平成27年12月24日更新

3BB1クラス
第12回:平成27年12月24日 学習内容授業の運営方法学習課題(予習、復習)課題の解答今日の一言

学習内容

高度技術社会における技術者の新しい役割
・科学技術とリスク
・リスク評価の難しさ
・リスクと公共性
・社会的合意形成
・トランス・サイエンス
・科学技術社会論 
・科学技術コミュニケーション
・科学技術の研究開発と倫理
・Grand Challengesに関する解説

授業の運営方法

・PCを用いた講義
・関連する視聴覚教材を視聴することもある

学習課題 予習・復習

・提出:課題6(電子的提出)
・復習:教科書第15章の精読(60分)
・予習:課題7(事例分析)(120分)
・予習:課題8(Grand Challenge for Engineering)(60分)


課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)

Q.飛行機と自動車、お客さんとして乗車(搭乗)する場合、どちらが「怖い」?
A.(講義内でご説明したので、原則としてコメントは控えます)

1.飛行機

19名(36.5%)

2.自動車

33名(63.5%)

1.飛行機

・めったに乗らないから。
・もし事故が起きたとき[時]、飛行機だと逃げ場がないから。車だと最悪[でも]地面に逃げられる。
・空という自由のきかない中で機械に乗るのが怖い。
・高い所が苦手だから。
・事故が起きたとき[時]、助かる確率はかなり低いから。車の場合、事故の発生率は高いかもしれないが、事故を起こしても命が助かる場合が多い。
・事故が起きたら、命を失う可能性がほぼ100%なので。
・事故が起きた場合、死人が出る可能性があるから。
・事故が起こった場合、助かる可能性が低いため。
・自身が乗るだけになるし、(事故の)基模[正しくは「規模」]がでかい。何かがあったとしても(常に)受け身になる。その分、車は自分で何とかできることもあると思うから。
・自動車には事故のリスクがあるが、飛行機はテロの起きる可能性も加えてあるから。
・地面に足のついて[着いて]いない乗り物だから、安心できない。
・飛行機で事故が起きた際は海に落ちるケースもあるが市街地に落ちた場合は多くの人々の命が失われるから。
・飛行機の事故の方が確率的に少ないと思うが、事故が起きたとき[時]の危険度が高くなるから。 [内容には関係ないのですが、確率が高い/大きい、低い/小さいは統一しましょう]
・飛行機の方が事故発生率は低そうだが、事故が起きたときかくじつ[確実]に危ないと思うから。
・飛行機の離陸時と着陸時の体が浮くような感覚と地面に着く感覚が怖いから。 [確かに。前者は腰が抜ける時の感覚そのものです]
・飛行機は乗っていると自分の力では回避できないことが多いから怖いと感じる。
・普段使い慣れていない。事故が起きた時、助かる確率が低い。
・洋上や山中につい落[墜落]すると、ほぼ確実に死ぬため。
・落ちたらほぼ死ぬから。

2.自動車

・もし自分が運転するとしたら、運転にあまり慣れていないため、事故が起きそうで怖い。
・運転者のミスで事故が起こる可能性が高い。
・私自身多くの事故を起こしてしまっているため。長距離は怖い。 [き、気をつけましょう。もちろん反省していると思いますが]
・事故が起きやすいため。
・事故が起こる可能性として人のミスによるものが多い。その点、多くの人々が[自動車の運転で?]ミスを起こす確立[正しくは「確率」]が高い。
・事故が多いから。(死亡事故が毎日のように報道されている)
・事故に遭う確率も高いし、死ななかったらその影響がずっと残るかもしれない。飛行機の場合は事故にあったら死ぬが、確率が低い。自分は守るものもないし、親には迷惑かけても良いと思っているので、飛行機の方が良いし、自動車の方が嫌。
・事故の確率が大きいから。
・事故の起こる回数が多いから。
・事故の発生確率が飛行機よりも高いから。 [複数]
・事故の発生確率を比較すると、自動車の方が高い為。
・自動車が怖い。自分が運転するとして、発生確率が高いと考えられるから。
・(自動車の)数が多いため、いくら自分が気をつけても事故が起きてしまう可能性が高いから。 [お話ししたように、センセイはぶつけてしまった回数よりぶつけられた方が多いです]
・自動車の方が飛行機よりも事故発生数が多いから。
・自動車は、ほんの少しわき[脇]見をしただけで、大事故につながることがある。飛行機事故の何倍も多くの自動車事故が世の中で起きているから。
・自分の運転で起こる事故だけでなく、他人の運転で起こる事故もあるから。他人は信用できない。
・自分の運転技術以外に他車、道路状況、タイヤのグリップなど様々なリスクがあるため。 [リスクについては次回本格的にご説明します]
・自分はペーパードライバーだから。免許を取ってから車の運転の大変さを知った。 [その初心は切にしましょう]
・乗る頻度が多いから、その分事故にあい[遭い]やすい。
・身近な乗り物だから。
・雪があまり降る地方出身ではないので、この季節の高速道路は恐い。飛行機は事故したら即死、車は半身不ずい[不随]や寝たきりの可能性もある。[交通事故で自分が]ねた[寝た]ままになるなら、即死の方がまし。
・長距離の運転に自信がないから。飛行機だと慣れたパイロットが運転してくれる。
・飛行機での事故の数は自動車の事故の数にくらべ[比べ]すくない[少ない]から。
・飛行機の方が事故が起きた時、痛みを感じることが少なそうだし、あまり乗ることはなさそう。
・飛行機の方が事故はおき[起き]にくいから。自動車はふとした所で事故がおこるから。
・飛行機はそんな簡単に墜落しないから。
・飛行機は実は安全な乗り物だと聞いたことがあるし、自動車は、自分がもし、安全な運転をしていても、相手が悪いという場合もある。自分の知り合いにも死んでいる人がいるので。 [う〜ん、最後の部分はヘビーだ]
・飛行機事故で死ぬ人より、自動車事故で死ぬ人の方が多いから。
・普段乗っているためいつ事故起こすか分からないため。
・理由は、自分の運転に自信がないのと路面凍結等飛行機より事故の要因が多い。
・理由は事故をおこす確率が高いから。


