2020年10月29日更新
3EV2クラス
第6回:2020年10月29日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※第5〜6回では、ケースメソッド事例に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・グループ討議
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・復習・次回に向けた予習: 討議内容についてのさらなる検討(課外でのグループ討議)(120分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら」どうします?
A.(議論前の個々人の印象ですのでご注意ください。次回の講義で考察しますので、原則としてコメントは控えます)
・あきらめ[諦め]て[課長の指示に]従う。
・あそこまで言って聞き入れてもらえず、確証もないとなれば受け入れるしかないと感じた。
・こっちのいい[言い]たいことが伝わらずに感情的になってしまう
・しがらみが大きすぎ[過ぎ]て思うように行動することができない。
・チームの中で協力してプロジェクトの話を進められるように、できないことを早い段階で共有する
・もし私が主人公の立場であれば、上司の指示に従い逆らえないと思う。
・安全の確認が取れた上で製品を出し、自分の意思を貫く [どうやって上司や元請会社を動かしますか?]
・一度は延期等申し出をするとは思うが、やはり会社の決定がなされては反発することはないと思う。
・延期にしてもらえるまで話し合う。
・何を言っても聞き入れてくれない会社なんだなと思う。
・課長の石川さんの指示に従ってしまう。
・会社の意向で決めたことなので、発売はする。他に不具合がないかを以降も探し、商品に注意書きしておくべき。
・会社の意向に従って行動する。
・会社の形が思っていたものとちがっていた上に上司からの圧[力]が強く、技術者としては活動しにくそうだと感じた
・会社の選択に納得し、それに従う。
・会社を辞める
・機械に絶対はないという言葉に納得し、指示に従う
・僅かでも危険があるならば延期するべきという技術者として正しい判断しているはずだが、自分が間違っているのではないかと思ってしまう。
・現状で実際に問題が発生しているのなら主人公と同様に製品化するべきではないと思った。特にケガする類のものは重大な事故につながる可能性があるため解決するべきだ。
・最初に問題はないと報告してしまったので、余計な波風を起こしたくないので黙っている。
・私も限界まで問題に関して訴えるが、会社の上層部が決めてしまったら手の出しようがないと思った
・自分だったら主人公の真田のように上司に意見することは出来ず、そのままにしてしまったと思う。
・自分のことに置き換えると考えさせられるものだとかんじ[感じ]た
・自分は正直に話しているのに[上司は]なぜ聞いてくれないのか
・自分一人の意見が会社を動かずことは確かな証拠でもない限り不可能であるためあきらめ[諦め]る
・社内会議で真田を交えて、反論すべきである。 [課長は反対しているわけですから、そのさらに上の上層部に、どうやって働きかけますか?]
・商品発表を延期してでも問題を解決すべきであった。
・上司からの圧力が強く、自分だと上司の判断に流される。
・上司から販売についてあんな圧力をかけられてしまったら抵抗できない。検証期間がとても短いと感じた。
・上司の意見に賛成してしまい、自分の意見を捨てると思う
・製品に欠陥が見られたら、会社の信用にかかわることなので、最善に直すことを考えて、その次に目先の利益を求めるようにする。
・製品の改善を行わずに商品化はしたくないので、上司にもっと掛け合う
・製品化した後で問題になってしまっては、それこそ会社がつぶれる[潰れる]かもしれないので、最後の会議にて責任者として自分の意見を伝えるべきである。
・忠誠を尽くすべきか、もしくは誠実さを貫きべきかというジレンマに苛まれる
・注意する [誰に、何を?]
・発熱の原因がはっきりとしないまま製品化してしまうほうが、被害やその額がどれだけ出るかわからないため、最後の会議のシーンで原因を突き止めるように促す。 [その場合は会社を裏切ることになります。上司の立場はどうなるでしょう? 元請はどう反応すると思いますか?]
・僕も動画の主人公と同じような行動しかとれ[取れ]ないと思う
・問題が起きる可能性があるということを知っているのにもかかわらず、訂正しないことは良くないと感じた。
・問題が同社にないのなら、他社にあるのではないか。または、検証期間の短さから焦りが生まれどこかで確認ミスがあったのではないかと思う。そのため、確認期間の延長と他社への協力を仰ぐようにする必要がある。
・問題が発生しているにも関わらず、世に出てしまうやるせない気持ち
・問題の解決を図り正直に事実を言う [いつ、どこで、誰に?]
