2020年11月4日更新
3FY1クラス
第6回:2020年11月4日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
・グループ討議(続き)
・討議結果の発表
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・討議結果の発表
など
・復習:課題3(Agora上での ケースメソッド事例に関するより深い検討)(120分)
・次回に向けた予習:教科書の精読(140分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.グループ討議や全体での発表、討議、当方からのコメントの結果、前回の個人的な感想は変化しましたか? あるいは見落としていた点に気づきましたか?
A.(原則としてコメントは控えます)
1.(ある程度)変化した 25名(56.8%)
2.(あまり)変化しない 19名(43.2%)
1.(ある程度)変化した。あるいは見落としている点があった
・1人で考えていたとき[時]は元請け会社のことを考えられていなかった。
・3社間で情報共有が出来ておらず、[正常な]関係が成り立っていないというのを見落としていた。
・このような会社はないこと。 [滅多に、ね]
・その後の対応も重要なものもあると思った。
・そもそもブラック企業で異常だということに気づかなかった。
・リコールに関する費用であったり、信用。
・リコールの案は納得した
・リコールをした後を考えて延期する方に変化した。
・営業と技術者で異なる意見を持っていることを見落としていた。あらゆる立場に立って考えられる思考を持ちたい。
・会社は安全を保障した商品しか販売しないのが常識だと知り、日本の企業の信用が深まった。 [ただしお伝えしたように、国際的な水準からすると厳しすぎて競争力を削いでいるという見解も可能です]
・元請け会社からの信頼[を失う可能性がるkと]
・個人では中止をすることしか考えていなかったが、グループ討議によって再開発や部品のコストを増加させるなど新しい視点から考えることが出来た。
・最初は上司のために黙っていようと思ったが、グループでは消費者のために延期を提案することにした。
・私は目先の利益ばかり優先していたため、消費者視点になっていなかった。
・自分とは違う視点から考えられていた。
・[会社を]辞めたほうがいいとは思っていたが、[討議の結果、]より自信が付いた。この問題について心理としてできることは何なんだろう…。わからない。 [たとえば、なぜ、そしてどのように視野狭窄になっているかなどは心理学の問題です]
・製造物責任法が関係しているという点が、成る程と思った。また、労働基準法と言う視点も無かった
・前回の個人的な見解を記載する課題では、責任者として配慮しなければならない部分のみに焦点を当てるばかりで「損害費用に対する対策」という根本的な問題に対する言及がなされていなかったことを無意識下で目をつむっていた。しかし今回ディスカッションで、他の班員が根本的な解決には繋がらないものの何かしらのアイデアを提案していた姿を目のあたりにすることで前回の課題で本当に聞かれている内容は何だったのかという気づきを与えてもらった。
・他社との関係を見落としていた
・第三者に客観的な評価をする人を呼ぶことで主観的な状況から客観的なアプローチに変化させることが出来る可能性があるという点。
・長い目で見ることを見落としていた。
・提携社のことを見落としていた。提携社との連携が出来れば、もう少し選択も増えたかもしれない。
・売っちゃだめ
・販売延期を選択していた点は良かったが、延期したときに生じる問題をどう解消するか考えていなかった。
・不確かな事実として、他者の部品にも原因があるという事を見落としていた。2.(あまり)変化しない。あるいは見落としている点はあまりなかった
・この企業がやみ[「病み」あるいは「闇」]深いことがよく分かった。
・ひどい企画になっていることは見抜いていた。
・ブラックなこと
・ブラック企業な所
・ユーザーの安全が第一であること
・安全性を重視していた。
・安全保障がされていないまま販売するなど気が知れないと感じた
・意見は変わらなかった
・危険の可能性が分かっているにも関わらず、黙って販売するのは大きな損害を生む。
・高リスクで販売することは倫理的におかしいことであるから。
・社内でのコミュニケーションがなっていなかった。 [会社間も、ね]
・商品の販売よりも消費者の安全性を優先させた点
・商品を販売した際に起こる可能性
・消費者目線の製品を提供しなければ会社の存続は難しい。
・接客業をしていて恐怖しかなかったので、コミュニケーションが取れていないのがびっくりした。
・中間管理職的な立場の人が主人公だったため、ひどさが露骨だった。
・班によって様々なことが出てきていたが、ブラックだと分かっていた。
・風通しが悪いと言うか、空気が悪いなあとは思っていました。あと、報告書って根拠が無いと書けないんですかね。 [問題が発生したことは事実なので、それを伝えることはできます(ただしトラブルの情報は元請け会社からもたらされたものですが)]
・労働基準法無視
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・1人で解決策を考えるときと、複数人で考えるときでは考え方が全く違った。
・1人で考えるよりもグループで考える方が考えが深まった。 [以上、でしょ? 視野が広がりますよね]
・BMWの車、いいですね。 [お話ししましたが、排気量2,000ccくらいのMT車は、国産にはほとんどありません]
・BtoBもCのことが考える必要であると思った。 [まったくその通り。企業の先に、エンドユーザーがいるんですね]
・グループ討議が楽しかった。
・グループ討議を経て、自分が考えていたこととメンバーが考えたことが一致していたため、議論がスムーズに進んだ。 [久しぶりにクラスメートに会えたようで、とても良い雰囲気でしたね]
・こんな企業ばかりでないという話を聞いた安心できた。 [あったとしても、稀です。なぜならこのような企業(グループ)は長く存続させることができません]
・タカタの動画を見て実際にある問題なのだと意識が強くなった。大きなグループに属すると謎の安心感が出るので気を付けたいと思った。 [確かに]
・タカタの話は聞いたことだけはあったが、想像以上に酷かった。 [会社は経営者が交代し、現在も存続していますが、つい最近、シートベルトでもデータを改竄していたことが判明しました。ずっと前から不正が続いていたようです]
・たった1つの行動が会社の利益だけでなく、信頼まで失ってしまうことが分かった。似たような事態に陥った会社では経営破綻をしていたため、私自身も社会人になったときは他人事ではないなと感じた。 [でしょ?]
