平成14年6月6日更新

第19回:平成14年5月23日(JM・JD)  学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言


学習内容

○アインシュタインと原子爆弾の開発2
 第1次及び第2次世界大戦中のアインシュタインの行動に注目し、他の科学技術者と比較しながら、それぞれの戦争で科学技術者が果たした役割について考える。また、アメリカの原子爆弾開発計画について、その概要を学ぶ。

授業の運営方法

・教室での講義

学習課題(予習、復習)

・予習:『原爆はこうして開発された』を参照しておく。(特に第1,2,7章)
☆先端科学技術に関する課題の提出(三回目)


課題の解答(全数掲載。表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.人類が人工核分裂に成功した1942年12月2日の説明を聞いての感想

A.

1942年12月2日は何の日か分からなかったけど、今日、分かった。大切な日だと言うことを。

1942年12月2日はアメリカのシカゴ大学で人類初めて原子の炎を得る。

人類を絶滅させることが可能となった日でもあるが、今の科学技術の発展はなかったと思う。

僕は大昔に人が火を手に入れ、その後、火薬など火に関するものを手に入れていったことにより、自然と人間の関係を壊したと考えている。

本当に恐ろしいことだ。

人間が人間を殺すために核を作るのはおかしいと思う。

人類が人類生体を絶滅させるかというと具体性があるように思え、恐ろしく思えた。

核を手に入れ、人類が人類を滅亡させることができるというのは、まるでノストラダムスの預言のようだった。

1942年12月2日以前は、地球全体の存続を考えていなかったという意見でこの日の重要性をすごく感じた。

そうなんだと思った。

人間が自分達を殺すために、殺す核兵器を作るのはおかしい。科学は、人類の発展のために進歩するべきなのに、人類を殺してしまっては、一方的なサド的行為だと思う。

1942年12月2日 悲しい日です。

おもしろくて、おかしい。

自分で自分の首をしめてどうするんだと思った。

恐い話だと思う。現時点でも一歩まちがえたら起こることだし、狂人が出てきたら本当に危ないと思った。

1942年12月2日から責任の言葉が重くなったような感じがした。

嫌な日だな。

危険なものは絶対につくってはいけないと思った。

すぐには結論をだせない。

戦争で人を殺すのに、自分も人間という大きなくくりで見たら、同じ立場にいることを考えなかったのか。

破滅への日はもうすぐだね!