・立場が偉くなると公衆の安全<会社の経営・元請けとの関係、納期厳守といった考え方になる。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・ドラマの結末が気になった。 [すみません。続きはありません]
・ブラック企業に入らないためにも、就活はしっかりしようと思った。 [まったくその通りです。特に土木は慎重に選びましょう]
・わざわざ大学で作る必要性があったのかわからないが、この動画を有効に使って考えていきたい [他大学ではほとんど制作できなかった(わずかの例外あり)ので、制作した意義はあると思いますよ]
・映像の結末が気になりました。 [前述(↑)しましたが、続きはありません]
・演技がぎこちないな〜って思った [この件に関しては、次回]
・会社の上下関係を思い知らされるような動画だった。 [リアルに感じていただけたようですね]
・回線[の状況]が悪いのでなんとかしたい [無線が良く切れるようなら、登校して有線で接続するという方法もあります]
・寒い [そうなんですよぉ。ストーブを出そうかと思っています]
・感慨深い動画を視聴して、社会人の責任感がどれだけ大変なのかが分かった。 [ありがとうございます]
・企業に入ったらこのような状況が多く出会うのかもしないのかと思った [土木の場合はかなりシビアな場面があると思います]
・技術者として考えることは大変だと感じた [大変ですが、やり甲斐もあります]
・久しぶりに友達の顔を見れて良かった。 [短時間ですが、グループにして良かったです]
・金沢工大があのようなビデオを作っていることに驚いた。 [えへへ。実際に制作したのは若手の先生です]
・今日もありがとうございました。 [いえいえ、どういたしまして]
・今日見たビデオの主人公がかわいそうだと感じた。 [この件については、次回]
・再来週の授業に向けてステークホルダーに取り組みたいと思います [ぜひぜひ]
・試験勉強が順調に進んでいる [資格の勉強でしょうか?]
・時には上司に逆らう勇気も必要なとき[時]がある[この場合は「来る」が適切]のかもしれないと感じた。 [まず間違いなく、来ます]
・次回のグループ討議が楽しみである。 [ぜひ頑張ってください]
・自分が社会に出たとき[時]に、責任ある立場を務められるのか不安になった。 [新入社員の時はともかく、すぐに責任を負うことになります。そしてやり甲斐も感じるようになります]
・実際の映像があってイメージしやすくなった分、感情移入しすぎてしまう [重要な指摘です。この点については、次回]
・社会では理不尽なケースに直面することを想定しておいた方がいいと思った。 [残念ながら、直面します]
・社会に出ると人間関係が大変そうだと痛感した。 [実際、大変です。でもそれがオトナになるってことです]
・主人公の気持ちの葛藤が、最後シーンのブラインドが閉まって部屋が暗くなるシーンで表現していたのが良いと思った。 [おぉ、ありがとうございます]
・将来遭遇しそうな事例だなと思った。 [なるほど]
・上司にも苦悩があるのだと感じた [その通り。上司も板挟み。しかも家庭の事情を抱えています]
・真田さんがもっとチームメンバーに話す場を設ける必要があると思った。
・真田は金城とともに、延期を訴えていくべきだ。 [以上の意見については、次回]
・製品化までにはとても多くの壁があることが知れた。 [そういうものですよ。ふだん何げなく手にしているものだって]
・責任者の立場は大変だと感じた。社会に出ると環境が大きく変わることが予想できる。 [大変ですが、やり甲斐もあります。ぜひ頑張ってください]
・前回セブンステップガイドをやった時痛い目を見たので時間をかけてでもできるようにしたい [ぜひ。でも、「痛い目」って何?]
・追いつめ[詰め]られるのにも、様々な条件や状況が重なっているのだと感じた。 [その通り。それが現実の社会です]
・土木でも似たようなことが起こりうるので気を付けたい。 [確かに]
・働くことが少し嫌になる気がした
・動画を視聴して、会社に入りたくなくなった。 [以上の意見については、次回]
・友達のハリネズミがかわいい [ハリネズミって、珍しいのでは?]
・来週は久々に対面なので頑張ります。 [お久しぶりとなります。楽しみにしています]
・理解できた。 [ビデオの内容を、という意味でしょうね]
・不穏なBGM,上司の娘発現はやめてください。 [課長の娘は、学費や家のローンにお金がかかる、という意味です]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。