2022年5月12日更新
3EP1クラス
第4回:2022年5月12日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※技術者としていかに行動すべきか
・倫理的問題解決の方法
・エシックステストおよびセブン・ステップ・ガイドに関する詳細解説
・セブン・ステップ・ガイドを用いた演習
・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材の視聴やグループ討議を行うこともある
・演習(結果は、各自まとめて提出))
・提出:課題2(電子的提出)
・復習:セブン・ステップ・ガイドを使った事例分析の練習(60分)
・次回に向けた予習:課題 3(Agora上でのケースメソッド事例の倫理的問題構造、事実関係、ステイクホルダーなどの把握)(100分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.上司から、内容が懸念されるドラム缶の中身を「川に流せ」と指示されたら、貴方/貴女は...
A.(解説および全体討議前の反応ですので、原則としてコメントは控えます。良くお読みいただくとわかりますが、「1」あるいは「2」を選択している方の中にも、実質的には「3.その他」を選択している方が多いことにご注意ください)
1.流す 22名(41.5%)
2.流さない 23名(43.5%)
3.その他・無回答 8名(15.1%)
1.流す
・ここで指示に従わなければ、今後の会社勤めに影響が出る可能性があるため
・[他者に被害を与えるか否かに関して?]そこまでの確信がないことで人生をくるわせ[狂わせ]たくないから
・その場では会社ににらまれ[睨まれ]ないよう従いつつ、録画等で証拠を取りつつ、機を伺って第三者機関に通告する [この方は実質的に「3.」ですね]
・はじめ[初め]は人間関係が大事であるから
・課長からの圧力と仕事の今後のためにも本当は流したくはないが[、]その場の流れで流してしまうと思ったから。
・会社に所属していくうえで上司に逆らうとこれからの自分の出世やほかの人からの対応も変わってきて会社に居づらくなりそうだと思ったから
・技術者としては流したくはないけれど、新入社員で親も自分も満足しているのに、ドラム缶のことで会社を辞めさせられたりというのは親にも申し訳ないし嫌なので、自分の会社での関係性のために流します。
・今後の会社での立ち位置を考え、上司の命令を聞く。しかし、今後も同じような命令をうけ続けるのは避けたいのでなにかしらの対策をする。
・今後の会社での立場を考えて命令に従って流す。その命令が社会的に咎められるもので自分だけに責任を被せられないように録音など上司の命令に従ったことを記録に残す。
・私は流してししまうと思う。まず、自分の逃げ道を作る。責任をだれ[誰]がとるのかをまず話し合ってそのうえで流すことに協力してしまうと思う。環境的には悪いことではあると思うが、自分たちだけが意識したところで環境が変化するのかと思っているからである。 [以上の方は実質的に「3.」ですね]
・自分は会社員であり、上司の命令を受けたから
・上司との仲を大切にするため
・上司に命令されているので仕方なく。ただし、録音や録画をしてタイミングを計りさらに上の人に尋ねる。
・上司の指示に従うことで、これからの職場でも普通に過ごすことができるため。しかし、その後の責任転換が来るのも怖いため、上司の言葉をもう一度言ってもらえるように促し、録音などを行う。 [以上、こちらも]
・人間関係を崩していじめられることほど怖いことはないから。
・中身を知らない訳だから素直に従って流した方が責任もあまり問われないと思うし丸く収まると思ったため。
・中身を聞いて、環境への影響もあるという事を言って、まだ流せと言ってくるなら流すと思います。
・不安を感じた時点で、録音をするなり、自分の逃げ道を確保したうえで、会社にいるために実行する。もし何か事件性が起こったとしても、その録音データなどをもとに、悪いのはどちらかを判断してもらえるから。 [以上の方々もそうですね]
・命令に従う場合とそうしない場合の利益と比較した結果から命令に従うの方が有益だから。命令に従うことにより、課長との良好な関係を維持できるし、キャリアアップの可能性が高くなります。一方、環境の安全性が第一に命令を無視した場合、自分が勇気に上司の命令を反対する行動が誰にも知らないし、結局メリットが何もなかった。
