2021年6月3日更新
3EP3クラス
第7回:2021年6月3日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※技術者としていかに行動すべきか
※優れた意思決定がもたらすもの
・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材を視聴することもある
・提出:課題3(電子的提出)(120分)
・復習:課題 4(倫理綱領の検討)(120分)
・次回に向けた予習:教科書の精読
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.日本で“KY”と言ったら、「K空気、Y読めない…
」。仮の話ですが、アメリカでビジネスをしていて、日本語で“KY”と言われたら、どういう意味?(作:内田樹)
A.「K契約書、 Y読めよ!!」(講義でご説明しましたので、原則として、コメントは控えます。ただし大半の回答が日本的なものであることにご注意ください。このままでは海外では通用しないんですね)
・K(キー)Y(読め)
・KYローションのこと
・きちんと読んで
・キングダムニューヨーク
・ケンタッキー州 [複数。ケンタッキー州(Kentucky)の略号なんですね]
・これかえよ
・確認よろしく
・気が弱い
・気分読めよ
・規約書読めよ
・記事読めよ
・客呼び
・金払いが良い
・空気読め
・契約書、読めよ
・契約書を読んでください
・契約書読めよ [複数]
・計画通り、やれよ
・顧客から呼ばれてるよ
・行動を読む
・今日読めよ
・仕事のできない
・思いつかなかった。
・心をよんで
・買えよ
・買ってよ
・買わなきゃ損する
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・KYが何の略か考える時、契約書という発想は全然出てこなかったが、言われてみれば確かになと思った。 [文化がまったく異なるんですね]
・PL法が働く事例を知った [その通り。これからは意識するようにしましょう]
・アメリカでは契約を重視しておりグローバル化に応じて重要性が上がっているため読解力が重要となると感じた。 [まったくその通りですね]
・アメリカとの価値観の違いは、実際に行って体感してみないことには感じられないと思った。 [ぜひ訪れてみてください]
・アメリカと日本ではKYの意味が違って驚いた [でしょ?]
・ソーラーブラインドの事例において、色んな視点から事例を見ていくうちに、「ああ、なるほどな」「言われてみれば確かに」と感じる場面が多々あった。しかし、自分の中で何かがおかしいと気づいても、それを言語化するのは簡単ではないと感じた。 [非常に重要な点です。だからこそ例えばセブンステップガイドを用いて確認する必要があるんですね]
・より良い製品を作るためには、ユーザー目線と技術者目線の両方の立場に沿って考えることが重要だと考えた。 [まったくその通り]
・架空の設定の疑問点を考えることが出来て良かった [よく考えるとおかしい点だらけです。娘の誕生日の翌朝にはもう、昨晩の誕生日祝いの写真(プリント)ができているとか]
・課題を頑張りたい
・課題頑張ります [以上、ぜひぜひ]
・会社という組織形態の重要さを感じた。 [だからこそ、会社選びは大切ですよ]
・権利や契約など、これまでの教育で明確化されていないルールを自学しないといけないと思った。 [その通り。程度はともかく、それを知っているかどうかで大きな差が出てくるんですね]
・現代の会社について知らないことが多いなと思った。 [それに気づいたってことは、ちゃんと進歩しているってことですよ。自信を持ちましょう]
・今回の科学技術者倫理の講義を受けて思ったことは、技術者にとって法律の問題は切っても切り離せないものであることを改めて実感することが出来た。 [ありがとうございます。重要な点をご理解いただけたようでうれしいです]
・今日の講義では,ソーラーブラインドの動画で奥の方まで細かい設定や思惑があって作られていることに驚いた. [なるほど。実際には前述(↑)したように、おかしな点がいくらでもあるんですけどね]
・今日はあまり集中して授業を聞くことが出来なかった。次回の授業では真剣に聞こうと思う。 [次回は対面です。否応なく集中せざるを得ない?]
・今日は気温が高くて、うつらうつらとしてしまった。 [上の方もそうだったようですね]
・自己防衛をしなくてはならないでアメリカで住むのは大変だと思った。 [弱肉強食の社会です。ただし日本と違って、やり直しが効く社会でもあります]
・上司が、上の人に言っていたら対応も変わっていただろう。 [でしょ?]
・製品を作るのにも様々な法律が関わってくるので一つ一つ気を付けなければならないと思った [その通り。これからもぜひ頭の中に入れておいてください]
・前半のソーラーブラインドの振り返りはビデオだからとある程度流していた部分について触れていたのでそこまで触れていいんだと思った。後半の技術士倫理綱領につては確かに日本にはないが重要な価値観だなと思った。 [あちこちにヒントが隠れているんですね]
・組織のありかたは働きやすさに直結すると感じた。 [冗談抜きで、会社選びは重要ですよ]
・日本と外国の倫理的、技術者的考え方の違いについて学び、倫理的観点から労働を考えることの難しさを感じた。 [ずいぶん違うので、びっくりしたんじゃないでしょうか]
・日本と韓国だけ倫理綱領が遅れていたことに驚いた。 [当方は「単純に遅れている」とは考えませんが、このような考え方がグローバル・スタンダードになっていることも無視できません]
・日本のKYとアメリカのKYの意味の違いを知れて面白かった [全然違ったでしょ?]
・福利厚生のいい会社に行きたいと思いました [もちろん。でもその前に、できるだけホワイトな会社を選びましょう]
・法律やKYの意味など知らなかったことを知れた。 [ありがとうございます]
・法律や倫理など考慮しなければならない要素が多く難しく感じた [こちらも]
・倫理ってむずかし [おそらく、「奥が深い」という意味でしょうね。その意味では難しいです]
・倫理は結構冷たいと感じた [こちらは「クールだ」あるいは「冷静だ」という意味でしょうね]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。