平成15年6月10日更新

第24回:平成15年6月10日  学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言


学習内容

○科学技術者の倫理2
 科学技術者の責任の基盤と範囲について学ぶ。

授業の運営方法

・教室における講義・ディスカッション
・パワーポイントによる資料の提示

学習課題(予習、復習)

・予習:教科書『技術倫理』の第1章および第2章を読んでおく。


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。) ※お断り:今学期は受講者が多いため、残念ながら全数掲載は物理的に不可能です。

Q.黄金律に関する説明を聞いて、どう感じましたか?

A.

「自分の嫌なことは人にもするな」の方を教えられた。
゛人の身になって考えろ゛ということ。
あたりまえと言えばそうだし、幼い子供でも知っていること。これができれば、世界はずっと平和です。
あたりまえと言えばそうだし、幼い子供でも知っていることをできれば、世界は平和になる。優しくが大切!!
あたり前のことだと思っていたことをこうして改めて述べているということは、人はこういうことをしていないんだなと思った。
あまり理解できなかった。
エンジニアは自己中心的な人にはなれなさそう。
キリスト教ヴァージョンは人によって受け入れない場合もある。儒教ヴァージョンはより多くの場合に当て嵌まると思うし、儒教の方がいい。技術的な判断ではより明らかになる(欠陥とか)ので自分では受け入れ易い。
キリスト教などにはいっていなくてもこの黄金律は親や他人からよくいわれてきていて、とても人として大切なことだと思った。
キリスト教のものも儒教のものも、めぐって自分に戻ってくることである。いいことではあるが、おもしろ味がなくなりそう。
キリスト教バージョンの考えはすばらしいと思うが、その局面に立つとその考えは通せないと思う。
キリスト教バージョンは、そうともいえないと思った。
キリスト教は人間の良い面を見て、儒教は人間の悪い面を見て、黄金律を作っていると思った。
この2つは、私が行動するときにいつも考えることなのであたりまえのことだと思った。
これで世界は一つになれると思った。
これは、人の道徳の中でも大切なことだと思う。
しかし、自分ではしてほしいと思っても他人は嫌なことがいくらでもあると思う。その逆もあると思う。
そのとおりだと思う。
そのような(黄金律)考え方があるなんて初めて知った。
たくさんの宗教にも似たようなことが書いてあるなと思った。
つまり、嫌な奴には自分が嫌だと思うことをすればいいのかな?
どこかで聞いたことがある内容でした。
どちらかといえば儒教バージョン。
とても重要な考え方であると思う。
どのような宗教でも、人間として最も大切な他人に迷惑をかけないという点は一緒なのだなと感じました。
まず、自分が嫌なことは自分も嫌だと思う。まず考え、そして行動にうつることが大切だと思う。
まったくその通りだと思う。しかし、それは意識していても、なかなか実行するのは難しい。
もっともだと思います。
もっともだと思う。
ものの考え方に違いがあるのだと感じた。
よくわかりませんでした。
わかりません。
黄金律…すべての宗教に共通していること。このことは道徳でもやった気がした。
黄金律。それはわかりません。
黄金律について私自身はいい考え方だと思います。ただし、自分がいいと思っていることでも、相手にとって嫌な場合があるので難しい。
黄金律の2つのバージョンはどちらとも、科学技術者にはかかせないものだと思った。
黄金律のように世界共通のものがあるということに興味を持てた。
黄金律の考え方は当然だと思う。
黄金律は、人間としてあたりまえのことなんだと思った。
黄金律は、倫理の基本形だと思う。
黄金律はすばらしい考えだけど問題もあると思う。
黄金律はすべてに適応すると考えられる。理想的な考え方だと思います。
黄金律はすべての宗教にふくまれたいて、大切な事だと思う。
黄金律はどちらともいいことだと思う。
黄金律は技術者として物などを作るときに頭の中に入れておかなければならないことだと感じた。
黄金律は重要だ。
黄金律は場所や時間が違っていても同じような考え方になる。それは、人は同じ事を思っているんだと思う。
黄金律は道徳的に必要な事で、守るべきだと思う。
黄金律は倫理なのかなと思う。
黄金律は倫理や道徳の基本となっている気がします。