・問題になった場合のスケープゴートにされないように、「漏れそうなのでトイレに行ってからでもいいですか?」などと言い、スマホなどの録音機能をつける。その後、上司に「本当に流しても良いのですか?」と確認し、同意(言質)を得られてから流す。 [そして、こちらも]
・優良企業に就職できたのにそれをわざわざやめさせられたりしたくないから。また、告発をして世間には褒められたとしてもその後の就職や支援をしてもらえなかったような事例をしていいるから
・膾炙[「会社」の変換ミス]での地位を守るため2.流さない
・ある程度の規模の川では水質調査が行われており、仮に人目の付かない時間帯に流したとしても不正がバレてしまう可能性が高いため [この意見は貴重です。「長い目で見たら...」ということですよね]
・この命令を断り閑職に回される可能性があるとしても、倫理的な面から応じるべきでないし、このような上司の命令を社内又は社外のしかるべき機関に通報することで通報者の利益は法律によって守られるので通報すべき。また万一職を失っても大学院に入っていたので就職には困るとは考えられない。
・しない。その日のうちに課長よりも偉い人に報告する(課長から次の日にあいつがやったと言われないように)。倫理的に良くないとわかっているならしないべきだから。
・する場合には、後々社会的に不利な状況に追い込まれる可能性が考えられる。しなかった場合課長に睨まれ、望んでいた就職先を追われることになる可能性はあるものの、別企業への就職等で生活を繋ぐことが出来ると考える。
・そもそも環境に悪影響を及ぼすものを川に流すのはいけない。流してしまうと会社から損害を与えたとして賠償かつクビにさせられるから。
・そんな怪しいことをする会社で働きたくないから,辞めさせられても仕方がない.
・もしドラム缶の中身を流す作業を自分も行っていたことが世間にばれてしまったら、その会社はおろか、そこを辞めてからの他の就職先もなくなってしまう可能性が高いから。そのようなことをしている会社はいずればれてしまうように思うし、その事実を抱えて生きていくのも辛いため、長い目で見て自分の首を絞めない選択をするべきだと思う。
・悪いことをしていると感じ、罪悪感があるから流さない。
・課長との関係や会社に入れるかなどについては後から対応できそうだから。流したら取り消しがつかず、責任を負わなければならなくなりそうだから。。
・会社内で立ち場が危うくなるのは避けたいところだが、もしそれが危険物で刑事罰に問われた場合の方が一生モノの自分の傷となるため。
・企業はそこ[=この会社]だけじゃないので、やめ[辞め]させられる結果になったとしても、大丈夫ではないかと考えるから。
・危険なものであってもなくても川に流すのは良くないと思います。危険なものであった場合他の人に迷惑かかるので流さない。
・危険な物質であるのが勘違いである可能性があるので、できる限り上司に対して危険はないのかを訪ねる。それに答えてもらえず、長瀬[「流せ」の変換ミス]としか言ってこない場合は流さない。もしその場で流したとして、すぐにはばれないとしてもそれが続いてしまえばばれるのは時間の問題となってしまい、ばれてしまえば上司ににらまれ[睨まれ]るいじょゆ[おそらく「以上」のタイプミス。「睨まれる以上の」の意]の状況に陥ってしまうため。
・後からドラム缶の中身が流してはいけないものだと知った時に後悔したくないから。
・今後の自分や会社のこと考えると後悔するかもしれないから
・中身がわからないのであれば公共の川に流すべきではなく、自分の立場より他の要素を考えるべきであるから。
・中身によっては悪いことになるから
・廃棄物処理法違反による犯罪になるため。
・明らかにしてはいけないことはしない方がいい。
・明らかにそれをするのは愚利益を被ると分かっているから
・流さない場合、会社での立場が悪くなり、最悪クビになる場合もあるが、もし川に得体のしれない物体を流すのを手助けし、それによって環境状態が悪化しばれた場合、全責任を課長から押し付けられる場合があるため流さない。責任を押し付けられるより、最悪クビになったほうがリスクが少ない。
・流してしまい環境被害が出た場合、罪悪感に苛まれることになり、また、流した自分が責任を取ることになる可能性があるから。
・流したことが公になり責任を取らされて仕事を辞めるか,流さずに目をつけられ仕事を辞めるかを考えたとき,流さない選択をした方が今後のためになると考える.3.その他
