2020年7月9日更新

3EP3クラス
第12回:2020年7月9日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

高度技術社会における技術者の新しい役割

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材を視聴することもある

学習課題 予習・復習

・提出:課題6(電子的提出)
・復習:教科書の精読(60分)
・予習:課題7(60分)
・予習:課題8(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

1.飛行機

28名(47.5%)

2.自動車

31名(52.5%)

1.飛行機

・「1」[=飛行機]の方が安全であるから [たぶんこの方は、選択を誤っています]
・確かに乗る機会は自動車よりも少ないが、事故が起きた際、自動車よりも助かることは少なくリスクが大きいから
・高いところが苦手で可能性が低くても落ちる危険があることに加え、自分が制御できないという思いが強いから
・高いところが怖いから
・死ぬかもしれないとかではなく、自動車は普段から乗っていて慣れているから怖くない。飛行機は慣れていないので怖い。
・事故が起きた場合の危険性が高いから
・事故が起きる可能性としては飛行機の方が低いだろうが[、万一事故が]起きたらほぼ助からないだろうから
・事故が起きる確率は低いが[、万一]事故が起きた時に助かる可能性が低いと思うから
・事故が起こった時に死ぬ可能性が高いから
・事故したとき[通常は「事故に遭った時」など]の身体への被害が飛行機のほうが大きいと感じるから。
・事故しづらい[通常は「事故は起きにくいが」など]が[、]墜落したら死んでしまうため
・自動車事故は経験をしたことがないために怖いとおもうことはない。
・自分で運転しないし、空を飛んでいるので事故を起こしたときがこわい。
・自分で操作できないため、不具合が起きても止まることも降りることもできないから [仰ることはわかるのですが、操縦しているのは十分な訓練を受けたプロです]
・自分で操縦することはできなく、どれだけのチェックをしているのか不明であり事故の規模が大きいから。
・車のように自分で操作していないため、もし、何かあったときに自身で対処できないから。また、何かあったときの事故の規模が大きいから。
・車は多くの車両とすれ違う回数が多く、飛行機はそうではない。操縦者がミスをして事故を起こす可能性よりも、他者のミスで事故が起きる可能性の方が高いから。
・乗り慣れていないし、ニュースとかでも大きく取り上げられるから。
・甚大な被害は免れないから
・墜落の可能性、ハイジャックの可能性があるから。
・飛行機での事故のほうが死に至ることが多そうだから
・飛行機と車で死亡率を考えた場合、相対的安全性では飛行機の方が安全に見えるが、死亡比率で考えると飛行機の方が1.6倍ほど死亡率が高いから。 [おぉ]
・飛行機の場合事故などが起きた場合は被害が大きいから。
・飛行機は、墜落してしまい、車より多くの人が巻き込まれる印象があるから。
・飛行機は自分で運転することができず、あるいみ他人にすべてを任せて、身を委ねることになる。また、点検やチェックなどを自分ですることができず安心感や満足感を得ることができない。したがって、自分では何もできないという「怖さ」が存在すると考えた。
・飛行機事故はほぼ助からないから

2.自動車

・いくら安全運転を心掛けていても事故を起こす可能性があるから。
・こちらの方がよりよいと考える
・死亡事故を起こす可能性が飛行機と比べて格段に高いから。
・私はどちらも同じくらい怖いと感じます。理由は身に危険を感じるからです。
・事故が起きる可能性がm高いから
・[飛行機は]事故が起こる確率が低いから。道路には、人や建物、その他の乗り物など数多くの障害物が存在するが、それに比べて、空には走行を妨げるものが少ないから。
・事故の起きる確率が飛行機よりも自動車の方が高いと思ったから。
・事故率は車の方が高いから
・自動車のほうが年間の事故発生率が多く、自分の運転に自信がないから
・自動車の運転者には様々な人がいるが、飛行機は厳密に管理されているから
・自動車の方が事故の発生確率は高いが死亡率は比較的低い。飛行機は事故が起きた場合はほぼ確実に死亡するから。
・自動車の方が事故率が高くリスクが高いから
・自動車は移動手段に良く乗り身近にあるため、人身事故や交通事故などいつどこで事故に巻き込まれてもおかしくないため。
・自動車は飛行機と比べて、事故の発生率がかなり高く、事故の件数も多いため。。 [以上、自動車事故の発生率は航空国比べて格段に高いです]
・自分が運転するとした場合、自分の運転技術次第で事故の大きさが変化してくるから
・自分が運転する可能性が高く、もし事故を起こした時の責任はもちろんのこと、精神的苦痛も身近で大きいと感じる。
・自分が事故を起こす可能性も高いし、巻き込まれる可能性も高い。
・自分の運転技術に自信がないから。
・車の方が事後率が多いので、車の方が怖い
・人間によるミスの発生する可能性が、飛行機より自動車の方が大きいため。
・数が多い上に自分でコントロールしなければならないから。
・同じ距離を移動するとき,飛行機の方が事故率が低く,自動車の方が危険だという話を聞いたことがあるから
・飛行機と比べて自動車の事故のほうが起こる確率が高いので、実際に事故にあう可能性が高いから。
・飛行機に比べて、事故に繋がる危険が多いと思うから。
・飛行機は空を飛ぶため、飛行機自体の事故があるが、自分の責任でもなく、ほかの人が死ぬ心配がない。しかし、自動車はほかの人に危害を与える可能性と自損事故の可能性があるため、自動車のほうがリスクが高いと思う。
・飛行機は最も安全な交通手段と言われており、車の方が危険だと思ったから。
・飛行機は自動[化]されているが、自動車はいまだに自動化できていないから。
・飛行機よりも自動車の方が死亡事故率が高いというデータを目にしたことがあることや、車を実際に自分で運転した経験などから、車の方が危険であると感じるから。
・普段は乗らないため、もしかしたらと思ってしまう。
・免許制だが多様な人間が乗っているしいつ事故が起こってもおかしくない.飛行機の事故はマシンエラーがほとんどだが,自動車の場合はヒューマンエラーの方が多いから
・利用する頻度が高く、自分が運転することになると考えるとそれに対して自身が持てないまた、自動車は事故を起こす相手が具体的であるから
・利用者が多く、巻き込みで事故の被害がでる確率が飛行機より高いため。
・車は誰でも運転できる分, 台数が多いこともあり, 予測をしにくい.


