平成15年6月5日作成。6月6日更新
第22回:平成15年6月5日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/グループ討議結果報告書/課題の解答/今日の一言
○現代の科学技術と戦争・産業・国家2
第25回の講義の内容を継続して学ぶ。
○科学技術者の社会的責任と職能倫理に関する討論
・6名程度のグループでマンハッタン・プロジェクト等の活動に参加すべきか否か について議論する。
・予習:教科書『技術倫理』の第3章および第4章を読んでおく。
☆グループ討議結果の提出
考慮に入れた価値:
参加…国際社会で優位に立てる、お金と地位を得られる、自分の命を守る、敵国のいかく
不参加…人の命をたつ兵器を作りたくない、他国からの批判利害関係者:
家族、被爆国。アメリカ(自国)、世界全ての国可能な代替案:
1.作るけど撃たない結論:
参加。おどしのため。理由:
1.いかくのため製作してもよい。
2.原爆はいずれできる。まず自分たちがつくって国際社会の有利に立つため。
3.お金のため。
4.成功すれば地位が上がる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
給料、参加後の出世の仕方、モラル、名誉利害関係者:
自分達の家族、友達、被害を受ける人々可能な代替案:
1.原爆を持つことによって力をつけれる。
2.エネルギーとして使うなら良し。
3.名誉が残せる。結論:
反対理由:
1.モラル的に無理。人類には必要なし。
2.お金がかかる。労力がかかる。
3.戦争が勝利に向かっていたから。
4.他の国も持ちはじめるから。
5.原爆を使うと自国のイメージが悪くなる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
倫理、地位、利益、宗教、知識欲利害関係者:
家族、政府、相手国、自国民、会社可能な代替案:
1.プロジェクトに参加するが使うことに反対する行動を起こす。
2.マンハッタン・プロジェクトのような計画があるという事をマスコミにばらして止めさせる。結論:
参加はしない。理由:
1.最初から危険なプロジェクトだと分かっていたから。
2.戦争犯罪者になってしまうかもしれないから。(無差別殺人)
3.核爆弾の開発というもの自体が自分にとって危険であるから。(事故や被曝など)
4.当時考えられる政治的背景、とくにソ連のことを考えるとそのけんせいのため使用する方向に向かうと予想できるから。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
参加…金、国、名誉
参加しなかった場合…平和利害関係者:
可能な代替案:
1.作るけど、おどしの道具になるから。
2.作るけど強力なものは作らない。結論:
参加する。そのときは原子理由:
1.他の国に先に作られたら負けるから。兵器をつくることによってはやく戦争を終わらせれるかもしれないから。
2.実験が失敗したら自滅してしまうから。
3.今は作らないけれど、そのときは冷静に考えられないと思うので作る。
4.人殺しの兵器を作った人として歴史に名前をのこしたくないから。
5.その時代は作るしか方法がなかった。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
人の生命。誇り(名誉)、科学技術、愛国心、民族のつながり利害関係者:
自分、アメリカ、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、知人可能な代替案:
1.使用には反対(技術力だけを残す)
2.危険な攻撃(負けそう)になった時は使用する。結論:
多数決では、プロジェクトに参加自体は賛成。条件付き。(爆弾実際に使用は反対)理由:
1.有効利用されるならよい。
2.人を100%殺すことになる害を及ぼす物を作りたくはない。
3.技術者として人を殺すためにやっているわけではないから。
4.不幸を及ぼす物を作るのはよくない。
5.使わないようにして抑止力として使うために開発するのはよい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
賛成派…自分の身の安全、金、権力、生活環境、威圧感
反対派…善者をよそえる、原爆を開発しなくても勝てる、自ら作った原爆で人を殺したくない、罪悪感利害関係者:
賛成派…被爆者は差別を受ける、被爆者の家族にも受ける、開発者の家族がけいべつされる
反対派…作らなかった事に対して自分の国からひなんをあびる可能な代替案:
1.攻撃されたら使用する。結論:
理由:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
