2020年10月1日更新

3EV2クラス
第2回:2020年10月1日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

(続き)
・直面する可能性のある倫理的問題に関する具体例
・グループ討議と討議結果に対するコメント
・ eラーニングシステム <Agora>やグループ討議の事例分析課題に関する解説
・セブン・ステップ・ガイドの概説 他

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・グループ討議
・討議結果の発表
など

学習課題 予習・復習

・復習:第1〜2回で学んだことについての考察の深化(90分)
・予習:教科書の精読(180分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.グループ討議や全体での発表、討議、当方からのコメントの結果、前回の個人的な感想は変化しましたか? あるいは見落としていた点に気づきましたか?
A.(原則としてコメントは控えます)

1.(ある程度)変化した

33名(84.6%)

2.(あまり)変化しない

6名(15.4%)

1.(ある程度)変化した/見落としている点があった

・F1自体が危険なものだからどこで線引きをするかと言う考えに気が付かなかった。
・お金よりも安全をとる[取る(/採る)]べきだと考え方が変わった。
・お金[=損失]をどう補填するかでの保険のことや、自分のことだけじゃなく、客のことを考えている人が多いことに気が付いた。
・グループ討議で保険について考えられなかったため、そういった事前に行える点を考えられるようにする。
・こういった事例に対するシステムが存在すること
・スリップによるお客さんの危険など見落としていた点が分かり印象が変わった
・レーサーや客の安全面を重視して考えていたが、他の人の意見を聞いたことで様々な視点から物事を見る必要があった。
・レースは延期などの対応で行うことができる
・会社のシステム上の問題として、開催する時期や場所も考慮しなければならないと感じた。
・開催しなかった際の損失をあまり考えていなかった
・観客について考えてなかった
・観客のことを念頭に挙げていなかった
・観客の安全も考慮することを見落としていた。
・議論の中で他人の意見を聞くことで、最初の自分の意見と逆の意見に覆ることに驚いた。
・客のこと、保険の存在を見落としていた。考えが一方向に進み、他の考えを提案することができなかった。
・客のことを見落としていた
・救急車等を事前に手配しておくという意見は基礎的で重要ではある、が気づけていなかった
・金銭的な部分が開催しない側として考えるべき部分だとは認識していたが、結局理由を考えることができなかった。その中で、保険という部分が盲点だった。
・最初はレースを開催しないと決めていたが、いざお金の話が絡むと開催やむなしという考えになってしまった。
・最小限の被害ですむような考え方が分かった。
・事故が起きた際の対策についてしっかり議論できていなかった。
・自分以外の人の意見を聞けて、気づかなかった部分を知ることができた
・小人数で討議することで意見が言いやすかった
・他の人の考え方が違っていた。
・同意書を書かせることは考えに無かった。
・保険などのお金関係はあまり考えていおらず、見落としていた。
・保険などの社会の仕組みも考慮する必要がある
・保険についてはまったく考えてなかった。
・保険の有無や観客の安全などの視点はなかった。
・保険や責任所在
・保険金や選手とのコミュニケーションなどに見落としていた
・法関係の面で知らないことが多々あったため参考になった
・話を聞くにつれ徐々にやらなければいけないという考えに至った。

2.(あまり)変化しない/見落としている点はあまりなかった

・ほとんど自分の見解通りでした。
・基本的に皆の意見は1度自分でも考えていた意見だった。
・見落としていた点はなかった [以上、素晴らしい]
・今回の討議では、開催しない場合についてあまり話さなかったから。 [なるほど]
・全体的に最初の個人的な印象と変わりなく、見落としていた点はないと考えている。
・特に見落としていた点はなかった。 [以上、こちらも見抜いていた、ということですね]


