2021年7月1日更新
3EP1クラス
第11回:2021年7月1日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※高度技術社会における技術者の新しい役割
・PCを用いた講義・演習
・関連する視聴覚教材の聴講など
・提出:課題6(電子的提出)
・復習:教科書の精読(60分)
・次回に向けた予習:課題7(科学技術の専門家として求められる価値観)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)
1.飛行機 30名(55.6%)
2.自動車 24名(44.4%)
1.飛行機
・1回の事故[の影響や被害]が大きい
・いざという時に逃げ道がない
・安全性は高いが、怖いため
・一番安全な乗り物だといわれているから
・加速するとき[時]と、下降するとき[時]が怖い [確かに]
・空の方が危険そう
・高いところが苦手なのと、あまり乗らないので自動車より慣れていないから。
・高度がたかい[高い]から
・事故が起きたとき空から移動しなければならないから
・事故が起きたらほとんど助からないから。
・事故が起きたら確実に死ぬから
・事故が起きた際、命を落とす可能性が大きい
・事故が起きた時、死ぬ確率が高そうだから
・事故が起きた場合、飛行機事故だと死亡率が高いと思うから
・事故ったらほぼほぼ死んでしまうから
・事故の起こる確率が飛行機の方が少ないと聞いたことがあるから。 [この方は「2.」なのでは?]
・自動車は自分で運転することができるため、操作可能であるから
・自分が運転できないから
・自分の力でどうしようもならないから
・乗り慣れていないから
・墜落したら、ほとんどの確率で助からないから。
・墜落した時に死ぬ可能性が高いから
・天候にあまり左右されやすいイメージだから [「あまり...」は「...ない」とともに、否定表現で用います]
・飛行機の場合、事故が起きると重症もしくは即死する可能性があるから
・飛行機の方が事故が起こったとき[時]どうしようもないから
・閉所が苦手なので途中で降りられないという状況が怖いから
・落ちたらほぼ確定で死ぬから
・落ちる映画ばかり見ていて、落ちるイメージがあるから。
・落下するかもしれないから
・離陸と着陸のとき[時]に揺れるから [確かに。なお、高いところを飛行していても乱気流ではかなり揺れ、主翼がおおきく波打ちます。見ていてあまり気持ちが良いものではありません]2.自動車
・なん[何]となく、飛行機の死亡事故の方が多いイメージがあるから [この方はおそらく「1.」でしょうね]
・愛知県出身だから [これは「愛知は乱暴な運転をする人が多いから」あるいは「自動車の台数が多いから」という意味でしょうか。ちなみに、自衛隊の基地や三菱航空機など、飛行機も多いです。だから「飛行機には慣れている」と解することも可能です]
・外的要因での事故にあう確率や、運転手が二人でないので事故にあう[遭う]可能性が高いのかもと思ったから。
・個人の力量による運転技術の差が大きいから
・交通事故があるから
・事故が起こる可能性が高いと思ったから。
・事故を見たことがあり、現実的なものとして想像できるため [トラウマになっているようですね]
・自動車のほうが事故の危険が多いため [「危険な場面」などと解する場合はこれで良いのですが、「危険性」と言う意味で用いる場合は「高い」となります]
・自動車のほうが事故率が高いから
・自動車の方が交通量が多く、事故が発生する確率が高いから。
・自動車事故は頻繁に起きるため、危険が多いから [上記ご参照]
・自分が運転手の場合、自分が原因で交通事故を起こす可能性があるから。
・自分で運転するから
・自分の運転技術に自信がない。
・乗っている車以外の、ほか[他]の車も影響してくるから
・他の自動車からぶつけられる可能性があるから。
・飛行機と違い、衝突するものが沢山あるから。
・飛行機には何回か乗ったことがありますが、一度も事故に遭遇したことがないことが理由です。
・飛行機はほとんどが管理されて飛んでいるが、自動車は一般の人が多く運転しており、自由に行えるため事故が起きやすいから。
・飛行機は自分が事故の原因になることはないが、自動車の場合は自分が損や責任を負う可能性が高いから。
・飛行機は整備さえされていれば構造的にも一番安全に作られているから。
・飛行機よりも使用回数が断然多いことや、飛行機よりも圧倒的に事故数が多いこと、他人に左右されることが飛行機以上に多いこと。最後に、家族が運転する自家用車に乗っている時に目の前の車が雪で滑って突っ込んできたことです。 [相当ショックだったようですね]
・飛行機よりも多くの要素で事故が起こる可能性が高く、突然起こるから
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
[ギルベイン・ゴールドについて]
・ギルベイン・ゴールドの復習ができた
・ギルベインゴールドの話について考えが変わった
・ギルベインゴールドの話について私は思った以上に偏った見方をしていたと感じた。
・マスコミへの告発は最終手段であるということがわかった。 [以上、ビデオの理解がより一層深まったんじゃないでしょうか]
・今回の授業では内部告発が最終手段でリスクの考慮や正しい証拠が無い限りは告発すべきでないことが分かった。また、良い企業を選択するには相談報告窓口や教育・研修など相談しやすい・働き易い環境を選ぶことが重要なのだと感じました。 [後半はまったくその通りです]
・初めて動画を見たとき[時]は主人公の行動は正しいと感じたが、よく考えると主人公側ももっと考えてから行動するべきことが多くあると分かった。 [そうなんですね]
・前回の議論の復習になった [割と客観視できるようになったのでは?]
