2021年4月15日更新

3EP3クラス
第1回:2021年4月15日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※第1〜2回では、本科目への導入として、第2回までの「学習内容」の事項について、講義やグループ討議などを通して検討・考察する。
・科目の目的・目標、内容、課題、評価方法などに 関する解説
・本学の教育目的・目標との関連に関する解説
・既習科目との関連についての解説
・課題 1に関する解説

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・グループ討議
・討議結果の発表など

学習課題 予習・復習

・復習:初回配布資料や本科 目「学習支援計画書」などの熟読(90分)
・予習:課題1(事例分析) (60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.1. 夏の暑い時期、金沢市付近一帯が、大規模に停電してしまいました。停電はもう十数時間も続いています。コンビニはどうなってしまうでしょう?
A.1. たくさんの面白い回答を寄せていただきました。どれもその通りだと思うのですが、講義でご説明したように、電気が長時間止まると、冷房・冷凍が効かなくなるだけでなく、またレジも働かず、POSの情報もやり取りできないので、やがてお店の機能がまったく停止してしまうんですね。
 「コンビニ」はこの現実の社会を指しています。細かいことはともかく、現代社会が科学技術に依存しているということ、そしてその科学技術に携わり、この社会を支えているのが(将来の皆さんを含む)科学者・技術者なのだということを考えていただきたかったのです。(講義中にかなりご説明したので、原則としてコメントは控えます)

・POSシステムが使えなくなるので営業をストップする。 [POSの件、良くご存じでしたね]
・アイスクリームや冷凍食品が溶ける。
・アイスなどといった要冷蔵といったものが溶けてしまったりしてコンビニの経営に影響をもたらすと考えられる。
・アイスの買い占めが起きる
・アイスや弁当などの食品がダメになる
・エアコンや冷却装置の停止によって食材の腐敗が発生し、コンビニが多額の損益を被る
・コンビニが真っ暗になる。冷蔵室や冷凍室が使えなくなる。
・コンビニでは停電している間の食料確保のため食料が大量に売れ、品薄になる。
・コンビニに食料やライトなどを求めて多くの人が来店する
・コンビニの飲み物が売り切れる
・コンビニの商品がなくなる。ATMが使えない。
・トイレ、水道が止まる・冷蔵庫に入っている商品が腐る・レジスターが使えなくなり、手打ちになる・ATMが止まってお金が取り出せなくなる・ [以上、ATMが利用できないことに気づく人は少ないです]
・モバイルバッテリーが売り切れる(電池で動くやつ) [アッと言う間になくなります]
・ライトがよく売れる
・飲み物や食料を買いに来た人たちでいっぱいになる
・飲料水が大量に購入される。
・営業停止
・営業停止準備を行う。 [以上、正常な営業は無理です]
・緊急用のバッテリーを使用して数時間だけ最低限の営業を行う。 [実は、実際のお店は停電用に可搬型の簡易POSシステムを用意しています。でもそれが動くのは数時間。そして冷凍冷蔵など電力を要する機器は使用できません]
・光源を確保できる商品や飲み物などが売り切れる [その通りで、電池類はすぐに売り切れます]
・商品の買いだめのために客が集まる。
・商品の買い占めが起こる
・食べ物がダメになり、レジが使えなくなる。
・食べ物が腐るため商品が安くなる
・食べ物の購入が増える
・食べ物を中心に商品を買いに人が集まる。食品が駄目になる。電気で動くものがすべてが止まる。
・食品などの一部の商品が売れない状態になってしまう。
・食品の廃棄、自動ドアの開放
・食料などを求めて人が殺到して商品がなくなる
・食料など買いだめる人が多く来て、商品がなくなる。
・食料の買い占めがおきる
・食料や電池などを仕入れる
・食糧や飲料水,懐中電灯,電池などを求め,人が殺到する [以上、電池はすぐになくなります]
・人が集まり飽和状態になる
・水や懐中電灯、食料品や電池などの停電時に役に立つようなものが一気に買われて売り切れになる。 [こちらも]
・水や食料の不足
・生活に必要なものを買い求める客が押し寄せる。商品が陳列棚からなくなる。大手コンビニエンスストアは災害時のテンプレートが準備されていてそれに従った行動がされる。商品が腐る。
・多くのコンビニでは,冷凍食品などは駄目になってしまうことが考えられる.しかし,非常用電源を設置しているコンビニでは,大きな影響がなく営業することが出来るだろう.さらに,コンビニに人が集まり品薄状態になることが考えられる. [その通りなのですが、非常用電源を用意しているガソリンスタンドやコンビニはごく僅かです。競争が激しいので、それらに投資する余力がないのです]
・地域住民が一斉に集まる
・陳列されているアイスと飲料などの商品がダメになる
・停電によりコンビニ内の温度が上昇し、食品系商品の殆どが廃棄される。
・停電復旧まで臨時閉店する
・電子決済の停止 [その通り]
・買い占めが起きる。
・買い占めが起こる
・買占め
・買占めに来ようとする客で殺到する。(社会問題レベル)
・売られている食べ物が腐る。
・氷と電池を求めて人が殺到する [携帯電話用を含めて、バッテリーはすぐになくなります]
・冷蔵・冷凍・扉・POS・空調などが機能しないためお店の運営ができない
・冷蔵・冷凍の食品類を廃棄しなくてはならない
・冷蔵機能とか温暖機能が動かなくなり、食品が駄目になる。
・冷蔵庫が使えず食料を買いに来る
・冷凍、冷蔵が必要なものが売り物にならなくなり、損害が出る。
・冷凍商品が解けて軽く水浸しになり、商品が腐ってしまう。また、商品をレジに通せなくなり、物を売れなくなる。
・冷凍食品が溶けて損失が発生する。
・冷凍食品やアイスが解け始める
・冷凍食品やチルド商品がだめになってしまう


