2021年6月10日更新

3EP1クラス
第8回:2021年6月10日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

・なぜ、科学技術者倫理が求められているのか

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材の聴講

学習課題 予習・復習

・提出:課題4(120分)
・復習:第7〜8回で学んだことについての考察の深化(60分)
・次回に向けた予習:教科書の 精読


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.お弁当屋さんを例に出して、アダム・スミスの「神の見えざる手」のご説明をしました。このケースで「神の手」がうまく機能しなくなるのはどんな場合?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

・1000円のお弁当の会社のほう[方]が知名度がとても高い
・kit側に不祥事が発覚した
・KIT弁当が売り切れている状況
・お互いの弁当屋が口裏を合わせて同じ高額の値段で販売する。 [素晴らしい発想です。これを「談合」と言います]
・すべて売れる時
・そこでしか売っていなかった。
・そこにしか売っていない商品、それしかない商品
・そのお弁当を前に買った人がリピートして購入する場合 [その理由は?]
・その弁当しか売っていない時。需要に対しての供給が間に合っていなかったら高くても売れる。
・その弁当屋さんしかなかった場合
・それしかない、買うしかないという状況にある。本田翼が店員をやっていた。 [本田翼さんですか...]
・どちらか一方のお弁当に問題が発生した場合。
・パッケージを変えて「期間限定」などの特別感をだした。
・プレミア感が得られるおかずが入っているかどうか
・めちゃくちゃ混んでるとき
・もう片方の店の弁当がない。
・悪徳弁当屋のみが出店でき,ほかの弁当屋の供給が追い付いていない時.需要に供給が追い付いていない時
・安いほう[方]が完売した時に、高いほうを買うしかなくなった顧客はそれを買う。
・安いほう[方]の弁当の在庫が少なかった。買えなかった人が高くても買っていった。
・安い方(いつもある方)の弁当が売り切れて、需要が供給を大きく上回った時
・安い方が売り切れた
・何かのキャンペーンを行っていた。
・供給が追い付いてないとき
・供給を需要が上回った時。隣の方が店がきれいで清潔そう。
・競争相手がいなくなった時
・競争相手が存在しないとき
・競争相手に問題が起きた時
・災害などでコンビニやスーパーに食品が届かず、食材が何もないとき
・需要と供給がかみ[噛み]合っていないとき
・商品の在庫自体が少ないとき
・人的要因以外の影響によりまともな商売ができなくなる場合
・成立しない。その弁当を買うことがで他のものが手に入るなどとしてそれが必要となるものであれば偏りはでる。
・相手の安い弁当が売り切れている際
・相手の会社の評判が大きく悪くなった時。
・他に弁当屋さんがないとき [需給関係が崩れた時、という意味でしょうね]
・他のお弁当屋さんが機能しなくなった時などはどんな悪徳商売をしても売れる。
・中身が全部高級食材
・著名人がその弁当屋を紹介をしたとき
・内容は同じだけどサービスをつけ始める。サービスの量、内容で買う方を決めるようになるため。
・付加価値がある場合
・物価が上がっている。・ブランドイメージがついた。
・片方がブランドとして売っていて、一つの単価が高いので、わざわざ下げたりしないとき。片方の弁当が既に売り切れているとき。
・片方の店舗に値段以上の価値がある場合
・片方の弁当のほう[方]が美味しくなった
・片方の弁当屋に弁当が売っていない場合
・弁当の需要と供給があまりにも釣り合わないとき
・弁当自体の需要が増えすぎた
・有名になった。
・有名になったから
・有名になったから。
・有名になって付加価値がついたため。
・有名人が紹介する


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・GAFAが国の赤字の原因だと知って驚いた [正確にはGAFAに代表されるような巨大多国籍企業という意味です。4社だけではありません]
・オンラインより対面の方が集中しやすいと思った。 [そうですよねぇ]
・お金がすべて、その通りだと思いました。 [残念ながら、これがグローバル化の一面です]
・お金の行き先は首相たちの懐だと思っていた。 [発展途上国あるいは旧共産圏諸国の中にはそのような国もあります]
・お金の流れは面白いと感じた
・お金の話が面白かった。 [以上、社会を支える仕組みの一つですからね]
・お金払えばいいんでしょ?
・グローバル化の悪い面を考えたことが無かった。
・グローバル化の負の面や、経済の全体概要について触れることができたので、良かった。
・とても分かりやすい授業でしっかりと理解できた。 [以上、グローバル化をどう考えるかは、皆さんのこれからを大きく左右することになります]
・ビデオで話している人も今とあまり言葉使いが変わらないなと感じた。 [個人的には同じ感覚でやっています]
・やはり対面でグループの人と話し合うことで内容が深まると思った [そうだろうと思います。グループ討議は無理ですが、今回は乱数を使ってこちらでグループを組織し、ちょっと意見を交換していただきました]
・経済の謎について知ることができた
・国よりも[巨大多国籍企業などの]会社がお金を抱えていることを意識したことなどなかったため、非常に勉強になった。
・国境を越えた大きな会社や国の中の大きな会社がお金をためて[溜めて]持っていることで[、社会で]動くお金が減ってきていることを初めて知った。 [以上、言われてみると...という講義だったのでは?]
・今回の授業ではグローバル化の仕組みや社会で生きるために仕組みを理解することの重要性を理解することができたので今後、行動する際はこのことを意識し行動していきたい。 [ありがとうございます。ぜひそうしてください]
・今日はシラバスを授業開始前に見るまで遠隔授業だと思っていた [...オイオイ]
・事例が細かくて、一つ一つが考えやすかった。 [ありがとうございます]
・神の見えざる手という言葉がかっこよすぎる [確かに概念としてはわかりやすいですよね]
・赤字の国が意外だった。
・全体の経済的に、日本も韓国も中国もアメリカも[巨大多国籍]企業がお金を貯金するため、赤字が増えているということが分かった。 [基本的には各国とも赤字です]
・対面授業は良かった [そうですよね]
・日本や、中国、アメリカまでも赤字という事を聞いて衝撃的だった。 [お話ししたように、「国民国家」が経済面から崩壊しつつあるということなんですね]
・物を売るためには付加価値を付けることが重要。付加価値の付け方は無限大。 [なるほど]
・物事のメリットとデメリットを把握する能力は必ず必要だと思った。 [これは、直接には経済の問題を指してでしょうが、非常に重要な点です。素晴らしい]
・俯瞰してみる世界の経済や情勢は分かった気になっているだけな気もするが面白かった。 [仰る通り、今日は非常に雑な議論です。他方、でも大切な考え方なんですね]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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