2004年12月28日更新

──BMW 318i 四方山話──


ドア・ミラー

 ドア・ミラーで左右の視野を確認します。右の写真は運転席から左側のミラーを見た状態です。

 ルーム・ミラーの所でもご紹介しました(こちら)が、鏡面はやや青みがかっていて、少し暗いです。
 普通は問題ないのですが、左右の情報の見落としがないか、ちょっと心配になります。

 一番の問題はせっかくの装備、ワイド・アングル・ドア・ミラーです。

 右の写真の中で、外側約1/4が凸状に曲がっているのです。
 写真ではなかなかわかりにくい(よく見るとパイプが曲がっている)のですが、運転するとよくわかります。

 これは見落としがちな最外周部の情報を映すためのものなのですが、その反面、車庫入れの時など、ドア・ミラーで壁や隣の車との間隔を調整する場合には、とても使いにくいのです。
 平面鏡だと例えば隣の車の像が刻々と変わるのですが、このミラーだとそれがほとんど変わらないのです。

 というわけで、利点は認められるものの、西村センセイにとっては使いにくいので、こちらにあるように普通の平面鏡に変更してもらい(工賃込で約22,000円)。

 右の写真は交換後のワイド・アングル・ドア・ミラーですが、鏡面の裏側には一面にヒーターが入っていて、曇りや凍結はすぐに取れます。これはフォルクス・ワーゲンなどにも装備されていますが、雪国ではとても便利な装備です。

 交換前の部品と、交換後のミラーが入っていた部品を見たらいずれもドイツ製でした。

 ドイツ車なのだから当たり前だろうって?

 いえ。

 実はセンセイの車、というか、センセイのものも含めて、国内に輸入されているBMW車の多くは、南アフリカ共和国の最新工場で組み立てられたものなのです(車体番号で分かる)。

 ところで、センセイは自動車学校で、「ミラーの1/3には自分の車体が映るように」と教わりました。おそらく相手の車などとの距離感覚を正確につかむためだと思われます。

 けれどBMWの説明書を見ても、もらった冊子を見てもそのようには書かれておらず、説明の写真には右上の写真のように、車体の一部だけが映っています。
 本当のところはどうなんでしょう? [戻る

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