人類が人類をほろぼすことをするのだろうか。環境破壊はするけど。

核はとても恐ろしい。

科学者だけでなく、全ての人々はそれぞれに自分をコントロールする必要性を示している。

あまり深く考えすぎない様にしている。

怖いと思った。

永遠に発見しなければよかった。

とんでもない日なんだと思った。

1942年12月2日 人類は原子の炎を手に入れた。

1942年12月2日はとても重要だと思った。人類がとんでもないことをしてしまった日だと思う。

技術者は、いったいこの日をどうとらえたのだろうか。

たいへんだと思った。

新しい可能性と、自滅の道具を手に入れた。

殺すのではなく生かすことを考えなかったのか。自分たちも危険なことだと思わなかったのか。このような物を考えるのはバカとしか思えない。

1942年12月2日とは人類全体が死滅することができるようになった日である。

1942年12月2日、原子の火を手に入れたことで、殺す火を手に入れたけど、今は有効につかっているので使いかたしだいだなと思った。

すごい。

原子の火を手に入れることによって原爆が作れるようになったのはこわかった。よけいなものはつくるなよ。

おそろしいと思った。

興味を持った。

人類のラグナログへの鍵。

1942年12月2日 これ以上におそろしいことはない。

人類滅亡へのカウントダウンが始まった日。

すごい。

兵器に人と金をかけすぎだ。

信じられないと思った。

核は、今この時代に一番いらない物だと思う。だから核を作った事は人類で一番の失敗だと思う。

そう考えてみるとおそろしい日だ。

核の持つ意味とは恐ろしいものだと思った。

もっと知りたい。

1942年12月2日について知らなかったです。

人間って怖い。

原子爆弾を手に入れたことにより人類滅亡可能。

ここまで進化した人間がへたをすれば絶滅するものを人間が生み出したのはチョットかなしい。

原子の炎は手に入れるべきではなかった。

原子の炎を使うものによってわるくもよくもなる。全ては使う方の問題だと思った。

今日はとってもいい話だったと思う。

1942.12.2 人類を滅ぼせる。一度、人類を滅亡させてしまえばいいと思う。

人である以上、やはり破壊願望というのはあるものだと思った。

1942年12月2日、初めてこの話を聞いたが、とても恐ろしいことだと思った。こういった話を聞くと科学は価値中立であり、無条件に発達させていくべきではないような気がする。しかし、この日に初めて核を利用することができるようになり、いままで以上に大きなエネルギーを人類のために使うことができるようになったことも事実である。とても考えさせられる出来事だと思った。

この日が原爆の元になるものが作られた日とは知らなかった。自分はこの日をきちんとした日とすべきであると思う。なぜなら、人間が人間をほろぼすことが可能になった日だからです。

1942年12月2日は、発見的にはすごいかもしれないが、よく考えてみると自分の力で地球を壊すことが出来るなんてとても怖いことであって、そんな事も考えたくないです。

1942年という年数は、初めて聞いた。この1942年という日からは、平和ということを大事にしなければならないと思う。わからないが、「平和」を強く言われだしたのもこの年ごろではないか。

一言で言うなら恐い!

この日をさかいにして人間の歴史を考えることはいい。しかし、この兵器によってたくさんの人が死んだことも事実であり、戦争が仰がされたのも分かるのでなんかやりきれなくなる。

科学技術の影響は、自分が思っていたよりも、非常に大きなものであると思った。

日本は、唯一の原爆の被害を受けた国で、その国で生きている自分から見ると、とても許せない日と思う。この話を聞いて、科学は価値中立ではなく、この1942年12月2日に核の開発が進まなければよかったと思う。

平和的に考えれば新しいエネルギーのもとができた日と考える。

科学的には可能性が広がったが、自分の事を考えるとすごくむずかしい問題だ。

人工的に言うと、235を核分裂させて制御した日について…。人類が自分たちを絶滅させる手段を手に入れた日。これはとてもおそろしいことだと思う。フリッツ・ハーバーのいう「強力な兵器による抑止効果」は、あくまで彼の行為を偽善化するためのいいわけにすぎない。今後、なんらかの間違いがあって、地球を、人類をほろぼしてしまおうとする人があらわれないとも限らない。

核…。恐ろしいものではある。けれど、そういうものを持っていても、使おうと思わなければよいのではないかと思う。"自殺"の為に、人類をまき込むな!と思う。

この日から世界の人々はいつ死ぬか毎日考えるようになってきたと思う。

科学は善にも悪にもなるという事を改めて知る日だと感じた。

この日がなかったとしたらこんな恐いことはなかった。

この核のおかげで現在の電力をまかなっているが、それが、長崎や広島に落とされたものと同じ日にできたと思うとゾッとする。

事故を起こす危険性もあるが、やはり今はこれにたよるしかないと思う。

あまりにも現実離れしているので考えられない。ただ一つ言えることは、最悪の事が起こった時、世界の一人一人が何をするべきなのかを考えるべきだ。起こってからでは遅いと思う。

改めて核に対して考えなければならないと思った。人間が本気になれば地球を滅亡できる力を持った日…―。おそろしい力を手にいれたものだときょうがくした。

人類にとって最も悲しい日なた反省すべき日だと思う。札野教授のお話を聞いてそう感じた。

核はなくなった方がいいと思う。

すごく意味が深かった。科学を使うのは使う人によって善悪のどちらにもなるとよく言う。しかしそれは、悪で使うべく作られたもので、とても不安になる。使われないことを願う。