参加…金銭、名誉、平和
不参加…命、人権、自然利害関係者:
家族、軍事関係者、一般市民、敵国民、勤め先の会社等、自分自身可能な代替案:
1.作るけど使用しない(おどしとして)。
2.外交圧力結論:
使わないことをぜんていに参加理由:
1.同じチャンスがくるとは限らない。
2.科学技術の発展
3.ドイツへのけんせい
4.大量ぎゃく殺、自然破壊を考えると作るが使用しない。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
反対…人の命
賛成…自分の命、自国民の命、名誉、新技術利害関係者:
反対…人類、地球
賛成…自分の国の人、家族、勤め先の人、敵国可能な代替案:
1.開発だけを行う(使わない)…賛成
2.ばらす…反対結論:
自分の国の為に参加するしかない。理由:
1.自分の国が負けない為
2.自分が生き残る為
3.技術の発展の為━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
人命、国家、給料、名誉、家族、友人、好奇心利害関係者:
家族、友人、対戦国の人、自分、プロジェクト参加者可能な代替案:
1.製造はするけど、おどしの道具として置いておく。
2.参加しない。
3.参加せずに、抗議運動をする。結論:
参加する。理由:
1.ドイツに負けないため。
2.家族のため。メシを食べさせる。
3.自分の能力がどこまで生かせるか確かめるため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
賛成…科学の発展、やらなきゃやられる、名誉
反対…兵器になるから利害関係者:
自分、科学技術者、国(政府)可能な代替案:
結論:
賛成:兵器としての認識はあったが、この時代背景で参加せざるをえない状況や、科学の発展に貢献することができた。理由:
1.科学技術者として、最高の環境だった。
2.国の勝利に貢献できる名誉のことだから。
3.戦争を早く終わらせるため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
科学技術の発展、国益利害関係者:
自分、他の科学者、投下される人と都市、家族、国際関係可能な代替案:
1.和平交渉
2.国の孤立化結論:
賛成理由:
1.戦争の中止
2.新エネルギーの可能性を確かめたい。
3.技術視野の拡大。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
金、地位、被害、信念、仲間利害関係者:
イタリア、ドイツ、日本、家族、親族、アメリカ、生物、地球、人可能な代替案:
1.開発しても使うのは反対。
2.自分たちで止める。
3.データを他国に流す。→冷戦へもちこむ。
4.他のものに使おうとしてた。結論:
開発してもいいが、人殺しには使わない。理由:
1.敵国が作りそうだから。
2.生物を殺すのは嫌だから。
3.切り札として持っておきたい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
お金、名誉、女、命、愛国心、勝敗利害関係者:
親族、家族、企業人、街の人、村の人、(人類)、動物、(植物)可能な代替案:
1.参加する…科学者ならば作れるものを作ってみたい。
2.参加しない…争いの種を作りたくない。
3.参加する…作るけどイカクに使う。
4.参加する…ドイツ、ソビエトに負けないように。
5.参加しますん…中立結論:
未来を知らないからみんな参加する。理由:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
ドイツに対抗して先に開発するため、自由に研究をやらせてもらえる、良い環境で研究できる、出世ができる、束縛される利害関係者:
家族、攻撃対象の国の人、自分の国の人可能な代替案:
1.原爆を作るが使用しない。
2.賛成、反対の人がどれくらいいるのか考慮する。
3.おどしにだけ使用する。結論:
参加する。理由:
1.良い環境で開発ができる。
2.ドイツに対抗するため。
3.今後の世界情勢のために作っておく。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
多額のmoneyを手に入れるため、爆弾の破壊力、技術者としての好奇心、戦争相手であった独に遅れを取りたくなかった利害関係者:
世界中の人々、戦争している国の非戦闘員、大統領、科学者達(特に独)可能な代替案:
1.原爆が落とされたら、非戦闘員などの多くの人々が死んでしまうが、それでよいのか!?結論:
アメリカの原子爆弾開発計画に参加する。理由:
1.アメリカが核を作ることによって、世界のトップに立つことが出来るから。
2.世の中金!金!金!
