平成16年6月7日更新
第22回：平成16年6月7日 学習内容／授業の運営方法／学習課題（予習、復習）／課題の解答／グループ討議結果報告書／今日の一言
○現代の科学技術と戦争・産業・国家２
第21回の講義の内容を継続して学ぶ。
○科学技術者の社会的責任と職能倫理に関する討論
・６名程度のグループでマンハッタン・プロジェクト等の活動に参加すべきか否か について議論する。
・予習：教科書『技術倫理』の第３章および第４章を読んでおく。
☆グループ討議結果の提出
課題の解答（表現はできるだけ原文のママです。［ ］内は西村の補足ないしはコメントです）
（申し訳ありませんが、今日は「グループ討議結果報告書」掲載のためお休みさせていただきます）
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考慮に入れた価値：
収入が入る
好きな研究ができる
権力が手に入る
帰属意識利害関係者：
利…作った国家、作った人々
害…落とされた国可能な代替案：
結論：
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
する…自分が参加しなくても周りが参加するだろうから。目の前に力があったら使ってしまう。愛国心
しない…人を殺したくない。平和主義。利害関係者：
可能な代替案：
１．兵器開発が進めば、そのくり返しになって悪意の連さになってしまう。
２．力におぼれ、ナチスとかわらなくなってしまう可能性に対する恐れ
結論：する理由：
１．自分がしなくても周りがするだろうから抑止力としての核兵器の必要
２．愛国心
３．力があるとためしたくなる
４．ドイツが戦争時上に立っていたので追いつくため。
５．使用後の権力、けんゆーひ、さいせんたんぎじゅつ｝俗世的─────────────────────
考慮に入れた価値：
原爆のキョウ威は研究してみないとわからない。利害関係者：
可能な代替案：
結論：条件つき参加する
理由：
１．世界情勢を見ると開発に参加せざるおえない。
２．自分で責任を負いたくない。
３．兵器を作り、使うことに関しては、反対である。─────────────────────
考慮に入れた価値：戦争に勝つという価値利害関係者：
家族、原爆の被害者可能な代替案：
１．戦争の状態によって爆弾を落とすことに反対する。結論：
参加する理由：
１．参加の意志を決定する際は何をつくるかはくわしくは知らないと思う。だから、自分の身を大局的に守るため参加するだろう。
２．抑止力にするため。
３．国家を守るため。─────────────────────
考慮に入れた価値：
金、名誉、自分の命、家族の命、相手の国の人々利害関係者：
被害者の国の人々、自国の人々、核を持たない国、自分の家族、科学者達（施設が良いから）、国のえらい人可能な代替案：
１．造るが、作わせないようにする
２．参加して、核以外の兵器を開発
３．科学者の参加抑制
４．地球を核武力を背景に、統一
５．相手国に機密をもらす結論：愛国心、戦争の早期終結などの為参加するが、内部で、核の平和利用について研究。
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
賛…自分の知的欲求、給料、技術向上
否…命利害関係者：
国、他の技術者、プロジェクト関係者、身近な人（家族、友人など）、（参加して完成したとすれば）敵国の国民
可能な代替案：
結論：
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
する…ドイツが兵器をもったらヤバイので、それをされないため。 自分の好きなことができる。お金がかからない。研究にぼっとうできる。 自分が正義だと思いこんでいるので、その正義のため。 ドイツの先手を打って、平和を守る。
しない…人を殺すことに技術を使いたくない。 自分自身の安全のため。 一個人として人を殺すのは、道徳的に、モラルに反する。利害関係者：
する…死傷者がでる。研究所のところまで家族が移動しなくてはいけない。科学技術の発展。
しない…世界の人々が、ドイツとヒットラーにおびやかされる。可能な代替案：
結論：
参加する
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
国と自分の名誉利害関係者：
家族と国可能な代替案：
１．参加するけどマスコミに公表する
２．研究にさんせいしるが参加はしない結論：
参加する理由：
１．ドイツが周りに与える悪影響を考えると、はやくドイツを降伏させるための兵器が必要だから
２．人類で初めて核兵器に関わったという名誉を得られる
３．ノーベル賞をとっている人やその分野で成功している様な人達と同じ場所でいっしょに研究でき、自分が知らない知識をたくさん得られるから。─────────────────────
考慮に入れた価値：
地位、力、自由、権力、将来、良心利害関係者：
国から仕事がもらえない、計画に関して、国から圧力がかかる。家族などに害がくわわる恐れがある。
自分、家族、被害者の国
自分の国（これらすべてには十の面と一つの面があると思う。原子爆弾の開発にともなって原子力エネルギーをつくることができたわけで、新しいエネルギーもできた可能な代替案：
１．参加しない→殺される。良心が痛む結論：
参加する→金、権力がほしい。自分の国をまもる。好奇心。選ばれたことは名誉なことだから。理由：
１．この計画に呼ばれたということは、自分がアメリカ合衆国の中で技術者─────────────────────
考慮に入れた価値：（国など）
参加反対…人間同士が争うのはおもしろくない。あぶないから人を殺すことに参加したくない。科学技術は人を傷つけるためのものではない