難しい問題だなと思った。

ただ、恐ろしいというしかない。

今の日本があるから核はあっても良い。

科学技術の発展は私たちに豊かさを与えてくれたが、逆にとてつもない恐ろしさも兼ねそなえていることにおどろきを感じた。

この日は自分にとって関係ない日だと思うけどよく考えてみるとすごく関係あることなんだなと思った。自分で自分たちの歴史、人生すべてを消せると思うとぞっとする。

人間が1942年に核を手に入れたという事は人間が人間の手によって自分達の星を破壊する力を手に入れてしまったという事で、恐ろしい過ちを人間はしてしまったのかもしれないと思う。

今日の説明を聞いて初めて知ることが出来た。恐ろしいことと思った。

人類がパンドラの箱を開けてしまった日。

核というおそろしい物を手に入れた日。

1942年12月2日(ウラン235の核分裂に成功)

核分裂の成功により、人間は大きな一つの力を得た。その力は使い方によっては人間たち自身を容易に滅ぼすことが可能である。だからこそ人間はこの日よりさらに、自らのうみ出したモノを扱う倫理・理性に注意をはらう必要が出来た日でもあると思った。

いつ、世界がなくなってもおかしくなくなってしまった日なんて、とてもおそろしいと思った。

1942年12月2日ということを始めて知った。イマイチ、ピンとこないのが正直な話だ。私が生まれた時にはすでに時おそし。

1942年12月2日、本当に恐ろしいものを人類は手に入れたと思う。

人類がいい動物とは思っていないので絶滅しようがいいが、他の動物がまきこまれるのはいたたましい。

逆の意味で、日常生活に役立ったこと(原発等)かもしれないが、やはりパンドラの箱だったのかな。

いがいとおそいなと思った。核なんてもっとはやくできていると思っていたから。

人類が間違った道に足を踏み入れた日。

人間の恐ろしさがわかった日。と思った。

バカに刃物が与えられた日。

核の力を手に入れた人類の核利用は正しいだろうか。

何を考えて作ったんだろうか。ただの興味だけで完成させたのか。

人間が自分達の足で歩きだした日。

とてもこわい事を人間がおもいついた日だと知った。やはり、核は使用してはいけないと思った。科学は政治的な意味をもつと価値中立でなくなるとおもう。科学自体は価値中立だと思う。

人間は悪いことをしすぎているので、人類を絶滅できるようになってよかったと思う。

科学者たちにとっては歴史的な日だと思うが、人類にとっては破滅の日だと思う。

科学技術は人が見つけなければ存在しなかったのか。否、真理はそこにすでに存在している。人がそれを欲しただけの事。自分が何が悪かと問われた時、哀しいけれども人間そのものと答えたい。

人間(人類)の新しい歴史のスタートと言えるのではないだろうか。人間が火を手に入れてから進化が本格的に始まったと考えれば、道具→火→原子の火→?という階段をのぼっていると思う。このことは車に良く似ている。自動車は便利であるが、事故が起こったときのダメージは自転車よりはるかに大きい。まさに階段から落ちたことである。 

そうしたら今は核以後何年だろうか?

1942年から人類が滅亡せず生き残っているのはきせきだ。

くわしくは言えないが、なんかいやな感じがした。生理的にいや。

技術の歴史が人類の歴史であると、実感させられた気がした。

原子力エネルギーのすさまじさを知った。

人ってとことんアホやなぁ。

それも進化の一つだと思う。

おそろしい日だ。

核を発見した人は、その瞬間どんな気持ちだったのだろうか。自分にナイフをつきつけた様な感じを覚えた。

人類が全滅できるようになった日。

核爆弾は作ってはいけないと思う。このような日がなければよかったと思う。

核の必要性について疑問をもった。

この日につくられなくても、いずれ核はつくられていただろうから、私は1942年12月2日にこだわってもしかたがないと思った。それよりも核をなくす方が重要だと思った。