黄金律を決めるのは難しいと思う。
黄金律を考える時、個人の価値観が含まれてしまい、うまくきのうしない可能性があり、個人の道徳が重要になってくると感じた。
黄金律通り全ての人が行動すれば、戦争も起こらないだろう。
価値判断にそって行動する事を分かりやすく言っている。
皆が同じ価値観を持つことは不可能に近いと思う。
基本的なところは同じだな。
基本的な部分は共通だと思うが、細部の調整は必要だと思う。
技術にだけ当てはまるわけではない黄金律。
技術者としてどちらのバージョンも常に考えていなければならないことだと思った。
技術者倫理を考えることは重要だ。
興味なし。
見返りを求めるのはよくないと思います。儒教verはよく分かると思う。このことはある程度育ったことなら知っていることであり、だれもが思うことだと思う。しかし、最近は分かっていない人は多いと思う。
今はどちらの考え方もするようになったが、小学生の時は、「自分の嫌と思うことは人にもするな」という思いが強かったと思う。
今後、じっくり考えてみたいと思います。
昨年の秋(?)にも、倫理の授業を受けていたときにもこのことについてやった。自分はこれについてレポートも書いた。これは言葉では単純だが、簡単なことではないと思う。
私は、どっつかというと儒教バージョンのほうの考え方である。
私は儒教バージョンについて、よく言われて育ってきた。(どの宗教もほとんどおなじことをとなえている。by札野)そして、技術者はこの黄金律を中心に新しいものや技術を産み出していると思う。すべて、他人のため自分のために技術者はいると思う。
私もこの黄金律のことは、大切なことだと思う。
至極簡単なことだが、実行するのが難しいことだ。
自分がして欲しいと思うことを自分もしてあげようと思った。
自分のことだけではなく相手のことを考えて、発言、行動することが大切。
実行するのは難しい。
守れないから問題がおこるんだよね。
宗教が違っても最終的に言っていることは同じなんだと思った。改めて考えてみると確かに大切なことだと思った。
宗教だけじゃなく私たちの内にもあるのだろうと思った。
宗教というのは矛盾している。
宗教にも共通するものがあるとは知らなかった。
宗教によって変わるというのが分かった。
宗教は様々な宗派があり、考え方も異なっている。しかし、黄金律は、言いまわしは宗教ごとに違っていても、意味は同じで、どの宗教にもこの考えは該当すると分かった。
宗教を抜きに考えても、黄金律は人にとって理想的なものだろう。
重要な考え方であるが、基本でもあると思う。
将来、エンジニアを目指す自分としては、黄金律は大切だと思う。
情けは人のためならずのようなものだと思った。世界でもこのような考え方があることに興味を持った。
人としてのやさしさ(←当たり前のこと)を大切に。
人にやさしい技術ってむずかしい。
人にやさしく、という考えは世界共通なのだと思った。
人間として当たり前の事だと思う。
人間の行き方の源となる言葉だと思った。
人生でもっとも必要なことが黄金律ではないのですか。
正しい考えだ。
正当な意見だと思った。
昔TVで見たことがあるが考えがそれから何度も変わっているからコメントはしづらい。
積極的、消極的バージョンもその通りだと思った。
積極的な黄金律にあてはまる。私も作る(技術者)側になる黄金律。
相手の立場から考えることは確かに重要だと思う。ただ、それより自分の意見、主張がそれより優先されることが多い。
他人の事を思いやる気持ちが大切である。
当然といえば当然だけど、重要だと思う。
当然のことだが、だれでもできることではない。理想ではあるが、全ての人ができるものでもない。
当然の事だと思う。しかし、時に逆の事をせねばならない時もあるだろう。
内容が深くなってきて興味が引かれるように感じた。
非常に重要な考え方だと思う。
必ずしも人からしてほしいと思うことは、その人もしてほしいというものではないと思う。人それぞれ違うと思う。
必ずしも正しいとは言えない。そもそも、他人が自分と同じ考えをもっていると思っていること自体が間違い。
理想的だな、と思う。
良い環境で育ったなら、これでいいんだろうと思う。
倫理は難しいと思う。でも人として最低限のルールはあり、それが黄金ルールなんだと思う。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※お断り:今学期は受講者が多いため、残念ながら全数掲載は物理的に不可能です。