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

[ギルベイン・ゴールドの解説について]

・ギルヴェインゴールドの動画の狙いを知ったうえで改めて見ると主人公の選択の誤りがよくわかると感じた。 [その通りで、制作者の意図を考えると、よくわかるようになります。実はテストも同様で、出題者が「何を答えさせたいのか」がわかると、比較的簡単に解くことができます]
・ギルベイン・ゴールドの振り返りをし、まだまだ別の視点からの考え方があるのだと分かった。また日本語・字幕付きのビデオを見た感想としては、もし自社から垂れ流しした規定値を超えた物によって自分自身が害を被った場合、彼らは自分の選択にどういった反応をするのか気になった。 [[これはまさに、可逆性テストですね]
・ギルベインゴールドで、字幕版はデータがないから判断できないことをはっきり言っていて、日本語版より上司たちの印象も変わった。
・ギルベインゴールドについて新しい学びがあった
・ギルベインゴールドのビデオよりデータを実際に示すことは重要なことであると再認識した。
・ギルベインゴールド映像の価値観が変わった。
・ジャクソンは、工場の廃水が基準値が越えている証拠やそれに関する法律、条例を調べていないことが大きな問題であると思った。 [あれは酷いですよね。もちろん架空の話ですが]
・ビデオではうまく主人公が善人っぽくに写されていたため騙されてしまった。 [以上、いろいろ得たものが多かったようでっすね]
・ものは言い方次第で感じ方が大きく変わるのだと思った [でしょ?]
・やはり情報収集が重要と感じた [その通り。7ステップで言うと、特に2、3番目です。またそれを受けて1番目もかなり変わってきます]
・リスクと被害の関係性を考えるのが難しかった。 [因果関係が必ずしもはっきりしていませんからね]
・英語版では雰囲気が違った。 [でしょ?]
・改めて動画を見ると違うように感じた。 [こちらも]
・脚本家、翻訳家が介入し情報にフィルターがかかった映画、アニメなどは、原作とは違うことが多いと感じた。 [その通り。今回は日本語版のディレクターのミスです]
・言われてみれば[副]社長[に]は正[しい]ところもあった [それをかなり無理矢理に抑えているんですね]
・実際にこうした倫理的に難しい状況に遭遇することになったとしても、どうにもならないことは無く、何かしら最善策が見つかるのだと思いました。 [まったくその通り]
・字幕版を見ると吹き替えとは全く違う印象を感じた。(主に副社長の人が) [でしょ?]
・条件で判断基準が変わることはとても興味深かった。 [おそらく「視点が変わると」という意味だと思います]
・吹替版と字幕版では、人物の声の大きさや態度に違いが合って、違う見方ができると感じた。 [前述(↑)しましたが、日本語版のディレクターの問題です]
・多角的に物事を見るのが大切と思った [まったくその通り]
・動画内の工場長は冷静な人であるのは感じたが、内心かなり苛立っているようにも見えた(状況的に仕方ないことではあるが) [仰る通りです。ただし、わざとそう描いています]
・内部告発には実は得をする人が少ないという欠点があり、あくまで最後の手段でしかないということが分かった。 [そうなんですね]
・内部告発のリスクや考え方を学び、しっかり考えて行動しないといけないと感じた。 [まったくその通り]
・内部告発は、最終手段以上の最終手段である。
・内部告発は最終手段であることを知った。 [以上、その通りですね]
・日本語で聞いた時と印象が違った [でしょ? 良く聞くと、非常に綺麗な英語を話しています。やはりプロですね]
・洋画もそうだけど,字幕でみた方が雰囲気や言い回しが伝わって個人的にはいいと感じる [そうですね。ただし今度は内容の理解が追いつかない...]

