平成15年2月4日更新
第25回:平成15年2月3日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
○科学技術者の倫理2(続)
科学技術者の責任の基盤と範囲について学ぶ。
○技術倫理に関する事例の紹介
・教室における講義・ディスカッション
・予習:教科書『技術倫理』の第1章および第2章を読んでおく。
・予習:教科書『技術倫理』の第3章および第4章を読んでおく。
Q.コロンビア号の事故を知って、またチャレンジャー号の事故のビデオを観て、どんな感想を持ちましたか?
A.(搭乗員のご冥福をお祈りいたします)
たまにはおちることもあると思う。
コロンビア号のニュースで、スペースシャトルの事故率の高さを知った。20年前に作られたものをいまだつかったり、予算をおさえたことでさらに事故率の高さが上がったことを知り、恐怖を覚えた。
ニュースで見たとき、授業で聞いた様な事故だと思った。こういう事故ははやくかいめいされるべきだと思った。
この事件を忘れないで同じことが起こらないようになってほしい。
チャレンジャーやコロンビアに乗ったエンジニア達は何を一番の価値としてシャトルに乗ったのかなと思った。
失敗したって知ってから、その日はずっと起きていた。夜中3時ごろから本格的にニュースになり、ブッシュ大統領も出てきた。失敗した後、NASAの映像を見てた。NASAの生中継をネットでみてた。また、コロンビアが破壊されるところをダウンロードした。このことは忘れないだろう。
最近、いそがしくてTV、新聞を見る時間がなくて、ロケットが爆発した事を知らなかった。
エンジニアが国を支えているんだなぁ…。。(??) [その通りです]
チャレンジャー号の講義を受けているときにコロンビア号が爆発したことはとても驚いた。この事故のニュースは大変興味深いものだ。
なんともいいがたいが、やはり「残念」としかいえない。
チャレンジャー号事件で、もうこんなことは起きないと思ってたけど、またこういうことが起こってしまったので、やはりエンジニアとしての判断はとても難しいものだと思った。
事故がおこったのはきたいがふるかったからだとおもう。
人間はいつも何か事故が起こってから、そのことについて改善をしようとする。今回の事故も、あの時のあれが原因だったのかもしれないと事故責任追及ばかりである。
事故がおこらないよう気をつけ、技術の発展
次回に日本人が乗るらしいが、何事もなければいいです。
大変衝撃を受けた。
コロンビア事件はきのうの朝知った。映像を見たときはとても衝突的だった。複雑な要因が絡みあって、起きてしまったのであるようだった。
技術者の責任はすごいものだと思う。絶対に起こしてはいけない事件だ。
コロンビアが爆発したことを聞いて、講義で行ったチャレンジャーのこととすぐにだぶりました。なぜチャレンジャーの事故で身にしみた失敗をまたしてしまったのか、とても残念に思います。今後の原因きゅうめいでまたこの事故について考えていきたいと思います。
チャレンジャー号と同様に、今回のコロンビア号も、人々に大きなしょうげきを与えたと思います。
チャレンジャー号の時のきょうくんが全く生かされていない残念な結果だと思った。
スペースシャトルの今回のチャレンジャー号の件は、非常に不運だと思う。しかし運というもの以前に機体に問題があったかもしれないし、空中分解の原因を早急に分析し、このような事故が起きないようにしてほしい。
コロンビア号の発射してすぐに引き返すことができたとしてもかなりのお金をかけている物なので、なかなかやめることはできないと思う。
一瞬にして、この授業でやったことを思い出していた。もちろん「チャレンジャー」と今回の事件が頭の中でクローズアップされていた。
チャレンジャー号の事件を習って、今回のコロンビア号の事件をみると、いろいろと考えさせられる。
なぜ事故が起きたか調査しなければならないと思う。
分解爆発は、機体の老化や異常があったのでなったと言われている。技術者に責任があるだけではないと思う。
コロンビアの失敗は後の成功になることが望ましい。不幸な事故だったが、失敗なくして前進はない。
コロンビアが墜落したのを知って、まずビックリした。今回の墜落はチャレンジャー号の時のような不安を残したまま、発射させたのか?という疑問がうかんだ。
他人の不幸は蜜の味。
チャレンジャー号のように、また大きなミスがあったんじゃないかと思う。
コロンビアの事件を見て、あの事件は何回も失敗もして引き返したりしているとテレビで言っていた。それを聞いて、しっかりと新たに作ってほしい。
チャレンジャーの悲劇を二度とくり返してはならない!!