Q.2. 仮想事例「百万石F1グランプリ」を読んで、貴方/貴女個人としてはレースを開催すべきだと思いますか?
A.2. 次回の講義の中で議論しましすので、コメントは控えます

1.開催する

10名(20.0%)

2.開催しない

45名(80.0%)

1.開催するべき

[以下、単純開催ではなく、路面整備など条件付開催の意見があることにご注意ください。こちらの場合は、「もし事故が発生したら...」を考える必要があります]

・あくまでも、車のスピンやスリップは気温の低下だけが原因ではなく、いろんな要因が合わさって引き起こされることであり、そのようなことから、F1は必ずしも安全が保障されている競技ではないため、気温が原因で競技を中止する必要性が低いから。
・グランプリに関わる人々、組織が既に開催に向けて動いている状態で、確信的危険性が認められない中、中止するのは難しい。
・この大会を楽しみにしている人が数多くいるため選手たちに多少のリスクがあったとしても開催する
・これ以上の延期は今後の大会の運営にも影響する可能性がある。
・一度延期してしまっているのでもう一度同じ損失を出すわけにはいかない。延期を決めた際に、ある程度延期日の天候なども分かっていたはずなので、事故が起きてしまったらそれは自分の責任とするしかないと思う。
・開始時間を多少伸ばしてでも、薄氷に対処さえすれば気温がいつもよりも低い以外の問題はなくなるから。
・関係者からの圧力に耐えられなかったため
・危ないかもと考えていたらいつまでたっても開催することができないため。しかし、レース開始時間を遅らせるなどするべきだと考える。
・気温の上がる時間まで待って開催する、開催しないと損失が大きいため
・微妙な状況でしかも一度延期にしているので、利益などを考えてやらざるを得ない

2.開催するべきではない

[この場合は、「では、いつになったら開催できるんですか」あるいは「損害はどうするんですか」等が問題になります]