3.他国からの自国への侵略をふせげる圧力となるものになるから。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
参加…お金、戦争にいかなくていい、優秀な学者が周りにいる、戦争に勝つ
否…人がたくさん死ぬ、研究内容利害関係者:
利…自国民、技術者、政府
害…対戦国民、職場の人、家族、プロジェクト参加者可能な代替案:
結論:
作るが落とさない。理由:
1.他に利用できるときがあるかもしれないから。(アルマゲドン)
2.発電
3.技術の発展の為(作るということに対して)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
金銭面(給料)、名誉、科学者だから、ヒットラーが原爆を持ったら危ない利害関係者:
家族、軍、アメリカ国民、ドイツ軍、イタリア、日本可能な代替案:
1.相手が先に原爆を開発するかも。結論:
参加します。理由:
1.お金や名誉などがほしいいから。
2.科学者として、開発したいから。
3.ナチス・ドイツ軍より先に原爆を開発させたいから。
4.自分たちが力を持たないと、危険だから。
5.家族や自分の命を守るため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
お金、名誉。愛国心、家族、命、愛、技術の向上、生活、探究心利害関係者:
市民(敵国、自国)、家族、大統領、軍人可能な代替案:
結論:
理由:
1.大金が入るから。
2.自国(家族、自分の命)の命を守るため。
3.強い力を持つことにより、戦争がにらみあいで終わるから。
4.技術の向上
5.自分の価値や名誉を上げるため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
命、環境、名誉利害関係者:
自分、家、親類、自国民、被害国可能な代替案:
1.参加するが、兵器として用いない事を条件に参加する。
2.兵器を使用しない。外郊で勝負。結論:
参加する。ただし、兵器としては使用しない。理由:
1.核兵器は長年にわたって、被害を残すため。
2.核開発は、兵器としても利用できるが、人類の発展にも大きな効果があるから。
3.国から頼まれてる以上、参加しないわけにはいかない。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
賛成…家族の安全のため、国の発展のため、相手より先に作っておいた方がいい、自分の命に関わるから、条件付き(使わせない等)、自分の意見を言うため、出世のため
反対…大規模なデモ、家族が反対する利害関係者:
敵国、家族、自分可能な代替案:
結論:
参加はする。(が使わせないようにする。)理由:
1.原子爆弾の威力を相手に見せつける。
2.家族の安全が保障するから。
3.相手国より先に作ったほうがいい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
利害関係者:
可能な代替案:
結論:
参加するが、作った物の使用および他国への持ち出しを禁止。理由:
1.自分の能力を国のために使うことが出来る。
2.作ったものを他国へ持ち出すと抑止力がなくなってしまうため、持ち出してはならない。
3.作ったものは一般市民をも殺すために、使うべきものではない。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
利害関係者:
可能な代替案:
結論:
参加しない。理由:
1.落とされる予定地の利益。
2.被害が減らせる。
3.他国から危険視されなくなる。
4.核の所持におびえなくてよくなる。
5.自分の良心を守れる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
科学者としての名声、お金がもらえる、爆弾をもつ国の武力強化利害関係者:
工場で働いている人、科学技術者、爆弾をもつ国、被害を受ける人々可能な代替案:
結論:
反対理由:
1.爆弾━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
地位、お金、名誉、科学技術の発展、倫理観、抑止力、世界平和利害関係者:
自分、自国民、家族、敵国、環境可能な代替案:
1.製造だけして、使用は実行者に考えてもらう。
2.核なしで戦争を乗り切る。結論:
核は作るけれども、使用はしない。理由:
1.相手が先に開発に成功して使用する恐れがあるから。
2.開発に成功しても、抑止力としてとどめておくことで同じ効果が期待できるから。(街に落とす必要はない)
3.自分が地位と名誉を得るため。
4.使用するとひがいがとても大きいから。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
出世、名誉利害関係者:
国家、家族可能な代替案:
1.参加しない。結論:
参加(基本的)
条件:責任者にはならない、家族には仕事内容を知らせない理由:
1.国全体の利益のため。私的ではない。戦争の勝利のため。