・問題点や事実関係などを明確にし[、]話をまとめていくことで新たな解決策が見つかることがわかった [まったくその通りですね][今日の一言]
・1,0の話ではなく、どこまで線引きするかなどの問題であり、リスクを考える必要があると思った。 [リスクの件だと思います。来週に続きます]
・たまたま、YouTubeで見ていた雪印に対する告発の話をまとめた動画の内容が授業で出てきて驚いた。 [そうなんですかぁ]
・ニュースで三菱がまたやらかしていた。 [東芝といい、三菱といい、プログラムミスで衛星「ひとみ」を破壊してしまったNECといい、日本を代表するはずの企業はどうなってしまったのでしょう?]
・ブラックな会社に入らないためにも会社調べを丁寧にやろうと思った。
・ブラック企業はきちんと見極めたい [以上、ホントにその通りですよ]
・もうすぐ授業が終わるなと思った [あと1カ月なんですねぇ。早いものです]
・リスクが起こることを意識して行動すべき [まったくその通り]
・リスクという言葉が印象に残った
・リスクとリターンについて深く考えると身動きがとり[取り]ず[正しくは「づ」。「辛い」なので]らくなる
・リスクと確率の関係は確かになと感じた。
・リスクの比較方法に納得した
・リスクの分散や会社内の問題をどこに話しに行けばいいのかを理解できた [以上、リスクの話は来週に続きます]
・レポートが多くて大変 [全体の2/3くらいなので、ちょうどいろいろなものが重なるんでしょうねぇ。時間配分に気をつけてください]
・安全・安心というところにも国によって考え方の違いがあることに驚きました。 [言語や文化によってかなり違いますよ]
・海外の企業について考えが改まった。 [日本のことばかり考えていると、井の中の蛙になってしまうんですね]
・学内でのワクチンのアンケートに答えていないため、虐められないかが心配になってきた。 [その場合は、根拠のない差別です。いざという時は修学相談室に申し出てください]
・最近はパソコンの調子が悪いです [酷使が祟ったんでしょうか]
・最後のリスクの話がためになった。 [ありがとうございます。来週に続きます]
・世間は企業などが問題を起こせば、内部告発を行い、メディアに公表されるのがだいたいであることがわかった。 [影響をよく考えた上で判断、行動する必要があるんですね]
・直感的な安心感と安全は異なることに驚きを感じた [でしょ?]
・特になし [はい]
・日本人は、世界の他の国と比べると少数派の考えをしていると説明を受けたが、何故そのような考え方をするようになったのかが気になってしまった。 [やはり一番大きいのは文化と言語でしょうねぇ]
・内部告発してもデメリットの方が多いと正しいことでも躊躇してしまう。
・内部告発はリスクも伴っていることを学んだ
・内部告発をするにもたくさんのリスクがあり、慎重になる必要があるのだと思った。 [以上、最後の最後の選択肢なんですね]
・来週の対面が早くしたいと思った [気持ちは、わかる]
・腕組みが拒絶を意味するという話を聞いて、最近腕組みをしなくなったことに気づいた。 [なるほど]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。