・マスコミや関係者などは開催してほしいと思っているが選手が大けがをしてレースが出来ない体になったら責任が取れないから
・もし気温が原因での事故が起こった場合に責任を負うことができない。人の命がかかっているので安全性の考慮をしなければならないから。
・もし事故が起きてしまったときには、選手たちの選手生命や事故への責任追及など開催しなかった時以上の損失が予想されるから
・リスクが高すぎる
・リスクが大きいから。
・リスクリターンが見合わないから
・リスクを冒してまで開催する必要はないから
・レーサーの命が何よりも大切であるし、もしも事故が起こってしまえば結果的に自分が取る責任は大きなものになってしまうから。
・レース競技はなにより安全を考慮する必要があるから
・安全が保証されないなら決行するべきではない。
・安全の保障がされていない気温だから。
・安全の保障と、それらを確保する機関と法整備が行われておらず高確率で経営環境を制作するのは難しいので、地域活性化を目的とするイベント開催の対象としてF1グランプリを経営実行することは不利益につながるので、早期の段階で百万石F1グランプリを閉鎖させ、利益水準に基づいた形で地域活性化につながる新しいイベントの模索や、別角度でのF1レースの楽しみ方を検討を行い、損切と新たなイベント形成を行う。
・安全を確保することをができないから
・安全性が確保できないため、延期する方向にしたいから
・安全第一だし、万が一事故が起きた場合の方が責任が大きくなるから
・安全面を考慮した結果、開催しないことにした
・運転手や観客が危険な状態であるから
・何かが起こった場合に取り返しがつかないため
・何に置いても人の命が大切だから
・開催すれば死人が出る可能性があるから
・開催をした場合、路面状況によって観客やコース、マシンに大きな損害が起きる上に自信も責任を取らなければならない状況になる確率が高いが、開催しなければ自身は責任をとらなければならないが選手やマシンが事故を起こすことは無いので次回の大会で損害分を取り戻すことが出来るため。
・開催を次の日にずらして、それまでの間に路面の状態を最高のものに調整したいから。(これは、@1日程度ならばずらしたとしても、路面の状態の悪さを訴えれば避難を抑えることができるA1日あれば路面の状態を良い状態にすることができるという2つの希望的観測によるものである。)
・確かに観客の人の時間を無駄にしてしまったり弁当会社にも迷惑が掛かってしまうが、路上の条件が悪くF1のレースでは死人が出てしまう可能性が高いので開催しない
・確実に安全であることが確認できていないから。
・気温や道路の状況から事故が発生する可能性があるため。
・金銭的な問題は確かに起こるだろうが、開催して事故になればそれ以上の(人的・金銭的)被害が増えるからだ。
・死人がでたら、私が社会的に死ぬから
・事故が起きた時の損失が大きい
・事故が起きてしまっては取り返しがつかない
・事故が起こりやすい環境であり、それが解消される可能性が低いため。関係者も気象等で延期・中止されることは把握していると思うから。
・事故が起こる可能性があり、事故が起これば死傷者が出る可能性があるため。
・事故が起これば命にかかわるため
・事故によるリスクの大きさ
・事故リスクの回避
・事故を起こして死者が出る可能性があり、それによる影響のほうが怖いから
・事故発生の恐れがあり,安全が保障できないから
・出場選手の安全を考慮して当日は中止し、再延期をする。
・人の命の安全保証より優先されるべきことはないから。
・人命が第一である。最低気温が10度前後という予報なら開催するが、最高気温が10度前後なので事故が起こる確率が高いと判断した。
・選手の安全を考えることが重要であると考えたから.
・大事故が起こる確率が上がっていて、それが予測できているから。
・天候や気候など、選手の安全性の確保が十分でないと判断できる材料が揃っているため。
・万が一、事故が起きてしまったときに取り返しのつかないことになってしまうため。そっちの方が損失が大きくなる可能性がある。
・万が一大きな問題が起きた時の損害が大きく、責任が自分になってしまうため
・問題点が多いので開催するべきではない。路面温度などが主だった理由だが、山を切り開いた場所にあるので霧が出る可能性も否めない。F1アイフェルGPでも同じような事例で中止になっている。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・アンケートやクイズ形式で語りかけてくれるので、聴きやすい内容でした。