[後半のリスクの講義について]

・438年毎日乗ったら事故にあうというのは意外に多いのではと思った [確かに、微妙な値ですよね]
・プロスペクト理論が面白かった。 [複数。でしょ?]
・リスクの考え方は多様で、状況や人の感情・印象によるものだとわかりました。 [以上、かなりびっくりしたんじゃないかと思います]
・リスクや人の命の価値を数値化することで安全の基準はある程度考えることはできるが、人の命などはそう簡単に価値を決めることができないので倫理的に難しいと思った。 [まったくその通りなんですね]
・リスクを低減するにはコストがかかるが、自動化が進めばローコストでリスク低減できるのだろうか。 [単純なミス等は減らせると思いますが、想定外の問題が発生した時の対応が難しいと思います。自動運転が現在直面している問題です]
・安全と安心は異なることが異なるものであり、大衆が安心と考える行動と実際に安全な行動が違う場合には、行動を理解してもらうための説明が必要だと感じた。 [素晴らしい。核心部分をご理解いただけたようですね]
・空飛ぶタイヤの著者の池井戸潤さんの本をよく読んでいたのですが、概ね小さな組織(運送会社)が大企業(三菱自動車)に屈服されそうになるところを正義感から負けずに戦い、そして勝つという構図であるものが多いなと思います。 [そうなんです。サラリーマン向けという印象を持っています]
・国が違うと文化も間違うので、食べ物の安全性が変わってくると分かった。そのため、他の国行った時は、食べ物を食べる際[は]気をつけようと思った。 [ぜひぜひ]
・死因が最も多いのが自殺というのにとても驚いた
・死因のグラフが予想以上に自殺が多かった [以上、でしょ?]
・事故が起こる確率は自動車のほうが確実に大きいとけど、事故の確率が低くても飛行機で事故[に遭遇]するほうが怖い。 [気持ちは、わかる]
・自身の立場だけでなく、客観的に物事を考える能力が必要であると思った。
・自身の立場や主観から様々な意見が表れるため、相手の視点や客観t期に考えることでより冷静な判断を下せると感じた。 [以上、まったくその通りですね。ただし、実際には難しいです]
・冗長性を持たせるというのが思いつかなかったので知ることができて良かった [現実的な解法としては重要な点です]
・飛行機に乗ったときにめっちゃ揺れたので怖かった。直前にテレビで飛行機の事故特集を見たので余計に怖かった。 [揺れる時はメチャクチャ揺れますからね。主翼もずいぶんたわみます。安全だということを、頭ではわかるのですが...]
・飛行機の事故で助かった事例はあるのか気になったので調べてみようと思う [ぜひぜひ。助かっている場合もかなりあるんですよ]

[今日の一言]

・7月30日は授業なしですか? [説明不足だったようです。来週確認しますが、その通り、お休みです]
・きちんと話を聞きながら授業に取り組めたと思う。 [偉い。最近は課題が集中して大変なようですが..]
・課題を早めに取り組もうと思う [ぜひぜひ。我々としては、他科目の課題との重複を考慮しているつもりです]
・久しぶりに大学に来たが、食堂などで授業を受けると周りがとても騒がしくて、自宅で受けたほうが集中できると感じた。 [確かに]
・今日も講義ありがとうございます。倫理的行動を阻害するものは、身近に多く存在する。しかし、技術者として、社会をより良くしていく倫理を身につける必要がある。 [こちらこそ、ありがとうございます。まったくその通りです]
・最近、天気がよくない [雨の日が続いていますからねぇ。それでも九州や岐阜県のような被害が出ないだけでもありがたいです]
・昨日、自動車事故現場に遭遇しました [相当強い印象が残ったようですね]
・大雨で自宅が心配である。 [水害のあった地域のご出身なんですね。電話してみましょう]
・達成度の課題に向けて準備したいと思う [ぜひぜひ]
・来週までの課題の量が多いので計画的に取り組みたい [こちらも、別な意味で、ぜひ]
・良かった [ありがとうございます]
・姿勢が悪くなってきたので, 椅子を買ったのですが, 全然座り心地良くないです. [椅子だけは絶対にちゃんと試してから買った方が良いですよ]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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