2021年5月18日更新
3ER1クラス
第5回:2021年5月18日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※第5〜6回では、ケースメソッド事例に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・グループ討議
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・復習・次回に向けた予習: 討議内容についてのさらなる検討(課外でのグループ討議)(120分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら」どうします?
A.(議論前の個々人の印象ですのでご注意ください。次回の講義で考察しますので、原則としてコメントは控えます)
・「最初から完璧な製品はなく必要があればユーザー対応をしていく」という石川さんの言葉も[、]会社の信頼のためには大事なことだと思った。
・さっさとやめるわけにもいかないから、一緒にどん底に落ちる気がする。
・ソーラーブラインドの現状の問題点と、改善について話す
・どうして発熱してしまうのかの原因が見つからないため、発売を引き伸ばしても原因をみつけられるのかわからない。しかし、それが原因で火事といった事故になる可能性があるため倫理的にはダメだと考える。
・どこに原因があるかという問題で、相手側にはミスはないという前提には無理が来るだろうと感じた
・ボイスレコーダーを使って上司の言動を記録し社長に報告する
・リーダーに押し付けすぎな気がした。
・リーダーの真田さん一人が背負い込みすぎていると感じた
・安全性に懸念があることを説明する.
・一技術者として譲れないものはある。しかし一技術者であるからこそ自分だけではどうにもならない問題に直面することもあるのだと感じた。自分が主人公であったら、わかった問題と直すべき点、直し方とそれに必要な時間をはっきりさせ、上司に伝えておく。
・何とが[「か」の意?]事実をつたえる
・会社の信頼や事故が起きたときの責任を自分が背負わされている気分になると思う
・会社の判断に従う
・会社の判断に従う。 [複数]
・会社の奉仕に従うしかないと思う
・会社員はすごい板挟みになってると思った。主人公なら最後まで危険を訴えると思います。
・危険性とそのあと[後]の事態の想定を提示し、延期の計画を推し進める
・[会議までの]期日が短く、販売開始を延期すれば会社にどのような影響がでるか想像もできないため難しい問題だ。
・原因を特定できず証拠を出せないことをもどかしいと思う。
・今回の事例は非常に稀なケースであり、上層部は問題ないと考えているので渋々であるが支持に従い、その後のサポートに尽力する
・最後の会議の場面で今までのことを話すか、会社を辞める
・最終的な決定は上司に任せ、自分はできるだけのことをする。
・最初に感じたことは、相手の都合をうかがって、自身で解決をすることを優先する人が多いということでした。
・私が主人公だったら上司に従うと思う。問題は見つけ出して解決したいとは思うが、期限を延期すると会社の信用性に関わってしまうかもしれないからだ。
・私だったら、自分の報告の仕方に問題はなかったかなどを自省し[、]最後の会議を終える気がします。口を出すことはできません。小心者ですので。
・私も、話の中の主人公のように延期を強く主張するが、上はまともに取り合ってくれないだろう。
・自分が主人公だったら、おそらく会社の判断に従うことになってしまうと思う
・自分が精一杯説得しているのにも関わらず、その意見を否定してばかりされ、やりきれない気持ち
・自分ではもうどうしようもないので、欠陥があるということを他の会社にも伝えたうえで判断をゆだね[委ね]る
・自分の場合は正直に話すことは出来ない。会社の負担が大きくなり経営が傾くようなことは出来ない。
・取引先に直談判を行う。
・上司とチームメンバーからの板挟みになり、心身ともに疲弊している中、上司の意見や会社の方針を無視してでも、技術者としてのすべき行動をとるべきだと考える。
・上司に意見を突き通す。
・食い下がって、説得をし続ける
・人それぞれが立たされている立場と持っている責任の違いで板挟みになり心が壊れてしまうと思う。
・製品を使用している際に不具合が起こらないことを願い、起こったとしても、誰も気づかないことを願う。
・先輩[正しくは「上司の課長」]が言っていたように[、]完璧な製品はあり得ない.そのためこれはどこまでの安全性を保障[この場合は「保証」]するかの線引き問題であり,その話の詳細に言及がないこのストーリーに不思議であった.自分が主人公だったら製品化を認め,ユーザー対応に準備する.
・電圧の異常の原因を見つけるまではプロジェクトメンバー全員で原因を探る。
・都合の悪い意見は聞く耳を持ってもらえなかったのに、プロジェクト長として責任だけ取らされる可能性があるため、できるだけ多くの人に相談して、被害者ぶれるようにする。
・発売を延期する
・販売開始を延期できるようソーラーブラインドの製作会社[=元請会社]に直談判する
・不安で仕方がないと思う。私であれば、とりあえず多くの関係者に相談をして発売を延期にしてもらえるように頼む。
・不備を報告する [誰に?]