2.技術者としてみとめられた名誉。
3.参加しなくても研究が進んでしまうなら、どうせなら自分も参加して内容を知りたい。
4家族には迷惑をかけないため、知られたくない。.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
金、好奇心、家族、安全(仮)利害関係者:
家族、知人、被害者、軍、政府可能な代替案:
1.家族愛
2.兵器を作りたくない。
3.自分の住んでいる所をうごきたくない。結論:
参加する。理由:
1.自分の国の安全をまもるため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
出世する、家族世間体、勉強になる、実力を買われている、危険、民族の平和、お金、設備がいい利害関係者:
自分、家族、研究仲間、日本、アメリカ、世界可能な代替案:
結論:
割がいい仕事、専門分野についての知識理由:
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
家族、研究、社会的地位利害関係者:
可能な代替案:
結論:
参加する。理由:
1.生活が安定する。
2.戦争に勝てる。
3.名誉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
技術進歩のため、出世、間接的に人を殺せる、金、権力、研究心をくすぐる、周りの影響利害関係者:
家族、自分、友人、国民、軍事関係者、研究者、使用する土地の住民、地球(環境)可能な代替案:
1.不参加
2.放棄
3.条件付での参加(人を殺さないなど)結論:
参加理由:
1.技術進歩。研究者として技術進歩に貢献できるのはうれしいから。
2.出世。出世することによって名声や権力やお金がはいる。それにより自分や家族の生活が楽になる。
3.周りの影響━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
自国の人々の生命、金銭的利益、自分の名誉、自国の平和利害関係者:
自分、親族、科学技術者可能な代替案:
1.自分が参加しなくても、核兵器は作られる。それだったら、自分の名誉や利益のために働く。結論:
参加する。理由:
1.今後の科学技術の発展につながるため。
2.普通じゃ使えない高価な実験装置を利用することができる。
3.自国の平和につながり、国力の強化にもつながる。
4.国中の優秀な人があつまってくるから、交流ができる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
科学者としての名誉、税金で研究できる、自国を守れる、国が強くなる、生活が豊かになる利害関係者:
家族、友人、全世界の人、後で生まれてくる人、敵国の人、自然可能な代替案:
1.家族に悪影響が及ぶから。
2.行動が制限されるから。
3.人が死ぬから。結論:
理由:
1.科学者としての名誉が上がるから。
2.高度な研究を国の費用で行えるから。
3.敵国に対しての脅威となり━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
最先端技術を駆使して発展させていく、自分の技術を向上させる為、新しいものを開発する好奇心、出世する為利害関係者:
家族、相手国、自分、友人、一般市民、第3国、ソ連可能な代替案:
1.人を殺したくない。
2.自分の研究を止めてまで参加したくない。
3.口封じのために殺されるのが嫌。結論:
参加する。理由:
1.自分の名声を高めるため。
2.自分の技術を向上させるため。
3.新しいものを開発するため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
国、富、名声利害関係者:
国、家族、同盟国可能な代替案:
1.家族が心配なので参加しない。結論:
参加はするが、使用しない。理由:
1.国家間の取り引き材料にするため。
2.開発した知識を他の分野で生かせる可能性があるため。
3.自分の技術力向上と利益のため。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
考慮に入れた価値:
自分自身の名誉、家族利害関係者:
自分の上司可能な代替案:
1.完成した場合、それによって人の命がうばわれる可能性
2.自分自身の身の安全結論:
参加する。理由:
1.今の仕事より給与、環境面が保障されるなら参加する。なぜなら将来的にも現在的にもメリットが考えられる。
2.ドイツの開発していると思われる原子爆弾で、自国の危険が考えられる為、抑制しなければならな為、原子爆弾の開発は必要と考え、プロジェクトに参加する。
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです) ※お断り:今学期は受講者が多いため、残念ながら全数掲載は物理的に不可能です。
Q.あなたがマンハッタン計画の時代に生きていた科学技術者だとして、マンハッタン計画に参加しますか?
A.