すべてにおいて言えることだが、失敗を失敗のままにしておかず、それからなにか1つでも次に生かすことができれば、それを失敗とはいわないと思う。
ロケットの事故で、[チャレンジャー号が]爆発するとわかっておきながら打ち上げるのはどうかと思いました。
チャレンジャーの事件は事前に事故が起こるかもしれないと思った人がいるのなら、打ち上げを止める手があったのに止められなかったのは残念だ。
どちらもひさんなことだと思った。コロンビアの方はスペースシャトルの老朽化だと言っていた。
どちらもミスはふせげたかも。
コロンビア号が爆発した事件の直後にチャレンジャー号の話が講義に出たのがおどろいた。そろそろ寿命がきた古いシャトルを使ったから今回の事件が起きたのではないかと思う。
このチャレンジャー号のビデオは、この学校に来てから3回くらい見せられている。何回見ても、エンジニアは自分の仕事にほこりを持つべきだと思う。
打ち上げる前から[チャレンジャー号の]故障がわかっていたら、やはりやめるべきであったのだと思う。そんなにあせるものではないと思った。
やはり予想通りの話題だった…。今回の事故で、初めてスペースシャトルが何回も使い回されていることを知った。てっきり使い捨てられているものだと考えていた。
少しでも事故の可能性があるなら、何事もすべきではないと思った。
誰にも未来を知ることはできないが、おこりえるあらゆる手段について、いろいろな事を考えなければいけないと思う。どんなすばらしい技術でも、人命を第一に考えていかなければと思う。
20年以上も使っているのなら新しいシャトルを作った方がいい。
人命最優先!
この事故は阻止できたことである。それをNASAの判断で打ち上げ14人の人が死んでしまったのに、打ち上げ関係者に反省の色や罰はなかった。これはゆるされないことだと思った。
いろいろ考えることができた。
チャレンジャー号事件も今回の事件も、人の命がかかっていることが、一番かなしい。
質問:コロンビア号の事件のニュースで、宇宙ステーションに何人かの人が滞在していて、今回の事件でその人たちと交替する人がいないから、宇宙ステーションが無人になるって言っていました。宇宙ステーションに暮らしている人がいるのですか? [現在、3人が生活しています。今回の搭乗員は交代要員ではありません]
チャレンジャー号の事故はあきらかな判断ミスではないだろうか。経営者の立場から見るか、技術者の立場で見るかによって、決断が変わってしまうのはとても怖い。最も大切なものはなんなのか、計画に携わっている人の根底は1つであるはずである。
7人の生命より、3ヶ月も満たない時間と利益が大事というお偉方の思惑がありありと伝わった。
どちらの事故も多くの人の命がなくなってしまうものだった。技術者が安全性についてなど、大きな力をもって社会に意見できるようになった方がいい。
特に何も思わない。コロンビア号とチャレンジャー号は、失敗した理由はそれぞれちがうけれども、私たちは、人間として人為削減などのためだけに手抜きをするのは、腹ただしく思う。
エンジニアと経営者の立場では、考え方が変わってしまうのが悲しいと思う。経営や上からの圧力を考えると、そう考えてしまうのもしょうがない気もする。
チャレンジャー号はひさんだと思った。
欠陥をしっていてとばしたもの悪いが、無理におしすすめたのも悪いと思う。
絶対の安全を無視してしまったら、エンジニアとして失格。サイコオール社の立場も解るが、すじを通してこそエンジニアとして成り立つのだと改めて認識した。
チャレンジャー号の事故に付いては防げたのにそれができなかったのがすごく残念だ。
アメリカはなんてことをしたのだろう…。チャレンジャー号(スペースシャトル)が爆発するなんて考えられなくてすごく悲しくなった。
チャレンジャー号のミス、ありえない。アメリカは何を考えているのだろう…。
大きな計画であるほど安全性を重視すべきだと思った。
飛行機でもたまについらくするのに、スペースシャトルが毎回うまく打ち上がるとは思えない。人間を乗せないで打ち上げればいいと思う。
かいひできる事故をどうしてとめられなかったのか。はがゆく思います。人の命が関わるものだからばんぜんをきして、これから取り組んでほしいと思います。