・たとえクビを宣告されたとしても、就職先は五万とある。しかし、川に流した結果人の命が危ぶむかもしれない。人の命は一人に一つしかないから。流そうとしたことが社外にばれたら大けがするのは自分なので流さなかった結果次の就職が不利になる恐れはない。個人的にはお金がもらえるなら流す。
・できるだけ流したくはないので、流さないという選択肢を模索するために課長よりもさらに上司にあたる存在に相談し、それは会社からの命令なのかを確認します。それが会社からの命令ならば、私の場合、そのような会社に身を置きたくないので、いくら大きな企業であっても自主的に会社を辞めます。
・意見の内容によっては2に当てはまりそうだが、ドラム缶の中に何が入っているかというより、そもそも原液で流してはいけないだろう。以前テレビで、コップ一杯(200mL)の牛乳を川に流したときに魚が住めるようになるのに必要な水の量について見た。答えは浴槽(番組では300L)約10杯分にも相当するという。今回明確な記載がされていないが、工場で見るような大きいドラム缶、仮に200Lとすると牛乳での約1000倍の水が必要となる(半年前位なので、誤情報でしたらすみません)。 解決策として、お腹が痛いなどで逃げ、ボイスレコーダーでの録画録音を隠して行い、労働基準監督署や警察に相談をするのが良いと思う。もしこれを元に上司を脅した場合、脅迫行為として訴えを起こされる可能性があるため、やめた方が良いだろう。現在は法令等が改正され、会社に訴えを起こした場合の不当解雇などに対処できるような制度が存在する。 あくまで考察だが、1では上司の責任(上司への責任転嫁)や上司に従うなど、2では環境問題や違法などの回答が出ると思われる。 (法律についてはフワフワな知識のため、誤情報の可能性あり) [よく頑張りました。偉い]
・音声を録音しておき、責任を問われた場合は「命令に従わないとクビにすると脅されていた」と言い少しでも自分へのダメージを軽くする
・上の人に相談する
・上司が責任を取ってくれるなら行うと交渉する。また、上司が流してよいと言ったことを動画に収め、証拠として残すことを前提に上司に従う。
・上司より立場が上の人間に連絡を取り、相談する。
・法律上流した責任が問われるので流さない。やめ[辞め]させられたとして、そのようなことをする会社に未来はないので早々にやめる。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
・3つの論理学的理論を学ぶことができた [言われてみると確かに...という感じだったのでは?]
・いくら頭ではやってはいけないと分かっていたとしても、いざ当事者になると上司の圧力に屈して流してしまうような気がする。 [それが適切かどうかは別にして、気持ちはわかります。だからこそ、社会に出る前にこの科目で勉強しようというわけです]
・ジレンマ問題と線引き問題について考える
・ジレンマ問題の方が考えやすいと分かった。公衆の安全・健康・福利を考えた行動に必要なことは何かを考え、将来的に行動できるようにしていきたいと思った。
・ジレンマ問題や、線引き問題の使い分けが難しいと思った。 [以上、これらの考え方はかなり難しいです。習うより慣れろ、です。繰り返すうちにだんだんわかってきます。焦らずに]
・セブンステップガイドについての理解を深めることができたので良かった。
・セブンステップガイドについて少し学び、かなり考えることが多く、考慮すべき内容が多かったため色々と考えさせられた。次回にむけてセブンステップガイドの理解を深めていこうと思った。 [お話ししたようにセブン・ステップ・ガイドは難しいです。特に最初は戸惑うことばかりです。焦らずに進みましょう]
・やっぱり働きたくないと思った [気持ちは、わかる。あの問題を読んで働きたいと感じる人はほぼいないと思いますよ]
・形式化された観点から物事を分析する考え方は面白いと感じた [形から入るんですね。そうするとチェックしやすいので、見落としが減ります]
・公衆の安全などが大切ということがわかった。今回の授業から今後の討論に活かしていきたい。 [ぜひぜひ]
・今まで話し合ってきた内容について、論理的に、倫理的観点から、事実整理など、頭の中を整理することが出来た。 [理論的に考えることは大変ですが、それでも頑張ったので、割と見取り図を描くことができたんじゃないでしょうか]
・今回の講義で、ただ一言論理と言っても行為者、行為、結果に分かれて様々な考え方があると分かった。