・クイズ形式にするのは授業内容も理解でき面白かった。
・ただ講義を受けるだけでなく、問などが多くありオンラインでも参加していると感じられて、とても楽しい講義であった。 [以上、ありがとうございます]
・どのように進んでいくのかなんとなく分かった [現在は、この科目で学ぶことのイメージを掴んでいただければ問題ありません]
・ゆでがえると同じように人間も感覚が麻痺するため、自身の感覚が麻痺していないか確認することが重要だと感じた。
・ゆでガエルにならないように気を付けたい。 [以上、まったくその通りですね]
・よく話すセンセイだ。 [はい。子供の頃は「口から生まれた」と形容されました]
・レースを開催するかどうかの問いは今冷静に考える分には人命などを考えて開催しないという決断をするが、実際に現場にいたら周りからのプレッシャーやこれだけの大きなことをすぐに決断しなければならないということを考えると開催するという決断をしてしまうのかもしれないなと思い、難しいなと感じた。講義自体は自分の考えに先生からレスポンスがもらえる点やホームページから自分以外の考えにも触れることができる点が面白いと思った。 [グランプリについては、次回顔を突き合わせて考えましょう]
・改めて技術者の責任について考えさせられる講義だったと感じた。 [ありがとうございます]
・改善点 アンケート入力用の文章欄が1行ずつしか表示されないので、作成した文章を俯瞰して修正提出することができない。 明らかに回答不要の基礎知識調査に講義時間をかけすぎている。(インターネット検索で答えが出るもののアンケートは不要 英単語の意味など)  思ったこと 西村教授が使用している配信環境設定(使用PC ソフト等)を知りたいと思った。教科書の使いまわしに関して前向きな考えを示す教授がいることに斬新さを感じた。講義の処々に教授のじっさいの体験談がちりばめられていて、おもしろいと思った。これまでにない授業形式だったので、第二回以降も楽しみだ。 [「1行」の件は仰る通りなのですが、そうしないとこちらで整理できなくなるためです。後で複数行の作業も出てきます。英単語他の件は、思いつかない人もいるからです。貴方はたぶん優秀な方なんでしょうが、残念ながら学力差が大きく、担当者としてはそうでない方のことも考える必要があります。ネットで簡単に検索できる質問って、ありましたっけ?]
・学生と社会人でモノに対する認識、意識が違うことに気にしたこともなかったので勉強になった。 [就職活動に入ると、特に重要になります。これから意識するようにしましょう]
・環境のゆっくりとした変化に気づきにくい。 [茹でがえる、のことですね]
・関係ない余談も含め聞いていて楽しかった。 [ありがとうございます。講義は長いので、わざと余談を入れています。全く関係のない話は予知の話だけのはずです]
・技術者として、自身で考える事の大切さを学ぶことができた。
・技術者としてどうあるべきか考えるきっかけとなった
・技術者と社会で技術者は安全性を重視する必要があるが、安全を満たすための倫理を学ぶことになると感じた。
・技術者になるための心得を学ぶ科目だと感じた [以上、この科目で何を学ぶかをご理解いただけたようでありがたいです。焦らずに進みましょう]
・堅苦しい話だけでなく、分かりやすい具体例などを織り交ぜて授業をしてくださるので、先生の授業を受けていて退屈だなと思うことはありませんでした。知らないことを沢山知ることができてとても楽しかったです。これからよろしくお願いします。 [こちらこそ]
・考察する内容に対しての説明や画像が多く、とても考察がしやすい授業だった [目指すものをご理解いただけたようで嬉しいです]
・講義の端々にユーモアがあって面白かったです。次回の講義やコメントにも期待しています。 [ありがとうございます。このページで他の方(↑↓)の反応も読んで、どう感じられているのでしょう]
・講義内容だけではなく,話の仕方も学ぶことが出来ると感じた.これからの講義が楽しみになった. [ありがとうございます。ご期待を裏切らないように頑張ります]
・今回の講義では科学技術者倫理の授業がどのようなものなのかを知ることができた。考えて討議することで技術者に必要な考え方が身に付けられるようになると感じた。 [重要な点をご理解いただけたようで、嬉しいです]
・今回は単位を取れるように頑張りたい [「今回は」、ね。ぜひぜひ。以前の担当者はどなただったのでしょう(貴方の履修歴は調べていません)]
