2021年5月27日更新
3EP1クラス
第6回:2021年5月27日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
・グループ討議(続き)
・討議結果の発表
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・討議結果の発表
など
・復習:課題3(Agora上での ケースメソッド事例に関するより深い検討)(120分)
・次回に向けた予習:教科書の精読(140分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.グループ討議や全体での発表、討議、当方からのコメントの結果、前回の個人的な感想は変化しましたか? あるいは見落としていた点に気づきましたか?
A.(原則としてコメントは控えます)
1.(ある程度)変化した 24名(68.6%)
2.(あまり)変化しない 11名(31.4%)
1.(ある程度)変化した。あるいは見落としている点があった
・被害が出た時のユーザー対応[が予想以上に大変であること]
・発生しているジレンマが少し自分の考えていたものと異なっていた [最初はやはりかなり難しいです。焦らずに]
・ユーザー対応など他にも手段があった
・1/10の確率で不具合があると、利益はまるで見込めないというのは知らなかった。 [というか、とんでもない損失になるんですね]
・条件付から販売する意見に変化した
・対応さえ完璧にすれば多少は問題ないと思っていたが、その認識の甘さに気づいた。
・[製品を顧客に]提供した後の対応[が予想以上に大変であること]
・顧客に提供する大きさによって被害の大きさは変わることを理解した。
・リコールで対応することの損失の大きさを見誤っていた。
・見通しが甘かった、もっといろいろな可能性を考えるべきだと感じた。
・条件付きで販売する場合の条件を吟味するための時間
・自分だけだと発売は絶対にしないほう[方]が良くてなんとしても延期だと思っていたが、討議をして条件をつけて発売するという道もあることを知れた。
・注意する点を書けばいいと思ったが、注意事項を書いても問題がある事項があるということがわかった。
・事故が起こってしまった場合のの損害賠償の金額はとんでもない金額だった点
・コミュニケーションがとれて[取れて]いない。 [この点は次回]
・企業と学生では目線が違うので考え方も変わってくる
・現場とのコミュニケーション不足は見落としていた。 [こちらも、次回]
・リコールで発生するマイナス
・リコールでこれほど大きな損害が出るとは思わなかった(金額以外にも) [金額面だけでなく、製品や会社への信頼、ひいては販売にも影響を与えるんですね]
・利益を考えたとき、製品のリコールはあってはならないこと [もちろんリコールは必要ですので、念のため]
・延期や販売中止が厳しい中でどのように対処するかを考えるようになった。
・廃棄する予定の物をどうするのかという点
・元々販売しないという意見を考えていたが、販売すると考えている人の意見で説明書に問題点を記載することで問題が発覚しても後々大きな問題になることはないと気づいた。
・上司に自分の意思が通らない点2.(あまり)変化しない。あるいは見落としている点はあまりなかった
・世間的に間違っている意見を押し通そうとする人間が、上の立場であると言うことはやはり良くないと思う。
・信頼性が重要であること
・自分自身では安直な考えをしていたが以外[正しくは「意外」]とそのような出来事が現実で起きている会社があった。 [トラブル発生時のタカタの社長はフランス人で、コミュニケーションがうまく取れなかったという面があるます]
・どのようなことが確かになっている問題か見分けられていた [すばらしい]
・リコールや損害賠償などでお金が余計にかかると予想していた。
・リコールしても経営が危うくなる点 [以上、こちらも]
・幹部という立場で下の者の意見を聞かないのはおかしいと思った。 [この点は、次回]
・条件を付けることで問題を緩和できる
・延期して、どうするか話し合ったほうが良い結果になる。
・[製品に]危険性がある
・上司に自分の意思が通らない会社は良くないと感じていた。 [この点は次回]
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・エアバックという身近なもので実際に事例が起きていたと知り驚きました。 [安全の鍵となる部品でこのように致命的なトラブルが起きていたんですね]
・オンラインだと議論がやりにくかった [気持ちは、わかる。時間もかかりますし]
・オンラインでもグループ活動がうまく行えてよかった。
・オンラインで話し合いをするのが久しぶりだった。
・グループでの活動が楽しかった
・グループで話し合ったほうが意見も多く出て、話し合いが楽しかった。
・グループ討議でいろんな案に会えたので選択肢が増えたと感じた。 [以上、困難な条件の中で良く頑張りました]
・この問題がデリケートで、かつ大企業を倒産に追い込むほど重大性を孕んだものだと改めて実感した
・タカタの映像を見て、自分たちの考えていたことがどれほど甘かったのかがわかった。 [現実の事件を見ると、いかに重大かがわかったと思います]
・タカタの社長の父である元社長はエアバッグについて熱意を持っていたのに、息子には受け継がれなかったのだなと思った。 [前述(↑)しましたが、トラブル発生時の社長がフランス人だったという事情もあります]
・どれだけ大きな企業であっても信頼性を失えばすぐにダメになることが分かった。 [そうなんですね]
・ビデオをで見た社長はあの被害額を背負って生きていかなければならないと思うと自業自得ではあるが怖い世の中だなと思った [仰ることはわかりますが、株式会社なので、社長個人が負債を負うわけではありません。株主が損をすることになります。見方を変えると、株主に損失を発生させているんですね]
・みんなで協力することの大切さを改めて知った。 [この点については、たぶん次回]
・リコールや販売後の問題が1/1000程度では販売できないことが分かった [そうなんですね]
・皆の考えは似ていると感じた [確かに。でも皆さんよく考えていらっしゃいましたよ]
・楽しい討議だった [それは良かった]
・企業としての利益と顧客に供給する利益とのバランスがとても難しいとおもった。 [できればWin-Winの関係でありたいのですが...]
・今回の授業での簡易的な資料が欲しいと思った [興味があったら個別に相談してください]
・今後の課題がみつかった [この授業がヒントになったということですね。それは良かった]
・今日のグループ活動の人達はとても話しやすくてよかった。
・自分だけでは出せない考え方ができてよかった。 [以上、それは良かった]
・社会は厳しいことがわかり、学生のモラトリアム期間をもっと満喫せねばと感じた。 [確かに]
・就職活動でも重要視したい点が見つかった。 [それは良かった]
・消費者のことをしかkリ[「しっかり」のタイプミス]と考えないと後々大変なことになることが動画からも改めて理解できた。 [そうなんですね]
・消費者のことを第一に考えなければいけないということを学んだ。 [こちらも]
・職場ではコミュニケーションがとても大切だという事が分かった。 [この点については、次回]
・製品販売においてある程度の不良品は仕方ないがそれが、会社の不利益につながると分かった。 [トータルのシステムとしてどう管理運営するかがポイントなんですね]
・長期的な視線で見ることが危機が迫った時に重要だと感じた。 [まったくその通り]
・討議の発表により様々な意見が聞けた [それは良かった]
・特になし [はい]
・納得して〇?△の意見を変えた [?]
・発売するチームが多くて驚いた。
・発売という意見が多く、自分とは逆で驚いた [以上、この点については次回。ただし「販売する=誤った対応」というわけではありませんので、念のため]
・販売したとしても事故が起こった場合に賠償金を支払うのはとても難しいことだと思った。 [条件によってはとんでもない金額になるんですね]
・費用の問題や企業の責任の果たし方について、新しい視点を得ることができた [素晴らしい。嬉しいです]
・万一事故が起こった場合のことを、楽観的にとらえないことが大切だと感じた。 [そうなんですね。某国の首脳はコロナウイルスに対してあまりに楽観的に過ぎますよね]
・話合いできてよかった [充実した時間を持てたようですね]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。