・報告の仕方をどの部分が分からなかったのかなどを明記して報告する。
・未完成の物だと、自分だけでも最後まで言い続ける
・問題があるのか聞かれたら自分の考えとして何も参考にならないといったうえであった通りにに言う。
・問題があるはずなのにそれを見つけることができず流されてしまっている状況にやるせない気持ちになると思う。
・問題はそのままにして、とりあえず製品発表する。
・問題はなかったということにする。
・問題解決に努める。上司には伝え、コストが上がっても安全性を求めるべきであると考える。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
[次回議論しますので、内容にかかわるコメントは控えます]
・[ソーラーブラインド最大]10個連結は多すぎるよね [良いセンスをしていますねぇ]
・2日で撮影を済ませるのは合理的だと思う。
・2日にしては仕上がっているビデオだなと感じた
・2日間で撮影していたことに驚いた [以上、効率およびコストを重視した撮影です。]
・いい授業でした。ありがとうございました。 [こちらこそ]
・ここで終わるのかって思いました [結果を示さず視聴者に創造させるのは常套手段です]
・この授業は受ければ受けるほど、責任者になりたくない気持ちが高まってしまう。 [気持ちはわかる。後で改めてご説明します]
・こんな会社が本当にあるのかもしれないと感じると社会に出るのが怖くなる
・しっかりと有能な技術者になって、発言力をもちたい
・ジレンマ問題を抱えているのは下請けの会社などが多いと感じた。
・ソーラーブラインドの動画で、問題の責任をリーダーばかりに押し付けているように感じた。
・チームリーダーの大変さを知った。
・チームリーダーは本当に大変だなと思った。
・ドラマの撮影自体は案外早く終わるのだなとおもった [撮影は2日。編集は1週間です]
・ビデオの主人公の立ち位置がとても難しい位置にいると感じた
・ビデオを見て、かなり冷や冷やした。
・ビデオを視聴して、あまり良い気分にはならなかった。実際にその状況になってしまったら、おそらく会社の判断に従ってしまうのではないかと思う。
・プログラムのエラーチェックは面倒なのに言い切っていいのか
・もし身近に未完成品が流れていると怖いなと思う
・リーダーは無理を押し付けられてかわいそうだと思った
・会社側が明るく意見しやすいと明言していても、実際に体験するまではわからないのだと感じた。
・回線速度が遅くて動画が見づらかった [お伝えしたURLで再度視聴してください]
・技術者としての責任と取引先との関係性の難しさについて考えさせられた
・技術者と経営者では見ている方向が違うので相手に寄り添うことが重要だと思いました。
・見ている自分まで悩んでストレスを感じるような内容だった。
・講習[正しくは「講義」]の動画のシチュエーションが現実的で、判断を迷う登場人物の気持ちがよく理解できた
・今回の問題はどうしようもない気がする。
・細谷さんが「プログラムに問題はない」と報告していたためか、石川さんも割とあっさり回路に問題がある体で真田さんを急かしているな、と感じました。やっぱり細谷さんの方が経験があって、石川さんからの信頼もあるのかな?あと、真田さんは結構相手の帰り際とか休憩時間に報告してたけど大丈夫か。就業時間中に話してあげて…
・仕方がないことなのかもしれないが製品発表が出来ずに信頼を落とすより製品に問題が起きる方が結果的に損害が大きいと思えた。
・思ったよりもモヤモヤしたがドラマとしては面白かった
・自身ができる範囲の中で行動を行うことを、課長が求めていると思いました。
・自分の行動によって、多くの人、環境にが影響する危険性が痛いほどわかった。
・社会に出てこのような状況になったら、どうしようと思った。
・社会に出るのが怖い
・社会人になりたくないと思った。
・社会人は大変だなと思いました。 [以上、気持ちはわかる]
・将来自分にも起こりうることなので、今からどうするべきか考えておく必要があると思った。
・進んでリーダになりたいとは, あまり思えない.
・責任の押し付け合いをするような会社は、働いていてつらいと感じた。
・責任をもつ[持つ]ことは本当に恐いことだと思った。
・設計開発における責任の重さを感じた
・誰の何を優先するかによって判断は変わってくるものなのかもしれないと感じた。
・働いたことのない自分にとってはこのようなことが起きるとなると難しいような気がして、このようなことについて考えることはとても大切だと思った
・働きたくないと思った。
・二日で撮影して一週間で編集したのはさすがプロだと思いました. [でしょ?]
・問題が起きたら自己解決をするのではなく、周囲に伝えることが大事だと考えた。
・来週は対面になることを祈っている [まったくその通りです] → [追伸・悲報:お互い楽しみにしていた次回の講義ですが、現在の新型コロナウイルス感染拡大状況を鑑(かんが)みて、残念ながら遠隔授業となりました(涙)]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。