・今日の講義を通して「考えること」がすごく重要だと感じた。 [素晴らしい。今回はまったく口にしなかったのに、最もお伝えしたかった点を見抜かれましたね。もう、講義が終わったも同然かも]
・災害時のコンビニの混雑は、今年の大雪の際のスーパーのレジを思い出した。 [確かに。こちらは命がけ──冗談抜き──で移動していました]
・自分が思っていたより日頃考える事がたくさんあると感じた [実はそうなんですね。それに気づいたってことは、ちゃんと成長しているってことですよ]
・自分と他の学生の応答の速さの違いを見て自分の頭の悪さを実感しました。 [焦らずに進みましょう]
・実際に起きた事故や事例を挙げていてとても分かりやすかった [事故や事件などのニュースの見方が変わるかも]
・実際に自分が技術者としたその状況になったらどうするのか悩む事例が多かったなと思った。 [数回後には、情報系の人も関係するビデオをご覧いただきます。ご期待ください]
・社会を改めて知ることが出来た [まったくその通り。程度はともかく、社会について知らなければならないんですね。偉そうなことを言っていますが、センセイだって社会の全てを理解しているわけではありません]
・受けたことのないタイプの授業で面白かった。 [ふ〜ん。そんなに珍しいかなぁ...。もちろんお褒めの言葉であることは十分理解しています]
・正解のない授業だと感じた [その通り。最初は「どの選択も同じだから決められない」と思えるんじゃないでしょうか。でももっと勉強するとそうでないことがわかってきます]
・先生の話が堅苦しくなくとても楽しかった
・専門科目が続く中で普段とは違う思考を巡らせたので、逆に集中できた。 [以上、ありがとうございます]
・素晴らしい授業で感銘を受けました [ありがたいのですが、ちょっと褒めすぎでは?]
・大きな問題への対処は、その問題に関するいくつもの要因に影響を与えるため、判断が難しいと感じた。 [その通り。問題は発生する前、あるいは小さな芽のうちに気づき、対処することが大切なんですね。後でお話ししますが、追いつめられるとまともな判断はできません]
・地震の被害などはテレビや学校の授業で学んではいたが、情報工学の視点で地震の影響を考えたことはなかったのでためになったと思った。 [なるほど。これからの社会を支えるのは情報です。ぜひしっかり考えてみてください]
・電車の事故写真がきつかった [そうでしょうね。ただしあれが現実です]
・答えがないことを考えるのが楽しかった。 [ありがとうございます。ただしよく考えると世の中、正解のないことばかりですよ]
・特定の状況下についての自分の対応を考えることができた [なるほど]
・内部告発のお話を聞いてミートホープ事件を思い出しました。リスクのある告発と不正による安定のどちらかを選択しなければいけないときどちらを選びますか? [良くご存じでしたね。内部告発(公益通報)については、講義の最後で集中的に考えます]
・売り手側と買い手側での意識の違いを実感できた。私は安全は保障されているものだろうと当然のように考えてしまっていて、価格やデザインといった方を重視していた。社会に出て売り手側になった場合安全を第一で考える必要があることがわかった。 [学生、特に3年生まではそんなものです。決して批判しているのではありません。ここからどう視点を変えていくかが重要です]
・物事を多角的に捉えることが大事なのかなと思った。 [見方によってずいぶん印象が変わったのでは?]
・目先の技術や状況だけで判断することは、時によって間違いなのだと分かった。 [まったくその通り]
・様々な状況を考えなければいけないと感じた
・様々な状況を想定して自分ならどうするかについて考えることはこれから必要になってくる能力だと思うので是非身に付けていきたい。 [以上、ぜひぜひ]
・良くも悪くも他の授業とは雰囲気が違うと感じ、緊張感を持って授業を聴けた気がする。 [ありがとうございます]
・倫理的な観点で考えることや多くの要素を含むことへの難しさを強く感じた [実は難しいです(キッパリ)。でもこれからの人生に必要なことですので、自分なりに頑張ってみてください]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>上で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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