・今回の講義で、行為を重視している人は義務倫理の考え方で判断していると言え、結果を重視している人は功利主義の考え方で判断しているということが分かった。 [以上、ふだん何気なく意識していることですが、改めて整理して考えることができたようですね]
・今回の講義で社会に出たら理不尽な命令をされても逃げるに逃げられないことがあるのかもしれないと考えてしまい社会に出るのが憂鬱になりました。 [ご安心下さい。実際には問題のような会社は(ほぼ)存在しません。なぜなら、課長だけが悪いにせよ、会社ぐるみにせよ、このような企業は長続きせず倒産してしまうからです]
・今回は考えることが多く大変だったが、この考え方に慣れれば今後大いに役に立ちそうだと感じた。
・今直面している問題を倫理的に考えるためには,ステップ分けして考えることが重要であると分かった.頭を冷やす上でもこれらは大事で,今後問題について考える時には利用していこうと思った. [以上、ありがとうございます。課題で頑張った甲斐がありましたね]
・今日の講義や、課題2のAgora事例分析(1)でも思いましたが条件がふわっとしているので考えるのがすごく大変でした。 [わざと書かなかったり、あるいは曖昧に記述しています。慣れないうちは混乱するのが当然です。焦る必要はありませんよ]
・今日は倫理的な観点から物事を俯瞰してみる方法を学んだ。この考え方はこの授業内でのみならず、日常生活でも非常に有用であると考えるため、マニュアルがなくても自身で物事を整理して判断していけるようにしたい。
・事実関係を知り師、ステークホルダーと価値を考えることで、俯瞰した視点で、物事を捉えることができるため、よりよい判断を下せるようになると感じた。 [以上、まったくその通りですね。まだ慣れないでしょうが、せっかくの内容ですからぜひ講義全体を通じて我がものにしてください]
・自宅待機期間で学校に行けず、授業はどうすればいいのかを悩む中に、ZOOMで同時授業配信してくれて、本当にありがとうございます。今回の授業を受けなかったとしたら、みんなに付いていけないくらいと思います。 [COVID-19に感染し、自宅で受講された方ですね。感想、ありがとうございます。その通りだろうと思います。同時授業で遠隔には上手く対応できなかった部分があったでしょうが、お許しください。今はとにかく休息、静養してください。なおすでに、公認欠席扱いしてあります]
・自分が同じような状況になったときにどうするかということを考える機会ができてよかった。逃げるが勝ちというのはその通りだとおもった。 [「逃げる」の件、実は最初にいろいろなこと気づいているんですね。それは非常に貴重です。ただし同時に、見落としている点が残っているかもしれません。それをセブン・ステップ・ガイドで確認しようと言うわけです]
・自分にとっては幸せでも他人にとってはそうではないなど価値観の違いについて改めて考えることができた。 [それは良かった。違った立場から考えることが大切だし、自分自身にとっても有益なんですね]
・自分の損得勘定で動くつもりはないが、実際そうなったときの状況を考えるのは非常に重要だと感じた。 [その通り。だからこそ社会に出る前にこの科目で考えましょうというわけです]
・自分はずっと功利主義の考えを持っていたことに気づいた [なるほど。振り返ってみると、というわけですね]
・社会には闇が多いなと思いました。 [残念ながら確かに。でも闇と同時に光が存在することも事実です。世の中、そんなに悪いことばかりではありませんよ]
・社会に出た時にどのような行動をとるべきか、倫理的な観点に立って考えることができてよかった。 [ありがとうございます]
・社会に出ても自分の意思をしっかり持ち、会社の思うがままにならないようになろうと感じた。 [ぜひぜひ]
・就職先がブラック企業ではありませんように [まだ難しいでしょうが、組織を見る目も大切ですよ]
・柔軟な考え方で問題を見れるようにしたいです。 [ぜひぜひ]
・少し話し合いの数が多い気がするのでもう少し回数を少なくして、話の質を上げたほうが分かりやすくなると思う。 [お気持ちはわからないではないのですが、ぼんやりとした考えを実際に口にしてみて、その上で他者と比較することは有益ですよ。なお、次回はこちらからはほとんど口を出さず、皆さんに議論していただきます]
・上司ガチャでハズレを引きたくないと思った。 [そりゃそうです。非常に有能な上司とホントに無能な上司の両方の下で働きました。後者だと、本当に消耗しますよ]