今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載

・おいしいものを食べたいです。 [日々は簡素な食事をしていらっしゃるのでしょうか。センセイくらいの年齢になると、あと何年生きられるかわからなくなるので、その意味で時々、「生きているうちに美味しいものを...」と考える時があります]
・ギルベイン・ゴールドの話で自分の考えが最初と最後で全く異なっていたということにきづいた。
・ギルベイン[・]ゴールドのビデオでまんまとひっかかって[引っかかって]残念な気分になった。 [以上、そうなるように制作されているのです。あまり気にしないように。センセイも見事に引っかかりました]
・こんなふうに安心と安全のことについて考えてなかった。 [ありがとうございます。面白かったでしょ? 説明は次回本格化します]
・ねて[寝て]しまいました。すいません。
・ねむかった[眠かった]。 [以上、やはり課題か何かで疲れ果てている方がまだいらっしゃるようですね]
・ブラックな企業に入らないように気をつけようと思った。 [まったくその通り]
・メリークリスマス。 [複数。皆さんこそ良いクリスマスイブを]
・よい[良い]お年を! [皆さんこそ]
・リスクは低いほう[方]がぜったい[絶対]によい[良い]。[ただし?]リスクを0とするようなことはできない。
・[アゴラの]レポートをがんばりたい。 [ぜひぜひ]
・安心や安全とリスクについて分かった。 [この件は次回本格的にご説明します]
・安心を英語に訳せないことに驚いた。
・安心を直訳できないことにおどろいた[驚いた]。 [以上、ちょっとびっくりしたでしょ? 日本語/外国語間で直訳できないことってたくさんあるんですよ]
・安心を得るのは難しい。
・安心を保証するのはかなり難しいと思った。
・安全と安心について問題でもでたが、事故が起きる等は運の事であるし状況等にも左右されるから何とも言えない。
・安全と安心について理解できた。
・安全と安心は全然ちがうと思った。
・安全と安心を区別できた。 [以上、安全と安心について、つまりリスクマネジメントについては次回の講義でご説明します]
・皆さん、良いお年を!! [皆さんこそ]
・企業は1つのミスで倒産することが恐ろしいと思った。マスコミの力は大きいと感じた。 [不用意な内部告発の件ですね。公益通報はやはり最後の最後なんですね]
・今日はイブです! [良い夜にしてください。センセイは「ぼっち」です]
・今日は友達とやき[焼き]肉に行きます。 [楽しそうですね]
・今年もありがとうございました。
・今年もいろいろお世話になりました。来年もよろしくお願いします。 [以上、こちらこそ]
・車も飛行機も両方怖いと思った。 [実はセンセイもそうなんです。それぞれ怖さの内容は異なりますが]
・授業が早くおわって[終わって]うれしいです。 [区切りの関係です。何の問題もありません]
・少し前に見知らぬ老人にぶつけられたことはあった。 [車にぶつけられた、という意味でしょうね。その後、どうなったのでしょう]
・雪がない。 [そうなんですよぉ。去年の12月はかなり雪が降ったのに...]
・冬だと飛行機が絶対飛ぶとはいえないので(欠航)、その点では恐いです。 [確かに]
・飛行機はやっぱり苦手です・・・良いお年を。 [個人的には、やはり離陸する瞬間が好きになれません。あれって、腰痛が酷くなり腰が抜ける瞬間と同じ感覚がするのです。来年もよろしくお願いします]
・法令遵守とコンプライアンスの違いが知れて良かった。 [ありがとございます。CSRについても覚えておきましょう]
・眠気に負けてしまいました。すみません。
・眠気をおさえることができなかったです。すいません。 [以上、前述しましたが、まだ疲れが溜まっている方がいらっしゃるようですね。冬休みを有意義に使い、リフレッシュしてください]
・来年もお願いします。
・来年もよろしくお願いします。 [以上、こちらこそ今年はいろいろありがとうございました。講義回数も残り少なくなっていますが、来年もよろしくお願いいたします]


西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。


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