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・team内での意見交換の時間が30分程度であったため短く感じた [今回は時間をどうしようか迷いました。本当は10分延長しようと思ったのです]
・zoomでの会議は意思疎通が難しいと感じた。 [特に初めての人の場合は難しいです。でも悪条件の下で、良くやったと思いますよ]
・zoomという特殊な環境での議論だったが、多角的な視野で学ぶことができるので非常に有意義だった。 [視野を広げて多方面から考えることが重要なんですね]
・ありがとうございました [こちらこそ]
・お金の話が絡むと、周囲や自分の考えが変化してしまうことがわかった。 [集団思考が大きな影響を与えています。次回ご説明します]
・グループ活動が上手く行えた
・グループ討議、全体討議を経て、様々な意見が参考になった。
・グループ討議で3人でもうまく役割分担してしっかりと会議することができたと思う
・グループ討議によって考え方が変わった。
・グループ討議は良き。
・グループ討議をした。
・コロナがはやってからグループ討議がなかったから新鮮でよかった。 [なるほど]
・しっかりグループで議論することができた。 [以上、あまり良くない条件下で議論できたのは、このクラスがもともと持つコミュニケーション力によるものだと思います]
・やるにもリスクがあるし、やらないにもリスクがあるので判断するのがとても困難であった [仰る通り。そのリスクを、いかにできるだけ客観的に把握するかが問題なんですね]
・ロケットの事故が衝撃的だった。 [でしょ? 次回はちゃんと観ていただきます]
・遠隔での議論は、話すタイミングがかぶったり聞き取れなかったりして、難しかった。 [そうなんです。全体討議でも、こちらが相づちを打つと発表者と被ってしまいます。学生さんから指摘されたので、現在はできるだけそうならないようにしています]
・開催するべきなのかしないべきなのか判断することが難しかった。しかし、討論は楽しくできた。 [事故が起きるかどうかはわかりません──そういう設定です──が、より広い視点から考えることが重要なんですね]
・隔週でもやっていけそうだ。 [なるほど。こちらも少し安心できます]
・危険性を考慮しながらも、流れに追い込まれて行動を起すのは危険である。 [でしょ? この点は次回ご説明します]
・技術者視点での考え方を学べて楽しかったです。 [それは良かった]
・議論の中でお金が絡むと、安全性や良心が棚投げ[正しくは「棚上げ」]されてしまうことに驚いた。 [集団思考なんですね。次回ご説明します]
・公務員試験の勉強がつらいです [偉いなぁ。ぜひ頑張ってください]
・今回の議題の元ネタであるアメリカのシャトル事故について調べてみようと思った。 [資料はかなりネット上に出回っています]
・思ったよりグループ討議が面白かった [それは良かった]
・自分たちのグループだけでは出なかった意見を聞くことができた [たぶん、他チームも同様です。それがグループおよび全体で討議するメリットなんですね]
・自分には知らないことが多すぎると感じた。 [それに気づいた、ってこと重要です。お気づきではないでしょうが、ちゃんと成長しているんですよ]
・自分の気が付かなかった点が多かった。 [他者と、そしてグループで議論すると見方が広がるんですね]
・実際に自分で考えていたことが徐々に変わっていってしまうのをはっきりと感じることができた。周りに流されるって怖い。 [でしょ? それが集団思考です。次回解説します]
・社会に出た場合、いろいろな視点から状況を判断することができるようになる必要があると感じた [まったくその通り。それに気づいたんですから、ちゃんと成長しているんですよ]
・社会に対する認識の甘さがわかった [貴方だけではありません。みんな同じです。それに気づくことの方が、はるかに大切です]
・上の立場の人はつらい [辛いです。はい。でもそれがオトナになるってことです。誰も、いつまでも子供ではいられないのです]
・色んな人の意見が聞けて良かった [それは良かった]
・心理的な変化があることが面白かった [この点は次回いくつか補足します]
・人それぞれだが、慎重に物事をすすめる[進める]人が多いと思った。 [そうですね。ただしグループになると、つい、声の大きな人に...]
・世の中の仕組みを知ることが大事だと思った。
・保険の存在を知った。社会の仕組みを知ることは考えを決めるうえで必要だと思った。 [以上、まったくその通り。だからこそ勉強しないといけないんですね]
・来週の動画が楽しみ [ご期待ください。かなりショックですよ]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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