事故が起こることがわかっているのなら、絶対打ち上げるべきではないと思う。
たくさんのお金や国のいしんなどがかかわってきて、とめられる事故もとめるのをためらうのはわかるが、やはり人の命がかかわってくる問題では人の命がとても大切。技術者として、人間として、とめられる事故はとめるべきだと思う。
ことが起こってから後悔したり、いいわけをするのは技術者としてみっともないと思う。ことが起こる前に警告していて危険性がわかっていたのに、行ったことはとてもおかしいし、バカとしか言えない。
ボジョリーのように、欠点を早急に報告できる心構えが科学者に必要と思った。
偉い人は、もっと人の話を聞くべきだと思う。
エンジニアとして、人の命を一番に考えるは当然なことだと思います。でも、もし自分があの立場だったら、経営者として、認めてしまうのかなと思ってしまいます。
おもしろくていがいだった。
僕なら打ち上げさせない。人の命は大切だから。
実際に自分がその立場になったら賛成してしまうと思う。
チャレンジャー号の実験の失敗は技術者の代表的な失敗だと思った。
けっこうショックだったのでこの様な事が起こらないように整備をキチンとしてまた打ち上げてほしい。
ヨクワカラナイ。
話がよくわからなかった。
チャレンジャー号の先生の話はとても興味深かった。危険だとわかっているけれど、経営者としての立場もある。なんか難しいなと思った。でもやはり技術者は技術のプロなので、技術者の立場をつらぬき通すのがやはり一番大切で重要だと思った。
チャレンジャー号の事故に付いては、NASAの考え方をサイオコール社の考え方も両方分かるような気がする。でも、一番に安全性の面を考えるのは当たり前の事だと思うので、NASAとしてもエンジニアとしても一番人間として大事な事が失われていたのではないかと思う。
威信・お金など自分(個人)のために人の命を危険にさらすのはやっぱりいけないことだと思う。
安さより安全性だ。
チャレンジャー号とコロンビア号(コロンビア号については原因がはっきりしていないので、説得力がないかもしれないが)は、発出前に事故を防げるはずだったのに、結局事故が起こった。自分は、危ないと分かっていながらも、「まぁ、いいか。」と判断する心(気持ち)が怖いと思った。
コロンビアの話はあまりリアルタイムで聞けなくて残念だった。事故から時間がたってしまうとよくない。
色々なプレッシャーがあって、打ち上げを中止しなかったのだと思うが、お金の事や大統領の事を考える前に、乗っている人の安全や大切な命の事を考えるべきだと思った。
コロンビア号の事故は、チャレンジャー号爆発事故と同じような倫理の問題があったのではないかと思う。打ち上げのときに、危険かもしれないということに気付けば、戻ってくることができたかもしれない。
チャレンジャー号をもう1度も見たくない。
600億ものお金を使って打ち上げるのだから、純粋に経営者としての考えをすれば中止にしないだろうが、人間なのだから自分の倫理的な考えを持って、結論を出す必要があると思う。
チャレンジャー事件ではNASAのききかんりの足りなさのせいで人が死んでしまった。最悪の場合もしっかり考えておくべきだ。
チャレンジャー号の事故から今回の事故は防げる方法はなかったのか…。
お金が関わると人はなぜ残酷の決断ができるようになるのだろうか。
チャレンジャー号爆発でスペースシャトルの安全性を見直せば、今回の事故はなかった。人命より予定を優先されるのがわからない。
失敗の可能性があるのに打ち上げるのはバカげている。
失敗する可能性が少しでもあるのなら、打ち上げはやめるべきだったと思う。打ち上げに失敗すれば、それにかかった費用が失われるだけでなく、人命も失われるからである。
チャレンジャーはシャトルの整備不良で、コロンビアも21年前のシャトルを整備して使っていたために沢山の命を失ってしまったことに無念さを感じる。コロンビアの場合、あと16分もってさえいれば7名の命を犠牲にしなくてよかったと思うとなんとも言えない。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
エンジニアリングの事故は本当に身近にあると感じた。
紫外線。オゾンホール。
良い話が聞けて良かった!