・人間は上からの圧に弱い [気持ちはわかる。「では、どうするの」についてこの科目で考えようというわけです
・人生において逃げることも重要だと思った。 [「逃げる」の件、最後でもちょっとご説明しましたが、第一印象でいろんなことに気づいて、かなり本質的な部分を見抜いているんだろうと思います。その表現が「逃げる」なんですね。それはそれで大切なことですが、同時に見落としている点があるかもしれません。だから本当に適切な行動かどうかをセブン・ステップ・ガイドで調べてみようというわけです]
・世の中には難しい問題が多いなと感じた。このような展開に陥りたくないので、避けられる問題はうまく避け、自分の中での最適解を選んでいきたい。 [その通り。そして自分だけでなく他者にも有益な最適会を、ね]
・線引き問題が難しい [そうなんです。だから最初はジレンマで考えるようにしましょう]
・段階を踏むことにより問題点を洗い出し、どういう立場に立つべきかを考えることができることが分かった。 [慣れるとかなり役に立ちますよ]
・溺れてる人を助けるかの話について、自分だったら冷静に動けるかわからない。 [そりゃ、誰だってそうです。ボジョレーさんのプレゼンの件だって、後から考えるから言えることです]
・電気や情報など技術者にとっては、両者の利害が一致するのが理想的な状態であるが、利益や購買対象や経費などの多方面の観点から一致するのは厳しいため(勿論安全は第一に)、譲歩や懸念が必要である。そのため、エシックステストは判断材料になるため意見を深く考えることが出来る。またチャレンジャー号のように複数の視点から物事を見ることで、利害や考え方なども千差万別である。百万石や今回の事象では比較的ステイクホルダーの間で完結する流れだったが、この事象が国同士になって過激化した場合に起きるのは戦争や紛争だろう。日常の行動や規律などは物事の視点によって様々な見方ができ、科目名にもある倫理について考えを深めるのはとても大事なことだと思う。同時に自分の選択によって得られる利害だけでなく、他人に与える影響など、物事を考慮する際に考える必要があると思った。 [素晴らしい。基本的には必要な事項をほぼ網羅しています。これからの講義では、それを再確認することになると思います。頑張りましょう]
・答えがない問題は十人十色な解決策を発見出来て面白い [意見交換って、役に立ちますよね]
・内容が濃くなってきた気がする。 [その通り。今日はもう超濃厚牛乳という感じでした。でもそれだとどうしても消化不良になるので、次回は皆さんの議論を通じて今日の内容を自分なりに消化することになります。楽しみにしてください]
・物事を整理して倫理的に考えることの難しさを知った。 [難しいです。特に最初は。習うより慣れろですから、あまり焦る必要はありませんよ]
・問題に対して、とても悩む質問が多かったです。良いとも悪いとも言えず難しいなと思いました。次回ワークシートを記入してさらに考えられたらなと思いました。 [その通りですね。現時点はあまり焦る必要はありません。次回の講義で自分なりの言葉で語り合ってください。だんだんわかるようになります]
・問題に直面した場合,様々な人の視点になって考えたり,有識者の意見を仰ぐことが重要であり,その手法として7ステップガイドがあることを知った. [重要な点をほぼご理解いただけたようですね。次回はその応用です]
・様々な観点や、考え方をもち、どの情報のどの部分を必要とするかの取捨選択と、私が実際に感じた感性を意見として落とし込むことが大事であるという事が理解できた。 [その通りですね]
・倫理観の難しさを感じた
・倫理的な問題の回答を考えるのは難しいことである。問題を様々な面から考えて答えを考えるのが最もよい方法だと感じた。
・倫理的に考えることが難しいと感じた。
・倫理的に問題を分析することの難しさを感じた。
・倫理問題を考えることは将来を繋げるためにも必要だと分かった。 [以上、特に最初は慣れていないので難しく感じます。でも複数の方が仰る通り、皆さんの将来に役立つ内容です。現在はまだ勉強し始めたばかりなので焦る必要はありません。次回の講義──というより討議──では、自分達の言葉で語り、意見を交換し、表現することでだんだんわかるようになります。可能な限りの時間を議論に割きます。ご期待ください]
西村が担当する授業の様子は、<nishimura-sensei.net>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。