2021年6月29日更新

3ER1クラス
第11回:2021年6月29日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

※高度技術社会における技術者の新しい役割

授業の運営方法

・PCを用いた講義・演習
・関連する視聴覚教材の聴講など

学習課題 予習・復習

・提出:課題6(電子的提出)
・復習:教科書の精読(60分)
・次回に向けた予習:課題7(科学技術の専門家として求められる価値観)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

1.飛行機

23名(46.9%)

2.自動車

26名(53.1%)

1.飛行機

・運転[=操縦]が自分の意思の及ばないところで行われているから
・空を飛ぶので安定感が少なく感じる
・高い所が怖い
・死亡確率が高そうだから(車でも十分死ぬ確率は高いけど)
・事故があった時に、飛行機だと意識がある状態で落下するのが怖いから
・事故が起きたとき[時]ほぼ確実に死ぬから
・事故にあった[遭った]とき[時、]自分の命が機長という他人に任せないといけないから
・事故の可能性は低いが[、万一]起きた場合の危険性は自動車に比べ非常に高いと考えられるから。
・自分で運転[=操縦]できないためため
・自分以外の人が運転[=操縦]しているから
・乗った経験があまりないから
・乗った経験が少ないことと、もしもの時に死亡率が高い
・乗り慣れていないから
・大きいし、空に浮かぶから
・大きな事故が起こった際の生存率がこちらの方が低いから。またその際に発生する死亡者の数が多くなるから。
・中に浮いた状態で地に足がついていないから
・墜落したとき[時]に跡形もないから
・墜落するかもしれないと考えると怖いから
・飛行機でトラブルがあった場合[、]墜落して大破する可能性が高いから
・飛行機には乗り慣れていないから
・飛行機のほうが事故が起きたときに死ぬ確率が高いと思っているから
・落ちたとき確実に死ぬので
・陸で走るならまだ生きている可能性があるけど[、]空から落ちたら必ず死ぬから

2.自動車

・[自分では]運転したくない
・[自分は]運転するのが怖いから。
・慣れていない道を長時間運転するのは事故のリスクが高まると考えられるから
・気軽に乗れるからこそ事故が起こりやすそう。
・事故が起きる確率が飛行機よりも自動車の方が高いため。
・事故に合う[正しくは「遭う」]確率が高いから
・事故件数が多いのは自動車であり、あおり運転やスピード違反が多いのに対し、飛行機は運転がプロの人間によるものなので安全であろと考える。
・自動車のほう[方]が危険が多いから
・自動車のほう[方]が事故の確率が高いから
・自動車のほう[方]が事故の確率が高いから
・自動車は飛行機に比べて事故が起こる可能性が高いから
・自動車より飛行機のほう[方]が事故率が高い。・自分の運転が下手。・事故を起こしとき[時]、飛行機の場合→パイロットの責任、自動車の場合→自分の責任
・車を運転するとき、多くの場合は運転手はプロではないが飛行機のパイロットはプロであるため。
・色々な運転手がいて事故の起こる可能性が高いから
・[市中を走行する自動車の]数が多いから
・他の人が運転している車が走っていてぶつかってくる可能性があるから
・他者が関係して事故が起こることがあるから。
・他人が起こした事故に巻き込まれることがあるから
・長いししんどいし[、]事故することもあるから自動車は嫌です。
・統計的には自動車のほう[方]が事故を起こす可能性が高いため。
・飛行機のほう[方]が事故が起きたとき[時]の死ぬ確率は高いが自動車のほう[方]が事故率が高い、事故に合う[正しくは「遭う」]というを避けたいためのが
・飛行機の操縦車は車の操縦車と比べ安心できるから
・飛行機はプロが運転しているが、自動車の免許は誰でもとる[取る]ことができるから。また、交通事故やあおり運転など、飛行機では起こらないような事故にあう可能性があるから。
・飛行機は翼部分の空気のあたる圧力差で飛んでいるという原理はわかるのだが、鉄が空を飛んでいると思うと怖いため。宙に浮くというのは、強風や鳥の衝突などの平面での力で事故が起こるのと下方向に働くポテンシャルエネルギーで人が死ぬ可能性があるために地面からの距離を考えてしまう。これらををリアルタイムに考えて乗ってしまうために怖い。
・飛行機より車の方が事故が起きていることが多いから。
・怖い運転の方が多いから


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・「安心」を英語に訳すことができないというのが印象的だった。やはり日本と外国では考え方が全く違うのだと改めて感じた。 [ご説明したように、論理を優先するか、情緒、感情を優先するかが対照的だと思います]
・お金のために会社は回っているのだと思っていたが,安心を実現させようとしなかったフォードが批判されたように,実際は命をお金に置き換えたことが社会に許されなかったことにショックを受けた.しかし,ここで現実の側面で,健康を害する糖質まみれの商品が溢れることは社会に許されていることが納得できない. [仰る通り、この種の話はいくらでもあります]
・ギルベインゴールドの内容は考えることが多く整理するのに時間がかかりそう。 [そうなんです。でも話のオチは概ね説明しましたので、後は無理せずに]
・なんだか自分に関連していくことが増えた気がする。 [おぉ、それは良かった]
・ブラック企業に勤める確率を減らすためにも、就活は適当にやらないようにしようと思った。 [冗談抜きで、その通りですよ]
・プリオンの話が出てきて面白かった [当時はホントに大変でした]
・やっぱり飛行機[の方が怖い] [この件は次回も続きます]
・リスクに対しての考え方が分かった。 [こちらも続きます]
・安心と安全がイコールでないことを意識したほうが良いと思った. [見方を変えると、日本人の感覚の強さにもなるんですね]
・安全と安心について考えていきたいと思った。 [来週も続きます]
・一つの視点から見るのではなく、複数の視点から見て深く考えることが必要だと思った。 [こちらは主に、ギルベインゴールドのことでしょうか]
・狂牛病などいつ自分に何が起こるか分からないから不安になった。 [現在、その可能性はほぼ0となっています]
・午後一番の授業は眠気がずごかった [お昼を食べ過ぎないことと、眠れなくても机に15分くらい伏せるとずいぶん楽になります]
・考えることがたくさんあるなと思った [もちろん。だって大学の講義なんですから]
・行動の前に利益勘定はしなければならない。自身にとって最も大事なのは今後も生活していく事なのだから。 [しかもコソコソ隠れて生きるのではなく、堂々と胸を張って、ね]
・今週レポートおおくてしんどい。つらたん [まぁ、そういう時期なんでしょうね。画面越しでも疲れているなぁーと感じていました]
・最善の選択をするために、様々な視点からどんなリスクやコストがかかるかをよく考える必要があると思った。 [まったくその通り]
・内部告発をしてもしなくも不利益が発生するから内部告発が起きないクリーンな会社の経営が重要であると感じた。 [こちらもまったくその通り。ぜひそのような会社を見つけましょう]
・問題を整理することで[、]問題であったことの原因が一つでないことに気が付いた。 [ギルベインゴールドのことですね。ご説明したように、まず主人公の不適切な行動がありますが、それは社内のコミュニケーション不足に由来する部分が多いです。そしてそもそもこの問題を引き起こしたのは...という構造なんですね]


西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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