専門用語と人の名前が頭の中でゴチャゴチャに。
専門用語ばっかでわけわからんかった。
ねむい。
明日の技術者は俺。
講義を聞くのでいっぱいいっぱいです。
難しいけれど、すごい考えて疲れた。おもしろかった。
日本一雨が降るのに、日本一酸性度の高い雨が降っている…。ハゲるかな??死んでしまうよ!!
ねむかった。
コロンビア号の爆破事故はNHKでしった。
しばらくの間、宇宙産業はストップだろう。
お腹痛い。
テストはやくうけたい。
宇宙開発は大切で魅力的であるが、この事故を考えるととても大変であると感じた。
すべての技術者が賛成をしてからロケットをとばすべきだ。
この世の中には問題がありすぎでとても不安になってきます。
コロンビア号が墜ちたのはBADANの仕業?
アリコは三大成人病になったら以後の保険料はただだったような…
雪やんでほし〜い。
う〜む。技術倫理によって日本は変われるかな?
この授業で寝てるやつは、大学に来なくていいと思った。何しに大学に来てるんだ。
レポートがあと少し残っているので、早く仕上げたい。 [ぜひぜひ]
雪降った。
風で熱がでて気分最悪。
今日の講義の内容は難しい。
眠い…つらすぎ。
つかれた。
自分もできるかぎりProfession[nal]な人になりたいと思った。それぞれの職業のプロの人だと思っていたが、少し違うということが分かった。
本日、この授業のみ。
最終レポートを終わらせないと…。 [早く取りかかりましょう]
コロンビアのような事件は2度と起こってほしくない。 [まったくです]
さむい。
レポートが大変です。
「体いたい」
もう少しで終わる!!
特になし。
安全第一!!北朝鮮のニュースはコロンビアと並行してやるべきだ!!
未来がわかればいいと思った。
ねむかった。
節分です。
もうすぐテストだぁ〜
2月3日、節分!!この日に太巻きを食べるって最近まで知らなかった。 [近年になって大阪で始まったようです。センセイも初めて知りました]
雪による交通機関のマヒはつくづく困る。
チャレンジャー号の話をきけてよかった。
コロンビア号のことがあったので、今日の授業はとても興味深く聴けました。
お偉いさんらしきお方が通路挟んで隣に座られた。少し緊張してしまいました。 [それでも遅刻して、しかも堂々と入ってくるので関係者の顰蹙を買っていました]
すいみんじかんにじかんはん。(-_-)zzz
昨日"金沢ルネッサンス冬まつり"の新体操競技会を観に行ってきました。ブルガリアナショナルチームやロシア・イルクーツク市の選手達が本当にキレイでした。 [大変高いレベルだったそうですね]
つかれた。
もうすぐ、この授業が終わるのでなんか切ないです。 [でも、ご縁がなくなるわけではないのでは?]
もうすぐ最終レポート。あぁ、つらい。
あつい。
つかれた〜!
今回のチャレンジャー号の事件についてもっと深く知りたいと思った。
へやがあつい。
雪が早く溶けてほしい。
今日は、つい最近の事件とつながった内容でびっくりした。
今日は雪で朝から忙しかったです。それなので、少し眠いです。
スペースシャトル事故に興味を持てた。
楽しかった。
つかれた。
てつやは辛い。
眠い。
今日は熱い講義でした。
ちょっとつかれた。
部屋があたたかくてねむかった。
考えさせられました。技術者としての責任を感じた。
寝ている人が非常に多いと思う。もう少し先生の話を真剣に聞いて欲しい。
今日来ていた外国の人は日本語がわかるのか?! [いえ。でもPowerPointの欧文を読めば、何をやっているかはわかります]
なるほど。
「黄金律」のことですが、自分がしてほしいことを他人にしてあげても、他の人にとって嫌なことをされてるとなる場合があるような気がしました。まぁ、「黄金律」は上手くあつかっていかんといけないかも。
また雪!雪ばーかり。
部屋があつい。
人の威厳だけで実験を押し進めるべきではない。
外は寒いのに教室はあたたか…すぎる。
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。