平成28年5月10日更新
3ER1クラス
第5回:平成28年5月10日 学習内容/授業の運営方法/学習課題(予習、復習)/課題の解答/今日の一言
※第5〜6回では、事例「ソーラーブラインド」に関するグループ討議を経て、第7回の「学習内容」に挙げてある事項についての考察を行う
・「ソーラーブラインド」の概説
・「ソーラーブランド」ビデオ視聴
・グループ討議
・PCを用いた講義
・与えられた事例に関するグループ討議
・プリントアウトして持参:課題3(個人での検討内容を討議で活用する。持参の有無を確認する場合がある)
・予習・復習:討議内容についてのさらなる検討(必要に応じて、課外でのグループ討議)(120分)
課題の解答(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです)
Q.ビデオ教材「ソーラーブラインド」を視聴していただきました。「もし自分が主人公だったら」どうします?
A.(議論前の個々人の印象ですのでご注意ください。次回の講義で考察しますので、原則としてコメントは控えます)
・100%安全な機械は無いからこのままにしておく。
・ここまで話を持ちかけても効果がなかったので、あきらめ[諦め]て予定通り商品を発売することにする。
・これが現実だよなぁって思った。
・コントロールユニットのみでは発熱までしていないため、ブラインドと合わせて発熱原因を探すよう提案する。
・そのまま商品化した方がいい[良い]。
・チームリーダーとしての責任を持ち、事故が起こらないように一つ一つ確認しながら行動する。
・チームリーダーにはなりたくないと思った。
・とりあえず期日までにやってみる。
・なんて[何て]こったと思い、胃がイタくなる[原文のママ]。
・プログラムで対しょ[対処]するといった[言った]ので、そっちを先にかくにん[確認]すべき。
・[こんな会社では?]やってられない。
・悪い製品を市場に出すことができないと思う。
・[主人公は]安全性を求めたいのに[、会社の事情でそれが]求められない悔しさを感じた。
・何とかして[発表を]延期させるべきだった。
・会社の信頼を落としかねないと脅してでも[発表]延期を求め、確固たる原因を求明[正しくは「究明」]したい。
・回路にもプログラムにも問題が見られない。どこが問題なのか分からない状態になってしまうととても苦しくなる。
・回路ばかりに責任がいって[行って]いる。
・開発の中止、延期を行いたい。
・期日きびしく[厳しく]、上司が交渉等がんばってほしかった[/欲しかった][原文のママ]。
・技術者として[不具合が発生する可能性がある]商品を世の中に出したくない。
・結局のところ[トラブルの]原因は何だったのでしょう?
・原因が何もわからないのに製品化が進んであせって[焦って][い]そう。
・原因不明な不具合があっても製品化されてしまう事はありえる話だなと感じた。
・言いたいことが言えないのは辛い。
・再現できないほどまれ[稀]な問題なら大丈夫なのでは?
・市場に出したあと[後]不安な点の為[=「・・・が原因で」の意]で重大な事故を起こしたらどうすれば良いという気持ち。
・市場に出てから対応できるように原因を確認する。
・事故が起こってほしく[/欲しく]ない。
・自分[=主人公]の意見はなかなか上にとおらない[通らない]。
・自分の意見が押しつぶされ[潰され]てくやしい[悔しい]と思う。
・自分も就職したら同じようなめ[目]に合う[正しくは「遭う」]と思うと怖くなる。
・社会にでる[出る]とうまく[/上手く]いかない[/行かない]ことがたくさんあるのだと感じた。
・社会のしくみ[仕組み]が少しわかった気がした。
・社会は恐いと感じた。
・[原因を確定できなかったことを関係者に]謝罪とともに今後予想される[=事故が発生した場合の]事態をシュミレーションする。その上で上司とチームメンバーで話し合い。
・主人公の問題を追求[この場合は「追究」]しようとする姿勢が良かった。
・主人公の立場としてトラブルにまきこまれ[巻き込まれ]たくないと思った。
・商品をこのまま発売すると事故が発生するかもしれないので発売を延期する。
・商品化されて問題が起きたとき[時]に改善する。
・上司からの重圧が、励ましにしろ怒りにしろ重すぎる。
・上司が頼りにならなくて腹が立った。
・上司との間にあるジレンマをどう対応するかが重要だと思う。そのために動画以上に相談をする必要がある。
・上司や先輩が厳しかった。
・信頼性のある部品の方が安心。 [価格や納期はどうなりますか?]