1.参加する 147人(70.7%)
2.参加しない 51人(24.5%)
3.その他・無回答 10人( 4.8%)1.参加する
お金がほしいから。自分たちに使われるぐらいなら相手に使う。
その時代のトップレベルの科学者があつまることはめったにない。トップレベルの科学者があつまることで、ものすごい速さで科学技術が進むと思う。その進んだ技術を他の力に応用することで平和的に技術を使えばよいと思う。
たぶんこれは国家命令だと思うので、もし反対すれば自分だけでなく、家族までもが反逆者になってしまうのでしかたなく参加する。
ドイツ、イタリア、日本との戦争に対して有利に戦えるように兵器を開発しないといけないと思う。
ドイツが先に作り出していたら、まちがいなく世界征服に使用することを知っていた研究者たちは、アインシュタインを説得して、原爆を作ろうとしたのだと思う。
ドイツにすごい数学者がいるかもしれないが、アメリカの技術者、数学者、物理者が集まればドイツには負けるはずがないというプライドがある。
ドイツやソビエトの支配下におかれるのはやだ。
もし、ヒトラー率いるナチス・ドイツが原爆を作っていたら、その先の未来は恐ろしいものであっただろうと思われるから。
家族との生活の安定が守られるならば参加。
家族と一緒にいられるなら参加する。
家族の身の安全を保障し、核兵器を作ったとしても脅しの材料としてのみ使用するなら参加。
開発するにあたり、自分の身の安全の保障を確保するだろう。人間死んだら終わりだろう。
開発はするが、とりあえず使用はしない。やはり一般市民を巻き込むことが大きい。しかし、抑止力は必要であると考える。
核について話があれば賛成する。反対(使用してはいけない)と考えていても、技術としては持っておきたい。今考えると、核のおかげで戦争が変わり、とりあえず平和だと思う。
技術者の意見ではないかもしれないが、他国の人の命より、自分が住んでる国の人の命の方がより尊いと思うからである。例えば、地震だと自分の国で起こったことだと大ニュースになるのに、他国で起こったことだと、たった3日くらい新聞にのるくらいである。→愛国心
計画への参加で、立場が優遇されるから。立場として日本人だから、恐ろしいと思うが、周りから見れば、落とされたのは日本だけで、その他のエネルギーに用いられることも多い、新技術の開発だから。
研究をすすめながら研究者内で、使用反対の意識を高めていきたい。使用反対の署名みたいのをしていき、原爆が政治的、地球の環境に今後どのような問題を引き起こすかを提示し、ある意味でのおどしのようなものをかけておく。使用の危険性を数値などで示しておく。
国から資金も出されるので、新しいものの開発にはいい機会だから。
今後の科学技術の発展につながるから。
作ることにより自国の技術ほじ(向上)などが国の安全を守ることにつながるから。
参加しないと作ることもできなく、止めることもできないからであって、私の場合は参加して、他の科学者とディスカッションをしてみようと思う。参加はしているので作るが、その使用条件について話をしたいと思う。
参加するが、その目的は殺人ではなくエネルギーを得るためである。近未来は放射能を失くし、その威力をロケットなど工業面で利用すればよいと思う。
参加するが、原爆の使用は支持しない。プロジェクトに参加することによって原爆のまわりに及ぼす影響を知り、そしてそれを知らせることによって使用の禁止を呼びかける。原爆の使用がもたらすものは決していいものではない。参加する他の理由は科学技術の進歩など。
参加するが、同時に無力化できるものの開発もおこなう。
参加するときのメリット、デメリットを比べると、メリットの方が多い事と、核を開発することによって他国より国政が優位にすすめられる。だが、参加するにあたって必ず必要の条件として核の使用はしないという条件がみとめられた時のみ参加する。
参加はする。しかし、完成させる気はないので、研究は成功させても失敗したと報告する。私は核を完成させないために参加する。
参加はする。しかし、使用しない。他国との取引のため。最先端技術が良いことに利用できる可能性があるから、作る過程で核を無効化できるものが作れるかもしれないから。
私がもし、その当時の科学者だったなら、参加すると思う。なぜなら、自分の名誉や名声があがり、条件を付けて参加することで、家族などの安全やこれからの生活が良くなり、自分自身好きなことを国のお金でできるから。
