられた意見が二つに分かれていて、う〜ん、どうしよう]
・約3週間一切日光をあびて[浴びて]ないです [オイオイ、巣ごもり生活かぁ?]
・立場が異なれば全く違う考えが見えてきた。 [でしょ?]
・冷静に考えれば、そこまでスペースシャトルの打ち上げを焦る必要はなかったことが分かった。また、責任転嫁の方法がすごいと思った。 [ただし当事者、かつ時間がないと余裕も失い、周りが見えなくなってしまうんですね]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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