2021年10月27日更新
3FY1クラス
第5回:2021年10月27日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※第5〜6回では、ケースメソッド事例に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・グループ討議
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・復習・次回に向けた予習: 討議内容についてのさらなる検討(課外でのグループ討議)(120分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら」どうします?
A.(議論前の個々人の印象ですのでご注意ください。次回の講義で考察しますので、原則としてコメントは控えます)
・「コストが〜」という面で上司が話してきていたので、こちらも「不良があるまま発売するとあとから回収したり告知したりで逆にコストがかかるよ」と話す。相手が説得しようとしてきている話題と同じ話題で説得する
・アメリカだけ又は日本だけの限定的な販売を促す
・ありのままの現状を報告する。 [誰に?]
・きちんと報告できる場所じゃないと思ったら会社を辞めます。
・そのまま黙認する行動に移ると考える。
・デメリットの部分を強調して伝えるようにする。
・トラブルに立ち向かう。製品化の延期を希望する。 [以上、誰に?]
・もし主人公だったら、延長を決定する。理由としては、社内に非協力的な人が多い印象だったので、仮に延長せずに問題が起きた場合に、自分自身の会社での立場が悪くなりそうだからである。
・[上司からの?]圧力がおかしかった[。]問題点を追及してから販売する。
・安全が確保できていないことを素直に伝える。
・安全性の重要性を主張するものの、途中で挫折してしまう。
・延期できないのなら責任転嫁する。
・課長が話を聞いてくれないので、先方又は自社の社長に相談しに行く。
・[社内の幹部?]会議に無理やり参加し、これは延長し、原因をするべきだということを伝える。
・会社のことばかりで、顧客のこと考えてないなあ
・改善されるまで反論し続ける
・原因がはっきりとはわかっていないため、気乗りはしないが上司の言うことを聞く。
・言葉を濁しつつ、万が一の可能性があることだけ伝える
・後々の責任のため延期を発表する。
・今まで上司に報告、行動したこと、その返答などを毎回欠かさず書き込み残しておく。会議の際は、上司が言わないことを理解して、出てきたところで自分から提案する。 [前半はボジョレーさんの経験を踏まえてでしょうか]
・今後対策できるように、引き続き原因を調査する。
・最終決定の会議に自分っも[タイプミス]出[ら]れるように相談する。
・自分の権力的立場が低いのにリーダーに立ってしまったため、できることは限られており諦めるしかないと考える。会社的には発売せざるを得ないのもわかり、余裕がないため信頼以上にお金が大事だろう。自分は流されるままになるしかないだろう。
・自分も主人公と同じような行動をしそう。たとえ問題があっても、明らかになっていない状態だと周りへの苦労を考えると言い出せない。
・自分を守ってくれない会社だと思った。不安定。不誠実。
・社長たちが話しているときに耳打ちしたりして、何か話してて周りから質問させるようにして、相談する。そのため、原因を探しているとき、その都度、情報をまとめたり、1人の場合動画や2人でしたりして、事故が起きる可能性の原因のところを残しておき、後で開示できるようにする。
・主人公と同じ行動を取っていたと思う。
・商品によって事故が起きてからではやはり遅いので、問題があることを言う。 [いつ? 誰に?]