・ビデオの企業は、ブラック企業だったということがわかり安心した。 [でも、ビデオを見た直後はそう感じなかったのでは?]
・ブラックな会社はどこが起点でブラックに染まり始めるのかなって思った。 [確かに]
・ブラック企業の定義について気になった [難しいですね。真っ黒な会社も、真っ白な会社もありません。その中間です。しかもある会社の中でも、白っぽい部署と黒っぽいセクションがあったりします。しかもそれが時間や状況で変化する...。でもこれって、普通の人間だってそうですよね]
・ホワイト企業に就職したいです
・ホワイト企業に就職したいと感じた。 [以上、もちろん。就職活動の際は、会社を良く見極めてください]
・リコールって簡単にできると思っていた。 [状況にもよりますが、大変な費用がかかることがあるんですね]
・わりとこんな光景がよくあると思っていたが、特例だったのか。 [毎日こうだったら、身体が持ちませんよ]
・悪い点が重なりすぎてシートへの記入が難しかった。 [現在はまだ練習問題です(評価にも関係しません)。それよりも、どの点を見落としていたのかに注意しましょう。焦らずに]
・安全性をないがしろにすると、結果として自社に悪影響を及ぼすことがビデオを見て分かった。
・安全性を考慮した商品でないと販売できないことを知った。安全性が保証できない商品を強引に販売させる上司もいないことが分かり、安心した。 [以上、長い目で、あるいは広い視点で考えると、ということですね]
・雨酷いですね [朝は凄かったですね]
・回答参照ができるようになると、昔自分が何を書いたか分かることができるのでとても助かります。(´;ω;`) [いえいえ、どういたしまして。次回以降はまたWeb上での閲覧となります]
・確かに、動画のような会社があったら、ブラック企業だなと感じた。入りたくはないと思ったが、ブラック企業だとは、思わなかったためあれを基準の一つとして考えたい。 [ぜひぜひ]
・極端な例が面白い。 [なるほど]
・見落としていた部分もあったので視野を広げていきたい
・見落としをしないように気を付けたい [以上、現在は「何を見落としていたか」が大切です]
・個人的にグループワークに苦手意識があり、今回のディスカッションに対してもあまり気分が乗らなかった。しかし今日は前述したようにディスカッションを通して、前回の問題文に対する理解が欠けていた気づかせてもらったので、今後こういった意見交流の場を大切にしていこうと考えさせられる講義になって良かった。 [センセイもグループ活動は苦手ですよ]
・講義を通して、より自らの選択に自信がもてた。 [素晴らしい]
・今回の題材は前回よりもずっと難しかった [映像には有無を言わせない力があります。だから本来見落としてはいけない点に気づかないことがあるんですね]
・今回はリコールをメインに考えていたが、長い目でみると続かない可能性がかなり高いため、もう一度考え直す必要があると思った。 [なるほど]
・最近強い雨が多いのがちょっとやだなと思いました。 [今日未明は、ひどい雨で目が覚めました]
・次の話し合いも楽しみだ。 [3回目は、いわばまとめの議論になります]
・主人公は不幸だと感じた [あの会社にいたら、誰だってそうなると思いますよ]
・就職に対してかなり不安になったが、自分に合う企業が見つかると良いなと思った。 [ビデオの会社は極端です。ご安心を]
・商品の販売に至るまでのプロセスは、自分が思っていた以上に困難なものであると感じた。 [それが世の中の仕組みなんですね]
・色々な案を聞けて面白かった。 [よく頑張ったと思いますよ]
・生きるってすごい[凄い]ことだ [その通りなのですが、何がきっかけでそう感じられたのでしょう]
・先週の問題点をグループで具体的に掘り下げることが出来たので良かった。 [それは良かった]
・中小[企業]に就職することはリスクだと感じてしまった。 [お気持ちはわかるのですが、実は大企業だから問題ない、ということはありません。個人の能力を生かすのなら、むしろ中小企業だと思います]
・徹夜したせいで眠たい [なるほど。お伝えしたように、徹夜できるのは20代までですよ]
・天気が悪かった。 [今朝はもの凄い雨でした。ただし気象庁アメダスのデータには反映されていないので、局地的なものだったようです]
・未通達。 [?]
・問題が起きたことだけではなく、問題が起きた後の対応がカギとなると学んだ。 [異変初期の対応が重要なんですね]
・話し合いが楽しかった。 [久しぶりで会ったようで、本当に楽しそうでしたね]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。