賛成…科学技術者の地位のため 原爆によって他国におどしがかけれる 知的探究心 人が死ぬとは限らない利害関係者：
可能な代替案：
結論：
マンハッタンプロジェクトのような計画に参加する。理由：
１．科学技術者の地位をまもるため。
２．科学者の本能である知的探究心のため、経済的安定のため、原子力にはたくさんの魅力があるため。
３．原子爆弾は、使い方によって、将来の科学技術の発展のため
４．一つの国としての科学技術レベルをあげるため。
５．原子爆弾の開発をしても、結果的に人を殺すとは限らないから。─────────────────────
考慮に入れた価値：
知的欲求、自己責任、社会的地位、群衆心理利害関係者：
家族、自分、国、技術者、友人、恋人可能な代替案：
結論：
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
×大学で学んだことを人を殺すことに使いたくない
△参加して、色々買いたいが投下は反対
○科学者としてのチャンスをのがしたくない。
○参加しなくても作られるなら参加しようかな
×平和をおびやかしたくない
×科学技術が好きじゃない利害関係者：
○資金で家族をやしなったり、色々な情報が手に入るためバクる。
×親は人に殺すために大学に行かしてくれたわけじゃない
○参加することに意義があり、安定した生活をおくれる。
○どっちにしても人から自分を見る目は変わらない。
○参加すると家族も殺人者あつかいされる。
×人が死ぬのは見たくない。可能な代替案：
１．参加をすれば、家族もやしなえるし、周りも潤う。そして、原爆はそしする。
２．参加することは自分の思い通りであるし、自分の周りの家族も守ってもらえる。結論：
理由：
１．人は、強な物を手に入れれば使いたくなるという─────────────────────
考慮に入れた価値：
金銭的価値、名誉、愛国心、知的価値、社会平和利害関係者：
利益アメリカ（自国）…自分と自分の家族
損害ドイツ（敵対国）可能な代替案：
１.完成した場合どのような効果結論：
参加する理由：
１．金、名誉を得られるから
２．ドイツが核を作っているので、アメリカがそれに対向するために核を作るのは必然である。（敵対国の存在）
３．自分の知識とか欲、自分自身の生活を満たすため。
４．自分が参加することによって原爆の危険性を下げれそうだから
５．愛国心もあるし、その時の時代の流れもある。─────────────────────
考慮に入れた価値：
国のため、家族のため、人の命利害関係者：
家族、自分可能な代替案：
１．研究費を出してもらえる、生活が楽になる結論：
参加しない理由：
１．やりたい研究ではないから
２．人の命をうばうから─────────────────────
考慮に入れた価値：
参加…自分の名誉、国、先端技術の参加
不参加…信念、戦争の道具利害関係者：
参加…（利）最先端の技術に配られる可能な代替案：
１．参加はするが、爆弾作ることは反対。
２．ドイツが負けを認めた時点で開発中止。
結論：
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
新しい技術、身の安全、金利害関係者：
可能な代替案：
１．自分の国を追われるくらいなら
結論：
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
知的好奇心、人命、名誉、正義（ドイツは悪）利害関係者：
利…アメリカ（国の権力の向上）、アメリカの技術力の発展
害…ドイツ（国の権力の下降）可能な代替案：
結論：
参加はするが、平気は使用しない。理由：
１．国家の命令に反むく訳にはいかないから。
ドイツに先に作らせるわけにはいかないから
科学技術に興味があるから、知的好奇心を満たすため。
２．兵器を作ると悪用されてしまうかもしれないから
事故がおきたときの被害が大きい
３．参加する、しかし、兵器の使用は反対
４．人を殺すことはいけないから
核兵器を作ることに対しては興味がある。─────────────────────
考慮に入れた価値：
参加する…お金が手に入るから。新技術の発展になるから。名誉が得られるから。他の国より先に開発し、国や家族を守るため。
参加しない…殺されるかもしれないから。原子爆弾の危険性を知っているから。悪用されて、自分の周りの人間が殺されるのが嫌だから。利害関係者：
自分、母国、世界全体、自分も含めた全ての人間可能な代替案：
結論：
参加する
社会的地位が得られ、国の技術発展にもなり、強力な武器を持つことで他国への「いかく」にもなるし、しかし、戦争などで実用化はしたくない。あくまでも「いかく」でしか使いたくない。
理由：─────────────────────
考慮に入れた価値：
国を守る、影響、戦争の早期終決、平和的な利用法、道徳的利害関係者：
国、自分、科学者可能な代替案：
１．技術のみ開発して、実際に戦争には使用しない。
２．作る前に戦争を終わらせる。
３．人のいない所に落とす（いかく攻撃）…海とか
４．他の兵器を使用する。（細菌等）結論：
原爆をいかく射撃に使用して、降伏をうながす。理由：
１．国を守る為…賛
２．給料の為（使うには反対）×２…賛
３．反対…影響があまりにも大きすぎる
道徳的によろしくない。
４．賛成…戦争を早く終わらせる
…その後の平和的利用法に有効
今日の一言（表現はできるだけ原文のママです。［ ］内は西村の補足ないしはコメントです）
（申し訳ありませんが、今日は「グループ討議結果報告書」掲載のためお休みさせていただきます）
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。