・上司以外の周りの人に説得をする
・色々と計画が進んでいるので、「何らかの問題があるが、現状では分からずもっと長期で調べたい」ということだけをCSEに伝える。
・人が死んだら会社がつぶれることを多少大げさに言って無理にでも延期させる。
・正直に原因がわかっていないと伝える
・説得の仕方をもう少し工夫する。それでもだめなら上司に責任転嫁するか、問題が起きる前に転職する。
・代替案を提案して変更してもらう。もっと上の部署の人に相談する。
・諦めに似た感情で見守って、自分ができることは他にないか考えて最初に反応が起きた条件を探す
・納期が近くても、まず異常が起きた時点でチーム一丸となって原因追及に勤める[この場合、正しくは「努める」]べき
・発熱するかもしれないということが分かっていても、どの製品にもトラブルはつきものだと考えて、上司の段取りに従う。自分一人ではどうしようもできないため。
・発熱によるやけどの被害が出たことと電圧に乱れが生じていたことを報告し、解決には時間が必要であることを伝える。
・[証拠となる?]文書を作成しておく
・報告書は提出せず確かな検証結果が出るまで待ってほしいと訴え続ける。
・問題があろうと言わない
・問題が発生したが問題が分からないので仕方ないと思う
・問題の原因を調べ続け、解明した後、この会社を辞める。
・問題点を特定し、延期してもらえるように行動したい。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・あのまま発売してしまった場合、故障のクレームがたくさんくるのではないかと思った。
・このような問題は、今現在でも、どこかの会社で起きているのかなと思った。
・この主人公のように安全性を主張するものの、途中で挫折してしまいそう。
・こんなにも立場というものが重要なのだなと感じた。だんだん辛くなった。
・すごく居心地の悪い気持ちになった。会社の立場や、上司との関係など、自分の正義が全然突き通せない環境で、気分が悪いと感じた。
・それぞれの立場があり、自分の思い通りにならないことに憤りを感じた。
・どうしようもなさそう。しんどいな
・どうにかできないことはわかっていても、結局リーダーよりも[社内の]立場の方が偉いんだなと感じてしまった。安全面より利益面を重視しなければ会社が持たない現状に嘆くばかりだ。
・なんだコイツら話聞かないな…
・もういいやと思ってしまってもおかしくない
・やりたくないし関わりたくないなと感じた。、見ていくうちにだんだん辛くなってきた。
・ユーザのことを考えれば、製品発表前にトラブルをプロジェクト内で明らかにすべきだ。
・意見を伝えても受け入れてもらえないことってあるんだなと実感した。
・延期すればいいじゃんとか思ったけど、そう簡単に期日の変更などは行えないんだと感じた。
・何を言っても聞き入れようとしない上司の人たちに憤りを感じた。
・期限厳守なのは社会では当たり前だが、しっかり検証もせずにそんな適当に済ますこともあるのかと思った。
・気分が重い
・技術者の立場からするとかなりきついんだと感じた
・技術者の立場か難しい立ち位置だった。
・技術者は大変だと思ったし、社会に出るのが不安になった。
・苦しい
・試作品工場と、その再現がこのスパンで起きるなら確率的に発売していいレベルではない。 心に傷有りそうの下りが、あんまり言うとほんとにある人が抵抗ありそうだと思いました。 [後半は意味が良くわかりませんでした]
・事故が起きたら[、自分が]責任取らされると思った。
・自分がこの立場になったら責任など色々なことに耐えられなくなりそう。
・社会人になりたくないと感じた。
・主人公に理解を示す人が少ないと感じた。
・周りの人間が話を割と聞いてくれている方だと感じた
・周りの人間に協力を仰げてないのがちょっとつらかった [以上の3人は、評価がかなり異なりますね]
・上の人達が問題がおこった際の対処法について一切考えていないように感じた。
・上司の気持ちもわかけど、やるせなさがすごい大きいと思う
・上司や先輩で見方がいないのは苦しい。こんなことになるならリーダーになりたくなかった。
・真田さん以外の従業員が、非協力的な人が多いことが印象的だった。
・辛そう。徹夜続きのブラック企業。意見を言っても、リーダーだからという理由なのか分からないが、助けてくれる人がいない。
・人間ってめんどくさいなあと思いました。
・生々しくて嫌だなと感じた。
・全員がリーダーである真田さん任せであり、自分は何も悪くないと責任逃れをしている。課長だけが悪いのではなく、会社全体(真田さんの後輩を除く)も悪いと思った。
・早くしろとばかり言われて嫌になってくる
・段々と追い詰められていくのがつらい[辛い]。
・長い目でみると明らかにやらない方がいいのに[、追い詰められて視野狭窄になり]やっちゃうんだなと思った
・諦める
・板挟み状態で大変そう。頑張って明らかにした真実をうやむやになって辛そう。
・板挟み状態になっている。主人公の立場が難しい。
・不誠実な会社だが、はたから見たら納期を守らない[と]不誠実な会社にも見えるし、仕事というのは本当に結果が全てに近いと思った。
・本当にここで仕事をしたくないと思った。
・話は一応ちゃんと聞いてくれていて安心した場面もあったが、ちゃんと会議で話してくれたのか疑心暗鬼になった。
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。