私は参加するが、使用はしない。なぜ参加するのかというと、原爆の使用は反対という意見は内部から行った方が影響があると考えたから。
私は爆弾を放った後のことしか知らないが、当時の人なら、それを持つことで戦争がなくなると信じていたはず。そして、自分が技術者なら、こんな自分の能力を試せる機会なんて生涯もらえないかもしれない。最後の決め手は名誉と金だ。
次の条件を満たすなら参加。家族に仕事内容を伝えない、使用の肯否に意見を言える権利がある、賃金、住居の確保
自国に爆弾を落とさせるわけにはいかないので、先に開発するしかない。ただし作ったからには、それにより被害を受けた人間に殺されるぐらいの覚悟が必要だ。
自国民が死んでいくかもしれないのに、何かを出きるかもしれない立場にいる自分が何も行動しないのは役立たずだから。原子爆弾を作るのに賛成だし、相手がはむかってきたら落とすしかない。落とすなら民間人が少ない軍事施設を狙う。
自分が一流と判断されるから。自分の名誉を手にはいるから参加する。
自分が当時、そのような立場だったら、参加すると思う。自国の平和につながり、それがひいては世界の平和につながると思うから。
自分の科学者としての知識を広げるためと、国のために参加したい。
自分の国が戦争に勝たなければ国がほろぶことがあきらかなため、自分の国を守るために参加する。
自分の名声を高めることが出来る。参加しなかったら世間から冷たい目で見られる。不自由なくすごせるお金がはいる。
自分は全面的に参加。
実際に科学者の気持ちになると、参加した後のことよりも、その場の利益の方を優先すると思います。お金があれば家族も楽な生活ができるからです。
主に自分の為である。お金、安全の保障、科学者としての能力の向上、国の安全を守ると共に自分自身も守る。
人類発展させるのに必ず役に立つと思ったから。
世界平和(抑止力として)の為の使用を条件に参加する。自分が参加しなくても、結局誰かが造ってしまうと思うので、それならば製作に参加することで知識を得て、自分のスキルアップにつながると考えるから。しかし、矛盾するかもしれないが、兵器としての使用は反対する。あくまで敵に核を使わせない、戦争を早くに終わらせる、戦争を防ぐ為への使用がもっともいいと思うから。
生活を特に考えているので、安定な生活になるからです。
絶対に使わないことを条件に参加する。自分たちを守る見えない力として相手の戦意を失くす意味で必要だと思った。
戦争で第3者にはなれないので、自分と家族の保障を一応でもしてもらえる場所に行くことでまず安全を得る。その後、爆弾を作ったとしてずるずる戦争を長びかせても同じ数の人が死ぬ可能性もあるから。自国の人を助けるためには相手に死んでもらったほうが自分の正義をつらぬいたので後悔もないようにできると思った。
他国へのけんせいの意味を込めて、参加する。
他国も原爆の開発をしているならば、結局は原爆がつくられ、自国の人が殺されるぐらいなら、自ら開発にくわわり、他国よりも先に力をもつべきだと思う。
待遇がいい上に、異国から来る火の粉を払えるのは一石二鳥ではないだろうか。それに、未知のエネルギー核分裂を研究できるのは、科学者にとってのこれ以上もない喜びだからだ。しかし、核分裂による放射能の恐ろしさを知ったのならば、使用および製作には反対する。
平和のため。
有益な事が多いと思う。超一流の同業者との話し合いは、自分にとって間違いなくプラスになり、新しい発想にもつながる。2.参加しない
1度作り、使うと、その力を他の国に見せつけようとしたり、他の国への恐怖となる。絶対に使わないと厳しい決まりを作っても、その力を何かあれば使おうという気持ちがあり、社会の流れなどにより使われてしまう可能性がある。その核兵器で、戦争が終わるとしても、力がある限り新たな戦争が起こる可能性がある。
いつ死ぬかわかんないから余命をハッピーにすごす。
この戦争で使われることは目に見えているし、他の国に開発されてしまうと、また戦争になりかねないから。使ってしまうと簡単に人間を大量に殺すことができてしまい、他の生物にも影響がでてしまうおそれがある。
たしかにエネルギーとして利用するのはすばらしいが、人をおどすためにや殺すためにつかうことはいやだから。
たとえ敵国に負けたとしても、自分の国から攻撃をしかけるのは絶対間違い。人間として間違っている。やってはいけないことだ。「言葉で解決する」ために全力をそそぐべきだ。作ってしまったら100%使ってしまう時が来るものだ。