もし、原子の炎がなければ、ここまで文明が発達しなかったように思う。科学と戦争は、相反させることができないことも考えられる。

明らかに平和の有効利用できるわけがない物の開発にその科学者達を恐ろしく感じた。忌まわしき日だと思う。

1942年12月2日 ターニングポイント。

1942年12月2日→原子の炎を人間が手に入れた日。いまいち、あんまり意味がわからなかったが、科学に関して重要なことはわかった。

1942.12.2:原子の炎を手に入れた日。自らを滅ぼすことが可能である力を手に入れることは非常に恐ろしいと思う。

1942年12月2日、恐ろしい日だと感じた。

この日をさかいに人類はとりかえしのつかない日をむかえたと思う。


今日の一言(全数掲載。表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

頭がいたい。

平和主義が一番。

レポートが大変です。

第一次世界大戦の話に興味があった。

原子爆弾の開発にイギリスが関わっているのは知らなかった。

御免なさい。

原子ばくだんで歴史がかわったんだと思った。

回る回る〜。

誕生日と一日ずれててよかった。

アインシュタインが英語ヘタなのは驚いた。

結局、科学者も被害者だった。

なし。

風邪をひきました。

いいともわるいともいえない。

ビデオを長く流してほしい。

ネムイ。

へいわが一番。

とくになし。

特になし。

人類が滅亡するカウントが1942年12月2日から始まった感じがした!

札野先生の話はわかりやすい。初めて動画のアインシュタインを見た!!

講義は聞きごたえがあるがねむくなる。先生きらい。

1942年12月2日から世界が変わったと思った。

もう少しビデオが見たかった。

アインシュタインは人間性にもんだいありだった。

19世紀末のロンドン。

特に何も思わない。

今日、授業が始まる前にレポートをだすのを忘れていた。最悪。

科学技術者の倫理として科学の価値中立を考えていかなければならないと思った。

動いているアインシュタインはじめて見た。1942年12月2日という日は人間のバカな日。

今日の話は考えさせられた。

戦争反対。

今日は暑い。

原子力はやはり最強だと思う。

ラスト・バタリアンは本当にあるのかと思った。

眠かった。

暑すぎ。

アインシュタインの生き方は、山あり谷あり、とてもおもしろい。

話に流れがあり、すごく引きこまれた。

OK!!

特になし。

やりたい事、やらなきゃいけない事がたくさんある。そんな中、眠気に勝てない自分がいる。如何すべきか?!

結論:眠たい時には、寝る!!(おい) だって、やる気ないときにやってもいいもの出来ないから。

とある薬局の店員から「苺好きなんですか?」と聞かれる…。なぜ?

ビデオ英語でむずかしい…。

とくになし。

天気いいですなぁ…。

だんだん暑くなってきた。

化学者には無感情なタイプの人が多いのかなぁと思っていたが、ビデオで見たアインシュタインは気さくなしぐさを見せたり笑ったりしたのがすごく印象的だった。

アインシュタインなどの話をとても興味深く聞けました。

今日も勉強になった。

寝。

科学とは善悪の両面を持っていると思った。

今日も暑かった。

13連敗でストップ。

今日は核のことについて色々知れた。

とてもおもしろかった。

熱い。

科学が中立ではないということは考えになかった。

安らぎが欲しい今日この頃…。

1982年12月2日…私の誕生日。1942年からちょうど60年。長いのか短いのか…。

特にない。

今日の講義にあった質量欠損は正確にはあともう一つ"対消滅"があるッス。この場合、質量は完全に失われて、全てEに変わります。

けーたいをトイレにおとしてしまいました。もちろんこわれました。只今!!ケータイのない生活です。

今まで受けた授業の中で一番おもしろいんとちゃう?と最近思いはじめた。

アインシュタインのいろいろな話がきけてよかった。

つかれた。

アインシュタインが動いているものがあるのはびっくり。

特になし。

つかれる。

アインシュタインの略称名が「E」っていうのをインターネットで見たんですけど、何故?

科学者と戦争について、よくわかりました。科学者としてどうするべきなのか、考えさせられました。

アインシュタインの話を聞いてアインシュタインのイメージが変わった。いい意味で。


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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