・真田は自分の会社や関連会社の立場を考えずに、ずっと延期を提案している。
・人を信頼できなくなる。会社に行きたくなくなる。
・正しさがねじ曲げられるのが最悪だった。
・正直に話したいし、逃げだ[出]したい。
・責任に気負[わ]されすぎ[過ぎ][原文のママ]。そのせいかもしれないが、融通のきかない[利かない]不器用さがある。周りのフォローも低い。製品の報告書の時点で、高温多湿の状況時に発熱する危険ありと正直に書いて注意書きに書いてもらうようにする。
・大変困ると思う。もしかしたら問題にはならないかもしれないので、上司の言う通りにする。
・[自分もやはり]動けない。
・[自分も]悩み続ける。
・納得できない状態なので、製品の注意事項に複数、高気温[原文のママ。通常は「高温」]時に使用をひかえる[控える]ことを追加する。
・[自分の]能力不足で[会社や取引先に]迷惑をかけて申し訳ない。
・発熱の原因が分からないまま発表することに、不安を感じる。
・味方が誰もいない感じがした。
・問題がある状態で製品を出したくない気持ちが強いが、周りの環境と自分の問題であることから強く言いにくい。自分ではビデオの状態までいけるかすら不安になった。
今日の一言(表現はできるだけ原文のママです。[ ]内は西村の補足ないしはコメントです) ※本日全数掲載
[視聴したビデオおよびディスカッションについて]
・「詰み」だと思った。 [この場合は、もう為すすべがない、という意味でしょうね。間違っていたらゴメンなさい]
・あの企業はブラック? [どうでしょう?]
・あんな会社いや[嫌]だー。 [こちらも]
・ビデオがほんかくてき[本格的]。 [東映に制作していただきました]
・ビデオが長かった。 [確かに。ただし生活面などのリアリティを持たせようとすると、どうしてもこれくらいの時間になってしまいます]
・会社[勤め]の人はだいたいが保身になる[「保身に走る」が普通]と思った。 [保身そのものは大切な価値です。たぶん次回ご説明します]
・会社の雰囲気が悪いけど、主人公ももっと早めに相談すべきだと感じた。 [どうでしょう?]
・[製品]開発について考えさせられた。 [開発って、大変だと思いますよ。センセイは市販されていない試作品を造りましたが、仕事ではなく趣味だから可能だったんだと思います]
・頑張れ真田さん! [来週の議論の結果、どうなる?]
・細谷が悪い。 [どうでしょう?]
・自分の身に起こるかもと思うとぞっとする。 [そのセンスはとても大切です。評価できます]
・実際に上司にせめ[責め]られているシーンを動画で見ると上司に意見を言うことがとても大変と感じた。
・社会に出ると正しいことであっても自分の意見を押し殺す必要があるということが分かった。 [以上、次回の講義で考えましょう]
・主人公[は]自分のことしか考えていない。 [どうでしょう?]
・主人公1人がたいへん[大変]そうでした。 [なるほど。続きは、次回]
・就職が不安。
・就職が不安になってきました。 [気持ちはわかりますが、次回フォローするつもりです]
・助け会える[この場合、正しくは「合える」]人がいることはすばらしい[/素晴らしい]と思う。 [これは部下の金城さんを指して、でしょうか]
・将来が不安になりました。
・上司がこわい[恐い/怖い]。 [以上、こちらも次回の議論で考察しましょう]
・上司との間のジレンマに考えさせられた。 [気持ちはわからなくはないのですが、ジレンマは人間と人間との間で起きるものではありません。「主人公の考えと上司の考えの間で」というのならわかりますが]
・真田の正義感がちょっとイライラした[原文のママ]。 [こちらも次回]
・先輩方&上司[は]もっと新人君にフォローいれ[入れ]よう[=「新人君をフォローしよう」の意]。 [そして、こちらも]
・大きなプロジェクトで出る問題は対応が難しい。 [良い点に気づき始めていると思います。だったら、会社としてはどうすべきでしょう]
・大人は大変だ。いい[/良い]会社に入りたい。 [ぜひぜひ]
・内容が暗い。 [確かにそうかもしれませんね]
・問題が起こると本質が見えると思った。 [確かにそういう面はあります][今日の一言]
・ねむすぎ[眠過ぎ]て大変。
・暗いと眠くなる。 [以上、食後で、しかも今日は暑かったのでどうしても眠くなってしまいますよね]
・雨ふらない[降らない]でほしい[/欲しい]。 [気持ちは、わかる。でも夜、仕事で外出したら大きな傘を差しているのにしっかり濡れてしまいました]
・教科書ありがとうございました。 [どういたしまして]
・暑い。
・暑いです。 [以上、特に8号館は冷房が入るまで暑めになります。できるだけ換気には気をつけますが、皆さんも可能な限り衣類等で対応してください]
西村が担当する授業の様子は、<http://www.page.sannet.ne.jp/h_nishi/>で公開しています。できるだけ、授業当日に更新するように心がけています。