ノーベルみたいに人殺しの科学者とよばれたり、思われたくないから。
一つの国がつくると他の国もまけじと作り、結果的に原爆がたくさん製造されるからです。
一般市民に被害をあたえるから。将来、悪用されると危険であるから。
家族と過ごしたいから。
開発することによって使用される可能性が少なからずでてくるから。あと、作ったことによる後悔の念は消えないと思うから。
核がきにいらない。
技術が進歩しようとも、人を殺めることは許されないから。
金や権力が手に入らなくなるが、家族の名誉は保たれる。
結局、悪い目的に使ってしまいそうだから。
結局は、人を殺す道具でしかないし、持っているだけで他国を脅すことができ、撃たなくても有利な位置に立てるという意見が発表されたが、絶対に撃たないという保証もない。
原子爆弾の開発に加担したくないという気持ちと、開発されなければ核保有しているかどうかでおびえなくてすむから。
原子爆弾をつくることによって戦争などがおこるために反対である。
原子爆弾を使用する時には、原子爆弾を使用しなくてもいい状態だったと思う。
原爆が及ぼす影響を考えると…。
原爆を落とすことで新たなうらみを生むことになるから。
後のことを考えたら、自国以外の国も作ることになり、人類を破滅しかねない。
今の段階では、勝っているので作る必要がない。ただ、兵器ではない目的として研究は続ける。
殺戮の為の兵器の開発には参加できない。命より大切なものはない。
参加しても使わないという考えもしたが、時間の経過とともに、いずれ使ってしまう事になるだろうと考えたからである。よっていずれ使うのなら最初から作らず、参加もしない。
参加後も国などにそくばくされるなど、家族などに迷惑をかけるから。
使わないものはつくらない。
自分の興味のある研究をしたほうが楽しいからです。
自分自身の手で人を殺すための兵器もつくりたくないから。
人殺しのために使うことが分かっているなら参加しない。元々、核を作るのが目的で技術者になろうとしたわけではないから。
人殺しの武器の中でも最高の物だから。
人類の運命を左右することに関わりたくない。
誰にも人の命を奪うことは出来ないと思うから。
長期間の研究により、自分の自由な時間がなくなるから。
本当に自分が当事者だったら参加はしません。理由は、この先、まっとうな人生を送れなくなるからです。もし自分たちが造った原爆による被害を知ったら、精神的におかしくなります。
利益のでる面も多いが、その分、損害を受ける面が大きい。
理解している危険を他人にまでふりまくことはゆるされないと思っているので。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※お断り:今学期は受講者が多いため、残念ながら全数掲載は物理的に不可能です。
「参加しない」が少ないですね。
「利益」と「価値」の考えについて、私が合わなかったせいでなかなかまとまらなかった。
あまり中身のあるディスカッションにはならなかった気がする。
いまいち進みがよくなかった。
いろいろな意見が聞けて楽しかった。
いろいろな意見を持っている人がいて、討論が大変だった。
おもしろかった。
グループ討議で、このプロジェクトは必ずしも止めた方がいいわけではなく、国全体のレベルで考えることになるので進めてもいいかもと思った。
グループ討議によってより理解を深めることができた。
グループ討議はなんとかできたのでよかった。皆、同じような意見でつまらない。
グループ内で意見を言い合うと、視野が広がって、自分だけでは思いつかない考えを聞けてよかった。 [でしょ?]
こういう議論はやってみると本当に面白いものだと思った。 [違った意見を比べるメリットですね]
こういう授業は苦手だ。
こんなこと意味ない。文系の大学でやって下さい。 [やがて現場で同じような場面に立たされますよ]
そもそも参加するか否かなのに中立があるのがよく分からない。爆弾を使用するかどうかを決めるのは科学者ではなく軍人や政治家だと思う。だから使用するかについて話すことはちょっとおかしいと思う。
たまにこういうことをするとおもしろい。
だれの意見もなるほどなと思った。
ディスカッションの時間が少ない!!反対の人が少ないのが問題だ。
ディスカッションの時間が短すぎる。ディスカッション60分、発表に60分使っても良かったと思う。
ディスカッションは自分にとって苦手なものなので、今後もうまくやっていけるか不安です。
ディスカッションをする時間少なすぎ〜!!