[麻疹(はしか)の]゛ちゅうしゃ゛受けました。 [皆さんもぜひぜひ受けましょう]
100年200年後の人達が気持ち良く暮らせる世界になるようにしたいもんだと思った。 [その通りですね]
1ヶ月近く本の返却を待っています。LCの手違いとかじゃないのかな? [たぶん借りっぱなし−−迷惑ですね−−なのだと思いますが、LCの方に尋ねてください]
1限はねむい。
1限目からの授業はつらい。
OHPのうつりが悪かった。 [8号館のプロジェクターは古いので、ちょっと暗いのです]
あと二週間だ…。 [そうですね]
いそがしい。
いろいろと考えなければならないと思った。
エンジニアとしての考え方をかえるべきだと思った。
エンジニアもいろいろな事を知っておかなければならない。 [以上、その通りですね]
おつかれさま。
おつかれ様でした。
おもしろかった。 [以上、ありがとうございます]
おれも参考にする。 [ぜひぜひ]
がんばる。 [こちらも]
この授業も残りわずかである。 [大変でしたが、あっと言う間でしたね]
こよいもまたねぐるしい。
すごく眠〜い!!
そろそろリサーチペーパーをしないと…。 [草稿よりは楽ですが、早めに取りかかりましょう]
ちゅうしゃ受けなきゃ! [ぜひ]
つかれた。
つかれました。
つゆ入りだぁ!むしあつい。 [そうですね]
ディスカッションはちょっと楽しみだ。 [活動が入るとやはり違いますね]
テストがんばろう。
テスト勉強を頑張る。 [以上、ぜひ頑張ってください]
どんどん話題がややこしくなってきた。
なにかとつまらない。 [・・・・・・]
ねむかったです。スミマセン。
ねむたかった。
パワーポイントを使うと、部屋を閉めきるので暑い。 [教室ごとにエアコンを調整できるといいのですが......]
ピットワンのパーキングで札野先生を見かけた!! [おぉー]
びみょうな感じがした。
また理解できない。
むずかしい!!
むずかしかった。
むずかしかった。
もうすぐつゆかな。
もっといろいろなことを考えるべきだと思った。自分はまだ知らないことが多すぎる。 [お気づきではないかもしれませんが、たいへんな進歩ですね]
やるのは「我々」なんですね。 [まったくその通りです]
よくわかった。 [身近な問題になってきましたからね]
よく分からなかった。 [時間をおいて、資料の全体を何回か見直しましょう]
レポートちゃんとなおさねば。 [そうですよ]
一つ一つは分かるが、全体的に通すと分かりにくい。 [初めてだとちょっと難しいと思います。上でも述べましたが、全体を何回か読み返しましょう]
一限はつらい。
英語分カラン。
何を利益にするかによって、大きく判断結果がかわってくる。 [そうなんですね]
価値判断は簡単なようで難しい。 [そうですね。これが現実の社会です]
夏休み近し! [センセイも待ち遠しい...]
科学と技術とはとても深いつながりがあることが分かった。 [そうですね]
課題をやりきるためには徹夜も必要です。 [最終稿はそれほど時間はかからないのが普通です]
環境問題などに対しての人間の責任は重い。
技術者としての責任を強く感じました。 [以上、まったくその通りなんですね]
技術倫理についてはわかったようでわからない部分が多い。
教室が暑かった。
教室内の空気が悪い。
考え深い。
今、日本が不景気なのは、地球の環境が悪くなったせいですか。 [それはちょっと......]
今度は意見がまとめられるといいなー。 [前回はまとまらなかったのかな?]
今日はむしあつい。
今日は眠くて実際寝てしまった…。
最近、課題がないので気分が楽だ。 [宿題としては、後は最終稿とテストだけですね]
最近テストが近いのに、寝不足できついです。
最近でも重要な科学技術のできごとが数多くあるのだとわかった。 [そうですね]
最終レポートつかれるー。 [あと一息です]
私がんばってます。(ごめんなさい) [偉い。でも、謝るようなことではないのでは?]
自分の技術だけでなく心も磨く必要があることを改めて思った。 [まったくその通りです。偉いですね]
集中できない。
暑い。
暑いのぉ…。
暑くて集中できない。
暑くて集中できません。 [以上、個別にエアコンを調整できるといいのですが]
少し話と字ばかりで疲れた。
蒸し暑くなりそう。
身近の出来事がでてきて、現在や将来の問題の深刻さが伝わってきた。 [でしょ?]
人の人生で、価値あると何なのだろうか…。 [それこそが問題なのです。まさにご自身の]
西洋は積極的で、東洋は消極的だ。 [この場合に関しては、ね]
石油などの資源がなくなった未来の地球はどうなるのだろう…。 [どうしましょう]
注射うけにいきます。
注射受けました。 [以上、予防注射は必ず受けましょう]
朝1限は眠すぎる。
朝はダメだ。
朝飯を抜くとつらい…。
定期テストが難しそう。 [中間試験の要領を思い出してください]
答えの出ない倫理って難しい。 [これが社会、これが人生です]
道徳は、一口に言っても、その人の立場と状況によって良い悪いが決まる複雑なものだった。 [偉いですね。相手の立場で考えることができるようになったわけです]
難しい。
梅雨入りももうすぐかぁ...。
疲れた×2
忙しくて…課題が嫌になってきた。 [この科目の課題はごくわずかです]
眠い。
予防接種したらいや。
来週は定期テスト。がんばる。
来週までにレポート。終わるかな。
倫理という言葉は奥が深い。
倫理についてすこし分かった、
倫理について学ぶことは難しいと思った。
倫理は大事だ。
倫理は難しい。 [以上、倫理は難しいかもしれませんが、自分自身のこれからの問題なのですね]
話が多かった。
話が難しくなってきた。
話だけ聞くのはねむくなる。


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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