──BMW 318i 四方山話──
座席に座ります。
センセイの318iは最も標準的なモデルなので、黒の布製の座席で、何の飾り気もありません(実物は右の写真より黒い)。
座席はかなり頑丈に作られていて、座り心地も硬く、しっかりした感じです。
日本車のふんわりした感じになれていると、硬すぎると感じることでしょう。前席の場合、お腹の脇を左右から支えるような格好になります(圧迫感はない)。
スポーツモデルだと、このふくらみがもっと大きくなって、体を左右から守るような、そんな感じになります。そもそも、スポーツモデルや上位車は布ではなく革製のシートで、座り心地は独特のものがあります。愛好者も多いようです。
でも30万円以上するので、とても買えませんでした。座席位置は下部でコントロールします。三つつまみが見えますが、右から前後位置、上下、背もたれの角度です。
この最廉価モデルでは、座席の傾き(座面の前端を上下させる)を調節することはできません。センセイは前端を下げるので、この点はちょっと残念です。これらの中で、上下位置の調節は独特で、空気椅子のような感じになっていて、上下だけでなく前後も変わってしまいます。ですから、まず背もたれの角度と上下を決めてから、前後を調節することになります。
上位の皮のシートは、これらが全部電動で、しかも乗る人にあわせてメモリーが付いています。自分のキー(こちら)でロックを解除すると、運転者が座る前に座席とサイドミラーがその人の位置にあわせます(すごいなぁー)。
座席の近辺には、座席のレールやいろんな配線がむき出しに近い状態ででています。この辺は日本車にはない感覚です。
なお、助手席の下には救急セットが用意されています。これは欧州車では義務づけられているもののようです。
[追加]
忘れてました。
センセイがこれまで乗っていた国産車は、運転席のみ座席の微調整が可能で、助手席は前後位置と背もたれの角度しか調整できませんでしたが、318iの場合、助手席は運転席とまったく同じ造りになっています。
まぁ、ドイツ本国では左右逆なので、同じにしておいた方が簡単ではあるのですが。 [戻る]
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