できれば、もっと時間がほしい。
どっちの意見もありえる。
ファッ ファッ!! [バルタン星人?]
まぁ割と面白かった。
まだ、みんな自分の意見を言えない。
まとまりに欠け、全然まとまらずおもしろくなかった。
もうちょっと時間をもらって、発表という形にしてほしかった。(OHPなどで)
もっと時間をかけてディスカッションをすると、またおもしろい意見がでてきたと思う。
意外な意見があって驚いた。
意外に参加が多い。中立は実は一番理想論では。危ないのはわかるが、作っておきたい。でも使わない。実際、矛盾してる気もします。
一つ疑問:マンハッタン計画は何をするか教えられてなかったのでは?
一時間ぐらい話し合う時間をもうけ、あとの一時間で発表、まとめをするべき。
結果がわかっているから考えづらかった。
権力を拡大しようとする人の性がなければ、原子爆弾も必要なかったと思う。
工業大学??
今日、ディスカッションをしてみて、自分が思っていたことと違う意見がいろいろ聞けた。
参加しないという考えの中にも共感できるものがあった。
参加するという意見が多かったのは、マンハッタン計画が成功しているとみんな知っているからだろうか? [どうでしょう?]
参加するやしないという意見がいろいろあったが、どれもまちがったことを言っていないと思った。
参加する派が圧倒的に多かったのに驚いた。
参加する理由に「お金」のためという意見があったが、個人的にまちがっていると思う。
賛成、中立、反対のどの意見もある意味危険な考え方が入ってるような気がした。
賛成がほとんどだったが、人々が死ぬことにあまり自分は賛成したくないと思った。
賛成の意見が多く、賛成の意見を聞いていると自分の意見が少し不安になってきた。
時間がなくてまとまらなかった。
時間が足りないです。原発の開発には有効かもしれないけど、使用はやめた方がいい。
時間が短くてまとめれなかった。ヴォケ!腹立つ。まとめれなくて、発表して恥かくのは俺だけかYO!
時間短い。30分程度では難しいです。
自分と反対の参加しない人の意見、また参加するがそれの使用を支持しないという意見についてもう一度考えることが出来、その利害を知ることができてよかった。
自分にない視野からの意見が出て非常にためになると思う。
自分の意見と違う意見を聞けてよかった。
自分一人が反対したところで何も変わらない。
周りの意見も聞けて、考え方に変化がでた。
十人十色
色々な意見はあったが、参加する、しないも含めて、みな考える方向性にそう違いはないという印象をうけた。
色々な考えがあると思った。中立のグループもいたが、作ってしまったら落とすにちがいないと思う。
人によってはずいぶん考え方がちがうのだなあと思った。
人間はやはり自分勝手なものだと思った。結局は周りのことより自分の利益のことばかり考えることに気付いた。
設定不足より、よく分からない。それと最終的にどのようなことをするのかを伝え方が悪い。
他人の意見を聞くことで様々な意見にふれることができてよかった。でも、時間がみじかかった。できればもう少し話し合いたかった。
多くの班は戦争に賛成派なのかなと思った。
短い時間で幅広い視野から物事を見るのはむづかしいと思った。
短い時間で話し合うのは無理。
短時間で話し合いをすることはとても難しかった。
当時、実際に核の経済的影響を技術者個人が受けれると思っていたか疑問。発電まで頭を回す余裕があったのだろうか。
当時の人の立場になって考えることは、とても意味のあることだと感じた。 [歴史が急に身近に感じられたのでは?]
討論していたのも加えて、戦争を知らない、結果が分かっているので、どんなに反対しても無駄だという意識が強いと思った。
難しい問題だからなかなか答えが出ない。
難しい問題で、いろいろ考えさせられた。
副大統領すら知らなかったことをいち科学者が知って、タダで済むとは思えない。
放射能汚染など結果論が多かったように思う。
模範解答を言うのもつかれる。
理由を詳しく書くことができなかった。
歴史的に誤った方向に進みがちであった。
話し合いからうまれる意見は面白いと思った。
話し合ったが、話が対立して時間が足りなくなった。 [現場では限られた時間で判断しなければならないんですよ]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。